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06秋天♪鉄観音・茉莉花茶 Archive

茉莉花茶便り~♪

06愛里花茶(茉莉花茶)、遠隔製茶(?!)していま~す♪

茉莉花茶作りは、春天から始まります。
茶[土丕]産地と連絡が始まる3月~4月。
オーダーした茶[土丕]など茶[土丕]サンプルが届き始める5月。
6月には、花園気候や花苗生長状況など花産地との連絡が始まる&茶[土丕]の確認と最終決定。
7月に入ると、日々気象衛星で天候を読みながら、数日置きに花園&工場との電話連絡。
気候と花収穫のタイミングをみながら茶[土丕]を復火し、鮮花を迎える準備。
洗茶する頭yin用鮮花が届くとyin花行程が本格的にスタート。
仕上がりまで電話連絡が密になる。

↑ざっとこんな感じの長期プロジェクト~♪(笑笑)


あの「がははオーナー♪」と日本から連絡を取りながら、先週まで出発のタイミングを
見ていたのですが、今夏の状況を総合的に判断して行かないことにしました。
大好きな大好きな茉莉花の香り~♪ に包まれない夏は、ちょっぴり淋しぃ…。

福建省の沿岸部も春後半から気候影響で雨量が多く、気温も上がらず開花も遅れ、
また開花ベストシーズンでもある7月中旬から月末に台風が連続したため、
もともと蕾が少ない年なのに、香気の高い好花が摘める35度以上の高気温が連続する日と
開花タイミングとが安定して続かなかったため、多yinの花茶のyin花スタートから仕上がりまでが
読めなかったのです。
台風はまた連続して来ていますしねぇ・・・。

そんな今年の状況で予想できたこと。
・多yinの極品yin花加工には例年より日数がかかる。
・1ヶ月以上工場滞在して製茶に参加しても仕上がるかどうか怪しい。
・花虫が花から出始める季節までに多yinの最終工程までもっていけるか怪しい。
・04年は大当たり年、あの年の気候を待ってはこの先10~20年作れないので今夏法を要考慮。
・日数がかかっても好花のタイミングを見ながら焦らずに少しずつyin花を進めたほうが好い。
・仕上がり後は気候安定するまでオーナーの茉莉花茶専用の茶庫から動かさないほうが好い。

他の現実面。
・茶[土丕]は春の時点でオーダーし、確認評茶後に現場キープしてあるので問題なし。
・緑茶や鉄観音とは違い、1種の茶[土丕]が数日置きに進行するので連日側にいる必要なし。
・流通用の花茶と違うあのyin花法をすると、冬頃に茶葉内質が伸びるので引き取り焦る必要なし。
・保管、鮮度保存、これはオーナーが茉莉花茶の専門家だし信頼しているから心配なし。
・あのyin花法のこだわりを理解しているオーナーが楽しんでくれているので製茶加工も心配なし。
・日本でやりたいこと整理したいことも溜まっている、片付けたい。
・今夏は航空チケット代が高すぎる、8月に行けば秋は予算的に行けない可能性が高くなる。

残る問題。
・愛里花茶に使う「あの花」が必要量収穫できるか、採れたとして8yinまで採花できるか。
しかし、こればかりは気候次第なので人間の努力でどうすることもできない。

そんなこんなで、今夏は鮮花の選択等等の現場は花茶の大師匠であるオーナーに任せ、
迎えに行くのは茶葉状態も気候も気温も安定する秋にしようと決めましたっ!


春から相談しながら選んでいた茶[土丕](茉莉花茶の原料緑茶)は3種。
そのうち2種は、ふふふ。。。途中からそれぞれ独立して単独8yin目指していまーす♪

その年の状況をよく見てその時に出来る範囲でのベストを尽くしたい!
電話で連絡を取りながら、台風の合い間を縫って7月から進めていました。
台風の合い間に来た高気温が続いた好条件日を選び、開花タイミングが来た「あの花」が
夕方にまとめて摘めたら、それを花園のオーナーが工場のオーナーに届けてくれる。
そんな風にタイミングを待ちながら日数をかけて少しずつyin花進行~♪

 

今思えば。。。01年、02年03年、そして04年!!!

あの04の夏天に腹を据えて決断し、その結果「やっちゃった~♪」って
大笑いするしかないほどばかみたいにこだわった茉莉花茶作りに挑戦しておいて、
本当に好かった~。

先週、行かない決定を伝えた電話口でオーナーが話してくれた。
04年に私が希望した茉莉花茶は、オーナーはじめ現場の師匠たちにとっては、
長年茉莉花茶だけを専門に製茶している職人たちの技術・知識・感覚への挑戦とも
受け取れたそうだ。
そこまで高級な茉莉花茶は市場では必要とされていないため製茶する機会は皆無で、
経験上作ることが可能と予想されても、実際に挑戦したのはその時が始めて。
個々が担当の技と神経を最後まで発揮した結果、成功した極品茉莉花茶だった。
お礼でオーナーに少し差し上げた《玉米8yin》は、その半分をオーナーが自分専用にし、
残りの半分は贈答品で活躍したそうだ。
『愛子の花茶の方法はみんなが覚えているさ。あ~んな面倒なの忘れられるもんか。がははー。
愛子がいなくても張り切っているよ。任せろよ。こ~んな少量。問題ないさ。がっははー。
安心して秋においで。家も完成したぞ。でっけー部屋があるぞ。がははー!』
相変わらずの調子でしゃべるオーナーにつられてガハガハ笑っていたが、嬉しくて泣けた。

2年経た今、ビンテージ用に保存していた《04玉米8yin》を飲んでみて、
改めてその内質のすごさに感動する。
当時は「こんなすごい茉莉花茶作っちゃってどうしよう」「誰か飲みたい人いるのかな」
などと、現場から見ればおままごとみたいに少量でもひとりで飲むには大量すぎて
戸惑ったり途方に暮れた瞬間もあった・・・。
しかし、あの夏があったからこそ、日本にいながら遠隔yin花(?)できるこの夏がある!
なんでも出来るときにやっておくもんだぁ~~~♪(笑笑)

夏の工場には強力な助っ人もいる!
オーナーの3人の子供たち、びんびん、りぃりぃ、かんかん。
ひとりは卒業し2人は現役大学生、パソコンやネットは私よりずっと詳しい。
彼らの助けがあるので連絡も情報も正確で早い。こんなことが出来るなんてすごいなぁ~。
そのうち「茶友のみなさ~ん!現場から中継でーす。」なんて私も出来るようになるのかなっ!!

さて。
06愛里花茶3種どんな感じかな~♪
yin花途中途中の変化を飲みたかったなぁ・・・。
大量の茉莉花が開花する夜の香り、あの大気が恋しいぃ…。
ダメダメ、言わない言わない。
そうと決まれば、この秋が大変になるのは簡単に予想できるから。
今は《04玉米8yin》を飲みながら、秋天に向けてがんばっていまーすっ!

《04玉米8yin》

これ、私の生涯できっと幻の茉莉花茶になる。。。と思う。(笑笑)

その玉米も、ついに。 
茉莉花茶の茶箱を開け、最後のビンテージ用保存の大袋にハサミを入れました!
04夏の茉莉花茶の工場で封印した茶葉たちと、2年ぶりに再会~♪

2年の眠りから覚めたらいきなり異国の空気で、茶葉たちびっくりしたかしら? ふふふ。
すぐに日本の空気も気にいってくれたようで(笑笑)
作業部屋がyin花されちゃうくらいの素晴らしい茉莉花香~♪

横で道具を揃え待機していてくれた小亀とふたりで、徹夜覚悟のスピード作業開始~。
確認評茶・茶葉チェック・最終選別作業・酸素抜き100g小分けで再び封印。
そして茶箱へ。。。朝がくるまで間に合った。やったー!

お分けできる状態になりました!
時期も時期ですので、04愛里花茶の品茶ご希望くださるみなさまへは
少し前から増量してお分けしています。06愛里花茶も進行中ですしね♪

06愛里花茶がお分けできるのはどんなに早くても11月頃になる予定。
それまでに茉莉花茶の品茶をご希望の方へは《04玉米8yin》をお勧めしま~す!

【9/13追記】

04茉莉花茶の《04玉米8yin》《04白芽芽8yin》《04小龍毫5yin》、3種とも終了いたしました♪

13日出発します♪

秋ですよ~♪
鉄観音作りに行きますっ!

一昨日も祥華のおとんから電話がありました。
『愛子ぅ~いつくるの?今のところ雨もなく気候も好く順調。早くおいで~。』とのこと。

ひえー、行く前にやっておきたいことがーーーっ。(焦焦)
いよいよ迫ってきてダッシュダッシュで進めています。

パソコンも新しいのが届きました。
夕べから徹夜で作業(友人が)しているのですが、
途中でちょっと大問題発生し、店が開くまで待機中。
まだ調整中ですが、なんとか今秋現地で使えるようにしたい。
とがんばっている。。。友人が!(笑笑)

その横で私は、時々質問されることに答えたりしながら、
出国前にやることをかたっぱしから進めています。
パソコンが軌道に乗ったらブログの予行練習もしないと、
向こうでトラブル起こったら音信不通になっちゃうよぉ…。


品茶ご希望のお茶葉があるみなさまへ!
毎度大変申し訳ございませんが、お急ぎでご連絡くださいますよう
お願いいたします。
9日までメールくだされば出発までにお届けいたします♪

帰国は11月7日頃。
しかし、帰国後すぐに一週間ほど不在にし、
12月初めには大きな締め切りも入ったため、
帰国後も発送等お茶葉の対応が遅れることが予想されます。
どうかご了承くださいますようよろしくお願いいたします。

今秋も大満足の大笑顔でみなさまに「ナビ」できるようなおいしい鉄観音を、
がんばって仕上げて連れて帰ってきますねーっ!

以上、とりいそぎ。

06秋鉄観音に突入ーーー♪

眠くて涙がにじんでくる。。。乗った。おやすみ。ぐぅ~。
 ごはん? 食べる! もぐもぐも。。。ぐぅ~。

大陸? 着いた! おとんの家に直行。。。ただいまーーー♪

おとんがすっごい笑顔で真っ先に淹れてくれた、ウェルカム鉄観音。
 ←う。これって?
 
開けてしまった玉手箱。。。で。これひょっとして?   
天然野生だああああああーーー。うそおおおーーーっ。


 こっちは愛子プレート、ということは?
 
もしや? でたあーーー!!    2歳になったあの特王の樹だあああーーーー。

おめめバッチリ覚めました。徹夜3晩に突入するのか???(笑笑)

もうすぐ炒茶が始まるよ

 
ひっついて離れない子、だぁ~れだ?    うん、この子から釜炒りですね♪

 もうすぐ日が沈む。釜準備。鮮葉が届いた。

 急げ急げ。

 ごはんも順番で急いで食べる。
野生の紅gu使った豚の湯。おいしぃ~♪

はじめまして♪

 老三の長男。おとんの孫です。

おめでとうおめでとう!!
きゃあああ~~~。ねてるぅ~。ほげほげだぁ~♪  
20多天? 農暦25日生まれだから。。。陽暦9月17日生まれ。

来年は一緒に品茶するんだろうなぁ~。
小絹はまだ立つ前(1歳)から私とは茶友だったしね。ふふ。楽しみ楽しみ。

どうぞよろしく。新しい茶友ちゃん♪

まねっこ茶師♪

 
手伝ってくれるの? 上手ね♪   なんでもおなじことするのねぇ。。。まねっこさん♪ 

 次は炒茶。それじゃ多すぎですよ。こぼれていますよー。
あぁ! 撮影を手伝ってくれているのね♪

 
お。作業がつながってきた。助けられているじゃん私。。。もう越されちゃったのかな~。(笑笑) 
って、すごいすごい。いつの間にそんなことができるように。おばちゃん感激よー!

まねっこ大好き。小さな茶師の正体は。。。
 3歳になったばかりの小絹でした~♪

今夜仕上がり確認品茶

 仕上がりほこほこ~♪

1種は帯梗と挑梗で。もう1種は迷うことなく『帯梗好』なのでそのまま。計3種。
分けたほうも帯梗好!! しかし、右の蘭花系と比べたら太漂だぁ~。
でも3煎まではだまって飲め。確認しながら5煎まで。うん、こっちはいらない。
右端においた蘭花系の小球ちゃん、この1種好、おとん『満意~♪』

でも、原料に対して少し淡じゃない?そんなことない?濃?そうかなぁ。。。 あーーーっ、そうだ、まだホン干前だからだ。ははは。 それぞれ工程段階が違うんだからそれを把握して仕上がり時を計算しながら品茶しなきゃね。 いかんいかん、ここは日本でも茶葉市場でもない、おとんの家。製茶現場だった!! 気をつけなくっちゃ・・・へへ。

向こうに並んでいる杯は、先に飲んでいた(手前の蓋碗)2歳になった05特王の樹の茶葉。
『どこまで出るかやってみよう!』とおとんが言い出し、一煎ずつ杯をとっておいて並べておいた。
『15煎までは確認したけれどその後忙しくなって続きをできなかった。』
気になってたまらない様子のおとん。やろうやろう♪

 確認品茶オッケー。
ほこほこ冷めた。急いでしまいましょう!

忙しくなってきたぞ。

おとん『は~お♪こっちをすぐにホン干しよう。仕上がりが楽しみだな。おいでおいで。』
愛  「はーい。」

  げ、おとん、はやっ。
 は、早すぎるよぉー。

おとん『やってやって!』
愛  「はいはいっ。」
 
うわー。これはよくしまったねー。うつくしー。ホン干後がほんと楽しみ~♪

 ぴんぼけだ~。暗いなぁ。

 これならどうかな?蛍光灯の下。
と、もたもたしているうちに、おとんひとりでほとんど準備完了。
いざホン干機へ!

うわ・・・・・・。真っ暗・・・。
さっそく停電。今年は初日にきたぞーっ。いそげー!

停電

 いそっげ~いっそっげ~。
復活! 
・・・と思ったら、また停電。 いそげー。エンジン力最大に変更。

 
復活! 品茶再開~♪

・・・と思ったら、またまた停電。なんだなんだ?

あ・・・。腺が一本切れている。

修理修理。全部新しくしちゃおう。安全第一。いそげいそげ。    
今度こそ。復活ーーー!!

電力安定

 それでは、ホン干入ります。いってらっしゃーい!

 夜食の準備。

 揺青機の見張り番は任せた。
動きがおかしかったらすぐ呼んでね。よろしく~♪

 

ホン干終了

 
うわ~♪ 粒揃いできれいにしまったこと~。
この梗はうまい、挑梗する必要ない、これは帯梗好だね。
バランスがすばらしいー! 
しかし摘みも製茶工程も相変わらず丁寧だなぁ~。

今夜仕上がりの中で、おとん満意の1種。
おとんが本気で満意する茶葉がそんな毎日出るわけがない。
おとんは自分に対するハードルが非常に高い。
1種出たから今夜のおとんはご機嫌です。私もご機嫌。
だっておとん満意、ってことは私も満意なわけで、キープ茶葉が出たってことだもーん♪(笑笑)

先に寝る? はーい、私は大丈夫。揺青と製茶室は任せてください。 
朝になったら交代ね、おやすみなさーい。

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 夜食を食べながら、むひとつの作業も大詰め。
もう少しで成功するか!!・・・ってところ。
着いてから8時間以上、お茶とは別の作業が進行していました。

なんとーーー。老二(おとんの長男)がadslを用意してくれていたーーー!!
昨年の約束実行してくれていた♪
実は、今春にはすでに準備してくれていて6月には使えたそうだが、そのときは
老二不在につき彼が迎えに来てくれた最終日まで誰も気がつかなかった・・・。

さあ、果たして使えるのか?!
もう家の中を配線と電源めぐらし、これでもないあれでもない、これはダメあれもダメ、
部屋も線も機械も器具もとっかえひっかえ、3人がかりで試すこと8時間以上。
最後に落ち着いた場所は、いつもの食堂♪
ここでダメなら、もうあかん・・・。

つながった! あ、ダメだ。 お。つながった? あいや、、、また切れた。
でもいけそう? もう一度全てをチェックチェック。
これでどうだ? 来るか?来たか? おおおーーー。つながった~♪ 一同拍手~♪
『それができると何か変わるの?』byおとん 


6月に眠い目こすりながら電話回線つなげてブログ投稿してくれた小[女尼]子!
ぐんと楽になったよーーー♪ 
ときどき切れたり不安定になるから投稿前の保存等に気をつける必要はあるけどね。
ちょっと遅いけど電話つかうのとは比べ物にならないくらい楽になったよ。
これで昼間でも投稿できるね。睡眠時間も多少増える。。。かな?(笑笑)

 

特王2歳の秋♪

 品茶の前に、お昼ごはん?おやつ?

昨日、結局途中で忙しくなって続けられなかったので、やり直しやり直し♪
品茶長期戦が始まるからね、まずはいっぱい食べておく!

《05秋天:特王》の同じ茶樹たちで製茶した鉄観音。今秋は2歳になった。
1歳だった《05秋天:特王》と同じにならないのは当然。
あれは奇跡のようなひとにぎりの茶葉だった。

2歳になって収穫量がぐんと増えた。
梗の間隔も昨秋より長くなっている。
が、他と樹と比べると、収穫量も少なく、その葉もとても小さい。
他の場所より生長が早い樹だが、やはり2歳なのね。
それでも、とんでもない味が出てくる!
しかし、これは茶摘も製茶も手間がかかっただろうなぁ。。。
 
もうわかっている。鉄観音の水準としてとんでもなく上の場所にいる。
おいしいよ。 昨日飲んだ味、朝になっても残っていた♪
おとんは表に出さないそうだ。ははは。(おとんは極品茶は表に出さないの。)
中国では飲ませるな?もったいない?日本の茶友に分けろ? あははーっ!
そうする。。。(笑笑)

ここでは7グラム基準で濃く出していくので、5グラム基準の評茶のときとは泡の時間も変えます。
第1偏1分、第2偏2分、第3編3分。。。。。。

 第6偏まできたところ。
で、おとんはもう満足して小躍りしている。突然何かを思いついたように消えたーーー!!

《smash栗》登場~♪

 《smash栗》&おとんの手♪

『栗!栗!あの栗だよ!おいしいお茶にはおいしいお菓子だー!』byおとん 
昨年も同じこと言いながら突然栗取りに消えたっけなぁ~。あはは。

smashさんが作る《smash栗》、またまたおとんの家に登場です。
昨秋この栗の渋皮煮のおいしさに大喜びしていたおとん。
出発に間に合うようsmashさんが今秋も作って送ってくださいました。
smashさん! ありがとうございまーす。非常感謝♪

おいしいおいしい!! 昨秋よりおいしさ濃厚に感じるのは私だけ?
おとんの鉄観音ととっても相性が好い。
おとんは『うまい。。。』と言って、瓶に口つけてシロップも飲んでいます。
残ったシロップ、自分の部屋に持って行きました。取っておくそうです。(笑笑)
小絹は栗がなくなったので蓋持って向こうでひとりで舐めています。
みんな大喜び。一瓶目瞬間完売で~す♪

 蓋おいしい?(笑笑)

 さ~て、気合が入ったぞ。続きです!

泡茶時間待ち、家の前の研究畑で深呼吸。

 小絹が追いかけてきた。

ん?なにやってんの? 
生姜あらみじんに切って?砂糖と塩入れて?手で揉む。
出た水分を畑に落とした。。。 あぁ、おままごとね♪

 第15偏まできました。

このお茶に私の感想なんか書かない、いらない、邪魔!(笑笑)

おとんの呼ぶ声。炒茶が始まるぞ! はーい、今行くー♪

炒茶だ炒茶だ~♪

 炒茶の前に夕ごはん。
感覚命の集中力、そして肉体労働。
今日の分が終わるまで釜のそばから離れられないからね。しっかり食べる! 

 ファイヤー! 熱い。。。
今夜の火の当番はおかん。 
私は釜上げタイミング係+打・揉・篩・通風係。

 ←これ、私のまねをしている。(笑笑)

釜に入る茶葉の香りを一回ずつ確認。
香りが変わったところで球を分けるから。
釜から引き上げたらまとめて打つ。うおりゃー。バーンバーンバーン!!
って3~4回打ったら布の中で茶葉位置を中外変えてまたバーンバーンバーン!!
ほお~~~う。気分爽快~♪
荒目篩に移して軽く揉み、茶葉全体を宙で回転させながら篩って一気に紅末を落とす。
小絹に布を渡す。彼女はそれを釜前に持っていく。(←しっかり手伝いになっている)
中目篩に移して回転させ均等に広げたら、涼しい風通しの好い場所で熱をとる。
はい、つぎっ!
の前に、小絹とダンスね。はいはーい。 

今日の小絹は『愛子~、愛子、愛子っ、愛子!、愛子~、愛子♪、、、、、、、、。』
横にくっついてエンドレスで呼び続ける。だから私も彼女の名前を呼び続ける。
いつのまにか『おばちゃ~ん』は省略されている。格下げだ。(笑笑)

釜の前でお手てつないでダンスを踊る。みんなが楽しそうに見ている。
一度踊ればもう止まらない。ふたりで激しく踊る。はい、終了!
仕事の邪魔はしない。ちゃんとわかっている。
しかし空いた瞬間の私の手も見逃さない。『来~♪来~♪』

小さな椅子を持ってきた?座れ?ありがとう。よいこらしょっと。ああ~楽チン。
歌い始めた?踊り付だ!上手ね~♪ そうか、私は観客だったのね~。あはは。

さーて、どのくらいの時間炒茶していたのかな?
昼間に一度炒茶したから、夜は全種連続でいけたからね。
汗たっぷり。。。気持ちよい。
ああーーーっ。そうだ。あのお茶がとってある。飲もーう♪

 虫さんたちに飲まれていました。くすん。

蛾さんは第2偏がお好き?ではごゆっくり召し上がれ。
淹れなおしちゃおー、っと。るん♪

おはよう♪

 おへそ出てますよお~。

今日は暑いからねぇ~。あはは♪
洗顔中もそばから離れない。朝から晩まで熱烈歓迎ひっつき虫! (笑笑)
・・・でも、この時期にしてちょ~っと暑すぎない?気温がね。

空港に着いたときに軽く30度超えていたけれど、あそこは厦門だから暑くてもおかしくない。
今日も昨日も、昼間は半そでで過ごしてちょうどよい感じ。
今日はちょっと動くと汗が出てくるから、ちょっと暑すぎる。
これでは醗酵中の茶葉が心配。。。

祥華でもおとんの家があるこの場所は標高が高いので、例年なら、
天気の好い日の昼間製茶作業時は半そでか薄い長袖一枚で大丈夫だが、
作業が終わればすぐに着ないと数分後にはくしゃみが出てしまう。
夕方からセーターを着て数時間ごとに一枚ずつ長袖を重ねていくので、
朝方にはみんな防寒対策バッチリの着膨れになっている。
ここは一日の気温の差が大きい。

しかし、昨夜はとても暖かく、半そで一枚+長袖二枚で寒さを感じなかった。
今日の昼間の気温はこの時期としてはとても高い。25度はある。
一度雨が来ないと気温は下がらないだろう。

茶葉の収穫量はまだ全盛期とは言えない。
陽暦で比べてしまえば今年は昨年より遅い。
成熟期を迎える茶葉ラッシュにはあと数日かかりそうだ。

愛  「今年、遅いね。やっぱり閏月が入ったから?」
おとん『そう!7月が二回あったからさ。なかなか気温が下がらない。』

昨年の春、もしかしたらそうかも?と予想して自分でブログに書いてはいたものの、
なるほどこういう感じで閏月が茶葉に影響してくるのね、と畑を歩きながら実感。
やっぱりお茶のことは農暦で動かないと・・・。
どうしても無理で予定より出発5日遅らせたけど結果的に正解だった。ラッキー♪あはは。

今年のおとんの秋茶は、陽暦9月29日に家族数人で試し摘みし、
少し製茶してみたけれどまだダメ。早すぎたそうだ。
10月1日から少量で始まり、その後も休みが入ったり摘んだりしながら
私が来る数日前から連日製茶できるようになったが量は多くない。
畑では、まだまだたくさんの茶葉たちがこれから成熟期を迎えようとしている!

雨が降っていない。
発芽期のやわらかい時から成熟するまで一度も大雨にあたっていないので栄養濃く品質が好い。
しかし、ここから成熟期を迎える茶葉には一度雨がほしい。
そうすれば気温は下がり昼夜の気温差も出てくる。活きた醗酵になる。
活きたおいしい鉄観音になる。
でも長雨は困る。品質が落ちてしまう。瞬間でいい。それも夜にね。。。ははは。

雨さん、雨さん!
夜にさっと降って朝までにあがってくださることを希望しまーす♪(笑笑)

伝統花香

起きれば待ち構えたようにおとんはやかんに火を点け大声で言う。
『愛子やぁ~。品茶品茶!』 「来了~♪」 ←これが朝の挨拶。
昨夜仕上がりを再度全種品茶。

 昨夜仕上がりの中で一番好かった種類。

おとんは《伝統花香》とメモを入れておいた。昨夜の中で満意の一品。
製茶の途中から花香が強くなって期待していたので、
ホン干前と後との変化を品比してみようと思って最後のホン干前をとっておいたのだが、
結局作業が忙しくなり、作業が終わったら明け方で眠くなってできなかった。はは。
まあいいや。その比較は毎日できるからタイミングをみてまたやろう・・・。

その13日摘《伝統花香》と、キープした12日摘の茶葉を、さらに品茶。
タイプが違うから比べても仕方ないけれど、研究と称しただ好茶を飲みたいふたり。(笑笑)

帯梗が好いか挑梗した方が好いかの最終確認もするため、どちらも2通り用意。
 
《候補:伝統花香:帯梗&挑梗》↑↓        《キープ:12日摘:帯梗&挑梗》↑↓
 

《候補:伝統花香》帯梗好。香りが高い。韻が強い。好茶だ!
《キープ:12日摘》帯梗好。これこそ絶対に梗をはずしてはいけない。栄養濃い。
水重。水滑。素晴らしい。アミノ酸強い。挑梗したらこの旨みが消えてしまう。                    

 どうする?《伝統花香》

やばい、お客さんが来ちゃったあーーー!!
慌てるふたり。おとんはお出迎えに、私は片付けに。

厦門のお茶屋さん。その後には安渓のお茶屋さんも好茶を求めて来る予定。
その前にキープ茶は除けておかないといけない。

おとんが食堂の奥から小声で呼んでいる。そっと移動。。。こそこそ。
『どうする?《伝統花香》。多分あの人たち欲しがるよ。』
「好茶だね。でもね・・・ちょっと違う。」
『好茶だよ。気に入らない?』
「特徴違うけど、隣が好すぎるの。好みは右なの。昨日の中では一番好いけど、
まだ少し違うような気もする。保存期間短いように思うし、、、。どう?」
『あと何日いられる?』
「1週間~10日くらいかな?」
『へ?ならいらないっ!考える必要なし。普通の好茶はやめとけ。ここからだ!』
「うん。いらない♪」
『ああーーー。あの袋(右の茶葉)だけ急いで全部こっちに持って来い。』
「はいっ!」


数時間後、《伝統花香》は大人気で無事に安渓へドナドナされました♪
昨夜、渾身の力と心を込めて打って揉んで篩って朝まで付き合った茶葉。
うぅ・・・。かわいがってもらうのよおーーー。再見~!       

お昼ごはん

 お客さま用の茶葉よ、倒さないようにね♪

いっぱい出てきたねぇ~!小絹とどっちが重いかなっ?
私にくれるの? 飲めって? あはは、大丈夫大丈夫。
それね、おばちゃん全部品茶したから大丈夫よ。(笑笑)

お客さんたちには、ここ数日で仕上がった茶葉を試飲していただきながらご披露します。
おとんから泡茶係に任命されたのでお手伝い。
一通り済んでお昼ごはん。もうすぐ別のお客さんも来る。あぁ~お腹空いたぁ~。
接待中のおとんはまだ食べられそうにない・・・けど。
ごめんなさい、お先にいただきます!

 奥に、さっきおとんに言われてとりあえずここに置いた袋。
 ん?上に乗っかってる小さい袋、なんだ?

あははーっ、《伝統花香》だ。おとんがサンプル取っておいてくれたのね♪

 ごはんごはん♪

 お散歩。柿。。。まだだね。(笑笑)

お散歩

 
おとんは年に一度、山から天然野生紅芽の芽を採ってきて、その茶苗を2代目として大切に育てています。
その中から元気の好い子を選び、いずれ畑にデビューさせるのです。
デビューして2~3年すると、おいしい鉄観音として楽しむことができます。
この子たちも、あと数年したら成熟する葉を畑で発芽できるようになるのね♪
立派~。我が家の苗とはえらい違うなぁ・・・。(苦笑)

 これは華鴨ではないよ。でもおいしい♪

 
慌てなくて大丈夫だってばー。今日はまだ食べません。脅かしちゃった?ごめんね~。

おとんの呼ぶ声?
あ。次のお客さんだ。はーーーい、来了ーーー!

晒青&炒茶準備

鮮葉夕方の部第一弾が届きました!

 
おかんと2人で晒青。

 終わったぁ~。

お次は本日炒茶する葉の状態チェック、、、。 
 

確認したら、種類ごとに炒茶準備。
写真撮っている場合じゃなーい、今はおかんと私の2人しかいないっ!

炒茶~♪

 釜の温度調整中。雨が来そう♪

 1種類め。
ん? 香りが・・・。 ちょっと死芽が混ざってるよぉー。おとーん!(←やっとお昼ご飯中。)
このままでいいのかな? 仕方ない。取れるだけここで取っておこう。

おとん来たーーー♪
「どうする?これ?」
『ん、んん・・・。仕方がないな、今日は気温が高すぎた。一部醗酵が死んでいる。
少量なら問題ないけど、、、。よし、愛子、これはこうしよう。
釜上げのタイミング変えて。打ったらこの位で揉んで。
打ち方も弱くしてな、これは力入れると壊れてしまう。軽2回、回転させて軽2~3回。
よく見て、こんな感じになるように。わかったか?』
「はいっ!」

 

 

 こんな感じにする。うん、なんとかいけそう。

 1種類め、通風終了。包揉に入ります!

あ、違った、これは少し置いてからじゃないと無理だ・・・。

はい、次ーーーっ。。。ん?小雨きたーーー♪

恵みの雨♪

うわうわ。。。すっごいどしゃぶりになってきた!
涼しくなってきたぞ。いいぞいいぞ~♪
 

 お手伝い♪

 次の茶葉は。・・・あ。小絹がまた横から~。
 だから~。
あぁ。足してくれてるのね。はは・・・ありがとう♪

 雨なので製茶室で作業。

おとん『今日はどれもダメだ。昼間の気温が高すぎ。』「はは・・・。そうだねぇ。」

とにかく無事に全種炒茶終了。お腹空いたぁ~~~。 

 ごはーん♪

ん?あなたさっき食べてたじゃん。。。一緒に食べるの? 
はいはい。一緒にいっぱい食べましょうね~♪

おとんの空調茶?

包揉進むこと数時間。。。

 うん。最初のホン干に入ろう。

 いってらっしゃーい!

気になるので、ちょっと品茶。。。
 
こ・これは・・・。空調使ったね・・・。おとん。
そうだよね。今日の気温なら当然だ。使わなければもっと痛めてしまうだけ。

もともと真夏でも30度を越す日がほとんどないおとんのこの山の家では、
標高低めの産地とは違い、春秋の製茶時期に空調を使う必要はまったくなかった。
その心配すら必要ない気候がおとんが生まれた時から続いている土地。

しかし温暖化の影響か、10年ほど前から少しずつ変化してきて、
昨年あたりからは製茶時期に2~3日は、今日のような
醗酵に影響するくらいの高気温の日があるようになったそうだ。
暑い日は、山を眺めて『おかしい。。。おかしい。。。』とおとんは言う。
今春からの異常な気候を感じていたおとんが、念のため空調を用意していたのは知っていた。
『使いたくない、使わないのが一番だ。しかし自然条件には勝てないからなぁ。』と言っていた。

多分、いや絶対、このお茶空調使った・・・。

ついに、この山の上のおとんの家でも空調が登場するようになってしまった。
おとんのように自然空調(自然気候)で製茶できる環境の鉄観音農家さんは、
現在数えるほどしかいない。
もしかして、10~20年後には自然気候の茶葉なんて飲めなくなってしまうのか?


今夜はなかなか姿を見せないおとん。部屋にいる時間が長い。珍しい。
・・・私は知っている。引きこもっているのだ。要するに気分が乗らないのだ。
原因なんか決まっている。今日のお茶。(苦笑)
きゃー。おとんが《ひっきー》になっちゃったよおーーー。 ・・・はは。はぁ~。

おとん不満

おっ♪ おとんが下りてきた!
わかっていてもやっぱり気になるらしい・・・。当たり前か・・・。
品茶している私を見て、今晩の3種(まだ仕上がり前)を持ってきた。

 茶葉を《聞》して《看》して、さえない表情のおとん。
非常に珍しい・・・。
どかどかと淹れ始めた。(苦笑)

 今夜の3種。

『ダメダメダメーーー。淡淡漂漂。なんにもない。』

聞いてみた。空調。やっぱり使ったって。

今年は2日間、出番があったそうだ。
とは言っても、それぞれの日の一番気温が高い時間帯に1時間ほど補助的に使ったそうだ。
今日は2~3時間ほど必要だった。

昼間の高気温、それを助けるために使った数時間の空調。
炒茶前のあの香り、あの姿。ホン干前のこの香り、この味・・・・・・激しく納得。

『こんなのすっごく普通だ。 愛子、これは要らない。もう飲まなくていい。今夜は全部ダメ。寝る。』
「はは・・・。おやすみなさい。」 

 夜食食べて。。。

おかんとおじちゃんと一緒に、私は揺青係がんばりまーす。

おとん。。。今晩は気温下がってるよ。明日が楽しみだね♪

炒茶だよー♪

と、おとんの声。。。起きた。やば。
来了ーーー!!

うわわ、始まる~。ちょっと待って。さわやかさんへ。。。

 一鍋め。殺青確認。
もう少し鍋温度あげよう。

 その間に急いでご飯。
お赤飯?だ!あらまあ♪ 

食べたらすぐ戻る。

 

釜あげほこほこ確認品茶。
昼に炒茶する種類は、涼しい夜に静置散発を迎えるので空調を使っていない。
もしかしたら今から私が飲みたいキープ茶が出る可能性が高いから真剣。
ここで「お♪」と思った茶葉は、その後最後まで付き添うことになる。

殺青具合見て、揉んで、挑梗して、、、。

 
小絹、なにつんつんしているのよ~♪    

うん、殺青&打、問題なし。戻れーーー。

行ったり来たり。。。

炒茶終わって、どんどん次に進みます。
晴天で気温高めだが、風はひんやり気持ちよい。
昨夜の雨(結局2時間くらいで止んだ。ベスト!)のお陰だね。
でも動いているから暑いよ~。

 ど~お?

 

おっけー!              1種めこんな感じで一度ホン干↑

 2種めは回っていまーす!

ちょっと確認してくるね。あとよろしく~。

 
1種めが最初のホン干に入る直前の状態を確認品茶。   帯梗&挑梗
うまっ。 んーーー、やっぱり帯梗好!!

こんな調子で行ったり来たりの連続。 ああーーー、忙しい忙しい♪(笑笑)

満月♪

おばあちゃん(おかん)におんぶしてもらってます。
珍しくおめめ開いています。きゃ~♪
 生まれて30天で~す♪
まだ名前は決まってないのよ。

 

↑この日の中国の習慣です♪  (この説明はまた改めてーーー。)

鮮葉届く頃

鮮葉届きました。ここからどんどん忙しくなってきまーす!
 

 
まだ外は光線強く気温が高いので、夕方までは日陰の涼しい場所で待機。

 昼炒茶の2種です♪

大きさわかるかしら?私の足と比べてみてね~。
さわやかさんには行っていない製茶用のサンダルです。(笑笑)

横でおとんがまた掃除を始めた。
気がつくとおとんはいつもひとりで製茶室をせっせとお掃除しています。
やりますやりまーーーす!

 ホン干機もお掃除お掃除。

成熟未成熟

成熟した鮮葉がおいしい鉄観音になれる。

 やや未成熟:下3枚合格

 未成熟:中2枚合格
わかりにくいなぁ、これ↓ならどう?
 上と同じ葉 上は未成熟&下1枚は老葉

「ねえねえ、おとん。どれが一番好い成熟モデルかな~?」
『これだ!』 

 おとんお勧め。(笑笑) 成熟:3枚合格

 
未成熟:3枚合格               未成熟:2枚合格

製茶工程の中で、未成熟の葉は取り除かれていきます♪

そうこうするうちに。。。

最後のホン干のタイミングがやってきた。
 昼炒茶の小球と中玉の2種です。
 最初の開け具合も分かっている小絹。すごいぞー♪

最後のホン干前の中球を確認品茶用にとっておいて。。。と。
 

うん、外形好。                    もうすぐあなたもこうなるのよ~♪

また鮮葉が届いた。いそげーーー!!
 ん? ちょっと? なにやってんの小絹? 

 こらあー、穴から鮮葉抜くなーーー!!

お気に入り岩

お散歩コースにある大きな岩。ここからおとんの家は見えない。
この岩に座って山をみたり寝っころがって空を見るの好き♪
実は違う農家さんの畑の中。(笑笑)

 
             お気に入り岩&岩から見た景色♪

『愛子やぁーーー。開始炒茶ーーー。』 
山に響くおとんの声、、、でかっ。  

「来了ーーーーーー!!」  ←聞こえたみたい。
人のこと言えない。私も声でかい、、、らしい。ははは。 

 

 

 

鮮葉ぞくぞく

急いで戻って手を洗う。

 あ♪お魚さん!
 炒茶組の夕食は遅い。作業前に少し食べて。。。

いる間に。。。

 晒青が始まっていたーーー。

 今日はこっちも登場。
ここは少し高いところにある晒青専用の場所。
人が通らず、風通しがよい。昼間に洗っておけば使う頃には乾いていて清潔。
使う直前、おとんはさらに茶葉ほうきできれいにする。
鮮葉が多いとき用とか野生茶用におとんが作った。

 
ここはおとんのテリトリー?楽しそう!       好い成熟具合です♪
 その横で、蕾が鈴なりの茶樹。

わわわーーー。また鮮葉あ届いたーーー。 

 もう場所ないよ・・・。

 
『こっちこっち!』とおとん。

 
こりゃ~、明日は忙しくなるぞ。。。

晒青

場所がなくなって来たので、晒青が進んだ種類から2枚ひとつに。
種類が多いのでよく見てそれぞれ混ぜないように気をつけてね♪

 この左右も種類が違いまーす。
よく見たら分かります♪ 
見ても分からないとき?触る。 
触っても分からない時?嗅ぐ。 嗅いでも分からないとき?・・・聞く!

 
左:先に晒青に入った種類            右:後に晒青に入った種類

 炒茶茶葉が準備されています。よっしゃー!

炒茶組集合~♪

おとんの呼ぶ声。。。ただいま参りまーす。

 やば。みんな準備オッケーだ。
 1種め。あらら、今日は足の踏み場がないね!

 
うん。醗酵しっかり進んでいる。すごいや。さすがおとん。
だってね、実はこれ「空調茶」なのよおーーー!!
昨日のように高気温だから空調を補助的に使ったお茶ではなくて、
「空調茶」のために最初から「空調茶」にする「空調茶」。(笑笑)

とは言っても、おとんの原料だから一般的な「空調茶」とは大分違います。
多分、普通に出されて飲んだら分からないはず。。。へへへ。

今日は昨日より涼しいけれど、それでも例年よりは気温高めだったので、
昼間に静置散発することになる茶葉には空調補助が必要になることが予想され、
その茶葉をおとんは最初から知り合いのお茶屋さん用の「空調茶」にしちゃったの。
そのお茶屋さんからの注文タイプが「空調茶」特徴だったから。
でも外形は伝統タイプだとか。う、それは難しい・・・。
でも、それをやっちゃったおとん、やっぱりすごいなぁ~。
 
ということで、おとん流の「空調茶」の炒茶も勉強~♪

 死芽が付いています。でもこのくらいは大丈夫!

 
見事な醗酵です!         裏からの方が分かりやすい。

ひと鍋あがりました~♪
『愛子、打って揉んで。』 「へい!」

 打ち方弱かった?強かった?

 おっけー? やった。こんな感じ!

死芽もきれいに外せました。この調子で行ってみよう~♪

空調茶炒茶

殺青具合等、ひと鍋ずつあがったらすぐに香りで確認。
も少し強く打った方がいいみたいだね。。。やって~。(笑笑)

 

次の種類が来たー!
  確認。

 この種類に入る頃には日が暮れてきた。

きれいな夕日~♪(画像失敗)

 
この種類は、今朝採芽してある。          感触が違う!

 『愛子やぁー、これは弱くて好~。』
「ほいきた♪」
『そうそう、そのくらいで好。これは、、、どれどれ、、、揉まなくていいな。』
「あ、、、ほんとだ。はい!」

最後の種類の炒茶が終了する頃、最初の種類が最初のホン干を迎えるところまで来ていた!
 暗くてよく写らなーい。

ひとまず切のいいところまで終わった。。。わ~い、夜ご飯だあーーー♪

候補確認品茶♪

候補の茶葉は2種類。
6通りに分けて同時にいくつかの視点で確認品茶♪
 

中球の最終ホン干前:挑梗&帯梗
 → 

中球のホン干後:挑梗&帯梗
 → 

小球のホン干後:挑梗&帯梗
 → 

 まず。2種とも帯梗好。ホン干前も同じ。
ホン干前後で香りの引き立ち方がまったく違う。味の締まり方も変わる。
製茶途中途中の確認品茶で、先を予想していたことと実際の結果を確認。

小球:比中球、水重。有韻。
中球:比小球、香高、花香高、金黄、水滑、韻重。
どちらも標準以上の好茶、だが質量約倍。
中球の蘭花香・湯色が好。ホン干後香度増す。
しかし、昨秋私が選んだおとんの鉄観音の標準と比べれば(!)。。。やや淡。やや漂。特徴弱。

昨秋もやりすぎてしまった?
おとん言う『好茶の標準以上』では満足できなくなってしまったのか?
体ってなんて欲張りなんだろう。。。くすくす。

 ん、、、どうしようかな~。

本日仕上がりの中で、空調使っていない自然気候で作った種類はこの2種のみ。
この日までに摘んだ原料品質は非常に好い。
本日摘みで明日仕上がる分は多いが極品茶はあまり期待できない、雨が降ったから。
しかし、明日摘みの原料は期待できる、ただ気候がどうなるかはわからない。

ここ数日の昼の気温が高め。昼夜温度差理想とは言えない。
まあ、理想の気候の日なんて年に数日しかないし、その日に好い原料があるかどうかもわからない。
けど、ここから先に来る予感がする。まだ時間はある。
とんでもないお茶は突然来るし、仕上がり量によってはそのひとつで私の予算が尽きる可能性もある。
すでにそういう種類が2種もある。けど、量がないからまだいける。(笑笑)
極品数種もキープしたら、やっぱり昨秋同様『好茶の標準以上』には予算が回らなくなる。
ん~、待っても来なかったら? そのときはそのときだ。
やっぱり普段飲みたくて手が出てしまうのは極品だ。そこをまず待ちたい。
それからバランスを考える。

よし、様子を見る。決めた。待つ。

「おとーん!! 時間(倒水の)来たよー。」
『どれどれ。。。う~ん。どっちも帯梗好だね。いいね。こっち(中球)が特に好い。』

おとんに相談。昨年以上のものが欲しいと言う。(笑笑)

『よし、やめよう。日本に持って帰るのは極品だけにしろ。中球は高級茶といってよいが少し漂だ。』
「うん、ごめん。やめるっ!」
『好~♪ 待とう。明日摘みに期待しよう。』
「好ー♪」

ホン干入るよー

最後のホン干のタイミングがきた。
 きもちいい~♪
このまま乾燥させたらどんなお茶になるかな~。時間かかるだろうなぁ…。

これは2球で1種にしてしまう!
 

お。助手が来た! お願いしまーす♪
 
2枚ずるとるの?          頭の上で回転させて? 

 
パンパン払う!ほぉ~♪       届くかな? おぉ~! 

 はい、ホン機へよろしく!
3歳4ヶ月の勇姿♪

誰も何も言わなくても、人の動きを観察して先を読んで行動している。
靴はあるけどやっぱりいつも裸足の小絹、今夜も大活躍~。


少しして、次の種類もホン干のタイミングがやってきた。
外形チェックしながら残った茶末を丁寧に篩って準備。
 
 ホン干入りまーす。

 夜食食べて、お次は揺青のお手伝いです!

眠い。。。

ここから品茶が始まるところまで投稿できたのに、も・・・ダメ・・・眠い。
くやしーーー。あと少しなのに。また溜まっていってしまう~~~。
溜まると何がなんだか自分で分からなくなるぅ~。茶葉ばっかだから。ははは。
でも似ているようで全部違うのよーーー!! 
だから書いておきたいのに。があーーーこの根性なしーーー。
揺青も終わった。4時間後には炒茶が始まる。
おとんまだ起きてこないけど、もお眠い。寝る。勝手に交代時間にする!(笑笑)

やったーーー。おとん起きたーーー♪    おやすみなさい。

朝露

 おはよう茶葉♪

昼炒茶始まるよー

昨日摘み空調使ってない本日昼炒の2種類、始まります!

 
光線が当たらないように影を作って。。。       うん。好香~♪

 一鍋あがりました。殺青好!

  
柔揉機に入れて。。。       よーい。。。

 スタート! 

 
柔揉おっけー。                  ど~お?

 
これは手叩き&手もみにしよう。       おっけ~♪

はい、次!     

2種め入ります

 ちょっとそこのおやつタイムのお嬢さぁ~ん。
左手に茶葉、右手に林檎ですか。。。右手は籠に入れないで下さいね♪  

 ん? あぁ、ありがとう。ふふ。撮りましょうね♪

 2種めも打たずに柔揉機!

 
打たずに手叩き。                 篩って、手揉み。

 
繰り返し。

 いい感じになりました♪ 通風へ。

はい。次、次~、どんどんくるよーーーっ!!

紅末

 ←叩いて放し篩って落とした紅末。
これが残っていると品質に大きく影響しちゃう。

おとんにとっては要らない部分です。おいしくないし体に好くないから。

少量の茶葉が混ざっている時は荒目で軽く篩って取り出しておくと、
それを必要としている近所の人が引き取りにくるので差し上げます。

紅末は毎日の炒茶時に大量に出てきますが、床掃除の時にひとつの袋に詰めておくと、
これを必要としているある人(!)が持っていってくれるので毎日きれいになくなっています。

その人は何に使うのかって?
それは、ほら・・・。加工して袋に入れて飲んだり・・・。ですって!
確かに鉄観音・・・ではある。(苦笑)

不熟

炒茶昼の部がもうすぐ終わる。 暑いよぉ~。

お客さん???が来た。 
おとんが呼んでいる。

安渓の茶荘の人? 勉強にきた? へぇ~♪
鍋係交代? 横で見てて? 私が??? 
黙って手伝えばいいの? はぁ。。。はい。

ふむふむ。なんだ、慣れたものだ。経験者じゃん!
じゃあ、私がいなくても・・・・・・・・えっ? 早すぎじゃない? 起鍋。

一鍋あがって確認。

 左:不熟 右:熟
左右、茶葉はほぼ同じ量。

不熟:殺青が足りない。あと3~4回転させないと・・・。
起鍋(鍋から引き上げ)のタイミングが早すぎて不熟(殺青不足)が多い。
その前に一鍋が小鍋(量が少ない)すぎる、もう少し入れないと均等に火が回らない。

いいの?混ぜちゃって? おとんをちらり。。。おとんうなずいている。
そう。。。えーい、混ぜちゃえー!
大丈夫大丈夫、わからないようにしちゃうから。任せといてよ~。うははっ。

いいのです♪
彼が自分でやって自分で買い取る鍋だから。彼がいいならそれで好。
おとんだったら?絶対混ぜない。この鍋ごと外すよ。(笑笑)

茶摘指導?

炒茶昼の部終了~、包揉進めまーす!
またおとんが呼んでいる? ちょっと行ってくるね。 
「はーい、来了ーーー。」

茶摘み? 指導? 私がーーー???  
鉄観音の茶摘みはそんなに経験ないよぉ~、遅いよぉ~。
あ~、どの葉を摘むか、ってことね! それならっ♪
裏山ね? はさみで? はーい。

 
 ついでに撮ってもらえたー! 

 う~ん、採茶も気持ちいい~♪

炒茶夜の部開始

これは、昼の数時間だけ補助的に空調を使った種類でーす。
しかし、昼間の気温がなかなか下がらないなぁ・・・。
もう一雨来ないかなぁ~。

 
今朝、私が寝るのと入れ替わるように起きてきた茶摘娘たちにより
一葉一葉確認されながら死芽が取り除かれた種類なので、
状態はとても平均になっている。とても気持ちよい澄んだ香り~♪ 

またおとんが呼んでいる。。。もうなんとなくわかるよ。
これは彼が炒茶ね!  助手? はい、喜んで♪

で。おとんは製茶室来ないの? 
しばらく任せる? なんで? 風邪っぽい? 頭痛い? 
そりゃ大変だあーーーーーーーーー。

「さっさと、、、」いや違う! 「とっとと、、、」だから違うっ!!
「お早めにおやすみになってくださいね♪」←これだよぉ・・・。(苦笑)

 なんでくっついてくるのかなぁ~♪
ここでご飯食べるの? まだ少し残っているよ。
全部食べた? えらいぞ! 器? 私が片付けるのぉ~? 
・・・はいはい。私はあなたの助手です。あはは。

この後、ずっとお手伝いすることになる。
おとんは時々覗きにきては、一通り見てうなずいて、また横になりに行く。
どうか少しでも休んでください。今のうちに。。。(笑笑)

やっとホン干

に入れます。ここまで長かったぁ・・・。(苦笑)

いや、まだまだ先が・・・。
きっと今夜は朝まで製茶室だな・・・。はっはっは~。

さて、顔でも洗うかっ♪

洗顔

山泉水で顔を洗う、その横で。。。

 あら、あなたも?
         今日は鴨湯だ~♪ 

天然野生紅芽

ちょっと裏山へ。。。
 
いたいた、天然野生紅芽の老樹。貫禄~。この樹は今秋も健在♪


研究畑の紅芽、あなたも素敵よ~!

昼炒茶なし

本日は炒茶昼の部なし。
頭洗って洗濯して。。。ふぅ~、今日は涼しくてひんやり。気持ち好~い♪

  
                大きい炊飯器。一升炊きが小さく見える!

 お昼届けに出発~♪

候補品茶~♪

昨日炒中、おとん満意の昼炒自然気候茶。『愛子』プレート付♪
これを、夜炒空調茶と一緒に改めて確認品茶。

 上が候補茶♪

 
空調:挑梗&帯梗                  自然気候:挑梗&帯梗
 現在開始~!

うほほ~。おとん満意の茶葉の水、いいねーっ!!
原料品質文句なし、水非常好、おとん久しぶり満意の滋味♪
比べてしまうと、空調茶は非常漂漂。

ただーし、ひとつだけ私には気になることが。。。
 外形・・・やや《松》じゃない?おと~ん。

おとんの秋鉄観音にしては、締りがいまいちなの。
香気・滋味ともに文句ない鉄観音。韻も強い。水も重い!
だけど、やや《松》だと真空にしたときに砕の部分が多くなっちゃうんだよなぁ・・・。
春茶ならわかるんだけどなぁ・・・。
国際便だしなぁ・・・。

ぐあーーー、あぁ~もったいない!!!
真空時の圧力によって生じる砕茶だから、味に大きく影響するわけではない。
けれど、ホン干前にもう少し包揉の回数増やしたら締まったのにぃ~~~。
でも味は好いなぁ~♪

おとんももちろんわかっている。
飲んでは『好~♪』 見ては『もったいない・・・。』 
嬉しそうにうなずいたり、悔しそうに首を振ったり、繰り返している。はは。

このまま、ガサッと袋に入れて持って帰って一気に飲んでしまいたい!
量が多い真空なら問題ないだろう。でも、そこからどうする?
開けたらダッシュで全部飲む?
飲みたい茶友がいたらその手の上にそっと乗せて分けてあげる?
そんなことは無理だ。

でも、なかなか出ない味のおいしい鉄観音だから、とりあえずキーーープ♪
包装のことはあとで考えよう。(笑笑)

採茶

 鼻に突っ込んでないで。。。ほらほら。
行くよ~♪

 裏山の崖にある茶樹を摘みます!

 
茶苗で育ちすぎた子も間引き摘みしまーす。
今年茶苗3歳(3年目)、来年畑デビューです♪

 小絹。。。大きな鋏を上手に使って早い早い!!
研究畑は任せたよ。私は向こうの崖に行ってくるね~。

はい、向こうの崖は摘み終わりました!
喉渇いたぁ。。。そうそう、そのまま置いておいたあれを飲も~。 

 
あ、空調茶やっぱり変色しているわ・・・。   こっちは強いなぁ~♪

鴨湯

 野生の薬草と一緒に煮た鴨湯♪

今朝洗顔していた子。。。ありがとうございます。いただきまーす!
おとんがよそってくれるといつもてんこ盛り。(笑笑)

    黒く見えるのは血です。 

血は一羽から少ししか採れないのでとても貴重・・・こんなにもらっちゃったよぉ。
100%の血は絞めたての新鮮なものでないと食べられない。
この歯ごたえというか噛んだ感触は他に例えがない。
香りが好くておいし~のぉ~。好きです♪

炒茶準備~♪

茶摘み娘が山から帰ってきて、今度は家の周辺の崖で茶摘しています。
摘み終わった茶葉を受け取りに行きま~す!
 先に帰ってるね。気をつけてねー!

 炒茶準備が始まっていました。

今夜はいつもとちょっと違う。。。ふっふっふっ。

私は朝まで製茶室にいることになるでしょう!

炒茶だ炒茶だ~♪

1種め入りまーす!
 
                           う~ん♪

と、その横をとことこ。。。

 摘んだ鮮葉持ってどこ行くのかな~♪
ひとりで登れる?
                 おぉ~♪  

さて。炒茶。。。好い色だー! 
 

1種め、さっそく品茶♪

ビュッフェ!

 
忙しくなってきたので晩ご飯は台所ビュッフェでーす♪

包揉進む横で。。。

 1種目の包揉進んできました。

これは初包球。中身は何かな~♪ 

まだ内緒! って、もう違う場所で書いちゃったか。。。へへ。


 

 

参賽茶

今夜は、参賽茶作ってます♪
すみません。私のお茶ではないので・・・。ははは。

ある人と私とふたりで作っていまーす!
な~んて、うそうそ・・・私は単なる助手でした。えへへ。
もおおお~~~すんっっっっごい楽しかったあーーー♪

夕方からふたりでこの1種にかかりっきり。手作業が多いから。
今、最後のホン干中、あと少しで仕上がる。
ここまできたらもう大丈夫。ここから先はおかんと私で。

途中途中で品茶して、たった今、待っている間に最初のホン干前&後を品茶したところ。
非常好ーーー♪ すげーやすげーや。。。ぶははっ。

最後の作業が残っているからまだ眠れない。
けど、飲んだら眼がさえちゃったから問題なし!!
もう少しで仕上がりが飲める。むふふ。
時間だっ! 行って来まーす♪

できた!

 

朝チェック&採芽

おとんと一緒に朝の茶葉チェーック!
夜が冷え込んできたのでいい感じ、一面に香りが放たれている。
およ?この香り~♪ どれだどれだ???

 お♪ これだーーー!
この2代3歳の鮮葉の香気に強い原味。
こ・これは好いお茶になる!!
おとんが手をたたき出した。嬉しそう~。(笑笑)
さあ~て。あと何時間後に炒茶したらいいかなぁ。。。おとんと打ち合わせ。
おっけーら~。楽しみ楽しみ。ふふふ。
『愛子、寝なさい。炒茶近づいたら起こすから。』
「はーい♪」

1種1種確認しながら、おとんは採芽する種類を判断して指示を出している。

 横では朝の採芽が始まりました。

 上2枚は取り除きます。 

 再見~。

要緑不要紅

おいしい鉄観音に必要不可欠なものはふたつ。
原料&技術。

数日前からおとんと話し合っていた。
おとんの頭痛の種をどうするか。

一番大きな頭痛の種は、製茶班の技術不足。
茶葉品質に大きな影響を及ぼすのは、ひとりひとりの技術以上に
リーダーとなる人間の感覚・技術・指導力。
製茶班にはチームワークも必要だ。

この数日、おとんは製茶班に満足していないのだ。
これはすぐにでも解決しないと間に合わなくなるっ!
やっと昼夜の気温が下がってきたのだーっ!!

ここ2~3日、製茶班メンバーはその前とは変わった。
12日摘みの私のキープ茶が仕上がる頃はまだ好かった。
だが、その時の彼らは自分の産地で冬茶が始まるので数日前に帰っていった。

そこから人が代わり、そして予定が狂った。
技術を見ておとんはひとりずつすぐにさようならし、また新しい人が来た。
おとんは工程の途中途中で私を呼び、彼らの技術に対する意見を聞く。
もちろん私に聞く必要なんかない。
夜中に製茶室を留守にして休んでも、翌朝茶葉を見ればおとんには全てがわかる。
それでも意見を聞いてくれる。だから私も観察した。
そう。。。おとんがいないとき私はスパイだったのだ。(笑笑)

多分標準以上の技術は持っているのだろう。
普通に機械も使えるし、おいしそうな鉄観音にはなる。
でも、彼らの技術不足は私が見てもわかる程だ。

17日に炒茶したキープ茶は、非常に好い原料で香気・滋味ともに
素晴らしい鉄観音になったのに、外形がやや《松》になってしまった。
そうなれば内質の価値があっても値は落ちてしまう。
製茶班の技術と情熱があれば、こうはならなかった。

おとんが求めている技術・感覚・情熱等々を持っているリーダーと
そのチームメンバーがなかなか揃わない。
せめてもの救いは、気候の影響でその間おとんが満足するような
醗酵がほぼ出なかったことだろう。

好い原料は揃っている。日々好い鮮葉が成熟期を迎え摘まれている。
気候、これは待つしかない。
精巧な製茶技術を持つリーダー。これは探すしかない。
だからおとんは探した。

来たあーーー!!

昨昼にひとりの人が加わった。
目が合うと嬉しそうににこにこ笑って挨拶された。
好感触~~~♪

準備された茶葉を見て触って、てきぱきと指示を始めた。
おとん・おかん・私は黙って手伝う。
第一鍋があがった。
殺青正好~~~♪

工程途中でいくつも質問してみた。
ゆっくりはっきりわかりやすく説明してくれる。
素晴らしい~~~♪

全ての工程を見た。
「来てくださーーーい。」
って、それを決める権利は私にはない。ははは。
ああ~、だけどこの人と一緒に製茶したい!

おとんに呼ばれた。
どこかどうだか聞かれた。即答した。
おとんも同意見、すでに決めたらしい! 
好かった~♪

昨夜、彼は来た。
そして注文された参賽茶をおとんと3人で炒茶し、
夜中は彼に付いて勉強しながら参賽茶製茶の助手をした。
楽しかった~♪

朝には昨日までの製茶メンバーは消えていた。
彼が来た。彼が必要な若いふたりを連れてきた。
『愛子~。来たよ。よろしく。』
「こちらこそよろしくお願いしまーーーす!」

06炒茶組組長来了~。(笑笑)

歯磨き中

「コケ」がやけにさわいでいるなぁ。。。誰かが運命の日のお迎えに行ったのかな~?

あいやーーーっ。足紐がひっかかって自分で宙ぶらりんになっちゃってるよ。
「おとーん、おとーーーん!!」
『ん~?どうした? あいやややー。こりゃまずい。愛子、そっち持ってて。』

 
大丈夫大丈夫、助けてあげるだけだからっ!
ほらあー、騒ぐから高速回転になっちゃってるじゃないのーーー!!

 
キャベツ?                キャベツ!

原味香、開始炒茶!

炒茶のタイミングがやってきた。始まるよー♪
 この香り。。。いけるっ!
 

鍋、入りますっ!
 

熟~~~♪ 殺青正好!

 
これはやさし~くね。              篩って。。。


             素晴らしいっ!

 
どんどん行きまーす。↑これ一鍋分。      回ってまーす。         

 好い~♪

 はい。全部炒茶し終わりました!

 
枕にしたら気持ち好いだろうなぁ。。。(笑笑)   最初は2球。
ここまできたら、この子はちょっと休憩させてあげます。

その間に。。。とりあえず飲むぅ~♪

 
いける!                          んほっ♪               

やっとお昼

あの茶葉が終わったので♪  ごはーん!
 おいし~よ~。

おとんがよそって持ってきてくれた! 

 あれれ? 赤ちゃん帰りですか~♪

天然野生の茶子

この樹も健在でした♪
 
うあー。種がたくさん!

 落下寸前がいくつか♪

あっちもこっちも大変だ~

初包球のタイミングがやってきた。始まったぞ~。

と、そこへ山から雑種茶の鮮葉第一便が届いた!!
摘みのタイミングは今日やってきた♪
おとんは、このお茶をリクエストした私のために茶摘娘たちを大勢雇い、
茶摘班全員が朝から遠くの野生化した山に入って茶摘していた。

 
雑種茶は、気温は下がる夕方まで一番涼しい特別室で休ませてあげます。
この部屋は昼間でも空調を使う必要がない。ふたりで作業終了~。 
と、そこへ隣の製茶室からお呼びがかかる。 

 あのお茶の包揉が始まった。
包揉は進む。

と、そこへ雑種茶の第2便鮮葉袋が届いた。
 自生の茶葉の山。香りが違う~♪

と、そこへ包揉進む製茶室から呼ばれる。
 
 
香りが出てきた! 発色も締りもさらに好くなってきた。
おっけーら。 そろそろ最初のホン干に入れそうだね。

と、まあこんな感じでこっちとあっちを行ったり来たりで、
もお~~~汗たらたら~のわっくわく~♪

で。ホン干前を確認確認。。。と。
 

 
左は炒茶直後に品茶してそのまま置いておいた分。               

 
品茶して、定形後の外形をもう一度確認して。。。

 最初のホン干に入ります!

で、その間に続きを。。。(笑笑)
  いけてる。。。むふふっ♪

とか喜んでいるうちに時間が来た。戻れー。

 お包みして少し休憩!

こっちもあっちも~

茶葉を休憩させてあげていると。。。

雑種茶第3便が届いた♪
鮮葉は少し摘んだら全員分をまとめて袋に入れ、温度が上がらないように
すぐにバイクで運ばれてくる。こうして日に何度もピストン輸送される。

 雑種茶。一番古い樹は何百歳かな~?!

製茶室から呼ばれる。「来了ーーー。」 
 
茶葉の休憩が終わり包揉が再開。包揉・散開・包揉・散開・包揉・散開・・・・・・・
 すでにかわいい1球になっています!
最初はふわふわの2球だったのにね。今は硬い&重い。
ボーリング場でこれ投げたらびっくりされるかな~♪

と、そこへおとんの大声。
『愛子やぁ~~~。』 「来了ーーー。」
雑種茶の晒青タイミングがやってきた。

 
前半に届いた鮮葉。        こっちは届いたばかりの鮮葉。 

製茶班全員で雑種茶の晒青。

しばらくして。。。

 
晒おっけーら~。           撤収!

包揉に戻る! 

茶葉が定形休憩まで来た時、またおとんの声。『全員集合ーーー。』 

 鉄観音も晒青のタイミングが来た。
終わった・・・戻れ~。

最初は真っ白な茶布もこの頃には茶汁で黒くなっていまーす♪
 
どうかな?                     非常好了~♪

 ホン干入りまーす♪

 鉄観音はもう少し晒青しましょうね。

キープ茶&雑種茶

昼炒茶の1種、キーーーーーープ♪ もう離さない。(笑笑)

朝、おとんとふたりで『お♪』っと言っていた種類です。
炒茶からとーーーっても丁寧な作りで進めてきました。
夕べの参賽茶よりも鉄観音品種として遥かに好。原味重!
これよ、これ。これを求めていたのよーーーっ。る~ん♪
今最後のホン干に入っています。

それを製茶中に、オーダーしていた雑種茶が山から下りてきた!
本日雑種茶の摘み日がきたの♪
たった今晒青終わったところです。

さあ、忙しくなってくるぞぉーーー。
こういう嬉しい忙しさならド~ンと来いっ!!
ってな感じで、おとんも私も製茶組も好茶出たから嬉しくて笑顔満開ノリノリ~♪


長い夜

 急いでご飯食べて。。。

は~い、夜の炒茶が始まりました!
 
1種め終了。順調順調~♪

通風撤収しているときに、突然鍋の方から甘い香りが。。。製茶班全員鍋を振り返って叫ぶ。
『地瓜(サツマイモ)ーーーーーー!!』

 犯人は。。。小絹でした。(笑笑)

おとんが撤収している?
 そりゃそうでしょ~。だってこれ、あれだもん♪ 
  どうよどうよー!!(笑笑) 

 

空調茶、2種類めに入っています。
 うえ、この種類。。。時間かかりそう。

それがやっと初包球に入れたのは、炒茶始まってから6時間ほど経過した頃。
これはまだまだ時間がかかりそうだぁ・・・。
 
 

明け方になって、やっとここまできたぞーーーっ!!
 
この白ひとつで、上の緑色の球ふたつ分です。

 どうだーーーっ。

まだまだ・・・ここから最後のホン干です。ねむねむ・・・。
おとんが起きてきた~おかんも起きてきた~♪
 がんばれ。もう一息! 

雑種茶始まるよー!

『愛子やぁ~、開始炒茶ーーー。』  雑種茶だ。起きた。「来了ーーー。」

『おいでおいで。まずこれ食べて!』
 
おとんがよそってくれた♪ 鴨血一羽分も?!   ↑これと一緒に煮た鴨湯。
《降火》の薬草です。

 

 おとんが火の調整をしている!

雑種茶は鉄観音とは製茶法が少し違います。
見ているだけと同じように見えるかもしれないけれど。。。
天然野生とか雑種茶は自生の茶葉なので、茶園の茶葉のようにはいきません。
難しいのです~。

 
この香り。。。茶葉の原味♪     見事な醗酵。ばっちりだ。。。すごいっ!
 

雑種茶、入ります!
 一鍋終わって確認確認。。。ふんごぉ~♪

 
これは柔揉機を使うのね? 私はおとんと一緒に起鍋&打の係り? 了解!
一気に炒茶し終わりました。おとん早~い♪

さあー、熱が取れて初包球の準備準備。
 
                            少し休憩させる? 了解!

あれ?おとんが消えた?  
ふっふっふっ。その間にやることはひとつだもんねー。待って~♪

釜あげ品雑種茶

さっそく品茶、でしょ~♪
 ほーら。やっぱりもう準備している!

おとん、電話だよ。
おとん、電話だってばーーー。 
                    早くぅ~。 はいはい、続きはやっておきます。

 
 『ふぅわぁあ~~~♪ これはすごいなー。』
やったやった、成功だーーー♪

『愛子、これは絶対に好い揉にしよう。』  はいっ!

横で挑梗しているおかんたちにも、どうぞ~。どおどお? 
『非常好~♪』

 ←↓これはこの家で作ったお茶ではなーい。 

 
梗を取って、、、。 色の好&不好を選別中。

『愛子やぁ~~~。開始ーーー。』
「来了ーーー。」  

製茶室に戻れーーー!

開始雑種茶包揉

包揉のタイミングがやってきた。
 
撮影のたびごとにおとんが製茶室の外扉を開けて明かりを入れてくれる♪
光線を長く当てないように急いで撮影ーーー。はい、閉めていいでーす。

 
初包球、行きます。        いってらっしゃ~い。

 うん、いけそう。すっっっごく期待♪

天然香

夕べのあのお茶よ~♪
雑種茶の包揉が軌道にのったので、この仕上がりを確認品茶。待ってました。

おとんのメモは『天然香』。 そうそう! ぴったりの呼び名だわ~♪
 好いわあ~~~。(笑笑)

昨夜炒茶の空調茶の中で一番仕上がりの好かった球と一緒に。
 
天然香:帯梗&挑梗                  空調茶:帯梗& 挑梗                            

 いきまーす♪

 
茶湯:第1偏                         茶湯:第3偏

第1偏。
空調茶、天然香より湯色好じゃない!?
香気も蘭花系が強く出ている♪
滋味は。。。え? うそおおおーーーーーー。
この湯色と香気から想像できないくらい漂漂だ~。こりゃびっくり。

天然香! 湯色はそっちより淡なのに逆にそこから想像できないくらい滋味深い。
韻強。水重。有原味。

不思議だぁ~~~。

『愛子、湯色と滋味は一致するとは限らないんだよ。見ただけでは判断できない。』
「ほんとだぁ・・・。」
『さあ、とにかく飲もう。』  はーい♪

第3偏で、湯色は逆転し始めた。
 
天然香:帯梗&挑梗                  空調茶:帯梗&挑梗

空調茶はすでに香気が抜け、味も第2偏から急激に落ち初め、
帯梗ではちょっと厳しい・・・挑梗したらなんとか。
おとん曰く『なんにもない、これじゃ色の付いたお湯だ~。』 はは。

「天然香にこっちの湯色が出たらもっと好かったのにね~。んふふっ。」
『んふふふ。そうだなー、そうなったら文句なしだったな~!』

天然香、さすが2代目3歳樹の自然気候だよ。
煎を重ねるごとに梗からの栄養分も出てきて好くなる。。。おとん満意の笑顔で私も笑顔~♪

雑種茶進む!

雑種茶、回っていまーす!
 包揉・散開・包揉・散開・包揉・散開・・・
手の平の皮があちこち擦り剥けてくる・・・くぅ~~~。  おとんには内緒ね。はは。

本日摘みの揺青が始まった? ちょっと手伝ってくるねー。

炒茶準備も始まった。

炒茶組は先にごは~ん!
 
豚の排骨湯。うま~♪    みんなで外で座っていただく。 う、暗くて映らない・・・。

雑種茶ホン干入ります

 一回目のホン干、軽く入ります!

よし、おっけー。熱が冷めないうちにすぐにお包みします。
 
いや~ん。いいじゃ~ん♪               しばし休憩。

の間に。確認品茶。急げ急げー。
 
好い揉になってきました!          左:釜あげ時  右:一回目のホン干後

研究茶

昨日摘み本日夜炒の中に、とても土壌と茶樹の好い原料が1種ある♪

しかし、昼間に醗酵タイミングがきたため、空調を使うこととなった。
まだ気温が高すぎるのだ。

そこでおとんと私は、その一部を自然気候で醗酵させその違いを研究しようということになった。
空調を使わなくてもよい涼しい特別室は狭いので、全部を入れてあげることはできないの。
貴重な雑種茶がすでにそこにいたしね!

研究茶は非常に少量で、そのままでは小球すぎて包揉ができないので。。。
 ←あんこ準備♪


同じ原料の空調茶前半と後半に分けて全部炒茶し終わり、研究茶の炒茶に入りました!
 この段階で香気が全く違うのが明らか♪ 
研究茶の初包球タイミングがきた。 

 いけるかなぁ~?!

愛地瓜~♪

炒茶終わった釜の中から、今夜はいっぱい出てきたぞーーー。(笑笑)
小絹の大好物!!

 
くれるの?ひとり1個? ありがとう♪
                
                    うわあ~。わたしの地瓜、割ったらハートになった~♪ 

製茶班、しばし地瓜休憩~。
およよ。。。向こうで小絹が大声で泣いているよ? どうしたどうした? 
地瓜でご機嫌のはずなのになぁ・・・。ちょっと見てくるね。

そんなに泣いて・・・どお~したのかな~?
おかんが説明。
なになに?残っている地瓜を他の人に食べさせたくなくて泣いている? ぎゃははーーー。

誰よりも大きな地瓜を手に持っているのに、まだ残っているもっと大きな地瓜が気になって
先に誰かに食べられてしまうのを心配しているのだ。
今手にあるのを必死に食べながら、食べるのが早い周りの大人に向かって
『食べちゃダメー』『いやー』と地団駄踏みながら大泣きして訴えている。。。くっくっくっ。

小絹、愛地瓜~♪
 そんなに好きなの~!! 好かったね~♪

「一緒に品地瓜しましょうね。」と、となりに座って私もハートの地瓜を食べ始める。
ああ~。ほんと、おいしい。。。食べちゃった。
その頃、小絹はついに最後の1個となった一番大きな地瓜を手にすることに成功していた。
おばちゃん、ちょっと意地悪をしてみたくなる。

「うわあーーーん、無くなっちゃったよぉ~、それ半分ちょうだいよ~。うわあーーーん。」
小絹の真似した大きな嘘泣きをしてみる。

周りの大人、にやにやしながらその反応を待つ。
さあ、試練がやってきたぞ、どうする、小絹!

 ←泣いている私を見て非常葛藤中。(笑笑)

なんと、ほっぺをヒクつかせながら、丸ごと差し出してくれた!
きゃーーー、なんて好い子なのーーー♪ 思わず抱きしめた。
「ごめんねごめんね、冗談だよ。安心して。おばちゃんもうお腹いっぱい。ゆっくり全部食べてね。」

来年は、石焼き芋をおみやげにしよう。。。

 しばらくして夜食。もうお腹いっぱいです!

干了!

さあ、ここまで来ました。
 雑種茶、仕上げのホン干に入りまーす。

数時間後、雑種茶も研究茶も無事に干了~。
そして、まだ真夜中なのに、おとんが起きてきたーーー!!

 
おとんの手と雑種茶。                好香~~~♪

となれば、やることはひとつ。。。だよねぇ~。(笑笑)

雑種茶&研究茶、できたー♪

おとんとふたり、全種チェックして撤収して、お掃除お掃除。。。

『愛子やぁーーー。来~~~。品茶ーーー。』 「来了~~~♪」
真夜中でみんな寝ているというのに、ふたりとも声でかいし。。。(笑笑)

お♪ おとん、長期戦で本格的にやるつもりだねっ!
 5種準備。

『今夜は朝まで品茶しても問題ない。茶摘もないし昼の炒茶もない。出発するまで寝てればいいさっ!』
「え~ら~♪」

丁寧に準備して、山泉水もたっぷり汲んできて。。。いざっ!
 

 
↑↓同原料全挑梗:空調前炒・自然気候・空調後炒    ↑↓雑種茶:挑梗&帯梗
 

3種品比、これはおもしろい。全く違うや!
研究茶におとん非常満意~~~♪ 
『成功了ーーー。うれしっ。うれしっ。』って手を叩いて喜んでいる。あはは、これは当然だね♪

空調前炒、第1偏の香気好、水甘、但漂。第2偏で香気急激に抜ける、漂漂。
空調後炒、第1偏から太漂、滋味湯色共に太淡。おとん曰く『全然ダメ。』首を振っている。
自然気候、質が全く違う。有原味。水重。湯色濃。有韻。煎進むごとに旨み出て更に好。

雑種茶ーーー!! 水濃~♪ 原味重! これはすごい。。。
『ふぅわぁあ~~~♪これこそ茶の原味だ!』
「ふぅ~。すごいねこれー♪』
『見てごらん。お湯さしてすぐに出てくるっ!』
「すごいすごい。。。回甘もすごい強いや。。。何煎いけるんだろう?」
『これは長いぞ。ちょっとで一日中飲める。』

『初めてだ。雑種茶がここまで濃いのは。昨秋とも違う。』
「うん、昨秋もおいしかったけど、今秋は全然重みが違うね。」
『今までここまでなったことはない。』
「ほんと?」
『本当だ。』
「春の長雨の後の夏も気温低めで、秋になってもずっと雨が降らなかったからかな?」
『そうだ。気候と関係している。鮮葉と梗の栄養濃度が非常に濃い。今秋は梗が短かかった。』

「梗取らないほうがおいしいねー!」
『これは絶対に帯梗だ。挑梗したらそれこそ無駄使いだよ。』
「うん、取ったら本当にもったいないや。」

『これは保存期間非常に長いぞーーー。3年や5年では変わらないだろう。』
「うわあああ~~~。」
『こういうのが好い薬用茶だ。非常に貴重だ。絶対に人に言うな、あげるな。取られるぞ。』
「はーい!」 ←(笑笑) 

ふたりで拍手喝采~♪

 

そのまま朝まで品茶が止まらないふたり。。。(笑笑)

おとんと真夜中品茶

真夜中におとんと仕上がり茶葉を撤収して、
そのままふたりで今まで品茶していました!

星のきれいな夜でした。
最後のホン干を待つ間に、歯磨きしながらオリオン座の6つの星の枠の中に
いくつ星があるか数えていたら、55まで数えたところでおとんが起きてきた。
今晩は研究茶があったし満意がふたつ出たから。。。ふふふ♪

同じ原料の、空調前半炒・空調後半炒・自然気候。
雑種茶の帯梗・挑梗。
5種で第7偏まで。
雑種茶の濃厚な湯色に顔寄せ合って何度も覗きこんでいました~♪


今日、安渓へ降りて、明日福州へ行きまーす!

茶摘は今日から6日間ほどありませんの。
その後再開され、そこで茶王が出る可能性がある数日間がやって来るのです。
それまでに戻ります♪

今年は7月が閏月で2回あったから昨年とは気候が少しずれているので、
この間に先に茉莉花茶を受け取りに行こうとオーナーに電話したら。
うそ・・・大変なことになっちゃったみたい・・・・・・。
愛里花茶が、愛里花茶がーーーーーーっ。
とにかく行かなきゃわからない。行って来ます。

夜が明けました。体洗って洗濯して。。。少し寝よう。

山の朝

歯磨きしながら眺めるいつもの景色。
 好い朝だー♪

横ではおとんが朝食用の野菜を収穫中。
 
でかっ!                     香陽瓜&香jiao         

 小絹の宝物♪(笑笑)

一時休止

昼に起きたときには、いつもと何かが違ってひっそり~とした家の中。
早朝、茶摘娘たちは採茶が再開されるまで一時帰宅した。

 晒青用の竹竿も再開されるまで撤収。

お散歩。。。
 
みっけ♪               おとんが庭?山?畑?の手入れしている。                

およよ。。。ほぎゃ~ほぎゃ~、小絹の従弟が元気に泣いているよ!
珍しく部屋から外に出してもらえたのねー♪
 
                     老三に眼がそっくり♪

 
おかんが挑梗する横で。。。        上手だねーーーっ!!
念のため、これもおとんのお茶ではありませ~ん。

『愛子やぁ~。そろそろ時間だよー。』
「え~ら~!」

行ってきまーす&すぐ帰ってきまーす♪

安渓へ!

おとんの家から山をえっちらおっちら降りて細い道路があるところまで出る。
そこから一時間ほど走ると標高はどんどん低くなってくる。
 茶園がいっぱい見える!

更に標高が低くなり気温もやや変わる頃、大きな集落も見えてきた。
 この辺もまだ森林が残っている!

と、そこへ行く手をさえぎる集団が。。。
 
ごめんね、私先を急ぐの。水牛さん、ちょっと通してね、ありがとう♪   ↑じろり。

日が暮れる頃、安渓到着~。あつー、夏みたい。。。
老三! 久しぶり~♪

昨年の今頃は、寒くて寒くてみんないっぱい着込んで徹夜で梱包作業したのにね~、
なんておしゃべりしながら近所の食堂へ。

 老三たちと一緒に晩ごはん♪

安渓茶都

ちょっと茶都をお散歩、どんどん拡大している。 しかし、暑い・・・。

晩夏って感じの安渓ですが、どこの通りもこの季節の風景で染まっている。
老若男女問わずバイトの人たちがずら~り。
 挑梗! 一斤いくらでバイト代を計算。 

 老三とnu麺食べて。。。

バス停へ向かい。。。いざ福州へ♪
安渓から福州まで約4時間、高速道路もできぐんと早く便利になった。

乗ったらすぐ寝てしまったよ・・・ぐぅ~。

福州で乾杯~♪

寝ていたらあっと言う間に着いた。降りた。荷物取った。。。とことこ。

あれ? 私バス代払ったっけ???
バスの中で払えば好いと言われてすぐ乗って・・・乗ったらすぐ寝ちゃって・・・
着いたら荷物渡してくれて・・・誰からも声かけられなかった・・・とことこ。
きゃーーー。無賃乗車しちゃったよーーー。あいやぁ~~~。
振り返る。もうバス行っちゃった。
ま、いいか。わざとではない。(笑笑)

仲の好い友人数人が、バス停まで迎えに来てくれている~!
わーい、謝謝~。ひっさしっぶり~~~♪
このまま直行? どこ行くの? 『みんな』が待っている??? う・・・。 
危険な予感がする・・・そう、ここは福州。

「ちょっと待って。私やりたいことが明日もたくさん、時間が~。」なんてことは通用しない。
私の知らないうちに、すでにゴングは鳴っていた。 カーン!

でたあーーーっ、熱き福州人朋友集団が待ち構えていたあーーー。
もう逃れられないことを悟る。今夜は終わったな・・・明日は休みだ。

いいさ、ここまで1カ月以上突っ走ってきたんだ、1日くらい。
そんなことより、1日で済むのか?ってことの方が大問題。(苦笑) 

 2年前にはなかった種類のビール登場!

冷えたのが好いか、冷えてないのが好いか、聞かれる。「これは」自由に選んで好い。
ハーフ&ハーフで温度調整する人も多い。 
ひとりずつ、それぞれにまず2本は置かれた。

「飲みたくない」「飲まない」「少しでいい」「もうストップ」なんてことは許されない。
少しでもお酒を飲める人間が一緒に飲まないのは、非礼に当たる。
自分の自由なペースで飲めるわけでもない、杯に手をつける時は乾杯したい相手を指名する時。
乾杯とは杯を合わせる事ではない、必ず自分で満杯にし、満杯にしたその自分の杯を飲み干すこと。
全員で乾杯することはほとんどない、一対一で乾杯する。
乾杯の相手はひとりに偏ってはいけない、主賓を中心に全員均等にする。
ひとりに対し1杯乾杯は最初のうちだけ、3杯、6杯、9杯・・・3の倍数で、次第に乾杯数は増えていく。
それが礼儀。

乾杯は歓迎の意味、朋友の印。今夜の主賓は・・・2年ぶりに福州に来た、私。

 大きな個室に、全部で16人来る? 
ぐえーーー。多すぎだよおおおーーー。
そんなに歓迎してくれなくても・・・。はは。いや、嬉しいです。ありがとう♪

しかし、この人数相手にひとりじゃ体がもたないよ。やばいなぁ・・・。
小鬼、助けてくれ~~~。(小鬼はここの習慣を知っている。)

えーと、高校生とおばちゃんは抜かして、今夜は13人相手、か。
こりゃ気合入れなきゃ倒れるな。 
よし、とにかく食べるか♪ 芋頭(大きな里芋)→ 

 ひさしぶりの『一口杯』♪ 

福州では、この小さい『一口杯』が使われる。
これなら乾杯しても! と思うでしょ? 
そう思ったあなたはもう福州人の罠(笑笑)にはまったも同然さ。はっはっは~。

ほら来た、乾杯の嵐ーーー。
よし、がつがつ食べよう!!!

壷の中身はなんでしょう?
 
亀スープ。おいし~♪                   淡水の亀、草亀。
甲羅を小亀にお土産にしようと、用意してもらったのに結局忘れて置いてきちゃった。

ちょっとさわやかさんへ。個室に完備されているので便利。
 『愛子ぅ~。早くねー。』 ・・・はいはい。 
 なんて用意の好いこと!
いや、何もここまでしなくても・・・。

 金魚ちゃ~ん&草亀ちゃ~ん♪

何回めかのさわやかさんから戻ると、そこには『大杯』が用意されていたあああーーー。
大杯は、一口杯約6杯分でぇ~す。
もう写真撮る余裕なし・・・。

数時間後、お開き!
みなさん本当にどうもありがとうございました♪
『愛子、見てみろ! 今夜は8箱だ。わっはっは~。』

ビールはダースで運ばれてくる。飲んだ数で精算する。
部屋の片隅に、空になった8箱が山済みにされていた。+4本。
計100本。
切が好いからお開き、という訳。あはは。

『明日の昼は俺がご馳走する!』
『じゃあ、明日の夜は俺が!』
『明後日の夜は俺に!』      
ほら来たーーー! いやいや~、お気持ちだけありがたく。。。本当に。


で、そのまま終わるはずがない。そう、ここは福州なのよ!!

             別の友人たちも合流してカラオケ。そして夜は更ける。
 
冷えたのと冷えていないの、どちらにしますか?  あ、一番冷えているのを・・・。 
 
熱いぜ。。。福州人♪(笑笑)

やや二日酔い・・・。

朝。起きた。ダメだ、気持ち悪い。
白酒出なかっただけまだましだけど・・・。
こんな体調とこんな舌じゃ、品茶なんてできない。茉莉花茶は明日だな。
こういう時は、おとんの雑種茶飲んで寝る。

昼前から、お昼ごはんのお誘い連絡がくる。
一般的にここ福州で会社に勤めている人たちは、11:30~14:30までは休憩時間。

食欲ないけど・・・食べる! 
 
海鮮麺                    西米露(ココナッツミルク風味のタピオカ)。温かい。

ほぼ回復~♪
仕事場に来ないかって? いや。日用品買い物したら、夕方まで私は寝るんだーーー!! 
本当に疲れてるし、本当に眠いんだってばぁ~~~。(苦笑)     

福州は今日も熱い!

夕方、電話が鳴る。。。嫌な予感。はは。

『愛子ぅ~♪ みんなもう待っているよ。今から迎えに行くからねー!』
やっぱりーーー。聞いてないよぉ~~~。

「今夜は飲まないからね! 強制するなら絶対に行かないよっ!!」
『好~好~。大丈夫、今夜は内輪だけだから安心してご飯食べにおいでー。』
「絶対だな?! なら行く♪」(笑笑)

 今夜は6人。
長い付き合いの特別に気心知れた友人たちだけの個室だし、昨夜再会の乾杯したし、
明日私は用事がいっぱいあるの解ってくれているし、こういうときは飲まなくても大丈夫。
私のために新しくオープンしたレストランを予約してくれていて、全員で初めての場所での食事!

みなさんはビール。これ、当たり前。
飲まなきゃ男じゃない、福州では生きていけない。でしょ? わははー♪
 私はこれ~♪
ん?だから飲まないってばー。
ひとり新しい友人を紹介する?そのときだけ? はいはい、そのときだけ、約束だよ。
乾杯の飲料? そうねぇ~、何がある? じゃ、ハミ瓜のフレッシュジュース!  

 
↑最後まで正体不明だった『海の中のもの』。全員初めて食す。
魚でもない、海草でもない。茶色くて、くねくねつるつるしている。ナマコではない。 

 
兜蟹~。                 芙蓉(茶碗蒸しと似ている)の渡蟹あんかけ~♪

『ああー。愛子、あれあれ。あれ食べなくちゃ!』
『愛子は女だから公(雄)だな。陽澄湖産の一番大きいやつ持ってきてもらおうー!』 

 
大jia蟹(上海蟹)~~~♪

結局、5人分+私の乾杯の1本、で3箱+数本。
で、お開き!

さすがにみなさん今夜は控えめだね。(笑笑)

06愛里花茶

楽しみに待ってくださっていた皆様、大変申し訳ございません。
06茉莉花茶は連れて帰りません。やめました。
06愛里花茶は・・・ありません。本当にごめんなさい。

おいしい茉莉花茶が飲みたいよぉーーー。
もう家にもあの04愛里花茶は無いよぉ~~~。だって06愛里花茶があると思っていたんだもん・・・。
うわあああーーーーーーん。うわあああーーーーーーん。(涙涙)


オーダーしていた06愛里花茶の。。。
 
手前:06白雪芽 奥:06尖螺     左:06白雪芽 右:06尖螺

 
06尖螺(玉米はもう生産されていないので、代わりに選んだ)    06白雪芽      


今回大陸に来て電話をするたびに、どうもオーナーの歯切れ悪い口調に不安を感じてはいた。
いつものご機嫌な『がっはは~♪』が出てこない。
言うことも毎回なんだかはっきりしない。
『とにかくおいで。品茶してくれ。飲めば解る。とにかく来れば解る。』そればかり言う。
覚悟して、朝からここに来た。

お久しぶりでーす! およよ? 
オーナー元気そうだけど、なんだか気恥ずかしそうな笑い方している、珍しいなぁ。

『愛子~。とにかくこっちこっち。』と、茶庫の中へ。
数種を取り出し《聞》してみる。 ん? ありゃ???

『とにかく品茶してみて。』とオーナー。
「解った。」

 評茶中。
秋のオーナーはパジャマ姿じゃない。あれは夏だけの正装?!(笑笑)

 左:06尖螺  右:06白雪芽

あらららら・・・。

なんでなんでーーー?!?!
なんでどうしてこうなっちゃった???

 左:尖螺 湯色に紅色が出ている。
干茶の状態でも、茉莉花の香気は尖螺が一番好い。
が、不思議な甘みにすぐに気がつく。
この甘みは茶[土丕]が微醗酵した甘み、茉莉花の鮮花による甘みではない。
茉莉花茶にこれが出てしまったら・・・茉莉花茶としては本来失敗。


「ねえねえ、私が確認品茶したあの茶[土丕]を使ったんでしょ?」
「04年のあの茶葉(愛里花茶)と同じ製法したんでしょ?」

苦笑いしながら一緒に品茶を続けるオーナー。
まだ一度も『がっはは~♪』は出てこない。

「これ8yinじゃないよ。茶[土丕]も変わってるよ? 尖螺は途中でちょっと醗酵してない?
それどころか・・・これって・・・陳茶混ぜた?」
『はは、やっぱりばれたか。うん。愛子が大陸に入って電話くれてからな。』 

「なんでえええーーー?!」
『この白く見える部分が全部愛子がオーダーした茶葉だよ。ほら、部分的にきれいだろ?ははは。』
「なら、どうして?!」
『出来が悪かった・・・。』   あぁーーー、それであの電話かぁ。

「全部混ぜちゃったの? なんで混ぜる前の取って置いてくれなかったの?」
『8yinまでやるにはやったんだが、04年とは比べ物にならない。全くダメ、どう考えても不満だったんだ。』
「要するに、オーナー自身満意の出来じゃなかったってことね?」
『ああ、その通り。非常に不満意だ。申し訳ないなぁ・・・。今年はどれこれもダメだ。』
「そういうことか・・・。そういうことならすごく理解できる。」


『来るって知ってもう一度品茶したんだが、やっぱり納得行かない。おいしくないんだよぉー。
愛子がここに来てから何年だ?その中で一番悪い出来だ。
こんなの飲ませられるかよ。俺の信用丸つぶれだ。面子が落ちる。
これまで愛子がもっていった花茶がどんだけ好いものだったか解るか?
愛子の要求はわかっている、要求どおりしたが仕上がりは違った。今年は飲んで欲しくなかった。
だから混ぜちまったっ! がはっ、がははぁ~。』 ←元気なし。
「あは、あははは。。。」

いや、おいしくないわけではないよ。
混ぜちゃったこの2種は、福州の茶葉市場でも今年の最高級の茉莉花茶として
現在取引されているそうだ。


理由がはっきしてきたのですっきりしてきた♪
腰を降ろし、今年の状況について品茶しながら話し合う。

『今年はとにかく[土丕]が全くダメ、愛子に送ったサンプルは好かったんだがなー。
春の気候が悪すぎた。雨が長かっただろ?届く途中で壊れていたのも多くてな。
手工のは特にダメだった。尖螺飲んだろ?
夏の台風も多かった。花も高すぎる、04年の5~10倍だ。』
「うえええーーー。 じゃ、私の花茶に使うあの鮮花等級はもっと高かったってことだよね?」

『そうだ。とにかく花代も異常に高かった。気候や台風の問題もあるんだけどな、
中国ではここ数年急に発展して大金持ちが増えてきているだろ?
昨年今年と、このあたりは空気も景色も好いからな、別荘地開発の建設で花園が多く売られてな、
花の産量が急激に落ちたんだ。高山の方はまだ多く残っているけどな。
とにかく、鮮花全体の産量が少ないから鮮花代が高騰した。

それからなー、物価があがって工人に払う給料も以前より急に上がったんだ。
そうなると、製茶に必要な経費だけ計算したって以前よりとんでもなく高くなっちまう。

それなのに、最近花茶の価格は上がらないんだ。
市場で需要のある茶葉の流行が変わってきているだろ?
花茶は経費が上がっているのに取引価格は上がらない。
だからもう誰も好い花茶なんて作らなくなってきた、市場にある花茶の質は悪くなる一方だ。
好い花茶作る意味がないから、みんなおもしろくなくなってきたんだ。
汗水流して苦労して努力して最高の技術で好茶作ってもな、なんの儲けも残らないんだ。
製茶工場閉めて出稼ぎする人が多くなったよ。

これまで長年花茶の需要が多かった地方もな、ここ数年で鉄観音やらプーアールやら
もっと違うこれまで無かった珍しい種類や形のきれいなものも出回るようになって、
名称だけで高値になる種類でも消費されるようになってきただろ?
中国も金持ちが増えたんだよなー。
花茶の立場は弱くなり安値のものばかりが要求されるんだ、高級な花茶は需要がない。
どんなに好いものを作っても昔のような需要がないんだ、高級な花茶は原価にもならない。

04年まではまだよかったなぁ~、でもあの時の予算じゃ今の茶[土丕]代にも及ばないよ。ははは。』

「うえええぇ・・・。そうかぁ~。
確かにここ数年で市場の傾向は大きく変わったよね。
大量生産できるタイプが流行して、伝統的なものは振り向かれなくなっている傾向がある。
実はね、そういうのとはまた別に日本人にとってはつらいこともあるんだ。

昨年の7月に人民元の切り上げがあってから、日本円の換金レートはどんどん悪くなるし、
日本人の私にとって2年前と今年とでは同じ予算でも人民元にするとその差はすご~く大きいのぉ、
以前のようにはいかない・・・。昨年からレートはどんどん厳しくなる一方だよ。
現場での茶葉代が同じでも私の予算はそれまでとはまるっきり変わっちゃったの。きついよぉ~。」

『ああ、そうか、レートな。飛行機代も高くなって今夏は来られないって言っていたしなー。
はは、あっちもこっちもつらいなぁー。』
「ははは・・・。」

『さて、どうする? 欲しいなら分けてあげるけど・・・。』
「ん、、、。はは。これはなぁ~。 多分、あっても自分で飲まないと思うんだよなぁ・・・。」
『がっはは~、そりゃそうだろー。これまで毎年毎年最高の花茶を飲んでいるんだもんな!』

「本当は私にどうして欲しい?」
『決まっているさ。持って行かないで欲しい。それが一番だ。お互いの信用をなくす。』
「解った、やめる!」
『おう。そうしてくれー♪』

『愛子。来年がどんな状況でも、スペシャルに好い花茶を絶対に作ってやるぞっ!!
愛子が来ても来なくても関係ない、準備して待っている。
材料費はかかるかもしれないが、俺は儲けなんかいらない。こりゃ俺の面子だー!』

「あはは! 必ず来られるように来夏まで私もがんばるよ。うん、来年だねー♪」
 
 06小龍毫は? むむむ・・・。
もう解ったよ、オーナー。(苦笑)


うわあ~。大きなお家がほぼ完成している♪
前より狭い? いえいえ、十分広くて立派です。
私が来たとき用の部屋も見せてくれた! パソコンルームもあるよー。すげー!

 
                          立派な門~。でか~。

『愛子~、今夜は家で晩ご飯食べて泊まっていけ! 麗麗がもうすぐ帰ってくるぞー。』
「きゃー、ありがとう、会いたいな~♪ でも、ごめんなさい。今夜はお父さんと約束しちゃったよ~。」
『あぁ~あぁ~。そりゃ仕方ないな。時間作って別の日にまた泊まりにおいで。』

 サンプルもらった。

以上。
楽しみにして待ってくださっていた皆様には、誠に申し訳ございませんでした・・・。

来年はきっと♪

お母さんの水餃子♪

福州のお父さん&お母さんの家へすぐに行く!
うわあ~ん。ひさしぶり~♪

お母さん特製水餃子! ほっとする味。。。おいしい~。
 ケチャップ付けるの?
子供たちはみんな好き? では私も。。。あらホンと、それもおいしいっ!

 いっぱい出てきた、謝々~♪

お父さんとお母さんと鉄観音やら雑種茶やら品茶しながら、何時間もおしゃべり。

『鉄観音はどうやって作るの?』
『採茶したらそのあとはどうするの?』
『炒茶したらすぐできあがり?』
『鉄観音品種っていくつあるの?』
『どういうのが好い品種なの?』
『天然と人工とどう違うの?』

うふふ。お母さん、興味深深なの!
80年代にすごいおいしい茶葉を飲んで以来、ここまでおいしいのは飲んだことがなかったって♪
そうかもしれない、その直後に開放になって中国は大きく変わり始めたからね。

ゼスチャー付きで製茶工程を最初から最後まで、お母さんに説明。
隣で、お父さんにこにこ見ながら時々冗談吹っかけてくる。

こんな日は、お父さんとお母さんの家がほっとする♪

紅豆湯

さあ~て。街でやっておかなければならないことがたくさんある。
充jika・ipka、探して・・・。

街を走り回っているところへ、お昼のお誘い電話!

 お茶代わりの紅豆湯♪

 
茶樹guと鴨の湯。               章魚(蛸)  豆苗  海鮮白[米果]

おしゃべりしながらゆっくりごはん。

じゃ、私また回ってくるねー。

銀行。 がーーーん、、、レートがぁ、、、ひどい・・・。 考えても仕方ない。次っ!

日用品・資料。。。  一日じゃ終わらないや・・・。

福州茶都

福州の茶都もどんどん拡大されてきれいに改装されている!

 
うわーーー。個人所有の車が増えたなぁ~。

知り合いの店いくつかを挨拶周り♪

 白地瓜。生で食べる!
情報交換しながらおしゃべり。
5時だ。そろそろ行かないと捉まるぞぉ。。。

ん? 今夜は一緒にご飯? ほら来たーーー!(笑笑)
ありがとう。ちょっと約束があるから。。。ごめんね~、また来るね♪

じゃ、私行くねー。
 

古い並びもまだ少し残っている!
 

夜の福州

今夜は別の仲良しの友達と約束!
農業大学の茶葉学科を卒業した同じ年の友人ふたり。

近所で間単にお食事~♪ 
雪碧(スプライト)&可口可楽(コカコーラ)で乾杯ー!
ふたりとも連日他所で飲み続けているそうで・・・今夜はお互い気楽だね。くすくす。
 
土鶏と瓜子金(降火の薬草)の湯     河蝦・目魚巻・牡蠣焼き・鴉片魚頭・jielan菜。
↑おとんのところより薬草の葉が小さい。
今夜の中で一番高級な料理です♪     

西湖辺をお散歩しながら、最近の市場傾向など情報交換。
 
立派なマンションができている。      向こうに見えるのは茶芸居。

最近は茶館とは呼ばずに茶芸居と呼ぶそうだ。
お茶はおいしくないけど非常に高いから茶葉は持参したほうがいいって。(笑笑)
行くかって? いや、やめとく、また今度ね~。


あらー。いいじゃない! 中国的味道~♪
 

公園内の休憩所。行ってみよう、行ってみよう!
 
最近はみんなコンクリートなのね。木材は高い? そりゃそうだ。。。

 でも、いいわ~。束の間の観光気分♪

21:30、街に消灯の音楽がなる。ここも一斉に電気が消えた。
明日も、街でやっておくことがたくさんある。

街の水餃子

おとんが呼んでいる。急がなくっちゃ!!!
くぅ~、冷気が来ているのに、、、茶摘みが再開されてしまう。

本当は今日戻るはずだった。
手配していた飛行機チケットが届いたら間違いを発見し、急遽本日戻れないことになってしまった・・・。
すぐにやり直してもらう。まあよくあること。仕方がない。

バスと飛行機の値段や時刻等、もう一度確認して届けてもらい、無事に手配完了。
そこへ、また夕べの友人からお昼のお誘い!

 
適当にお店見つけて、水餃子~♪

仕事場? 行く。資料見せてー。ネットも使わせてー。

その後、薬屋・図書館・本屋、等々。。。 あ、おとんへのおみやげも!

裏道でお昼ごはん

福州を出発します!

お昼には少し早いけれど、友人とふたりで今回の福州最後となるごはーん♪
えーと。。。時間が無いからそこらへんの裏道で適当に入ろうか!

 
何にしようかな~。          海鮮はいらない。

 
たけのこ?今日はいいや。       あああーー♪ 福州と言えばこれ食べなくちゃ!

 
でっかーーーっ。       おとんの家よりでかいぞー!

 今日は私がセレクト。


福州に来たら魚丸。大好物~♪ これ食べないで福州は去れない!
 
淡白な魚のすり身のお団子の中には。。。濃厚な味わいの肉団子。好きー♪

再見福州!


福州。。。熱かった。(笑笑)
いつもいつも大歓迎してくれる街。大好きです♪
来夏に戻ってきまーーーす!

長距離バス駅。
 
乗りました。。。炒茶に備えて寝るべし。


目が覚めた。何時間寝ていたかな? どこだ?  おぅ、もうすぐ着く!
 追い越しまーす。気をつけてね、ばいば~い♪

 安渓の長距離バス駅、到着~。

おとんの家まで一気に行きます!!!

ただいま戻りました♪

着いた。もう真っ暗。うえーーーっ、炒茶が始まる。急げ急げ。

『愛子・愛子・愛子ぅ~~~!!』 
きゃーーー。小絹が大声で叫びながら走ってくるよー♪

暗闇の中で名前を呼び合いながら走り寄るふたり。映画のワンシーンのようだ。
おとんとおかんが大笑いしながら見ている。

『愛子ぅーーー♪』 
ふたりひしと抱き合う。。。小絹の勢いに私はしりもちをつく。

 荷物なんかどっちでもいい。
急げーーー!!

 さっそく撮影お手伝い?!

お待たせいたしました。起鍋係、入りまーす!
 
                           おっけーら♪
 ふ~ぅ。好香~♪ 

1種目終了!
 
                          ん? 小絹! なんですか~♪

今夜の小絹は製茶中もずっと離れない。
ごめん小絹、私ちょっとさわやかさん。。。

おとんの家で一番明るい懐中電灯が近づいてきた。 小絹? ひとり?
もしかしてお迎え? まあご親切にありがとう♪  でもまださわやかさん中・・・。
こらあーーー、照らすなあーーーーーー。


切の好いところまできました。ごはんごはーん!
 
山の家のご飯、おいしい~♪

びっくり球♪

帰ってすぐ、おとんから渡された包揉の小球ふたつ♪
本日昼炒の自然気候2種。

これよこれーーー!!
これの揺青に間に合うように夕べのうちに帰ってきたかったよ・・・。くすん。

帰ると連絡していた昨日、冷気が来たためにおとんは茶摘みを再開し、
連絡した直後にアクシデントで私は一日戻るのが遅れることになった。

気温が急激に下がった昨夜は素晴らしい揺青と醗酵になった。
おとんは一睡もしないで茶葉の傍にいたそうだ。
あまりにも素晴らしい香気で武者震いして眠れなかったそうだ。
ぎゃー、何度も何度もそんなこと言われると余計悔しいよーーー!!

本日の昼に炒茶のタイミングがきて、その後の包揉もおとんは付き添ったそうだ。
続きは任せといて~♪ って言いたいところだけど、あとはほぼ仕上げのみ。

製茶室では、私の真似して小絹がやけに張り切っている。同じことをしたがる。(笑笑)
 ふふ、それはまだ無理だと思いまーす。
あと何年でできるようになるか、おばちゃん楽しみだな~♪ 

途中のホン干まで来ました!!
 美しい。。。本当に好揉~♪

 
そうそう、それならできるね。   って、張り切りすぎーーーッ。

 ほら、、、刺さっちゃった。(苦笑)

 みんなで覗き込む。
『ふぅわぁーーー。これはすごいお茶になるぞ~~~!!』

 ふえ~~~♪ 

はい、ホン干機入りましたー!  
 となれば、さっそく準備。(笑笑)

品びっくり球!

ホン干機に入る前のその2種を品茶~♪

1球:帯梗・挑梗・梗             2球:帯梗・挑梗・梗
 
 ↓ 第一偏                       ↓
 
 ↓ 第二偏                       ↓
 

  ←↓第三偏
 
ひえ~~~♪ こりゃ、おとんだって武者震いするわーっ!!

ここまで来て、途中のホン干終了。製茶室急いで戻る。
 小絹は揺青準備のお手伝い?


定形まで来たので、審評台に急いで戻る!
 第何偏か、忘れた。。。

 
第6偏くらい。。。かな♪

 左:1球の梗  右:2球の梗

梗。うますぎだよ。
この1球の梗の滋味といったら、信じられない!! 
ここまでのは今秋初めてだわ。。。おとん、すごいすごいすご~い♪ 

『愛子ぅーーー。』
製茶室から呼ばれる。最後のホン干だ。いよいよ仕上げです! 
「来了ーーー。」
 最後にもう一度、丁寧にやさしく篩って。。。

 もうロックするところまで来ました。行ってらっしゃーい!

次に会うときは。。。ふふふのふぅわぁあああ~~~。だね♪ 

揺青

びっくり球はひと段落。あとは時が来るのをただ待つのみ。

揺青が忙しくなってきました。はーい、手伝います。
 
 種類が多い、間違えないようにお手伝い♪

びっくり球できたーーー♪

 おとんが来たーーー♪ 時間ぴったり。(笑笑)

 
やさしく広げて。。。          くえ~~~。早く飲みたーい♪

びっくり2球品茶♪

製茶室を軽くお掃除して。。。さっそく始めましょうかおとん♪  
いない・・・? 

待ってぇーーー!
 ←もう準備始めていた。(笑笑)

 この2種、揉もとても美しい!!

 それぞれ3通りにして。。。

 
第1球:帯梗・梗・挑梗              第2球:帯梗・梗・挑梗

現在開始ー!
 
第1球:帯梗・挑梗               第2球:帯梗・挑梗

ふぅわあああーーー。すんげ。。。   どちらも文句なく帯梗好!!

第2偏
 
第1球:帯梗・梗・挑梗              第2球:帯梗・梗・挑梗

この第1球! なんじゃこの梗のうまさ&甘さ。ほ~う♪

ということで。梗対決~♪(笑笑)
 
               左:第1球の梗 右:第2球の梗

第2球の栄養分も非常に濃い。
この第1球の梗は化け物(笑笑)だ。。。 こんなに湯色は薄いのにね、信じられない!

第1球、熱取れた。撤収だ・キープだ・急げ~♪ 
 おとんと2人で。 

 第2球も熱取れた。
撤収&キーーープ♪

  仕上がり量どのくらいかな?
 
『うわぁ~少ないなぁー。愛子、半分ちょうだいな!』
「もちろん! わ~いわ~い♪」

 続き続き。。。(笑笑)

揺青中

夜食いただいて。。。
 好茶飲んだから食欲もりもりー!(笑笑)

さわやかさん。。。
 から家に戻るところ、転ばないようにね~。
                   
おとんはもう寝た。夕べ一睡もできなかったから。うふふ。
腰が痛いって言っていた。ずっと作業していたからね。

おかんと一緒に揺青しながら、合間に画像整理。いっぱいある~。るん♪

おかん『今夜は昨夜ほど下がらないねぇ・・・。』
愛   「そうだねぇ・・・昨夜はどのくらい寒かった?」
    『上にも下にも冬用の分厚い下着来て、セーター2枚重ねたんだよー。』
    「うわ・・・。昨秋みたいだね。明夜もまたそこまで下がるといいのになぁ。」
    『今夜も今秋にしては気温が低いけど、昨夜ほどのは出ないねぇ。』

    『愛子。あの2種ちゃんとしまった?』
    「もうばっちりーーー♪」
    『あのお茶出てほんと好かった。もうあれ以上は出ないかもしれないからね。あっはっはー♪」

揺青の合間合間で画像整理。。。えーと、どこまでやったっけ???
行ったり来たりしているからすぐ忘れちゃう。ははは。
 
『愛子~。これ食べて。』           「わーい、柚子だ!」

甘くてさっぱりしてて水分たっぷり、大好き! おいしいよ~♪

ただいまー♪

おとんの家に戻ったら、今晩すっごい鉄観音が2種出ちゃったよおおおーーー♪

冷気が来たから、おとんは昨日から茶摘を再開した。その中の2種。

『今秋のトップだ。。。すごい韻だ。。。ふぅわぁあーーー♪ふぅわぁあーーー♪』
『うれうれ・しいしい~!!』 
品茶しながらおとんは大はしゃぎ。(笑笑)

おかんはやっと笑顔が出た。
おかんはね、前半からずっと嬉しそうじゃなかったの。
『せっかく愛子が来てくれているのに、今秋は好茶が少ない・・・。』って毎日ぼやいていた。
あはは。仕方ないよ、おかん。
今秋の品質は連日連日こんなに素晴らしいのに、気候がさ・・・。

今夜は、みんな大喜び~♪
おとんはご機嫌でさっき寝た。昨夜は武者震いで一睡もできなかったそうだ!


夕べ、突然気温が下がった。
しかし、今夜は気温が夕べほど下がらない…。
だから明日はここまでのものは出ないだろう。
あと2日くらいで茶摘は終わるだろう。

品茶してホン干終わって撤収してキープした♪
産量はもう少ないから包揉も揺青も終わったし、今夜はもう寝る。
移動で疲れた。

今夜、早い時間は倒れそうなくらいの多くの星が出ていた。
夜空という夜空に星がない場所がなかった!!
しかし数時間後には雲がでて星はほとんど見えなくなった。
明日は思った以上には気温は下がらないだろう。

とにかく明日だ明日。
どうか明日の夜にはまた気温が急激に下がりますように。晩安~☆

本日も晴天なり♪

起きればすぐにかわいいラブコール。
『愛子~愛子~愛子ぅ~~~♪』
そんな名前叫びながらダッシュで走ってこなくても。。。寝ている時間しか離れていないじゃないのよー。
大げさな・・・とか思いつつ、やっぱり私も走ってしまう。
名前を呼び合い青空の下でひしと抱き合う。

はい、本日の分終了!(笑笑) 顔洗わせてくださいね。

 本日も晴天なり♪

だ~か~ら~、さわやかさんには付いてこなくていいのーーーっ。

 ←私の真似。
はい、かわいいかわいい。。。はい、きれいきれい。。。

ほらほら。いつまでやってんのーーー。ご飯だよ♪

昼下がり

今日は茶葉が少ないから、座って一緒にご飯食べられるね~♪

 
                           それ、コーヒーカップですよー。

私が持ってきたプラスチックのコーヒーカップとスプーン、がお気に入りらしい。
それって、赤ちゃん用じゃなかったっけ~? ま、いっか。
ご飯にもそれ使うの? それだとたくさん食べたくなる? ふふふ。
ご機嫌でたくさん食べられるなら、それで好~♪

ごちそう様でした。私もう終わっちゃったよ?
おしゃべりしてばかりでちっとも進んでいない小絹。今度は椅子に登って遊びだした。
先に食べましょうーーー!
 おかんに無理やり突っ込まれる。(笑笑)

『遊ぼうよ~。』「いや、遊ばない。」

炒茶始まるまで、整理できた分を少しでも投稿したいのよ。
おとんも他の製茶メンバーも、炒茶タイミングがくるまで休憩中です。

 ←すねる

いじける→ 
             雪碧あげるから♪ 

 ←邪魔する
雪碧効果なし・・・

わかったわかった。少しお外で遊ぼうか♪

  やさしいね~。ありがとう♪
虫に刺されて腫れたのをなでてくれている。

 ←なんの真似ですか?
一緒に昼寝? いや、遠慮します。

生まれて3年4ヶ月、山も砂利道も畑も柴の上も。。。どこだってこの素足で歩いてきた。
立派な足の裏♪
 
 剥かなくていから。。。

野菜採りに行こうかっ! 
 
su瓜                     香陽瓜

おとんが呼んでいるーーー。そろそろ炒茶タイミングがくるぞ!
小絹、かけっこだ。急いで戻れ~~~♪

覗き鬼♪

自然気候の1種。散発が始まっているー。急がなくちゃ!

 ←まねっこチェック。どんな感じでしょうか?!
あのぉ~、下に落とさないでくださいね・・・。

さあ、始まるぞ、急げ急げ、準備だー!!

だから、ここにはついて来るなーーー。
 覗くなーーーっ。

えーと、実はさわやかさん中なんですぅ・・・。(苦笑)

そんな顔されると。。。
                 実に落ち着きませんのよ。とほほ。

まもなく炒茶

 炒茶準備始まりました!
 

おっけーら。それぞれに布で蓋をして。。。
 
 反対側が出ていますよ~。


鍋準備の間に本日摘みの鮮葉が揺青タイミングがきた。
1種は晒青する必要がない原料。揺青に入ります!
 

おかんが呼んでいる。鍋タイミングがきた!
「来了~~~♪」

炒茶入っています!

自然気候の1種!
 
                      うん、いけそう♪

 
熟~~~♪                 好炒! 好打! 好篩! 

 どんどん行くよーっ!!

 今日は柴調整のお勉強ですか♪
んん? 下段は違うでしょ・・・。
                      なにしているの?

愛芋子♪

炒茶鍋の下段を準備した小絹。
向こうの畑まで走っていき、なにかを掘っている。
何掘っているのかな~?
起鍋までまだ時間がある。。。ちょっと覗いてみよう。

  
これのための火のお勉強だったのね。     里芋~♪

 落ちましたよ。

その横で。。。
 
少し前に鈴なりだった蕾は花が満開。咲き終わったのもある。

鍋へ戻れーっ! 

 無事に終わりました♪

 こちらも終わったようですね。おいしかった?
指までしゃぶってるよ。。。ふふ。

 私はこっち! 釜ほこ品♪

小絹が呼んでいる。なんだ?
 芋掘り手伝えって? はいはい。
なかなか好い芋子じゃない!
                     大丈夫、取らないってばー。

 再び、下段へ芋子投入~。

さて、釜ほこ品しよう。。。るん♪
おとんが呼んでいる。うわ、晒青が始まった。手伝いまーーーす!

釜ほこ品

おとんと2人で晒青。。。する横で、小絹が真似して手伝いをしたがる。
包揉が進んでいるので、今はこっちに人手が少ないことを知っている。
でもね、まだちょっと難しいと思うなぁ~。

 『いやー。私がやるのーーー!!』
ははは。気持ちはわかるけどね。
地瓜&芋子をいっぱい食べて、もう少し大きくなってから♪
今年はここまで持てました! 来年はどこまで持ち上がるかな~。


やっと品茶♪
 
                  左:1種目 右:2種目
  

品茶するその横で。。。
 ご機嫌ですね~!

おとんのおとんです!  
                  今日はひいおじいちゃんと一緒♪
 

『愛子やぁ~~~。』 おとんから呼ばれる。
 次々と炒茶タイミングがくる。
開始炒茶準備ーーー!

炒茶は続く!

4種め入りまーす!
 この原料は時間かかりそう。。。
今夜は長期戦だね。よっしゃ、行ってみよーっ! 

はい、全部炒茶おわりました。初包球に入ろう!
 

炒茶組、やっとごはーん♪

 揺青も進んでいます。

 
食後は。。。                    さっきの釜ほこ品でしょ~♪

同時進行

1種め・2種め・3種めも、そのまま残しておいた。
 4種め追加されました!

その頃、1種目ホン干近し。
 ホン干前を確認品茶~。 
 
                    左:帯梗 右:挑梗
1種め、小球ちゃん。好茶だーーー♪ 

 うん、外形も好。ホン干行ってみよう!
じゃなかった。。。その前に定形!!!


その頃、この子たちの香気が好くなってきました♪
 
揺青準備ーーー!
 
                           行ってらっしゃーい♪

製茶室に戻る。
 定形おっけ~。ホン干準備ーーー!

続:同時進行

1種目。
 どれどれ、どのくらいかな?
ん~、今の状態で6キロくらいだね。

どうどう?! 非常好ぁ~♪ 

 ←回っています。

 外で広げて少し冷まして。。。

その間に、2種め&3種め確認品茶。
  梗は時間をかけてよく確認、っと。

おっけーら!
 行ってらっしゃーい♪

その頃、4種目がやっとここまで来た。まだまだー。

とりあえず確認品茶。  2種め&3種めの続きも同時に。
  ←2種め&3種めの梗

4種めまだまだ時間がかかりそう、戻れぇ~~~。

それから一時間半ほどし作業して。。。
4種め、やっとここまで来ましたーーー♪
 

 どうよどうよ! 素晴らしい揉でしょ~♪(笑笑)

朝まで研究品茶!

4種め、干了!
 ということで。。。

4種同時品茶。現在開始~♪

 
左から:1・2・3・4
 それぞれ帯梗・挑梗・梗を準備!

1種目。第一位。好茶♪
 → 

2種目。第2位。香気好。
 → 

3種目。第4位。含雑味。
 → 

4種目。第3位。揉好。
 → 

 
第1偏                            第6偏?

終わった。。。
 朝だぁ~。

この4種は要りません。だって、空調茶なんだもん。
おとんが空調茶にするということは原料も・・・。へへ、私が選ぶ原料とはまるで違うのです。
ちょっと研究したいことがあったので、初めからずっと製茶&品茶していました!

う~~~ん。非常納得納得♪ あー、さっぱりした! よし。寝るぞ~♪

昼前には今夜揺青したあの子の炒茶タイミングがくる。今は横で休んでいるよ。ふふ。
さっ、歯磨きしよう!

歯磨き中

夜中に気温が下がったので、今朝は露水が多い!
いいぞいいぞー。あの子は好茶になるぞーーー♪ 
  
                  『コエ』、まだ寝てるの?

それではみなさま、おやすみなさ~~~い。

おはよう♪

朝の儀式(!)は先ほど無事に終了しました。(笑笑)
 化粧水、、、不思議? 
洗面道具に興味深深~♪ 

『愛子やぁーーー。来ーーー。』 おとんが呼んでいる。
「ほーう!」
 ←『これこれ!!』
『好いぞー。聞してみてごらん。夕べも気温下がったからなー。』

 
んーーー♪ やっぱりこの1種好香来たー♪    あと一時間くらい? はい!

 光線が当たらないようにして。。。

今日は早めに来るぞ。準備準備!

2歳、鍋入っています!

原料によって気合の入り方が全然違う炒茶組。(笑笑)
スペシャルな茶葉の時は感触が違う、そうなると全員嬉しい&楽しい! 
私のキープ茶の時はそりゃ~~~競って技術を披露してくれるよ。。。あははっ。

じゃあ行くよ、今日のこれもよろしくねーーーっ!!
 行きまーす。
   入りましたー。 
                  うわあー。好香~~~♪

 殺青正好!! いける♪
一気に炒茶し終わりました! 

 さっそく、釜ほこ品♪
帯梗&挑梗。。。そうそう、梗も。 

こういう種類の品茶の時は、必ずおとんはそこにいる。(笑笑)
 
第1偏:帯梗・挑梗・梗              第2偏

おっけーら~。好揉にしようねーー!!
 『まかせとけーーー。』
進め初包球~♪ 

作業中

これも好揉になるぞ~。行けーーー♪
 → 
→  → 

定形まで来た頃、鮮葉届く。
 
                         おおーーーっ。これ好♪

みんな忙しいのでひとり遊びしている!
 採茶ですか?そこはもう終わってますよー。
ああ、お気に入りの袋を使いたかったのね♪ 

まだまだー!

 作業進めまーす♪

最後の定形まで来ました! 確認品茶っと。。。

 本日摘み、さっき見ていた鮮葉、いい感じ♪

 炒茶準備も始まったーーー。

 急いで品茶。。。して、戻る!

 そろそろおっけーだね!

 
いやーん、いいじゃないいいじゃな~い♪(笑笑)
 
 全員非常満意~♪


ホン干入ります!
 あら小絹。好葉は採茶できましたか?!

のどかわいたぁ・・・。ぐびぃ~♪ 

『愛子やぁーーー。』 おとんの声。炒茶だ。「来了ーーー。」

夕焼けの頃

炒茶入っております!
 太陽、明日まで再見~。

 この種類は、まあ、、、。
そこまで気合いれなくても・・・。(笑笑)

 そこ、昨日掘ったよ。。。
 こっち? まだ早いんじゃないの?
んあ? 私に掘れって? なんで芋掘りしなければ・・・。
ああ、表面の土が硬いのね。はいはい、表面だけだよ。あとは自分で探してね。

しばらくして炒茶終了!

ああ~、のどかわいたぁ・・・。
 お茶入れてくれるの? まぁご親切に♪
毎年上手になっている!

 はいはい。ごはんも一緒一緒!!

干了~♪

乾度チェックして。。。
 
                       好~♪
撤収ー!
 
                         どうよこれーーー!!(笑笑)
 ←感度チェックの真似している。
『好香~!』 でしょ~♪

品茶。。。したいけれど、次の炒茶が始まったーーー。
 しばらく鍋から離れられません。

へぇ~。終わった。。。やっと品茶!!
 
ほぉ~。美しい~♪               一緒に品茶する?

 
 第5偏まで確認。満意なり~♪

さ。戻ろう!
 あ。あの鮮葉も揺青が進んでいる~♪

お待たせしましたっ! 
 数時間、製茶作業に集中。

夜食だー!
 お腹ぺこぺこ・・・。

お外でいただきます。。。あ♪
気温下がってきた。風も出てきた。今夜は冷えるぞぉ~~~。
いいぞいいぞ、どんどん下がれーーー。明日も好茶が出るぞーーー!!

採茶最後一天、始まる!

晴れ~♪
 
『愛子ぅ~愛子ぅ~愛子ぅ~~~!!』
来た来た来たあーーーっ。          ひし。。。♪
  
おじい、おはよう~! 
               『うんうん♪』 紙たばこ製作中。

 ←今日の堀り堀りはここかな?!

いつも地瓜と一緒♪
 
          洗顔後、化粧水中の私の前で。

お魚さん! 毎日一匹、赤ちゃんのお母さん用で~す。
 
             好いお乳がたくさん出ますように♪

 今日もいっぱい採れたねー!
         おそろい♪


品茶して洗頭して洗衣服して。。。
食後はお散歩へ。小絹追いかけてくる。

 
なにくっつけたの?                ここの茶子はまだだ。

ならば山に入るべし! ・・・ない。        崖下に行ってみよう。
 
             うわうわ・・・ちょっと待った、危ない。そこで待っててくださーい!

『愛子やぁーーーーーー!!』 遠くに聞こえるおとんの声。
炒茶だ炒茶だ、準備炒茶、戻るぞ小絹ーーー♪

期待の新星来るか!

昨夜気温が下がり、朝方でまた急激に気温が下がり、その夜に揺青した中に期待の新星がーっ!

現在、静置散発中の自然気候の1種。
ものすっっっごーーーい香気を放っている!!!
これはいけるぞおおおーーー♪

『愛子やぁー、非常満意だ、絶対好炒にするぞー。』 ほぅ!
『気をつけろよ。絶対に好揉にするんだぞー。』   ほ~ぅ!

炒茶組準備開始。
あと10分くらいしたらタイミングです。うきゃーーーーーー。   始まります♪


炒茶行きます!

タイミングが来た!
 2代2歳、自然気候は1種のみ! 

 
いいぞいいぞ~♪                行ってみよう!
 
 
柴調整おっけー、さあ来い。     の横で。。。昨日の残り物探し?!
          

うわーーー。いいじゃないいいじゃない♪
 
回ってまーす。おっけー、起鍋。どおどお?正好~。やった♪ 次っ!

一気に炒茶して。。。
 しばし休憩させます。

その間に、確認品茶ーーー。釜ほこ品♪

 
            ↑どちらも同じ。光線の違いです。↑

釜あげほこほこ品茶

熟~♪
 

                左から:帯梗・挑梗・梗・紅末(!)
 
         ↓
 
                               ↑紅末

 
おとんと一緒にそれぞれ第5偏まで。おっけーら♪  これも好揉にしなくっちゃ!

品茶するおとんに抱っこされてご機嫌~!
  
                        うそ?飲みたいの?!

「来年までがまんしてね~♪」     おとん大笑い!!! 

どんどん行きます!

炒茶進む横で、晒青も進んでいます。
 なにいじけてんのかな~?
みんな忙しくて遊んでくれない? ごめん・・・私も忙しい。

 
ここまで来ました!             よし♪ ここからだー。

 いけるね? うん、いける♪

空調茶の炒茶も始まりました。自然気候の包揉も製茶室で同時進行しています。
 私は鍋担当!
誰も遊んでくれないからお掃除始めた! 
空調茶1種、炒茶終了~。

その頃、ここまできた。      うん♪ 一度ホンしよう!
 

その頃、地瓜も出来上がった?  今日は茹でたのね♪
 

どんどん行きます。2種目いらっしゃーい!
 お掃除組長! 頼んだよ~♪

夕焼けの頃。炒茶終了~。
 
                       ごほうび? 宝物くれるの? ありがとう♪

自然気候ホン干の頃

締まってきました!
 
 非常好揉~~~♪

定形! その間にご飯ご飯。切りの好い人から食べる、食べたら交代。

↓掃除に熱中。何時間?    
 「ご飯たべようよ~♪」 『忙しいっ!』 

・・・大変失礼いたしました。お先~。 


そろそろ定形オッケーです! どうかなーーー♪
 
                      きゃう~~~♪
 それでは。行ってらっしゃーい!

今晩はまだ炒茶があります。今夜はこれが最後。空調茶。
大葉大梗なので、炒茶タイミングも遅めに来た。

はい、入りまーす♪
 ど~お? もう少し早く起鍋する?
空調の影響で葉と梗の醗酵標準が揃わず、ちょっと難しい。

『いや、起鍋はこのくらいでいい。これは打たなくて好い。軽く叩いてしばらく置こう。』
「ほーぅ!」

 残り3鍋くらいになりました~。
この種類、仕上がりまで時間かかりそう・・・。

ラストスパート!

期待の新星、最後のホン干に入っていまーす♪

本日摘みが今シーズンラストです!
内、好い土壌と茶樹の2種を自然気候で醗酵させます。揺青に入っています。
ここからの気温が勝負。今夜も気温が下がってきました。どうか昨夜のように下がりますように。。。

これを明日炒茶して今秋は終わります。ラストスパート。加油~!

ホン前品・揺青・干了・夜食ーーー!!!

ホン干前を確認品茶~♪
 ホン干前後品比用も別に取っておく。

 
                 左から:帯梗:挑梗・梗      

うへへ~♪ と品茶している横でやってきたぞーーー。

今秋最後となる本日摘み明日炒茶のうち、自然気候で醗酵させる2種の揺青!!
 
どちらも2代目2歳♪      採茶の仕方が違います。こちらは一葉摘み!

今秋、一葉摘みはこの1種のみ。 
この段階の香気からして、どちらも非常期待ーーー♪

数回の揺青が終わった頃。。。干了~♪

 さっそく品茶~♪ 
と行きたいところだが・・・。
最後の空調茶が忙しくなってきたのでお預け。

 熱取れました。先に撤収ー!
                         
『愛子、先に夜食食べて!』 「え~ら~。」と台所に向かう途中で、
あの2種のうち1種の揺青がまた開始されたのでお手伝い。
 
行ってらっしゃーい! 回っています→  

 みなさん、お先にいただきます。
よそって外へ。。。

うわぁー、冷え込んできた。昨夜より冷えている。風も出てきた!
本当に本当のラストの明日、また好茶が来るぞー。る~ん♪

朝焼けの頃

最後に炒茶した空調茶がやっとここまで来たぁ~。
ふぅ・・・。時間かかったぁ・・・。
 
でもでも。その甲斐あって素晴らしい。好揉~~~♪   でかーーーっ!!

今夜の製茶終了しました。もう朝です。
んんん、、、結局自然気候のホン干前後の確認品茶できなかったわ・・・。
どうしようかな~、今からやろうかな~。でも、今日が最後の炒茶だからな~。
そうだ寝よう。起きてからおとんと一緒にやろう。寝る!

 朝焼け美しい~♪
 
竹竿も撤収されています。           

歯磨き中。。。
 起きたらこの地瓜が待っている。わーい!
おやすみなさーい♪

06秋天最終日始まる

『愛子やぁ~~~。』 おとんの声、起きた。
あのお茶が来たーーーーっ。
 
 好~~~♪ 

 
1種め。                          2種め。

光線が当たらないようにして。。。
 準備おっけー! 次、柴調整!

 
快晴ーーー♪
 待っててくれた~♪

すぐ開始ーーー。鍋、入ります!
 いいぞーーー♪

 
すぐに確認品茶。。。 おっけー! 戻れ。

1種め、炒茶終了。さあ飛ばしていくぞー。

今秋最終日。いけーーーっ!

満香~♪

2種め、一葉がここまできた。ここからがまた勝負だな。
 
う~ん、丁寧にやらないと。。。これは手間がかかる。 がんばろう。おぅ♪
おとんに確認のため見せに走る。

『ふぅわぁあ~~~♪ 愛子、満香だな~! 愛子が来ただけで好茶なのがわかるぞ~。』
「え? ほんと? ずっと炒茶してたからだねー。あはは♪」

 1種め、ここまできました。
まだまだ好揉にします! 

 紅末も増えていく。

 
どうだ!                       まだまだ~。

 そろそろいい感じになってきましたー♪

一度ホンする前に確認品茶♪ 
 おっけーら!

 
温かいうちにすばやく定形して。。。      どうだー! 素晴らしい~♪

 こっちもきた! ほれぼれ~♪(笑笑)

このふたつから離れない。最後まで付き合うぞーーー。

一葉摘み、入ります

2種め、いきまーす♪
今秋の一葉摘みはこれ1種だけだからね。絶対に好炒にするぞっ!
 

 いける~♪

 行きましたーっ!!

今だ。起鍋!
 → 
まとめて渡す。。。はい、打、強めでお願いね。次入ります。

次、入りました! 
その間に。。。どおどお?
                     熟~♪

 横では1種めが初包球に入ります。

 この種はすぐ終わった。おっけー♪

茶葉がしばし休憩している間に。。。夕べできなかった品茶だ!
 おとーん、やるよ~。
準備好。

左から:昨夜仕上がり自然気候茶のホン干前帯梗・干後帯梗・干後挑梗・干後梗
     昨夜最後仕上がり空調茶のホン干後帯梗・挑梗・梗
 

ありゃりゃ、お客さんがきちゃた。。。一時撤収。また後で。製茶室に戻る!

炒茶・包揉・品茶

空調茶の炒茶がきた。これが今秋最後の炒茶になる。。。うぅ。なんか寂しい~。

 
最後まで気を抜かずに。    鍋入りまーーーす。

終了~~~。終わってしまった・・・。   戻りまーす!

 
1種め、ここまで来ました。   好色好香好揉~~~。きゃ~♪

 
しばらく冷まします。

『愛子やぁーーー。来~。』 あ、お客さん帰ったのね? 品茶だ。
「来了~~~。」

 『愛子~♪』 「なあに~♪」

 やっと始まった、昨夜仕上がりの品茶。

それではもう一度!
 
左から:昨夜仕上がり自然気候茶のホン干前帯梗・干後帯梗・干後挑梗・干後梗
     昨夜最後仕上がり空調茶のホン干後帯梗・挑梗・梗
 
文句なし~~~!!                う・・・空調茶・・・えーと。
『非常満意~♪』byおとん            『けえーーーーーー。いらない。』byおとん  

 ダッシュで第4編まで終了! 

戻れ~♪

一葉進む

これは時間がかかります。
 
どんなに時間がかかっても絶対に好揉にする!!
すっごい好香好色でてきているんだもーーーん♪

 明るい外で外形チェック。非常好~♪

『愛子やぁーーー。』 品茶だ、ちょっと行ってくるね。包揉よろしく!

空調茶の釜あげほこ品しているの? おとん。
 空調茶。色が違う、鮮緑。

『けっ、空調の香気だ。この色、これじゃ緑茶だ! ひゃーだめだめ~。飲む意味なし。』byおとん

なら、どうして連日空調茶も作っているのかって?
現在の市場で需要がある。客の要求。高値で売れる・・・から、です。 ははは。 

 
一葉がどんどん小さくなっていきます!

 鍋も止まりました。今年もお疲れ様でした♪

 はい、今日もおそろい~♪(笑笑)

紅色の空に熟香型候補登場♪

『愛子やぁ~~~。そろそろ始めようかーーー!』 「好~!」 

今夜は最後の夜だから、おとんと私は「あれ」をしなければならないのだ。きゃっほー♪
熟香型の仕上げをしまーす!

この茶葉は、この時がくるのを待っていました♪
 
                           今秋の熟香型はこの1種のみです!

10月3日摘みの自然気候茶。
その頃はまだ気温が低かった。
葉も梗も揃って水が甘い好茶、季節が早いうちなので質量が軽いため価格も手頃。
おとんの今秋の鉄観音で、熟香型にしてもっとおいしさが増す種類はこれだけだって!

『熟香型が好きだからって、なんでもかんでも火入れすれば好い熟香型になるってもんじゃない。
陳茶や安い茶葉に火入れして飲めるようにするのとは、火入れの意味がまるで違うんだ。

特に梗、梗を飲んでみなさい、そうすればわかる、そこで判断しなさい。
梗が飲めないような茶葉を火入れしたってうまくはならない。
梗がうまくなければ葉もうまいはずがない、そんなのに火入れする意味がない。

梗に栄養分がない茶葉を火入れしてみろ、かすかすだ。
梗に栄養が無ければ葉に栄養があるわけないだろ?
挑梗して分からないように梗を取り除いたところでな、そんなのわかる人が飲めばすぐにわかってしまう。

梗の栄養分が濃くアミノ酸の甘みが出て、葉とのバランスが好くなければ好い熟香型にはならない。
水が甘くなければだめだ。
昨秋も今春も一緒に火入れ研究したからもうわかっているだろ?

今秋、愛子に渡す他の茶葉は全種がとんでもない韵を持っている。
本当にすごいぞ! 質量がどれも素晴らしい! 
ここまでの韵は昨秋には無かった。今秋の秀でた特色だ。
あの中のどれかに火入れするなんて非常にもったいない、無駄使いだ、全く意味がない。
そんなのは道理をわかっていない人間のすることだ。

熟香型にしてもっと好茶になるのはこれだけだろう。
まあ廉価な茶葉ならどっちでも好きにすればいいさ。そういうのは何したって同じさ。

さあさあ、始めるぞーーー♪
秋の火入れは春茶とは違うぞ! 覚えているか?! やろうーーー♪』

「好~~~♪」
 まずは今一度確認品茶を。準備。

泡茶用の山泉水を汲みに行く横で。。。
 
                         今夜は芋頭だぁ~♪

 製茶道具も撤収され始めた。
本当に最後なんだなぁ・・・。

と、ここで製茶室からお呼びがかかる。「来了~!」 
作業のため、品茶しばし延期。
 
きたーーー♪                   行ってらっしゃーい!

 再び、審評台へ。

と、ここで空の異変に気がつく・・・。  大気が紅い? 
「おとん!ちょっと待ったあああーーー。」  再び品茶延期。

  うわあああーーー♪

最後の最後に、なんという素晴らしい紅色。。。

 消えていくまで、おとんと一緒に眺めている。
「おとん、季節が変わるんだね。」    本当に06秋茶の最終日なんだなぁ。。。

月が光り始めた、最後の夜が来る。

よし、始めようっ!!

熟香型入りました!

熟香型確認品茶しながら、おとんと[火考]火法の打ち合わせ。
おっけーら。。。決定♪
よし、そうと決まったらすぐに開始!

ととと。。。その前に。
 [火考]火前を必ず取っておく。と。
これを忘れてはいけない!
昨秋おとんと誓ったからね・・・へへへ。 

おとんとふたりで作業。[火考]火入りましたーーー。

外で製茶メンバーが別の作業中。手伝いま~す!
 紅末類の篩茶。
ここ数日忙しかったから、2~3日で結構溜まったなぁ。
最終日になってやっと時間がとれた、明朝製茶班は解散になる、
ここで数日分を一気にやってしまう。

明日にはある人(!)が取りに来まーす。
 大きめの片と、細かい末とに分ける。
この茶片は末とは別に加工して飲む・・・じゃなかった、飲むための加工する。
ある人(!)が。
片の方が末より茶の味は出るからねぇ・・・袋にも等級あり、か。(苦笑)

 最後の夜もまねっこ~♪
2人でやるの? じょうずね~。

小絹、篩いに熱中、おかんを急かす。 
                         『次の!早くぅ~!』
『愛子、早くそっち持って。早くぅ~!』 。。。はいはい。

おとんの呼ぶ声。ご飯だー♪

「小絹。ご飯だってさ。行くよ~。」
まだ手伝う? お先にどうぞ? そお? では後はよろしく。
おばちゃんここから忙しくなるからさ、急いで食べないと。。。
おっ先ーーーぃ。

最後の晩餐♪

最後の夜、おとんと2人で一足お先に台所ビュッフェ。

今秋最後の晩餐ね・・・うぅ・・・明日の夜はおとんと一緒に食べられない。
よっしゃ、いっぱい食べるぞ。大好きな山のごはーーーん♪

そうだっ。最後くらい一枚ずつ写真撮っておこう!
 きゃ~。大好きがいっぱい!!

『愛子、早く食べろ食べろ、ほらほら写真なんかいいから。この芋は野生だからうまいぞ~♪』
横でおとん急かす。
「わかったわかった、すぐ行く。うわわ、、、いいから自分でよそうからー。」
おとんはいつも愛情山盛りてんこ盛り。。。溢れて持てないんだってばぁ~。(笑笑)

これよこれー。さっきの芋頭♪          豚肉と大根の湯。この大根、しみうま!
 

香陽瓜。一皿ひとりでいける、甘とろうまっ。       豚油と梅菜煮。ご飯がおいしーっ!
 

おとん? 芋頭3杯目じゃない? そんなに好き? あははーっ。
やっぱり小絹の『あーじぉ~(=祥華語:おじいちゃんの意)』だね♪
さーて。。。と。

ちゃっちゃと食べて、たくさん食べて、すぐ戻るっ!

[火考]火進む頃

一葉、ここまできましたーーー!
 これはすごいやっ!
好揉~好香~♪
                     
でも、まだまだーーー♪  

一葉は時間も技術も必要だ。とても手間がかかる。
でも、かけた分は必ず好い仕上がりになるっ!
焦らない焦らない。これは絶対に好い仕上がりにするーーー。
 何度何度も丁寧に篩いながら
チェック&チェック。。。

そして、一葉次の工程に入りました!
 
その間に、確認品茶~。 
                すでにこんなに美しい~、期待満々!!

その間に、今度は1種目が来ましたーーー♪
 
さあ、どうだっ!                 好揉ーーー。これもすごいっ♪

もう一息か?
 
「おとん、どうする?」
『ふあ~~~いいなー♪ この2種は非常好だな。最後にこんな2種が出るとはなぁ~。』
「すごいねーーー!」
『愛子、この2種は仕上げを重くしよう!開くまで時間がかかるがこの好さが長持ちする。いいか?』
「もちろんそっちの方がいいに決まってるよーーー。やろうやろう~♪」
『よし、急げ。』
「好っ!」

1種目、最後の仕上げに入ります。
細かい神経使う作業が続く。。。うへぇ~腰が痛くなってきたぁ。
ふぅ、、、がんばれがんばれ。もう一息!

1種めが最後の仕上げの工程に入っている、その間に。。。

来ましたあーーー♪
熟香型の[火考]火、あがりました~!!
 どうだーーーっ。
これこれーーーっ。熟香型の香気。これだよおー! すばらしい~。
でも、まだ仕上がりでは、なーい。

ここで、一度おとんと一緒に確認品茶。っと。
 うん。好~。予定通り♪
熟香型は1種だからね、失敗は許されない。
おとんと相談。。。最終仕上げの工程決定!

さあ~、いよいよ熟香型も仕上げに向かいます。
 いってらっしゃーーーい♪ 

最後の抱っこ♪

1種めは、仕上りの時が来るのを待つのみ♪

その頃、空調茶も進む。
 
こ・これは、時間がかかりそうだぁ~。 でも、こっちだって手を抜かない!!

来たーーー。一葉が来たぁーーー。どうだーーーっ!!
全員で覗き込む。
 
ふるふるっ。。。      来た。ついにここまで来た。。。成功だーーー♪
 きえーーーっ、すごい。。。
「おっっっとーーーん!!!」

「早くーーー。こっちこっち。みてみてー! これこれ~~~!」
『愛子ーーー。これはすごい!素晴らしい!やったな! 成功だ成功だー、うれうれ・しいしい~♪』
拍手しながら製茶室で踊るふたり。(笑笑)
製茶班全員大満足笑顔で大爆笑。 ねぇねぇ、みんなも踊ろうよおーーー!

「このまま定形して、最終仕上げに入ってオッケーだよね。」
『そうだ。最終の定形に入って好い。疲れただろ。少し向こうで休め。』
「大丈~~~夫。ここまで来て休むなんて嫌だよ。最後までやる!」
『は~お! 最後まで気抜くなよっ!』
「好っ!」

一葉、最後のお包み。 定形中。
 
早く手離したいような。。。いつまでも手離したくないような。。。
一葉の小球ちゃん、最後の抱っこ。。。ぎゅう~♪
     
ゴールは見えてきた。

熟香型できたー♪

 熟香型、仕上げの[火考]火終了しました!
 そーっと開けて。。。 
ぶおおお~~~。この香り~~~♪

乾度チェック、おっけーら。正好じゃない!
 くぅ~早く飲みたい♪

荒熱をとっている間に急いで確認品茶。。。ほこほこ飲む!
 
                  左から:帯梗・挑梗・梗+最終仕上げ前段階の帯梗

「おとん早くーーー。時間だよーーー。」
『は~お。』

『よしっ! 成功だ。これ以上は絶対にダメ。 正好♪』
「ちょうど好いところまで入って止まったねー!」
『好い熟香だ。これは満意だ~。火香味が消えるのに1カ月、、、うん、2ヶ月かな!』
「だね!きっと半年後とかになるともっとこの花香が際立ってきそう♪」
『これは慌てて飲む必要はない、非常に長いぞ。間違っても1カ月以内は出すなよ。』
「好♪」

『さ。そろそろいいだろう。先に急いでしまってしまおう。』
「好っ!」

 熟香型、おとんとふたりで撤収~♪

撤収終了。落ち着いてもう一度。
 飲むぅーーーっ!

ひゃーーー、好香~。熟香型の香気~。鉄観音が活きてるよぉ~!
先が楽しみだなぁ。。。満足満足。るんっ♪

できたぁ~~~♪

作業は休むことなく続く。

1種め&一葉、期待の2種、想像以上に素材質量が重い、すごい好葉♪
『この2種は想像以上だな~♪ よし、ここまで来たらもっと丁寧にもう少し重く仕上げよう!』
「好ーーー♪」
おとんの掛け声でラストスパートのラストスパート始まった。
。。。必死。。。カメラ出す余裕なくなる。

1種めできたーーーっ!! 

日付が変わった頃。。。最後の、最後の、

最後の一葉も、できたーーーっ!!
 
           もぉ。。。言うことなしだよぉ。。。見てよぉ。。。これ。。。くすん♪


あぁーーー集中した。 安心したら疲れが・・・眠い・・・。

ダメ! そんなこと言うのはまだ早い、まだ空調がある。
これを最後まで手伝うの。品茶もあとまわし!
夜食いただいて。。。さあ、一気に行こう。
やりたくても製茶できるのは今夜が最後。おとんにも最後まで任された。
明日やりたくてももうできないんだよ。気合い入れるんだ。いけーーー!!

山泉水で顔洗って。。。よっしゃ、朝が来るまでGO~GO・GOーーー♪

上海便り♪

上海でーす♪

一昨日、全ての茶葉と一緒におとんの家を出発し、安渓へ。
老三と一緒に徹夜で真空包装等の手配と作業。
本日夕方までにサンプルだけは仕上がり、後は老三に任せて安渓を出発。
夜の便で上海に到着。

安渓で何度かブログ投稿試みたのですが、電話回線使用のためか
5時間以上かけてもひとつしか成功しなかった・・・げっそり。
上海のお宿でも電話回線です・・・。

ブログの中で一行文章が抜けているのを発見し、画像と文が違って表示されているので
その更新を試みているのだが、上海でも10回以上トライしたが成功せず。
もうやめた。帰ってからにする。

おとんのあの高山の家で、adsl使ってブログ投稿できた今秋が信じられない。
水道もガスも道路も近隣の家もなく、公共電力も安定しない孤山の家。
その山の下の小さな集落にはまだ電話がない家だってある。
今回ブログ投稿できたのも、おとんと老二の理解、おとん一家全員の協力のお蔭です。

だってね、そのために大きな衛星アンテナ立ててくれたんだよーーー。
いや、お金はかかったけれど、こういうのはお金の問題ではない。
それが今の中国で、しかもあの高山の上でどんなに大変なことか。。。
こんなことできたなんて本当に夢のよう。。。だから私も毎日最大限に努力した。
老二に非常非常非常感謝!!


表示違い発見は、一箇所です。
このままでは私うそつきになっちゃうよぉ~、大きく違う。更新できるまで許してください。
おとんの鉄観音製茶に携わっている人間なら、その画像だけですぐに分かります。
お時間がある方、ぜひぜひ遊び感覚で間違い探しに挑戦してみてくださいね~! ←(笑笑)

気付いた方には、今秋おとんと一緒に製茶&選び抜いて連れて帰る鉄観音うち、
ブログ見てご興味惹かれたのをどれでも7g×3袋、記念に満笑で差し上げちゃう!
本当にどれでも好。3種に分けても好。何人いらっしゃっても好。隊員でも好。
もお~~~なんでも好! あははっ。
感謝感激で大奮発よーーー!!!(笑笑)

実はね。今ね。と~~~ってもご機嫌なの♪ おとんのお茶飲んでいて幸せ~~~♪
鏡に移った自分見てびっくりしたよ。。。瞳がこわい。。。ぶははっ!
そういえばしばらく鏡なんか見ていなかったなぁ~、私こんな顔だったっけ!  とか見つめ合ってしまった。ふふ。
なので、今のうちに(笑笑)どうぞ。そこだと思った場所にコメント入れておいてくださいね。
参加賞はどうしよう? コメントいただけると嬉しいもんなぁ~。 
ではでは、記念に7g×1袋! ただしこちらは茶葉指定なしね…ごめんなさいね~。(笑笑)

その画像を見て、表示されている文の違いに気付いた方は本当に素晴らしいっ!
だって、おとんだって撮影した私だって一枚の画像だけ取り出したら分からないときあるもん。ははは。
そんな方がいらっしゃったら、日々投稿してきたわたしは心底感激しちゃう♪
ヒント。。。1031。


そうそう。今回の上海でお茶は関係ないの。
休暇? 観光? 遊び? もとい、食べて食べて食べて&盲人按摩ーーーっ!!
そうです。毎年恒例(になってしまった!)の「上海蟹朋友集団ツアー♪」

明日、日本から来る「愛大jia蟹♪」の友人たちと上海現地合流。←その中に香尽美も。
香尽美だけは、蟹より鉄観音に吸い寄せられて来るみたいだけどね~。ひひひ。
時期的に有給取るのが難しい友人たちには3連休の方が都合が好い。
私にしてみればもう一度出直す資金的余力はすでにない・・・。わはは。
ということで、今年はクリスマスではなくこの3連休に!

ブログ投稿は多分しない。
この時ばかりは、友人たちと一緒に思いっきり食べておしゃべりして遊びたいから。(笑笑)
気が向いたら、香尽美と投稿トライしてみるかも? 予想つかず。

6日の晩には厦門に飛び、7日の夜に帰国予定。
帰国後すぐに、8年前から約束していた場所へ飛び&飛びます♪


さあ~て、文章だけなら投稿できるかな??? 行ってみよーーーうっ!

ただいま&ただいまー♪

みなさま!
宮古での炊き出し隊員任務も終了し、無事帰還いたしました。びしっ!

ユークイすごかったですよーーー。とても好かった♪
素晴らしい貴重な体験をする機会に恵まれました。
継承者はすでに少なくなり、現存する資料も少ないそうです。
出して好い画像・出してはいけない画像等ありますので、
小鬼まま&小鬼に確認していずれブログに残したいと思っています!


旅最後の「上海蟹ツアー」で日本組から風邪もらっちゃったみたいで、
最終便でひとり成田に着き夜の東京の外気に触れた瞬間寒気がして、
自宅に着いて腰降ろしたらもっと本格的に風邪っぽくなってしまい、
翌翌日早朝便の宮古行き危うし状態。
しかたなく風邪薬に手を出した・・・。
それまでの製茶現場での寝不足と疲労も溜まったままだったしなぁ…。
最後の方は大陸内でも気候の違う土地を行き来していたからなぁ…。
でも、気持ちが高揚してちっとも眠くならず、帰国早々荷物もほったらかしで
朝まで野生雑種茶飲みながらおしゃべり止まりませんでした。(笑笑)

その体調のまま突入した宮古島では、更に眠る時間無く徹夜で働いていました。
のに、気がつけば風邪は消えていた。。。あれれ?
働いていたほうが調子好いみたい?。。。あはは♪


今回の旅で一番ネットに繋がりやすかった祥華のおとんの家でも、
起きている間はほぼ一日中製茶で働いていたので、
その現場でパソコンに向かう時間を作ることは非常に難しいのですが、
合間合間の少しの時間や夜中の揺青待ちの時や睡眠時間も削ったりし、
少しでも多くリアルタイムで正確な現場記録を残そうと努力しました。

パソを使える時間は画像整理とブログ投稿だけに絞りましたが、
それでも追いつかなかったため、ブログ以外の場所を開ける余裕はなく、
メールくださったみなさまにはお返事もできず失礼いたしました。

「分かる方には分かるだろう・伝わる方にはきっと伝わるはず」
そう信じて(うはは!)ブログ投稿のみに集中していました。
結果、見てくださる方のことをほとんど考えていない
自分の現場記録がメインのブログになりましたが(笑笑)
その雰囲気もお楽しみいただけましたでしょうか~♪

後半、電話回線利用だったために投稿できていない分もあります。
まだまだお楽しみにっ!


今秋のお茶葉は、まだ届いていない分もあり資料もまとまっていませんので
みなさまにお届けできる前に、サンプル使って品茶会でお披露目になることでしょう!
その前にプライベートでプチ品茶会もやります、これは事前確認審評会です。
みなさまのお気に入り探しをナビできるよう、ブログの続きや茶葉資料まとめも
引き続きがんばります!

品茶会(12月2日・3日)の参加ご希望者はぜひご連絡くださいませ!
どうぞよろしくお願いいたします。
あぁ~、品茶会楽しみだなあ~~~♪ 

の前に。やることがたんま~り…。
へへ、いつものこといつものこと…。(苦笑)
ここからは不在中挽回すべくバリバリ働きます。
まず12月半ばまではノンストップです。ガンバルンバっ!

06秋天鉄観音便り~♪

みなさま!
忘れているわけではありませんよぉ。。。(笑笑)

提出物の期限が12月中旬までラッシュで、
帰国後にパソコンに向かう時間を作るのが難しくなっているのですが、
小亀や小鬼が仕事後や週末に手伝いに来てくれて、
夜中や明け方に茶葉整理作業や確認評茶等を進めております。

今秋選んだおとんの鉄観音は、どれもが揃って強い韵があり、
昨秋とはまた違う優れた特性を持っていて、どれも「間違いないっ!」(笑笑)
おいしいよお~~~ん♪ ・・・って、いつもお先にごめんなさいねぇ~。


今秋は、昨秋多かった野味の強さや水の好さなどの優れた特徴とはまた違う、
素材の好さからくる秀でた鉄観音品種特性が強く濃く出ました!
おとんと私の間での茶葉ニックネームは審査的になりそのままではわかりにくく、
サイトでご紹介するニックネームがなかなか絞りきれないものがいくつかあります。
「誰か品茶してピッタリのニックネーム考えて~!」 てな感じです♪

自然気候と伝統法で仕上げるおとんの天然種の高山鉄観音は、
開くまでに時間がかかるので一般的に仕上がり直後はその好さがわかりにくく、
時間をかけて少しずつ好い状態に変化し、そこから長い安定期に入っていきます。
そのため、帰国後しばらくは確認品茶も頻繁に行います。

後半に仕上がった茶葉も,、そろそろ好い時期に入ってきましたよーっ!!
夜な夜な蓋に鼻くっつけては、ニヤニヤ&ウヘウヘしておりま~す♪

でも、まだ少し早い。もう少し。。。もう少し。。。
あと一週間もしたら、もっと個性が開きやすく、状態安定期に入る種類が増えそうですっ!
品茶会の頃に、更にわかりやすくなるでしょう♪


今秋連れて帰ってきた『天然野生紅芽(紅芯鉄観音)』『特王2歳』『野生茶(雑種茶)』、
この3種は、どんな大金があってもどんな大きな力をもっていても、
どうすることもできない茶葉です。
他の茶葉とは視点が少し違い、《品茶セット》にするべきかどうか考えています…。

もともと《品茶セット》は、同じように中国茶にご興味があってサイトをご覧くださっているのに
一緒に品茶できない環境にいらっしゃる方々に向け、
グラムでおすそ分けする前にご自身でお試しいただけるようにしたものです。
まずは実際に「品茶」していただき、確認したりお好みの茶葉を選んでいただけるように
少量をセットしてお分けしてきました。
茶葉にとって少量でセットすることは理想ではありませんので、長期保存用とは違います。
しかし、とりあえず実際に飲んでみなきゃ好みかどうかもわかりませんものねっ♪

最近、《品茶セット》の目的が勘違いされているように感じることがあり、
これまでを自分で振り返りつつおすそ分けの方法を再検討しているところです!


『天然野生紅芽(紅芯鉄観音)』と『野生茶(雑種茶)』は
《鉄観音》のカテゴリーとは違う視点の茶葉になります。
現在、その存在だけで大変価値のある本当に貴重なものです。

『天然野生紅芽(紅芯鉄観音)』は、おすそ分けできる量が元より存在しません。
申し訳ない。本当にすみません。
森林伐採により環境が変わってしまったので03秋との違いはありますが、
この茶葉だけはどこで出されようとどんな状態であろうと間違いようがありません。
来年以降、もうできない可能性が強いです。
これを忘れたくない、生涯飲み続けたい、私の鉄観音の原点です。
この先、茶縁ある方と一緒に飲みたい♪

『野生茶(雑種茶)』、のことは現場でブログに書きましたね!


『特王2歳』は、おとんが武者震いした今秋のあの『茶王』(=びっくり球!)と比べてさえも、
香気も滋味も耐泡も葉底も。。。その全てが全く次元が違い、
ひとりでどっか行っちゃった鉄観音!(笑笑)
同じ条件で淹れると、濃縮されすぎていて訳がわからなくなります。
飲むほどに言葉が出てこなくなり、ただただ興奮して飲み続けています♪
風呂桶一杯出るんじゃないか?という勢いです!!
どうしてこんな鉄観音がうまれたのか、おとんでさえ説明のしようがないのです。
当然とても高価な茶葉になりましたが、私の人生でこの茶葉に出会えたことは、
何ものにも代えられないと感じています。

『特王2歳』『野生茶(雑種茶)』は、今秋はおすそ分けできる量が仕上がりましたので、
今秋ご紹介するおとん満意力作揃いの鉄観音を飲んでくださる方のうち、
ご希望者にはお分けしたいと考えていまーーーす!(おすそ分け方法は検討中。)


えーと。。。話ばかりで毎度本当にど~もすみません。。。へへへ。
お正月の頃には、それぞれもっと開き、そして長い安定期に入ってくるでしょう♪
着実にお分けする準備は進んでいます。どうぞお楽しみにーっ!

【追伸】
品茶会(12月2日&3日、どちらでも)にご興味のあるみなさまへ!
ご参加希望者募集中です。引き続きご連絡お待ちいたしておりま~す♪

最後の《04白雪芽8yin》

突然ですが。。。
愛里花茶(茉莉花茶)品茶ご希望の方、いらっしゃいますか~♪

060810のブログに、ビンテージ分も終了と書いたのですが、
《04白雪芽8yin:№4050》、お分けできます!
数量は限られてしまいますので、飲みたい方至急ご連絡くださーい♪
ご希望者の人数によっては最小の100gになってしまう可能性はありますが、
とりあえず最大の希望量も書いておいて下さいませ。

品茶会時にご予約いただいた方の分は数にいれていますので、ご安心を。
もしも数量変更希望等ございましたらご連絡くださいませ。


12月の品茶会の時に数名の方から
『04の愛里花茶が飲みたいな。本当にほんとーにもうないの?』と聞かれ、
「本当にほんとーにもう無いの…。ごめんねぇ…。」と答えた直後にふと、
「もしかしたら???」と思い当たる人が浮かび、すぐに電話してみた。
ビンゴーーー♪

お茶怪獣のひとりが茶庫で保存していた。やったーーーっ。
それもビンテージ保存用の大ロットのまま。うおぉ~♪
04夏の茉莉花茶の工場で封印した状態のまま。一番ベストの状態!!
「ねぇねぇ。。。。。。」 
10分後、いくつかの条件の元に交渉成立。(笑笑) 

条件?
次に愛里花茶ができたら優先して好きな量をお分けするとか、
もちろん当時のそのお茶代をバックした上で、その時できたての祥華のおとんの鉄観音の
真空失敗をおまけ、、、とか、ふふ。そういうこと。


夕べから朝まで小亀とふたりで徹夜で作業し、お分けできる状態になりました♪
(シールがまだだ・・・手書きになるかも。)

年末には届いていたのですが(上京時、大切に手持ちして直接届けてくれた!)、
愛里花茶は製茶の現場でどれだけ丁寧に仕上げても、
日本での小分け包装時の最終茶葉チェックを私は絶対に欠かさない。
8yinもの工程を全部人間の手作業でしているからね。
でもこの作業をするには、相棒と揃って一気に集中できる環境と時間が必要。
確認評茶・茶葉チェック・最終選別作業・酸素抜き100g小分けで再び封印。


量が少ないので先着順と言うことで・・・すみません。
昨年お分けしたときのように増量分は無くて・・・本当に申し訳ない。
その代わり、04年の茶葉なのでお茶代で工夫します。

それから、ちょびっとだけど《おまけ》も。
幻となってしまった06愛里花茶の《砕茶》!(笑笑)
あの日、オーナーが分けてくれたサンプルのひとつね。
再会したその日、最初に歓迎用に淹れてくれたのがオーナー個人用のこれだった。
「なんで茶末?」とちょっと思ったが、数時間後には笑顔で大納得することになる。
実は、06ではこの砕茶がオーナーが一番満足するおいしさだった♪ 
06愛里花茶を製茶する工程で篩い落とした砕茶だから、まあ当然だね。。。がはは~。


しかし、茉莉花茶の茶葉チェック・選別作業は目が疲れる。
今回も小人か妖精の幻が出現する寸前だったよぉ…。(笑笑)
小亀はそのまま出勤したからもっと疲れているだろうなぁ。謝々小亀~。
でもそのお蔭で、まだ部屋中が茉莉花の香りに包まれて。。。ああ~なんておいしいの~♪
お好きな方、どうかぜひぜひ飲んでください。
今年もしも愛里花茶ができたとしても、お届けできるのは早くて夏の終わりか秋口だし。
それから、04年と07年ではレートも物価もまるで違うので・・・ね。

非常多謝、名古屋のお茶怪獣!!

Home > 旅日記 > 06秋天♪鉄観音・茉莉花茶

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