- 2011-03-30 17:30
- 11春天♪碧螺春
とっても希少な本物の『陳皮』だよ。『橙子』の皮、漢方として昔から使われている種類。
おとんとおかんのお手製、毎年頼んでいる。
採って洗って干して、手で剥いて、実を取り除いた皮を天日に干したもの。
実は食べない、食用に向かない。皮を使う、皮のこの強い香りとこの味わいが特徴。
『橙子』は生らない年がある。昨年は当たり年だったようでたくさん作っておいてくれた。
やったあー♪
現在『陳皮』と呼ばれて流通しているのとは違うよ。
『蜜柑の皮』と表現されることが多いけど、違う、蜜柑の皮を干しても『陳皮』にはならない。
現存する昔からの『橙子』の樹が無くて、ずっと探していたの。
東山に数本残っていた!
おとんとおかんが場所を知っていた!
誰からも相手にされず親戚の山でほったらかしになって野生化してたって!
実は、数年前に紅茶作りの研究をしているとき陳皮が欲しくて、それからずっと探していた。
自然の好い香りを利用した紅茶を作ってみたかったの♪
おとんの山にはいろんな果樹があるからいっぱい実験できる。原料代免費だし。(笑笑)
・蜂蜜の原料になる、枇杷の花(秋)、蜜柑の花(春)、これを茶葉にyin花できるか。
・漢方でもある、枇杷の葉、楊梅の実、加工して茶葉に混ぜたらおいしいか。
おとんおかんも協力してくれていろいろ実験してみたけど、なんかどれもしっくりこなくて、
「そうだっ、東洋のベルガモット、陳皮だ☆」と思ったものの、本物の陳皮は売っていないし、
東山でももう誰も作っていないから樹が残っていなくて。。。
結局、おとんとおかんが知っている樹に採りに行って加工までしてくれてました、わあーい♪
あ。欲しい人います?
茶友にはおみやげでお分けしますね、ご希望の方はメール入れといて☆
あと半年くらい干すと生薬の陳皮としても好い感じになるかな。
売り物ではないので見た目は悪いかも、手で豪快に手で剥いてあるだけなので。
でもね、きれいに切りそろえたりせず、刃を当てない本来のこの方法が好いのです!
飲み方?
前の記事の画像のように、数片を器に入れてお湯を注いでみて。
その香りと甘さと爽やかさはご自身でご体感を☆
そのまま飲んでも好いし、何かのお茶(香りの弱くなった紅茶や緑茶)に入れてもいいし、
お好みでご自由に♪
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