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おいしいお茶みつけたっ! - 情熱♪ぶろぐ

一回帰国しますっ!

  • Posted by: ChinatyParty
  • 2015年05月23日 14:38

茶友のみなさま&これから茶友のみなさま!
今厦門、これから帰国します。ちょっと用足しして、また戻ってきまーす。

諸々の事情により、今回からしばらく、2回に分けようかと。
前半製茶、後半整理&品茶会等々、そんな感じに分ける。

しかし、今春のぶろぐをみていただけるとお気づきになると思いますが、秋の製茶がどうなるかはわからない。
本当に、分からないです。
ただ、できるかもしれないを前提に準備はしておく、できなかったらそれまで。
おとんの気持ちを落としたくない、でも、プレッシャーはかけたくない。
もしもできなくなったら、これまでできなかったこと・後回しにしてきたことを、するっ♪

今回は最大で、茶友のみなさまの存在を大きく大きく身近に感じた。
今日が最後かもと作っている時、長い年月の間に飲んでくれた茶友おひとりひとりのお名前が、浮かんできた。
歩んできた道のりに、いつも一緒にいてくれた。
今の私があるのは、茶友がいてくれたから。
ありがとうございました。

15春☆
こんな状況の中で、なんと結果、5種類できましたーーっっ☆

おとんが『生まれてこの方飲んだこと無い!こんな香り初めて!!』というのが、2種もあるっっ☆

どうぞ一緒に飲んで下さい、よろしくお願いしまーす!お楽しみにーーーー♪

一度帰国しまーす。

意のままにならないから、意を注ぐ

宇宙と交信できる茶縁、「論上」2回目、摘めた☆
やったあああーーー♪


雲多い、雨が怖い。
陽光が来ない、雲、雲、雲、、、雲がとても多い。
大丈夫かな。。。

おとんが早くに摘み終わるよう、手配。
昼には到家。
いつもより早くに茶葉到着、空が不安定なので。


好原料ーーー!!!燃えええーーーっっ♪

晒青中に毛毛雨。
出したり、入れたり。
もしも本気の雨に来られたら、家にひとりだから、間に合わない。
考える。

陽光、数分。
もう無理。
見切りを付ける。
進行。

収茶後、陽光出てくる、、、えー、遅すぎるよ、見切らなかった方が好かったのか。
しばらくすると、また雲多くなる。
よし、見切って正解。

 


工人に要求するのが難しい。
連日、とても、とても、難しい。

わかってはいる。
そういうものであると、今後更にひどくなると、期待しないと、
割り切ることにした。
要求レベルを下げる。
それでかなり気持ち面が変わった。

が、途中までの仕上がりが好いほど、やっぱりおとんも私も慣れなくて・・・、
割りきるしかなくても、目の前で進行していると、絶望的な気分になってしまう。

妥協したくないのに妥協するしかない・・・、
目の前の「好いものたち」が崩れていく・・・、
理解を超えるひどい態度・・・、
耐えろ、耐えるんだーーー。

いや、ただ耐えるなんて嫌だ。
工人たちを変えることはできない、
それならそうで、自分たちで精一杯サポートする、茶葉を。 
採茶工人の結果は、私が製茶中に出来る限りフォローしていく。
製茶工人の結果は、小紅たちの力も借りて製茶後に全力でフォローする。
自分たちで事後処理。。。これからは、それが前提だ。

 

工人たちは、基本的な教育を受けていない。
読み書きができないレベルの人が多い。
もとより、お茶作りに関わる多くの人たちは、そういうもの。
そういう人たちが、昔からお茶を作ってきた。

おとんも私も、特別な要求はしていない。
全て、基本的で最低限なこと。。。おとんと私にとっては。

手を洗って、製茶室を清潔を保って、地面に茶葉落とさないで、
茶布を踏まないで、下に落とした茶葉を戻さないで、
茎をボロボロにしないで、葉はもっと固く締めて、綿布を破かないで、
もう少し丁寧に進行して(強引にしない、省略しない、温度下げる、毎回篩いにかける)、、、等々。

できていれば、言わない。


一方、茶摘み工人。

もっと短く摘んで、長いのを入れないで、必要のない硬い葉を摘まないで、
老梗(古い枝)を入れないで、束でつかんで刈り取らないで、葉を切断しないで、
一枝ずつ確認しながら摘んで、摘んだらまめに移して日陰で保管して、
おしゃべりしないで集中して、昼寝しないで、、、等々。

言った瞬間はやるのだが、しばらくすると「初期化」する。
本当に基本的なことだけなのだが、彼らの習慣にはなく、『外』ではそんなことすら言われないようで、
ふたつみっつ要求すると、『ここは要求が高すぎる』と嫌がられ、次から来なくなる。
下手すると、途中で投げ出して帰る。

でも、そんな彼女たちがいないと、お茶は作れない。

 

おとんと私にとって、好いお茶を作るための環境を作ることが、
とても難しい。

心の準備はできた。
いつ終わっても構わない。
もしも今日、私に茶葉が与えられるなら、どんな条件下でも精一杯を注ぐ。

お茶はもともと、意のままになどならない。
天と地が関係するから。
天地の意を計り知ることは、人にはできない。
だからこそ人は、その恵みに感謝し、精一杯の意を注ぎたい。

一度決別したら、生まれ変わったような気持ちだ。
何がおきても、それが「めぐり合わせ」だと思える。

だって、こんな状況の中でも、こんな素晴らしいお茶が、一日でも作れていることの方が、
私は奇跡だと思うんだ。

 

眠い、、寝る。
多分、明日は摘まない、雨が来る、、、眠れる。
これで最後だと2日目に覚悟したのに、もう5日も摘めている。
おとん、よく気持ち持ち直したなあ。。。すごいなあ。。。多謝。
よし、私は明日の殺青タイミング、逃さないように、「聞」に集中するっ!
おやすみなさーい☆

夏日の大蛇

暑い、夏日、風強い。
雲行きが変わった。

四巻=おじいの初代樹、上、摘む。

 

おとん、歌うたっている!!!
少し復活かな、気持ち的に。
初日はどうにもならない感じだったが。
とりあえず、ここ数日はクリアーできそうで。
初日は工人の問題が大きすぎて、戦意喪失、と言った感じだった。


四巻から帰ってきたら、家の中に蛇がいた!!!
でっかい蛇が、伸びながら、移動中だった。
1m50cm以上。
私の行こうとする場所と、かち合ってしまった。
目が合った。。。あ、ごめん。
見合った。。。お互い引いた。

蛇さんは、台所の横の階段の下の木材の下にいる。
おとんに「蛇いるよ」と電話で伝えると慌てて、いつもより早く製茶所から山の家に「ご出勤」。
おとんに言われてうぇいうぇいたちも来て探してくれたが、『もういない』と言う。
そんなハズはない。
『いない、もう出て行った』と彼らは帰り、おとんとふたりになった。
ら、やっぱりいた。
『ひゃっっ。。。』と妙な格好で固まっているおとん。
おとんとも目が合っていた。

多分、いま(夜)もまだ同じ場所にいる。
この家の、守り神かな。

同居人が増えた。
コウモリの「フーちゃん」。
蛇の「シャーちゃん」。
彼らがいなかったら、私はこの家で「一人暮らし」中。(笑笑)
おお☆そういえば、ふたりとも魔除けの神さまだっけ!!

 

星は少し。
昨夜に続き、夜半過ぎから霧が出る。
昨夜と似ている、暖かい。
気圧が下がっている。

明日晴れたら、論上の続きを摘もう。
と、おとんが言った!!!

でも、この気候、、、夕立が怖いなあ。
どうかそれまでに、間に合いますように。。。

一瞬一瞬が、愛おしい

  • Posted by: ChinatyParty
  • 2015年05月14日 23:51

もう作れないと覚悟した今、これまでとは違う心持ちでいる。
お茶を作っているこの一瞬一瞬が、大切で大切で。。。愛おしい。

 

老茶樹、摘めたーー♪

晴れ、雲多い、風あり。
やった!春の老茶樹だーーーっっ☆

 

おとん、今日はご機嫌?
少し元気がある!
好かった。

昨日は最悪。
初めて雇った製茶工人が、言うこと聞かない、勝手、雑、投げ出そうとする、
おとん、もう嫌で嫌で、心の中で爆発的に怒っていて、
でもなんとか続けてもらわないと、茶葉が台無しになるから、
なだめたり、気を遣ったり、で、・・・ぐったり・・・、
本気で嫌気がさして、ついに、
『もう停止しよう。』、本音で出た言葉。

 

山は今、深刻な労働力不足で、まったく工人が見つからない、
彼は『一般よりできる』らしいから、雇ってみたそうだが、
ところがどっこい、『一般』より要求は聞かない、態度は悪い、屁理屈が多く、最悪だった。
それでも、おとんが20人以上電話してやっと見つけた工人で、
他に候補は見つからなかった。

今日は違う工人。
過去に何度か来たことあるが、彼も不機嫌で態度悪く、技術的にも・・・。
が、『昨日の彼よりはまし』、とのことで、
それに、やっぱり他に候補は見つからないので、仕方がない。
ふたりで何とか、『彼のご機嫌を損ねないように』、工夫する。

彼はビールを要求し、おとんは用意した。
それで機嫌よくやってくれるなら、と。
仕事しながら酒飲むなんて、私にはありえないし、飲みながら茶葉作るなんて、やめて欲しい。
が、この辺りでは『他』はどこでも普通のことで(酒・タバコ・食事の準備)、
どの工人も普通に要求してくるし、皆そこに何の疑問も感じていない、
いや、感じていたとしても、それがまかり通っている。
もしも断ったり叱ったりすれば、ぷいと出て行くか、二度と来なくなる。
ひどい時は、腹いせに後で報復にやってくるので、危険。
出て行かれたら、再びおとんが骨を折って探すことになるが、代わりが見つかる確率はかなり低い。
見つからなければ、茶葉は仕上がらず、すべてゴミになる。

 

おとん、今日は木棚の茶葉の香りを聞いて、喜んでいる!
久しぶりだなあ、そんな姿♪
嬉しいなあ。
心に平和が訪れているのだろう。
ひとまず、好かった。
体調も悪くなさそう、本当に好かった。
本当は、落ち着いて一緒にきゃあきゃあ作りたいんだろうなあ。

それにしても、ただでさえ健康面に不安があるところに、
客人問題で『お茶どころじゃない』、
工人問題で更に『お茶どころじゃない』。
お茶作っている人間が『お茶どころじゃない』って状況・・・、どうなんだろう。
今に始まったことじゃないし、ここだけの問題じゃないけれど・・・、
近年ますますひどくなっていく。

今の最大の問題は、もう資金とかじゃない。
「好いお茶を作る環境」が、作れなくなっている。

 

おとん、客人が来るから、自分はこの家に滞在せず、製茶所にいる。
私が少しでもお茶作りに集中できる環境を作るためだ。
誰かから連絡あっても『お茶はもう作っていない』、『山にはいない』、『製茶所にいる』と。

工人の手配(採茶工人・製茶工人の両方面)で、朝から晩まで電話して探し出し、
なんとか説得して予約して、でも来なくてまた探して、
来たらきたで態度の悪さに我慢は限界に近く、
でもなんとか最後まで加工してもらうために非常に気を使って・・・、疲労困憊。

お茶を作るために工人を探すのは、どうしても必要なことで避けられないのだが、
その過程で、もう心も体もぐったりで・・・、『お茶どころではない』。

深刻な労働力不足の上に人件費の異常上昇もあって、工人たちのレベルが極端に下がっている。
考え方、態度、技術、全て。
『そんな要求するならもう来ない』、『来てやっただけありがたく思え』、そんな態度。
『他』では『そんな要求』さえされないのかと、個人的には恐ろしくなる。
優しく言えば調子に乗って要求あげる、キツく言えば報復される危険がある。

こんな状況では、機械化を考えるのも当然だろう。
いや、機械化が極端に進むから、彼らもそうなっていくのか。。。
いやいや、どっちがどっちだかわからない。

彼らがそうなっていくのも理解できなくもない。
あまりにも貧富の差が激しすぎて、理不尽なことも多すぎて、不満と不安だらけで・・・。

が、だからと言って、こちらにもこちらの事情がある、
こっちの茶葉を『他』のように扱われては困る。
そんなことされるぐらいなら。。。、だ。

 

そんなこんなで、おとん、すっかり疲れ果てて嫌気が指して、
お茶を作る喜びを感じるどころか、お茶を飲む気持ちすら失せている。

私はおとんと一緒にお茶が飲みたい。
ふたりで『ふあああー♪』とか「きゃあああ!!!」とかやりたい。
こうしてこの家でひとりで飲んでいる今、気がつく。
できたてのお茶をふたりで初めて飲む時、どうだろうとどきどきしながら無言で蓋を取って、
次の瞬間ふたりとも思わず奇声を上げてしまっているようなお茶に仕上がっていたとき、
まるで世界中から祝福されているような、何ものにも代えがたい本当においしいお茶の時間だった。

 

外から見ると、こんなことになっているとは、想像つかないんだろうなぁ。
別にここだけの話しではない。
以前は私も、有名なお茶が作られている世界がこんなことになっているとは、想像していなかった。
いまだに、驚くこと(想像を絶する・理解できない状況になること)が山ほどある。

工人の状況は、なにも今に始まったことではなく、
おとん曰く『昔から似たような状況』だそう。
考えてみれば、そういう環境とそういう人々によって、各地の銘茶は作られてきたんだよなぁ。

だが、特にここ10数年、人々と人々を取り巻く環境の変化が異常に凄まじく、
60年以上この地で生きて、製茶を生業としてきたおとんにも、
明日の状況すら全く読めないと言う。


今日も私は、ひとりでお茶作っていた。
おとんは、昨日もいたが、茶葉には触っていない。
でも、いいんだ、それで。
こんな状況では、本当に無理もない。

あ、でも今日の殺青の時は、おとんが焼火していた!!!
もはや、貴重なシーンかも。。。

おとん、本当に毎日、何とかしようと工夫して、努力している。
他の場所では、もう何年も前に、とっくの昔に、あきらめていることだ。
でも、おとんと私は、あきらめなかった。
改善に改善を重ね、もっともっと好くしたいと、継続してきた。
しかし、それもどうやら、そろそろ限界みたい。

おとん、体力が落ちている。
だからか、気力も落ちていて、闘いのダメージが大きい。

お茶づくりは、闘いだ。
いろんな事との、闘い。
自分の心との、闘い。
昨日より少しでも好いお茶にしたいと、意のままにならず放棄したくなる時でも、最後まで懸命に闘う。
その先だけに、まだ見たこともない香りや味わいとの出会いが待っている。
そういったものに出会った瞬間、それまでの闘い全てが喜びに変わる。
闘わなければ、大興奮して手を取り合い飛び上がって喜び笑い合う、「あの瞬間」もない。
もしも闘うことを諦めたら、それまでとは変わってしまう。

闘い続けることの大変さは、誰よりも理解している。
そして、おとんが他の誰よりも、諦めずに一緒に闘い続けてこられた人であることも、感じている。
だから私は、おとんから闘う気持ちが消えてしまったとき、そこが終わりの「時」だと思っていた。

 

眠い。
話したいこといっぱい、だけど、本当に眠い。
明日も摘めそう!?
おお☆

おとんが、老夫婦の採茶工人を探し出した。
昨年も摘んでくれた。
摘みの標準に多少問題はあるが、もうそれも言うまい。
例え茶葉がどんな状態で届いても、大丈夫、私が全力でフォローする。
今の状況では若い人より信頼できそうだし、
古い付き合いなのでドタキャンはないだろうし、、、わからないけど。
そうか、それもあってホッとして、おとん少しご機嫌だったのかな。

 


南山の老茶樹。
先ほど木棚に並び終えた。
未来に残したかった樹たち。
でも、今となっては、それもどちらでも好い。
おとんの方が大切だ。
この茶樹たちが生き残る運命なら、必ず残る。
その貫禄の香りが、この家中に小さな竜巻のように上がっている。
このまま明日まで、私の出番はない。
それまでは、天と地に委ね、私は香りを聞き、茶葉の声を聞き続け、それを心に刻む。

霧が出ている、明後日には雨になるかな。
起きたら、おじいの初代樹の後半を、摘むぞーーっっ☆
それで、今春最後かも。。。
自分にできる最大で望むっ☆

 

鮮葉が家に到着し、晒青し、揺青し、笊に広げ、木棚に並べ。。。、また揺すって、また並べ。。。。

今、こうしてお茶を作っている一瞬一瞬が、心から愛おしい。

ありがたくて、たまらない

もう作れないかもしれない。

もしかしたら、今春が最後。


山の上で、ひとり。
万感の思いを込めて、ひとりお茶を作っています。


おとんはいない、製茶所にいる。
初めて来た製茶工人も、一緒に焼火の手伝いで来た小紅も、遅れて上がってきたおとんも、
夕方来て、もうみんな帰った。
製茶中、おとんがこの家に泊まることは、もう無いのかもしれない。

一騒動あって、でもなんとか初日の炒茶を終えることができた、
だが、おとん、疲労困憊・・・戦意喪失。

気配を、感じてしまった。
多分、来るべきときが、来た。

 

昨夜に続き、今夜も超満天の星空が広がっている。
大門の外灯が切れて、外は真っ暗。
まるで10年前のように、眼下の星たちまで見える。

燃えるような暑い昼間とは逆に、澄んだ冷気に山が包まれる。
好茶を作るのに、絶好の条件日。

それにしても、今夜は本当に、なんという見事な星空なんだろう。
宇宙の向こう側から見たら、私もまたこの小さく光る星の一部。
この星のどこかで、今こうしてこっち見て、お茶作っている人、いるかな。
無数の星星たちが、静かに動いている。
吸い込まれそう。

さあ、やろう。
例え今日が最後になったとしても、まだ終わっていない。
今私の前に、今日摘んだ素晴らしい茶葉がある。
60年程前、おじいが初めて植えた苗、おじいの初代樹。


ひとり、茶葉を揺する。
鉄観音を作るために生まれたこの家と、使い込まれた道具たち、私のパートナー。

香りが生まれる、香りの中へ入っていく。
香りが動く、心が波を打つ。
家と茶葉と私。。。3人。

 

終わった。

夜の香り、家の香り、茶葉の香り。
そうか、これが最後かもしれないんだ。

揺すり終えた茶葉を、水篩で運び、竹笊に少しずつ広げ、木棚に並べる。
そうしているうちにも、香りは変化していく。
茶葉は、揺すった私の手に反応し、意志が生まれたように動いている。

竹笊に広げる度に、両手で茶葉を包み、香りを聞く。
ありがとう、ありがとう、と声が出ている。
感謝の思いが溢れる。
お茶に、人に、時代に、ここに繋がる全てに、その全てのめぐり合わせに。

例え今日が最後だとしても、感謝の想いしか出てこない。
なんと得難い時間だったのだろう。


ありがとう、ありがとう、ありがとう。
山の上の家でひとり、初めて、泣きながら鉄観音を作っています。
涙が、熱い。
ありがたくて、ありがたくて、たまらない。

宇宙と交信できる茶園

晴れーーーっっ、わーい♪

道具たち準備したら、山へ行く。
「論上」へ!


「論上」、到着。
私が指定している地点のひとつ。
ここは、山のてっぺん。
ここの茶樹の味が、おとんも私も大好き。
頂上から数段までが、地点「論上」。
今日は、その中でも「てっぺん=論上頂」だけで作る☆

その下段の茶樹たちも素晴らしい。
が、作れない、、、優先順位の上位から外れる。
いつか作りたいなぁ~、作れる日、いつか来るかなぁ~。

 

まだ誰も到着していない。
おかんが、4人連れて来ることになっている。

 

ひとり、山のてっぺんに立つ。
この山も、またひとり。
四面が、谷。
周りの峰から少し外れ、単独で立っている。


山とふたり。
ここは、風が強い。
陽光が強い。
空が壮大。
宇宙が広がる。
大地が、果てしない。
地球に、立っている。
空の中にいる。
私、宇宙の中にいる。
ここにいると、飛べる気がする。

香りが立っている。
どこからだ。
花の蜜のような香りが、風に乗って、私の周りを舞っている。

茶葉だ!
論上の香りだ!!
春鉄の香りだ!!!

あああーーー、今日の、とっても好いお茶になりそうーーーっっ♪


きたきた。
おかんたちの姿が見えた。

しばらく説明して、先に山を下りる。
おかんがいるから、大丈夫、あとを任せる。

私は早く帰って、茶葉を迎え入れる準備しないと。
茶葉が家に到着したら、そのあとの加工はひとりでする。
今春も、誰も手伝ってくれる人はいない。


水が多い、気温も高い。
さあ、どうする、愛子隊長!!!(笑笑)

製茶道具たち準備日

昨夜、おとんは帰って来なかった。
今日もひとり、山の家。


おおおー、晴れた♪
雲は多いが、、、これならいけるっ!
やるぞー☆

竹竿たち、全員出動ー!!!


製茶道具たち、埃を払い、一斉に干す。
竹笊、六脚尖、水篩、草帽。

製茶室開門。
掃除、こっちの道具も、埃を払い、干す。
ブレーカーオン。
揺青機掃除、回転して埃&臭気を払う、通風。

明日晴れたら、摘めるかもしれないっっ♪
いつでも始められるように、ひとりで全部準備するっ!


この家の製茶道具たち、もう私しか使っていない。
製茶前の準備も、自分でやる。
製茶後の片付けも、自分でやる。
これからは、そういった時間も含めて、日程計画する。
時間はかかるが、掃除も準備も片付けも、自分が納得できるようにできる☆

そろそろ撤収しないと、雨が来そう。
掃除、片付け、終了。


全て仕舞って、おじいの初代樹に会いに行く。
碧岩山の向こうで雷ゴロゴロ、雨が来る。
急げ。

帰宅、間に合った、瞬間大雨来る。


小降りになった時、バイクの音。
おとんが、バイクに乗せてもらって、やってきた。
アヒルの肉・製茶所に預けていた荷物、持ってきてくれた。
それから、母鶏に餌やり&卵が孵化したかどうか確認しに。
どれどれ。。。生まれてるーーー、きゃあああ~♪
『秋に食べよう!』、うんうん!おとん嬉しそう!


『客人』の状況説明。
ひっきりなしに来るそうだ。
腹が立ってしょうがない、と。
また明日も来るそうで、またすぐ製茶所へ下りないと。
さっき、客を祥華の宿まで送ったら、そこで誰かに見つかったそうで、また客が増えた、とか。

おとん、疲れている。
それに、とても不満そう。
意のままにならず、二人とも、残念で仕方ない。
だが、『客人』は本当に避けられない、製茶時期に「もれなく付いてくる」。


道具類点検した際の、不具合箇所等、報告。
明日晴れたら、どこ摘む、どう摘む、とか計画。
屋根の修理。
客人対策の打ち合わせ、等。

大雨が来た。
しばらく雨が止むの待って、また製茶所に下りていった。
おやすみー☆


夜空が変わる。
風向きが変わった。
多分、明日は晴れる。

15春初摘みは、「論上」に決定。
【13秋:魔王】の【14秋:龍王】の樹、ああ~どんな香りだろう~~♪
髪も体も服も、全部洗って清めておかないと。
少しの香りも逃したくない。
やかん達、全員出動ー!!!

明日は、お茶作れるぞーっ♪、、、たぶんね。(笑笑)

山の家でまたひとり!

山の家の夜。。。またひとりです。


起きたらおとんはいなかった。

おとん、山の下の製茶所で『客人』の接待。

いないと言っても、体調悪いと言っても、勝手にやってくる『客人』。
『老房子(古い家)※この山の家のこと』でお茶作っているのが見たい、
と、ここにやって来ようとする。
『そこでまだ伝統茶を作っていると聞いた』『今から見に行く』
『作っているところが見たい』『お茶一杯飲んだら帰る』
『ご飯食べたら帰る、簡単で好い』『一晩泊まっていく』。
どんどん増える。
購入目的の『お客さま』ではない、ただ見に来るだけの『お客さん』。

「作っていない」と言っても、『作っていないはずがない』と確認しにくる。
「体調悪くて病院にいる」と言っても、『きっと来させないための言い訳だ』とやってくる。
おとん、ただでさえ体調よくないのに、疲労とストレスで、どんどん体調悪くなる。

もしかしたら、今後は、おとんが下の製茶所で『客人』止め。
私がひとりでこっそり作る、ってパターンかも。
いや、しかし、春は雨で山道がぐちょぐちょだから言い訳できるけど、
気候の好い秋なら、いないと言っても『誰もいなくても構わない』と勝手にここまで登ってくる。
時に「主がいないから入らないで」と言っても、『友人だから問題ない』と勝手に上がり込む。

 

お茶作り、次々に、いろんな問題が出てくる。
自分たちでは、どうすることもできない難問が。
途切れることがない。

それらを「壁」とは思わなくなった、が、ひとつひとつが難題だ。
課題か、試練か、修行なのか。
ひとつ解決しても、また次から次へと、果てしない。
それらを乗り越えないと、おいしいお茶に辿りつけない。

諦めずに、できること精一杯、頑張ります。
近い将来、本当に作れなくなるだろう。
後悔したくない。

 

おとんは体重また減った。
この半年で、3斤。
この一年半で、13斤。
体調不良の原因はまだわからない。

ここ数年、何件の大きな病院へ行っても、北京まで行っても、『特に病気ではない』。
しかし、数年前からの手足のしびれは完治せず、一時的に弱くなったり強くなったり。
更にこの半年、軽い下痢のような症状が続いている。

症状がある限り、必ず原因はあるはずだ。
原因が分かる医者と出会うまであきらめないで病院探し続けて、と言い続けている。
分かる医者は、一体どこにいるのだろう。
本人も家族も諦めムードになっている。
おとんも家族も、やれることはやっている。
それでも、『特に悪いところはない』と、病院変える事に毎回医者からそう言われたら、
それ以上どうすればいいのだろう。


『自分はもう先が長くないと思う』

おとんは昨夜、そんなことを言った。
おとん、何を言っている、ダメ、諦めてはダメ、自分でそう思い込んでは絶対にダメ。

『60過ぎた』
第二の人生の始まりじゃないか!
本当に作りたいものを作れるのは、ここからじゃないか!!

『老人だ』
60代はまだ老人なんかじゃないッ。
おじいも、ひいおじいも、ひいひいおじいも、90歳でも元気だったでしょーッ。

『もう用済みだ』
誰がそんなこと言ったんだッッ。
私にはまだまだおとんが必要だ!!!

『愛子はもう、自分を遥かに超越している』
私は、まだおとんに学びたいことがたくさんある!!!

『愛子がひとりで作った昨秋のお茶、自分はあんな成功したことない』
おとんが一緒だったら、もっともっと成功していたっっ!!!

今春はふたりで大成功のお茶作ろうよーーっ♪
お互いゆっくり寝ようね、おやすみ~☆

 

そして今朝、起きたら、おとんはいなかった。

朝、筍掘っている時に、突然誰かから電話が来て、
『今向かっている、もうすぐ着く』とか言われて、「老房子にはいない、製茶所にいる」と答え、
ここに上がって来られる前に、慌てて山をおりた。。。

まあそんなところだろう、、、形跡を見るに。


どうやら、今日は帰って来そうもない。
あはは、春もまた、山の家でひとりだよ!

15春山開き

山開き。
おとんと安渓で合流し、小雨の中、ふたりで山の家へ帰ってきた。

おとんは、春節以降、この家に戻ってきていない。
4ヶ月近く、この家には誰も来ていない。
春節に、簡単な掃除と祝い飾りに家族が来たが、誰も泊まっていない。
もう半年以上、この家には誰も住んでいない。

とりあえず、人が住める状態にする。
山奥の、半オープンの、旧式の家。
ほとんどが、昨秋に私が山を去る時に整理していったまま。
夜中までかかった。
小鳳が、少し前に表側の大まかな掃除や洗い物等、してくれていた。
助かった、ありがとう。


今日は、お祝いの日。
だんだん&小珊の、3番めの子供の『満月』。
生まれてちょうど30日目。
作ったばかりの紅いお餅と卵、さっき下の製茶所で食べた。&この家にも届いていた。
そういえば、赤ちゃんの一番上のお兄ちゃん「じえじえ」の『満月』の日も、私、山の家にいて、一緒にお祝いした。
あれ、何年前だ?


一通り、終了。
お茶が飲みたい。
湯を沸かす。
製茶所から、とりあえず飲み用の茶葉、もらってきた。
うぇいうぇいの今春の茶葉、出来たばかり。
小紅たちが手で茎取りしていたから、少し好い等級だろう。

うん、香りは多少ある。
まあ、茶葉だから。
香りのない茶葉など無い。
色・・・、出ていないなぁ。
まあ、商品茶だから。
仕方ない。

淹れた。
あ・・・、おとん、いかん。
私が言うまでもなく、おとんも反応している。
ふたりとも、体が拒絶。
おとん、速攻、白湯に切り替える。

「加工されていない味」。
「飲んではいかん味」がする。
なぜこれが市場で『要求されている』のか、おとんと私にはわからない。
どう頑張っても、飲めない。

13春【初代樹】に、切り替えた。
お茶だ。。。ほっ。


雨で、しばらく製茶はなさそう。
12日に陽光来るかも、でもその前後は、多分雨。
とりあえず、たっぷり寝たい。
一度、ゼロになる。
全ては、それから。

 

外は真っ暗、大門の外灯が切れている、その場所に、蛍が飛んでいる。
春の雨の香り、山の香り、草の香り、木の香り。。。春のおとんの山の家の香り。。。おやすみなさい。

炒ってまいりまーすっ!

茶友のみなさま&これから茶友のみなさま!
成田です~、毎度~~、眠いですぅ・・・。(笑笑)
15春鉄、炒って参りまーすっ♪

春は、碧螺春行って、で、鉄観音も行くとなると、やっぱりハードになりますね~~。
年明けから日本での仕事をツメツメで無理くり調整しているので、、、お山に着いたら一ヶ月分寝るぞーーー。(笑笑)

今春は、心持ちが、以前とは違う!!
碧螺春も☆
鉄観音も☆

 

復活した碧螺春は、以前とは違い、前半をざっくりと切り捨て、後期~最後のみに絞った☆
おとんと一緒においしいお茶を炒るっ☆
それが優先。
おとんとおかんと私が、3人とも無理せずに作ることができる、おいし~い碧螺春♪
これから先の人生、そこだけに絞れば、笑顔の春は毎年やってくる。
量はない。
きっと毎年、少しずつ減っていくでしょう。
それで好い。
ひと鍋に、全心を注ぐ。
おとんとおかんと私と、湖の中、果樹の森の中で、笑っていられたら、おいしいお茶が作れるっ!
そういうお茶が、私は飲みたいっ♪

久しぶりに飲んだ碧螺春、帰国して飲んでも、本当においしいねーー♪(笑笑)
それから、碧螺春が、本当に類まれ無きすごい緑茶であることを、再認識。
これまでに申し込み(飲む意思をメール)してくださったみなさまで終わってしまいそうな量しか作れなかったけれど、
まだまだ飲む茶友は募集中です!(メールください)
茶葉たちは、まだ伝統法にて追熟中~。
時期後半の茶葉なので、もう少し時間かかりそう、春鉄が終わった頃かな。
飲んでくださるみなさま、待っててねー♪

 

鉄観音は、もう茶樹を絞った☆
これから先の人生、おとんと私がつくる茶樹は、もう絞られているっ!
その樹たちと、少しでも長く付き合っていけるように、せめてその樹だけは後世に繋げられるように、がんばるのみ♪

 

雨みたい、しばらく。。。
でも、春なので、いつもこんな感じです。
それでも、行く必要がある。
未来の希望のために。
一度でも行かなければ、失ってしまうから。

天地に恵まれ今春のお茶が作れたら、みなさまどうか飲んでくださいね!よろしくお願いいたしまーすっ!!

それでは、みなさま。次はおとんの家からね。
炒ってまいりまーーすっっ♪

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