Home > 旅日記 > 14春天♪中国品茶会

14春天♪中国品茶会 Archive

出発しますっ!

茶友のみなさま&これから茶友のみなさま!
おはようございます、成田です、これから出発します、毎度毎度ーーーっっ。

おいしいお茶探して、15年大陸歩き回っていたら。。。
次は、おいしいお茶分け合う仲間探し、の旅が始まっているよ。。。 あははーっ♪

品茶会開催できる日数は少ないのですが、好い出会いがありますように、
みなさまどうか一緒に祈っててね!

そうだ。
例の「改名」のこと、中国の茶友の意見も聞いてみようっ☆

とりいそぎ、行って参りますーーー♪

アモイ到着したら安渓経由で一気に福州入り

無事出国できた。。。ほっ。

白い☆
飛行機から見える景色、いつもと違う。。。そうか、この季節に福建に飛ぶの、初めてだ。
CIMG0061 CIMG0062
桜の前は、いつも緑茶を追いかけていた。3月は、龍井、そして碧螺春。。。だった。
東山のおとん、おかん、どうしているかな、、、会いたいなぁ。

やっと腰を下ろせた、半ば強制的に。(笑笑)
映画見るの楽しみにしていた、上映中の新作も見られる、お待ちかね、お空の上は楽しいレクの時間♪
往復で、あれと、あれと、あれ、みるーーっ!!!
CIMG0063 CIMG0066
結局、食べている間しか見ていなかった、導入のみ・・・、睡眠爆発。
せっかくのレクの時間が~~~っっ、おーん。
昨夜から、今朝出発間際まで、資料作成&印刷していて、また徹夜だったのよ。

アモイ到着。
福州から迎えに来てくれた友人と合流、すぐに安渓へ向かう。

安渓到着。
だんだん淹れたお茶飲んで、少し早いけれど長時間ドライブに備えて、外で腹ごしらえ。
おとんは山。

だんだんお勧め、問屋街の中ほどにある、牛肉専門の麺やさん☆
へえーー、こんなお店あったんだ!清潔だし、おいしそう!!
CIMG0067 CIMG0070
CIMG0071 CIMG0073
ここ、初めて。安渓にいるとき、外でご飯食べること、ほとんどない。深夜の夜食くらい。
いつも 、だんだん達と家で食べるから。

おいしい♪安渓は薄味で、日本人好み。
CIMG0075 CIMG0076 
福州人の友人『鳥爺』(機会見て紹介するね、福州品茶会の現場副隊長だよ☆)も喜ぶ。
福州も基本薄味(素材味尊重)だけど、安渓は更に香りがあってやさしい味。

しかし、高くなったなぁ、、、すでに、ひところの2倍以上。
CIMG0078
ここは、高くも安くもない、牛肉だから素材的に高めだけど、一般庶民の食堂、内容から見ればかなり良心的。
だけど、こちらの一般的な収入から考えると、、、日本で置き換えると、麺一杯1000円以上の物価感覚。

食べたら、荷物積み込んで、すぐ出発準備。
CIMG0079 

左のダンボール箱は、昨年準備しておいた福州品茶会用の茶葉セット。
これをピックアップするのが、安渓経由の目的。
普段は、祥華のおとんの山の、私たちの老茶専用茶庫「秘密の倉庫」にいる。
だんだんに頼んで、数日前に出して運んでおいてもらった。
CIMG0082 ぎゅうぎゅう。。。あとスーツケース、入るかな。
右のダンボール箱は、今回日本から運んできた福州品茶会用の茶葉セット&各種資料。
昨年から、飛行機の預け荷物の基準が厳しくなったので(無料分・超過分・大きさ・重量、何もかも)、
あれもこれもはもってこられない。mustは採用、betterは却下、bestは後回し。
多角的に想定してセレクトにセレクト。。。しているけれど、実際どうかは、やってみないとわからない~~。

いざ福州に向け、出発。
移動中に打ち合わせ、している途中で、意識なし・・・、到着まで爆睡・・・、すみませ~~ん。

準備デー

本日は準備デー。
明日ふいみんが到着したら、すぐに開催できるように。

まずは、茶葉やら茶具やらの準備。
大きいつづらを開けると、中くらいのつづらが3つ、その中から小さなつづらが2つ!
それを開けると、今度は。。。
CIMG0084 CIMG0085

白くてもっと小さなつづらがいくつも☆ これを開けると。。。 おいしいお茶み~つけたっ♪(笑笑)
CIMG0089 CIMG0090 

近所で夕食中。卵チャーハン・トマト卵炒め・白菜炒め。『無難』な注文。
CIMG0100 CIMG0101
店で一番注文が多くて、材料回転が早そうで、調理法がシンプルで、、、『無難』なものを敢えて注文。
外食の時は、そう心がけている「鳥爺」。
今、食品関係、本当に深刻で、、、『問題いろいろありすぎ』。
これでも『わからない』『怖い』けど、何も食べないわけにはいかないからね。

食べて帰ったら、作業の続き。

今度は、作ってきた資料のセット。
これは、今回初登場、13秋《心の隊員》募集記事からの抜粋、ふいみん翻訳中国語版。
CIMG0106 CIMG0108
一枚一枚フィルムに入れる。出席者に配る用。
横で鳥爺は、出席者募集活動中(ネット・ブログ・電話・メール、等々)。

お次は、活動紹介ちらし&申し込み用紙(どちらも、ふいみん翻訳の中国語版)をフィルムに入れる。
その前に、まず折り折り、、、。

助っ人帰宅♪
CIMG0109 下宿している「鳥爺」の知り合いのご子息。
深夜1時過ぎまで、折り折り&詰め詰め、手伝ってくれる。
とっても丁寧☆ 助かった~~~、ありがとうっっ、楠楠♪ 

副隊長到着したらすぐ品茶会開始

香港出発して福州到着したらそのまま会場入りしてすぐに品茶会開始ー!
CIMG0110
仕事休める日数には限りが有る、少しの時間も無駄にしたくない。
今回も滞在できる時間マックスで品茶会の予定を組んでいる。 

間もなく開始時間。
座ったらすぐにパソコン渡して、月初の品茶会に参加してくださったきたきつねさんが、
書いてくださった記事を読んでもらっているところ!
CIMG0111 
ものすごく分かりやすい☆
専門用語を使わず伝えたい要点はきちんと十分に入って誰にでも分かるようになっている。。。すごい。
みなさまもぜひ読んでみてーー!!『愛子さんの手工茶
お茶端会議室の品茶会のコミュニティでは、 他の品茶会参加者たちが次々に茶譜や画像を投稿してくれているー♪
すごいすごい、まるで応援団がすぐ近くにいるみたい!!!
ふたりともテンション上がる、気合い入る。
よっしゃ、心の隊員のみんな、副隊長&隊長、がんばるよおおおーーっっ☆

品茶会@福州 1日目 午後の部

朝早く飛行機に乗って、寝不足でぼけ~っとしている頭を抱えながら、用意した資料を頭に叩き込むのはちょっと辛い。
今回はこれまでの教訓が活かせるように、事前に「プレゼンシナリオ」を愛子と一緒に考えた。
しかし、途中愛子は秋の隊員セットの発送やその他の仕事などで全部打ち合わせることができなかったので、
果たしてうまく「プレゼン」できるのか、眠くて頭は回らないつつも、不安と緊張で心臓はどきどき。
これはチームプレー。『鳥爺』とも少し打ち合わせしたところで、時間。

スタート!
さて、人数は比較的少ないので緊張モードが若干和らぐ。

CIMG0112 CIMG0113
「愛子老師」も熱弁                ミッションは、13秋鉄の「心の隊員」を募集すること!

CIMG0119 CIMG0120
なんとか無事終了した、けれど、
最初だけあって、やはりまだまだ練習不足。普通話もスムーズに出て来ない。

次こそ!

【茶譜】 

第1レーン
13秋  懐花王
     華雫王

08秋  10号
     22号

ふいみん

品茶会@福州 1日目 夜の部

夜の部

若い人が多い。
昨日手伝ってくれた楠楠が同僚をつれてきてくれた。

今回考えたシナリオというのは、
まずは「鳥爺」より私たちのことを紹介。
そのあと、私が品茶会の目的や開催理由など、背景的な事情を含めて説明。
それから評茶の方法や見どころを紹介。
そのあとは状況や質問に応じて内容を変える。
上記が、基本パターン、あとは参加者によって少しアレンジ。。。(実はそこまで考えていないだけ(汗))
CIMG0126 CIMG0127
皆さん、若いからか、興味津津に話を聞いている。

CIMG0132 CIMG0138
その中に、『味や香りを表現の仕方がわからない』という質問があった。

自由に感じた通りに表現すればよいと、私たちが当たり前に思うことでも、『言葉が出て来ない』らしい。

教育や環境の変化で身近なものを感じたり、
気にかけたりする習慣が薄れてきたのかもしれない。

【茶譜】

第1レーン
13秋  華雫王
     懐花王

第2レーン
08秋  21号
     8号

おまけ
13秋  生態茶

ふいみん

朝ごはん買いに

品茶会始まる前に、お散歩がてら今日明日の朝ごはん買出し~♪
会場入りしたら最後、深夜まで外に出る隙間はない。
出発前の今がチャンス、数日分の朝食を買っておく!

『鳥爺』の巣☆(笑笑)の近所、のどかな住宅街。鉄格子は全国共通の基本中の基本、治安がね・・・。
RIMG0004 RIMG0005

鶏肉やさん。鳩がいるのはもちろん、兎もいる。お、灰色だ!灰色兎はおいしい♪
おとんの育てるような、古代種の鶏や鴨は、当然いな~い。
RIMG0007 RIMG0010

八百屋さん。                           これなに?かぶ?
RIMG0012 RIMG0014
RIMG0015 RIMG0016
この胡瓜、炒めるとおいしい。      おお、多心菜♪東山のおかんを思い出す、どうしているかな。。。

RIMG0019 RIMG0020
おお☆ 素敵な扉。レストランだ。                   赤・黄色・青♪  

きょおおおーーー♪  き、金魚だ。。。ぎゃはははーーー!!!          
RIMG0023 RIMG0025
『鯛焼き』じゃなくて、「金魚焼き」☆

自動で回っている。。。                              食べてみようっ!
RIMG0026 RIMG0029 

ひーひひひひ♪                      い、『岩手焼き』???
RIMG0035 RIMG0037

昔ながらのお肉屋さん、リヤカー引き。
RIMG0039

福州ならでは、貝やさん。          これ、スープにするとおいしい。緑色のカラス貝みたいなやつ。
RIMG0040 RIMG0041
RIMG0042 RIMG0044

集合住宅街の中に、昔のお家がまだ少し残っている。屋根、素敵。現役で、いい感じ♪
RIMG0045RIMG0048 

品茶会@福州 2日目 午後の部

2日目の午後。満員御礼の9名。
会場でちょっとしたアクシデントがあり、開始時間が少し遅れたが、なんとかスタート。

昨日の進行シナリオに慣れてきたからか、鳥爺も私も今日はとてもスムーズで、
お互いにバトンタッチする内容やタイミングがよく皆さんの反応から手ごたえを感じる。

CIMG0147 CIMG0144

参加者には、お茶の講座を企画する人がおり、教材に使っている映像を少し見せてもらった。
一般的に、こういった講座はどちらかというと、飲み手(消費者)視点で作られていることが多く、
茶農家や茶畑の内容も、テキストの内容に当てはめたような感じのものが多い気がする。
(目的は受講生(一般的には消費者)が学習しやすいように、予め代表的なものを教材にして覚えてもらうため、など)

愛子隊長のような、完全に作り手視点から、長年継続的に仮説を立て実験、検証し、記録を繰り返す内容は
もしかして世界的に見てもものすごい貴重なのかもしれない。
(目的は誰かに指導するのではなく、「おいしいお茶の可能性を追求する」にあるから)
しかし、仮説に対する検証は、「審査」と「評価」ができなければできない。
まさに、作り手視点、飲み手視点のどちらも兼ね備えていると言える。

CIMG0159 CIMG0164  

数種類のお茶を味わっていただいたあと、パネルの写真のエピソードを紹介。
素晴らしいお茶+作り手から直接聞くストーリーに、皆さんご満足いただけたのかしら。

【茶譜】

第1レーン
13秋  仙菊王
     懐花王
     華雫王

第2レーン
08秋  14号
     4号
     19号

ふいみん

急いで夕食

CIMG0168 CIMG0169

急いでいるとき、水餃子は便利。たくさんあるメニューから、酸菜豚肉&椎茸野菜。
うまあ~♪日本にもこういうのないかな。
CIMG0170 CIMG0171

食べたら急いで戻って鳥爺と交代して、歯磨いて、夜の部の準備。

品茶会@福州 2日目 夜の部

2日目の夜。7名。

中にはリピーターもおり、嬉しい再会を喜びながらスタート。

CIMG0174 CIMG0179
今回も皆さんに自由に自分の感覚を表現してもらえるよう、話を進めていった。
え?このお茶の香りが気になってだめなの?へーーそういう人は初めてかも。

CIMG0190 CIMG0181
これまでの品茶会と一番違うのは、皆さんがよく携帯やカメラを取り出しては写真を撮っているところかな。
時代の変化を感じるな。

「このお茶の匂いはだめ」と言っていた人は、オーストラリアでの留学経験があり、英語がぺらぺら?
今はデザイナーの仕事をしていて、美的センスというか、価値観のところはすっと伝わるみたい。
もちろん、ほかの参加者も、興味津津に愛子の一挙手一投足に注目していた。

CIMG0202 CIMG0205
昼間は話しの進め方がとてもスムーズだったのに比べ、夜は少しずれて募集記事を出すタイミングが後になってしまったが、
とりあえず皆さんがすごい関心を持ってくれているみたい♪

【茶譜】

第1レーン  
13秋 華雫王  
    懐花王

第2レーン  
08秋 23-1号
    8号

ふいみん

門限近し、急いで夜食

鳥爺の家には「門限」のようなものがある。(ひとつの安全対策)
言っておくが、学生寮ではない。社宅でもない。
一般的な、賃貸&分譲の集合住宅だ。(団地のような感じ)

門番(ひとりが365日24時間勤務、その場で衣食住、こちらではよくあるスタイル)のおばさんが、
毎晩就寝するときに(24時)に大門に鍵をかける、ので、おばさんが寝ているときは敷地内へ出入りが出来ない。
自分の家に入るには、まず、門番のおばさんをたたき起こして大門の鍵を開けてもらわなければならない。
先に言っておいて少し遅くまで開けておいてもらうことは可能だが、大抵遅くに帰った別の住人の誰かが
開いててラッキーと自分だけ入って締めてしまい、結局事前に予約しておいた人間にはほとんど意味がない。
自分さえよければ精神の人は非常に多く、住人同士で話し合って協力して住みよくしたら、などという
日本人的考えは、ここでは通用しない。ここでは、入ったモン勝ち、後の人は自分で何とかしろ、
俺の知ったこっちゃない、というところだろうか。
非常に大陸的。

もっとひどいのは、毎朝繰り返される、「駐車場問題」、なのだが・・・。
これは説明しようとするだけで、疲れる。あまりにも、非効率的、非能率的・・・、唖然とする。
日本だったら、間違いなくありえない。どんなに説明しても、日本人のみんなには理解できないだろう。
でも、ここでは当たり前。どこにでもある光景。言ったところでどうにもできない、のが現状。
これを365日毎朝毎朝繰り返している大陸人、、、私は素晴らしい忍耐力と継続力だと思う。

生活してみないと、大陸は見えてこない。
写真撮っているだけじゃ、実体は見えない。。。中国、深し。

さて。
なにはともあれ、24時まで帰らないと「少々面倒」なことになる。。。全員、気分はシンデレラッ☆

夜の部終了したら、急いで片付けて、急いで夜食を食べて、急いで帰る。

福州の名物たち。(最後の一枚以外、色悪い。新しいカメラ、テスト中。)
CIMG0224 CIMG0225
CIMG0226 CIMG0227
CIMG0229 CIMG0230

反省会&作戦会議中

夜の部、23時頃終了、会場片付け&翌日の準備。

外で簡単な夜食を食べて、深夜24時半頃帰宅。

玄関開けたらポットのスイッチを入れ、着替えたらすぐに全員集合!

13秋の隊員茶飲みながら、反省会&作戦会議、開始ーーー☆
RIMG0052  眠い・・・、3人とも、めちゃくちゃ、眠い・・・。
でも、今日やったこと、少しも無駄にしたくない。
少しでも記憶が新しいうちに。。。

参加者の名前や人間関係等の確認、紹介されたミニブログの捜索&確認。
好かった点、悪かった点、気になったシーン、進行中に浮かんだ次回アイディア、等々、
実際に進行しながらそれぞれが感じたことを付き合わせし、記録し、改善策等考え、次の対策を練る。

昨日より今日!今日より明日!!一歩でも前へ!!!がんばるっ☆

品茶会@福州 3日目 午後の部

3日目、最終日の午後の部。またまた満員御礼の9名♪やったー☆

皆さん、参加した方から紹介を受けて、あるいは、参加した方のブログやツィッターなどを見て、
興味を持って予約してくれたとか。
うれしいー♪ どんどん輪が広がっていく感じだ。

RIMG0001 RIMG0021
説明にすごく集中して聞き入っている。

RIMG0025 RIMG0006
愛子の生き生きとしたしぐさや話しに笑顔が綻ぶ   ちょうどいいお茶を選んだのでここからいきなりレッスンスタート

RIMG0007 RIMG0011
さて、クイズです。何故一葉王は一葉一葉(一枚一枚)で摘むのでしょうか?
皆さん真剣に考える。
「押し葉」を使って、これを摘んだら、こっちはどうなる?摘まないと、どうなる?

RIMG0017 RIMG0027
愛子の質問の一つ一つに答えていくと、ほうら、自然と答えが出て来る。
自然の道理や農民の知恵が活かされたお茶なんだね~と皆さん納得。

最後はパネルの写真説明。

【茶譜】

第1レーン
13秋  華雫王
     懐花王
     仙菊王

第2レーン
08秋  22号
     4号

ふいみん

品茶会@福州 3日目 夜の部

最終回には、なんと10名も来てくださいました~~ぎゅうぎゅう詰め。
また久しぶりに会う方、しかも、今回の品茶会で2回目ご来場の方も!わーーうれしい♪
中には、ラジオ局の記者、「鳥朋」関係者、などなど。

RIMG0031 RIMG0033
愛子が選んだ、それぞれのご縁のあるお茶、どれに当たるのかな。

RIMG0038 RIMG0056
皆さん、きちんと周りの茶友のために、すばやく回している。

RIMG0050 RIMG0052
08秋のお茶が出たときには、もうそれはどの会も共通してひと騒ぎ、
言われなければ、これが7年前のお茶の湯色(お茶の水色)だなんて信じられないと言って、
一生懸命写真に収めようとしている。

十数年前までは、安渓の山には電気さえ通っていなかったから、このような長期保存できる作り方でできた茶葉を、
このような現代的な真空技術でこれだけ長期間保存したものを飲んだ人は、恐らく愛子ほど物好き、いや失礼、
研究熱心な人間がいない限りいなさそう。
おとんたちは昔、できた野茶(天然野生紅芽)の一部は冬蜜に漬けて保存し、それを山奥で医者のいない環境の薬として使っていたので、 こんな老茶用のお茶と保存にこだわって保管しているものは、もしかしてどこにもない?

『いや、長年置いておけばみんなそう(老茶に)なるだろ?』とナイス質問!
(さくらではないかと思われちゃうくらい、皆さんすごくいいタイミングにいい質問をして来るの)

愛子は、「老茶」と「陳茶」の違いの説明を始めた。
(知りたい方は、まだ品茶会に行ったことのない茶友の皆さん、日本の品茶会にいらしてくださいねー☆)

RIMG0091 RIMG0101
そして、08年のときはまだお茶にニックネームを付けておらず、日付にしていたので、
その日の製茶日記を教えてほしいという茶友がいて、愛子は製茶ノートを取り出して、
読み始めた。

RIMG0106 その日の天気から、気分、食べたもの、
そのときとき嗅いだ香りと感覚まで語り、茶友も自分が飲んだお茶が
どのようにしてできたか、どういう人がどんなふうに作ったのか、そのストーリーを楽しんだ様子だった。
(製茶日記のブログは日本語しかないからね。でもブログにも一部しか出ていないので、より詳しく知りたい方は、 ぜひぜひ品茶会にいらして愛子に直接聞いてね♪)

【茶譜】

第1レーン
13秋  華雫王
     懐花王
     仙菊王

第2レーン
08秋  23-1号
     10号
     21号

ふいみん

肉燕

今朝、ふいみんが香港に帰国した。
朝までかかって、3日間の記録整理して、品茶会のまとめや会議は週末の香港に持ち越し。

ふいみん一時間仮眠して、寝坊せずに起きたのを見届けて、私は寝た。
起きて洗濯して掃除して片付けして、そして夜の準備。

今夜は、プライベート品茶会?。。。日本のそれとは違う。
いつも会場を貸してくださっているお香のお店のオーナーのだんな様からのご依頼。
このおふたりがいつも協力してくださって、茶友を探す好い道は無いかと、一緒に考えてくれている。

今夜の参加者は、彼のお仕事のお客様、ご夫婦で参加ご希望。
なので、参加料はいただけない、なので公募もなく、ご夫婦おふたりのプライベート会。
鉄観音のご商売をしている会社の経営者だそう。社長(男性)は安渓の人?
ほお~、それは面白そう☆

その前に腹ごしらえ。時間がないから、とりあえず軽く何か。。。魚丸~~~。

福州名物のひとつ、『肉燕』。今では珍しくなってしまった『手工』(手作り)の店。
CIMG0292 CIMG0293
CIMG0294 CIMG0306
本当は『魚丸』(大好物!)を食べにきたのだが、今日は売り切れだって。。。しょぼん。

『肉燕』が二軒並ぶ、老舗店&有名店。このあたりは観光地に近いので家賃が非常に高く
(当然一杯の価格も裏道の麺一杯以上に高い)、資金力があり且つ繁盛している会社でないと店は出せない。
一昔前まで市内どこでも探さなくてもあった個人経営の美味しい店の数々は、もうどこにも見当たらない。
CIMG0302 CIMG0298 
CIMG0299 CIMG0301 

CIMG0304   悪くはない。
が、私のお腹と気持ちは満たされない。

仕方ない、今は時間がない。

鳥爺の電話が鳴る。
参加者が増えた?もう一組ご夫婦で、やはり彼のお仕事のお客様?
おっけー☆
一組も二組も変わらない、そのくらいの人数のほうがお茶は楽しい♪

まともなご飯が食べたい

会場撤収。
これで今回の品茶会は終了。
明後日『講座』があるが、まずはひと段落。。。ふぅ。

23時30分。
「門限」まで時間がない。

ふいみんはいない、鳥爺とふたり。
夜食どうする?なんか買って帰る?
要らない?夕方『肉燕』食べた?(あれが食事?あれは「つなぎ」でしょ。)
食べたければひとりで食べて?店の外で待っている?
私にまた数分でストリートフードをかっ込ませる気か?(鳥爺の頭には、食事といえばそれしか発想がない)

いやだ、もう耐えられない、せっかくひと段落したところなのに、、、まともにご飯が食べたいッッ!!!

 

実は、鳥爺は、食に関してちょっと問題がある。
本人が問題に感じていない以上、本人にとっては何の問題でもないだろう。
が、私個人から見ると、非常大問題。

食に関して、まったく興味がないのだ。
食べることの楽しさを知らない。
食べる量も少ない、そしてバランスが悪い、偏食。
主食(炭水化物)類&甘いもの(ホワイトチョコレート等)が好き、単独食「がつ食い」が目立つ。
時間が来てお腹が空くと、数分でかっ込んで、さっさとその場を去る。
どんぶりやハンバーガーのような『方便』なものを好んで選ぶ。
料理の肉類は食べないと言いつつ、チェーン店系のハンバーガーや肉丼類は好んで食べる。
同席者がまだ食べていても、自分が食べ終わればその場を立ち外に出る。
誰かと楽しく食卓を囲めない。
食べている時間が苦痛らしい。

食べない理由に、食堂の衛生面がどうとか、現在の国内の食材の信用度がどうとか、健康被害がどうとか、
をすぐ口にする。それも一理ある、が、私が言う問題はそこではない、それ以前の話だ。

ひとつのものを誰かと囲んで、団欒しながらする食事に、少しの価値も、少しの楽しさも、感じていない。
無駄な時間、必要のない時間、と感じているらしい。
時間が来て空腹だから物を詰めている、、、私にはそんな風に見える。
誰かと共にする食事のおいしさや楽しさを伝えても、まるで宇宙人の話でも聞いているようにきょとんとしている。
食事の目的は「体」の維持の概念が強いらしく、同時に健康な「心」が育つ場でもあることは気づいていない。
人や自然とコミュニケーションでき「感情」や「感覚」が育つ場でもあること等、全く気がついていない様子。

ある日、久しぶりに会った自分の子供に(中学生の男の子)、チンしたチャーハンを出して、その場を去った。
同じ屋根の下にいるのに、違う部屋で自分のことをして、子供にはテーブルでひとりで食べさせている。
マナーを教える人もない、今食べているものの情報もない、会話も笑顔もない、ただもくもくと詰め込んでいる。
そこになんの疑問も感じないどころか、親がいると『子供は緊張して食べられない』そうで、
子供でも『食事はひとりがベスト』だそうだ。
・・・。

表情なく口を動かしているその子の姿に、たまらず、横に座って声をかけた。
「足りそう?スープとかなくて大丈夫?」
「それね、さっき初めて行った近所の四川料理のお店でね。。。」
気がつけば、チャーハンからカエルとおたまじゃくしの会話になっていた。
食事中におたまじゃくしの話題はどうかと思うかもしれないが、カエルはこっちでは普通に食材だ。
なんでカエルの話になったんだっけ???
そうだ、その四川料理やのメニューに「どじょう」があってね、となって、「どじょう獲ったことある?」、になった。
「私子供の頃好きだったんだー、ドジョウすくい」、で、経験もなくどうやって獲るのか見たこともないそうで、
興味がある様子なので、食べている横で「エアドジョウすくい」をした、こうやって、こうやって、って。。。
彼は笑ってそれでそれで?と聞いてくる。
その周りの光景や、同じ小川にいる他のザリガニやおたまじゃくしの話になって。。。で、カエル獲りになった!!!
そうだそうだ。どんなカエル獲ったことあるか話して、中国語名だとなんだろう、と一緒に考えた。
もしかしたら、彼の中で私は『ドジョウすくいのおばさん』か『かえる獲りのおばさん』になっているかもしれない。

実は、このことは非常に根が深く、第三者が簡単にどうこう言える問題ではない。
その背景には、各家庭の環境もあるが、そこには、この国に生きる多くの人々の心に今尚影響するあの歴史も絡んでくるから、、、。
それは、今の子供達にも影響している。
このことは、品茶会でも、感じる。
今の子供達を育てている世代が、鳥爺の世代だから。
その鳥爺世代を育てたのが、あの世代だから。
そして、私たちの品茶会に参加してくれている大部分が、その世代だ。

そういった状況の中で、私とふいみんは、品茶会を開催して茶友を探す、というゴールを目指している。
まずそれを自覚し、彼らから自分達がどう見えるのか、時々客観的に見る必要があると感じる。
そうでなければ、品茶会は成功しない。

 

もちろん国内でも、家庭によって、場所によって、状況はまったく違う。
おとんたちの家では、こういうことは絶対にない。
ごはんはみんなで食べるし、ひとつのものは家族みんなで分け合う、家族で食べるごはんは何よりも優先事項。
非常に自然に感じる。
20年近く、私個人が見てきた中国各地の多くの家庭は、こっちだった。都会圏でも農村部でも。
(あ、、、でも、最近は少しこの傾向が見受けられるようになったかも・・・東山でも、安渓でも・・・、うーん。)

 

とにかく、今夜わたしは、白いご飯が食べたいっ!新鮮な野菜が食べたいっ!
高級米じゃなくていいから白いご飯と、新鮮な野菜を単独で炒めただけのシンプルなもので好い、
ちゃんと手を洗って腰を下ろして、簡易食器じゃなくて、食べるものに向き合って、落ち着いてきちんと食べたい。

もう外で食べてる時間ないから、食堂で野菜炒め作ってもらって、持って帰ろうよ。
油が悪い?。。。そうとも限らないでしょう。
油が怖い?。。。そんなこと言ってたら、この国で何も食べられないじゃないか~~。

じゃあ、野菜を探そうっ!
こんな時間に店は開いてない?
あるっ!

普通は朝売る?
『普通』はそうでも「例外」もある!
普段自分が買わないから知らないだけでしょっ!!

八百屋は開いてない?
八百屋じゃなくても、野菜を売っている場所はあるっ!!
あると思って探せば必ずあるっ!!!

食堂で野菜を分けてもらう?
それでもいいよ、でも、まず食堂の人に今売っている場所があるか聞いてみようよっ!

もうない?
まだ聞いてもいないのに、『無い』と言うなーーーッッッ。

 

あった。

すっげーーー☆ 
しかも、ビンゴ!!! 深夜も営業する「八百屋さん」だ♪ 
CIMG0340 おおお~~、命の光~☆
え。。。ここって。
めっちゃご近所(鳥爺の自宅から徒歩で数分)じゃないかあああーーーっっっ。なぜ知らないんだーー。

よっしゃ、開始。                          でかーっ、でも今、赤じゃない。
CIMG0342 CIMG0343

緑が食べたい。。。んー、何か違う。           強香☆好いバネ!これだ、中国セロリ♪
CIMG0344 CIMG0345

超でっかいアスパラ、重いぞ♪ 来いっ!      これこれ!張ってる~、好い手感!鞘インゲン♪
CIMG0346 CIMG0347

帰宅。
着替えて早速準備。

楠楠も帰宅したばかり?一緒に食べる? 『食べたい!』 おっけー☆
鳥爺も食べる?だって、さっき食べないって言ったじゃん。これなら食べる?なんじゃそりゃ~。
ま、いいや。じゃあ、全員で協力して早く準備して早く一緒に食べようっ!

まずは、ご飯の炊き方(米の洗い方、炊飯器の使い方、炊き上がった米の処理等)を教える。
冷蔵庫や洗濯機同様、この国の多くの人が、電化製品の使い方を知らない。
使い方、というより、「活用方法」だろうか。
炊飯器は、適当に洗った米と適当な量の水入れてすぐスイッチ入れておしまい・・・、停止したらそのまま放置。
「ふっくらつやつや♪」、ひと手間かけることでお米がそんな世界に変身するなるなんて、信じない。
『海外産の高価米』と『日本産の高級炊飯器』を買いさえすれば誰でもおいしく炊ける、と思っている人が多い。
それも一理あるかもしれないが、もっと大きく影響するのは、それらを扱う「人」だと思う。

まず浄水を溜めて準備。
米を洗う。
一瞬で「黄河」のような水がーッッ、ぎゃー(初めて見たァァ、、怖い)、、、クッサーーー、オエッッ、急げーーッ。
この臭い、ぬかだけじゃないよ、このままいつも食べているの?
『古法』の米だ?だからこういうもの? 違うッッ、上手な古法はこんなんじゃないッ。
言葉のイメージにこだわらないでーっ、古法だろうがなんだろうが、謳い文句より実物見て決めようよーっ。
これは単なる品質の悪い古米、、、乾燥、精米、乾燥後の保存、どれも劣悪。
仕方ない、この条件下、、、最善を尽くそう・・・。

  1.米の洗い方(洗う前の精製も含め、こっちの米には石や雑物が入っている)
  2.洗ってからスイッチを入れるまでのタイミング
  3.炊き上がってから食べるまでの蒸らし方とタイミング

どれも初耳? 
もしも今夜覚えたら、同じ材料・同じ道具で、毎日もう少しおいしいご飯が食べられるかもよ♪

はい、次っ。

鳥爺は、刀豆(鞘インゲン)の鞘取り。
楠楠は、アスパラの根元をこうして折って硬いところ取って、可食部の下部だけ薄く皮むき。
出来たら教えて、洗ってカットするから。その間に、私は中国セロリの下準備。
CIMG0348 CIMG0349

調理器具は鍋ひとつ。高温の油でジャーッと炒めよう。殺青は任せといてっ♪(笑笑)

う~ん♪どれも新鮮で好い香りが上がっている。そうときたら全部塩味だ。それぞれ原味で食べたい。
火、入れるよ、テーブル準備いい?                 ちょっと味見~。
CIMG0351 CIMG0353
『愛子!素手?やけどするーッ。』  「あはは、しないよ、緑茶炒る手だもん♪」 (↑楠楠撮影) 

アスパラ出来たっ!ふわあ~甘い香り~♪瑞瑞しい~。 次、鞘インゲン、おお爽やか、活き活き香ーー♪
CIMG0356 CIMG0360
中国セロリ、独特の清涼感ある香味が途中で芳醇なクリームのように。。。変化したっ!今だ、火ストップ☆ 

いっただきまーーーす♪            ああ。。。ふいみんにも食べさせてあげたい。
CIMG0364 CIMG0363
鳥爺と楠楠が、米を口に入れ静かに噛みながら、目を見合わせている。 

ご飯の味がいつもと違う? びっくりした? ほんと? 

どっちが好き?
こっち? すごくおいしい? いつもより全然おいしい? それは好かった♪
自分でも次からこうして食べたい? できるよ! やり方さえ変えれば♪ 
材料と道具は、いつもと同じだよっ、試一下(試してみて)☆

福州~安渓~「厦門」~香港

今、厦門空港。
日本へは帰らない。週明けまた戻ってくる。山へ行く。帰国は月末。
これから香港へ行く。

 

朝6時福州出発、「鳥爺」が車で安渓経由で厦門空港まで送ってくれる。
(注意:「爺」だけど、私より年下だよっ!実の姿は「鳥にいちゃん」♪)

高速使って3時間で安渓、おとん&だんだんとご飯食べながら、報告会。
4人会議、2時間。
「一泡球」の相談も、すでに似ているのがある?
なら「一泡入魂」☆「一球入魂(お。これ、数年前からすでに書いているね♪)」☆で、どうだ!
(「一泡球」登録名募集中☆みんな一緒に考えてーっっ。)

山行きの茶葉(お嫁にいけなかった子たち・・・「秘密の倉庫」に出戻り!)をだんだんに預け、
厦門空港へ向け出発。

高速道路、厦門の新しいゲートができている、1時間強で到着。

香港17年ぶり☆(97年香港返還時滞在、それ以来)
到着したらすぐに仕事上がりのふいみんと合流し、反省会、報告会、作戦会議。
ふいみんは品茶会終了し、3日めの反省会終了した徹夜状態で、日曜日香港へ帰って、翌朝から出勤。
私はプライベート品茶会&宣伝活動、等々のため居残った。
その報告会&今回の品茶会全体の反省会、今後の作戦会議等、する。
隊長&副隊長@香港会議だーー☆

の前にひとまず寝たい・・・。
昨夜荷造り(安渓行き・香港行き・福州預け・祥華預け・各種おみやげ、等々、分別)で、またもや徹夜、
少し横になって万が一にも寝過ごすわけにいかなかったから、仕方ない。
ふいみんも疲れているだろう。香港についたらご飯食べてふたりともまず寝よう。
機内でも寝るぞ。

時間だ、搭乗します、おやすみなさーい☆ もとい、行ってきまーーすっ♪(笑笑)

***********************************************************************************************************

早朝、福州出発。
CIMG0739


安渓到着、お昼ごはん♪
↓製茶所の隣家の人が作った母娘草の草もち ↓小鳳が育てた大根と農家育ちの豚肉の醤油煮CIMG0742 CIMG0743


機内でおやつ。食べなきゃよかった・・・、着いたらいっぱい美味しものが待っている。
CIMG0744 


香港到着、荷物待ち。広い、人多い、さすが香港。
CIMG0745 

2階建てバス乗って、市街地へ移動。わー、映画の世界みたい。
CIMG0746 

バスの中。2階の一番前に座る。
CIMG0752 CIMG0755 

CIMG0757 CIMG0758

ジモッティーふいみんと合流。ミニバスかわいい。
CIMG0760


移動しながら街角チェック。亀ゼリー食べたい。
CIMG0762 CIMG0763

おお、香港。
CIMG0765 

果物食べたい。何があるか下見。
CIMG0768 CIMG0769 

CIMG0770 CIMG0771 

CIMG0805 CIMG0807

いい匂いの元。あとで食べる。
CIMG0772 CIMG0773

ふいみんの朝パン買う。ディスプレイ、香港感満々♪
CIMG0775 CIMG0777

 

目的地到着、晩ご飯。ふいみんもお初の店、いつも行列しているとか。魚魚魚魚魚魚の魚湯専門店。
CIMG0779 CIMG0792

香港で最初に口にしたもの↓これ、うますぎ♪魚餅、手作りの揚げかまぼこ。
CIMG0783 CIMG0784 

魚湯餃子、うまい。魚湯がちょっと臭う。
CIMG0786 CIMG0787 

本日のメイン、この地方の魚。名前忘れた、馬なんとか。南の海特有の魚の味。
CIMG0789 CIMG0790 

シメ、米線。
CIMG0791


食後。だーほえ(『豆花』のmin南語)♪食べる!
CIMG0796 CIMG0795

持って帰る。
CIMG0797 CIMG0800

ココナツミルクとお砂糖、入れて♪
CIMG0802 CIMG0804

 

次、この匂いの元!食べる!!
CIMG0810 CIMG0808 

CIMG0809 CIMG0811

すぐ食べる。子供の頃のふいみんのおやつ。
CIMG0812 

こっちは明日。
CIMG0813 

 

部屋到着。やさしい、おいしい。。。今求めていたもの♪
CIMG0814

香港2日目:ちょっと観光

起きたらめちゃくちゃ体調悪い、、、胃がまずい状態、、、。

朝粥&豆乳。。。香港でよかった。
CIMG0817 CIMG0816

麻球、気持ちは食べたいけれど、体は食べられない。厨房、活気がある。
CIMG0837 CIMG0839

食べながら見える景色、油条の生地、頭上にピンクの花。
CIMG0818 CIMG0821 

見上げると、香港のシンボル花、『洋紫荊』。
CIMG0831 CIMG0832

10$札の「窓」の飾りにもなっている、その「花の窓」から実物を眺める♪
CIMG0826 CIMG0828 

 

あまり遠出したくない。。。そろりそろりと歩ける範囲で、お願いします。

一般人の結婚記念撮影。香港だー、大陸のとは似て非なる。
CIMG0846 CIMG0843 CIMG0844 

 

ふいみんのお気に入りのお店が、消えている・・・。
CIMG0849 CIMG0847 

CIMG0850

 

もうひとつのふいみんお気に入りのお店は、あった♪
CIMG0866 CIMG0867

連れて帰る。
CIMG0854 CIMG0856 

我が家ではこんな風にしよう。素敵な池を探してあげたい。
CIMG0857 CIMG0855

CIMG0865 CIMG0863 

 

何か有名な場所らしい。
CIMG0869 CIMG0872 

とりあえず記念撮影。
CIMG0875

 

懐かしい雰囲気の路地。
CIMG0883 CIMG0880 

CIMG0881 CIMG0886 

香港だー。
CIMG0887

残念ながら・・・、物欲なし、観光欲なし、食欲なし、、、食べたい物が思い浮かばない。
何か消化に良さそうなの少し買って、部屋で食べたい。

亀ゼリー、それだ、食べたい、あったかいのがいい。
CIMG0890 

亀ゼリーのおばちゃんに聞いて教えてもらった、近所でテイクアウトできる大根の煮付けがおいしい麺やさん。
CIMG0891 CIMG0893

『みんな撮られてるわよ、いい顔して!』、元気も愛想も好い♪香港だー。
CIMG0894 CIMG0895

 

左:副隊長セレクト。右:隊長セレクト。胃がまったく動かず・・・、大根だけ食べた。
CIMG0898 CIMG0899

CIMG0904 CIMG0900

流動食ください。
CIMG0901 

【老茶樹】が飲みたい。先人の知恵、『薬用茶』。
CIMG0905
13秋【老茶樹】飲みながら、ふいみんとふたりできたきつねさんの記事『老茶樹のお茶』を拝読。

きたきつねさんが【老茶樹】のことを記事にしてくれているのーー♪ 。。。嬉しすぎるよ~、多謝多謝。
ぜひみなさんも読んでみてみてーー!!!本当にわかりやすいし、伝えたいことが伝わっていて、感激する。
それから、気持ちがとても伝わってきて、ぐーーーっと熱いものがこみ上げる。。。うん、がんばるっ☆

おとんの山の家です☆

昨日、4泊の「隊長&副隊長の香港会議」を終え安渓へ、
本日、安渓からおとんの山へ、「おとん愛子の山会議」。
明後日には安渓へ下りて、その翌日帰国予定。

報告したこといっぱい。
待っててね、週末になれば、ふいみんの品茶会の続きの記事が出ると思う。
私は先にまとめておきたいことがたまっている状態。
でも、まず掃除で疲れた、この家、しばらく誰も住んでいなかったから。
眠い。寝よう。いっぱい寝てしまいそう。吸い込まれるように。。。

この時期、この山に来るのは初めて♪
明日、「南山の老茶樹」「おじいの初代樹」たちに会いに行く。

 

このおとんの家に帰ってきた時、なんというか、、、不思議~な感覚になった。
なんとなく、前から感じていたんだけど、ここに来ると、不思議な感覚になる。

なんというのだろう。。。とてもふしぎ~な感じ。
なにかが浸透してくるような、、、
何かとシンクロしているような、、、
心音が消えていくような、、、
ここに立っているのが自然なような、、、
「ここと一緒」のような。。。そう、一緒に存在しているような感じで。。。

う~~~ん、うまく言葉にできない。

でも、もしも私が茶樹だったら、10歳くらいになったとき、こんな感じになるのかも。
うん、きっとそうだ、そんな感じ☆

おやすみー。

楽園から再び地獄へ

朝から停電で、パソコンには向かわず、おとんとふたり心の楽園にいて、
筍堀りに行ったり家周りの茶樹の様子を確認したりしながら、始終、
今年の春茶はどんな風にしようかなどと、夢見心地に話しながらはしゃいでいたのに、
夜になって突然、うぇいうぇいからの連絡で、また地獄に突き落とされた・・・。

おとん、また手足が痺れ出し、動かなくなった。
私は、いよいよ終わりが来たのかと、放心状態になった。
ふたりとも、外へ出て、地べたにへたり込んだ・・・。

そのまま2時間、立ち上がる気力もなく、夜空の下、会議。
なんとか知恵を絞り出し、体制を立て直し、ふたりで地上に戻ってきた、けれど・・・。


原因。
昨年の茶葉にかかったコスト。
春節が過ぎたので、昨年一年間にかかった経費が出て、昨年(2013年)の茶葉の実際のコストが分かったのだ。
1.9倍。
まただ、また約2倍だ。

絶望・・・、今の茶友数では保たない、私ひとりの稼ぎではもう限界・・・、鉄観音も、終わるかもしれない。


茶樹の管理は、春節直前まで続く。
茶葉が仕上がった時には、まだ分からない。
春節になって初めて、前年(2013年)の茶葉のコストが出る。
それが、今年(2014年)の目安になる。
なので、大きな動きが無ければ、茶葉は前年の実際のコストを目安に計算する、のだが・・・。

茶園管理にかかる人件費、これが非常に大きい。
茶葉コスト半分を占める。
しかし、管理しなければ収穫できない。

じゃあ、どこが削れる?

おとんの人件費?すでに削ってある、最初から入っていない。
揺茶人?すでに削ってある、計算に入れたことはない、私がしている。
製茶工人?すでにひとりにしている、機械を動かすひとりだけは削れない。
摘茶工人?すでに高手の2人にしている、茶摘みするふたりは削れない。

となると、残るは茶園管理。

おとん、私、剪定できるよ、自分でやるよ。。。(げ、言っちゃったよッッ。)
おとんはもう、少しもできない?
ふたりでやらない?
で、それができる範囲内で、作る。
当然、作れる量はぐんと減る。
けど、それしかないんじゃない?

年に数度の剪定を私がやる、けれど、その他の日頃の手入れ(こっちにもっと人出が要る)は、
ふだん私はここにいないから、仕方ない、おとん&おとんが工人を探して雇って、やる。
この方法なら、少しは削れるのでは?


それとも、「今流行」の方法にする? 
 ・『強力除草剤』:人力で草取りしなくていい、人件費大量削減
 ・『ミラクル添加剤』:年に5期収穫、収穫量が3倍以上に増える
 ・『ブランド有機肥料』:痩せた茶園でも、短期間であっという間に太った葉が生える
 ・『高級薬』:不適切肥料の影響で害虫異常発生しても、大丈夫大丈夫、一瞬で害虫皆殺し
等々、他にもいっぱい『みーんな、やっている』、流行の方法がある。

はあ、、、。

 

さーーーて、みんな、どうしよう?
いよいよ、来るときが来たのかもしれない。
どうやってこれを乗り越えよう。。。

寝る。疲れた。

山の家を閉める

午後には、山を下りる。

おとん、朝から草刈り中↓↓↓、どこにいるか分かる?。。。画像中心の上辺り、の草の中、にいます。
CIMG14033

その部分、アップ↓ 。。。見えた?白いシャツ着た上半身がなんとなく分かるかしら、振っている鎌も写っています。
CIMG14053

工人が、この部分だけ刈り残していったんだけど、このまま放置すると1ヶ月もしないうちに大変なことになる。
草エリアが拡大し、草ジャングルと化し、周りの茶樹が飲み込まれてしまう・・・。
もうすでに、この近辺の茶樹たちの、ようやく発芽してきた春茶たちの芽の、生長の妨げになってしまっている。

こんな少しのやり残しでも、ひとりで半日作業したところで、刈り終わらない。
当然、すでに工人を探してはいるが、この時期このあたりで労働工人はなかなか見つからない、
せめてすぐ横の茶樹たちを一刻でも早く守らなければ。。。と、おとんはいてもたってもいられない。

もしもおとんが、この家に住んでいれば、ここだけなら1週間くらいあればおとんひとりでもできるかもしれない。
けれど、おとんも今日、私と一緒に山を降りる。

 

最近、おとんはこの山の家にいない。
普段、ここに住んでいないのだ。
2年ほど前に、うぇいうぇいに茶園管理を任せるようになってから、製茶の時期以外は、山の下の製茶所や
会議や他の仕事で安渓や他の街にいることが多い。

現在、この山の家は、私が来ないと開門されなくなってしまった。
私がいる時と、その前後に、おとんが製茶道具の準備と片づけで、ひとりで住んでいるくらい。
他には普段、誰も住んでいない。

もったいないなぁ、、、と思う時もあるけれど、実際ここに住んでいたら、今の若い人達の生活は成り立たないし。。。

結果、本当に「おとんの山の家」は、「おとんと愛子の伝統鉄観音研究所☆(製茶房♪、かな?)」、になっている。

あとは、物珍しさ見物で観光気分の『客人』が、製茶の時期に突然通知もせずに大勢で押し寄せて、勝手に連れてきた
『朋友』たちと共に好き勝手に土足で入り込み、 写真を撮り家の中を物色し欲しい物を手にし時に居座ろうとし、、、
そして、何も残さずただ去っていくだけ・・・。

多分、私が来なくなったら、、、おとんが管理する気力を失ったら、、、この家は無くなるだろう・・・。

 

さあ、山を離れる前に、生態茶の様子を見に行こう!!!

今春のかわいい芽たちは、どのくらい出ているかな~♪
CIMG14113

お、山茶花がまだ咲いている♪ 生態茶は、この紅い山茶花の後ろだよ!
CIMG14063 CIMG14073

生態茶、ここの空気、ここに立っていると、本当に気持ち好い。。。
CIMG14133 CIMG1415

きゃあああ~♪ 碧螺春の芽尖より、もっと小さい☆
CIMG14163 CIMG14183
あと1ヶ月くらいでぐんぐん生長して、5月に入る頃にはいつもの春天のぶろぐの画像の状態になっていくのね♪ 
他の茶園の茶樹に比べると発芽は遅めね。 どうぞゆっくりマイペースで!
5月にまた会おうねー♪(会えるのかな・・・、会えなかったら、悲しい・・・。)

 

さあ、各部屋の戸締まりして、大門も閉めて、、、出発。

おとんも私と一緒に山を下り、茶芽たちが大きくなり始める頃まで、この家には戻らない。
CIMG14203

 

山の下のうぇいうぇいの製茶所まで下りる途中、突然山道と草むらが無くなって、代わりに平らな土地が広がり、
なにやら大きな建造物の基礎が造られている、、、誰かが製茶所兼住宅を建てるのだろう。
CIMG14213 
ここまで車が入ってくるようになっちゃうのかなぁ・・・、きっとそういうことなんだろうなぁ・・・。

おとんの山の家のまわりも、あと10年もしないうちに、もっといろいろ変わってしまうんだろうなぁ・・・。

塞翁が馬

明日帰国。
帰国したら春茶まで約40日間。
また忙しくなるぞ。

山から安渓に降りて、待ち受けていた5人の子どもたちとパンダおむすび作って、
小絹と一緒に買い物に行って次回到着してすぐに春茶製茶に入れるよう備品を揃えおとんに預け、
夜食にヨーグルトと木瓜(パパイヤ)食べて、荷造りして、さっき部屋に戻った。

 

早朝からおとんは草刈り(工人たちが一部やり残していった)。
放置すれば、その周りの茶樹は呑まれてしまう、茶樹たちはすでにかわいい芽が出始めている、春茶に影響する。
おとん、1~2時間で全身汗だく、でも進んだのはほんの一部。
草刈りは草刈りでも、一般人がイメージする『草刈り』とは大きく離れる、スケールが違う。
おとんの身長よりうんと高い「草の森」、おとんなど完全に「草」に埋もれて見えなくなる。
「山の草」の生命力と勢いはものすごい、刈っても刈っても数週間もたたずにまた森になる。
茶樹と茶芽を守るため、草刈りはエンドレスで続く。
これも、茶園管理の一部。

 

今日は朝から南山に登って、老茶樹たちに会いに行こうとしていたのだが、
(本当は、昨日ゆっくり会いに行くはずだったのだが、体調が優れず今日に延期した)
昨夜からそれどころじゃなくなり(おじいの初代樹たちには昨日会いに行ったよ、画像待っててね♪)、
春の夜空の会議に引き続き、今日は朝からおやつの時間まで、おとんとふたり軽作業しながらじっくり山会議。

昨夜は、根本的なことをふたりで確認し合いながら状況を整理しつつ話を進め、
知恵を絞って方法を出し合い、これからの方針や方向性を大筋で固めて、
『よしそれで行こう』とふたりで立ち上がった。
今日は、更に細かくお互いの意思確認をしながら、未来に向けて詰めていった。

 

この2泊3日の山で、おとんとたくさん話をした。

実は、今回の件で(この両日で)、おとんとの絆がものすごく深くなったような感じがしている。

「生きる」ということに対して同じような方向を見ていて、同じような喜びと同じような痛み、
同じような深さで相手を想い、同じように湧く感情と、同じように影響を受ける感覚。。。
(うーーーん、こうやって言葉にすると、感じている感覚と少し変わってしまうなぁ、、、仕方ない。)
心が揺れるポイントとその程度(?)みたいなものが似ていて、お互いにそれが揺るがないのだと感じた。

そして、もしかしたらおとんと私、なんだかすごく似ているのでないか?と、なんとなくだけど感じた。

いや、性格とかはぜんぜん違う。やり方も。そうじゃなくて、見えない「筋」とか「心根」みたいなもの、なのだろうか。
よくわからない、がおとんとは言葉が通じない部分が多いのに、不思議に通じ合っていることが多い。
いや、多分、お互い言葉に頼らないから通じあうのかも。。。そうか、そこだ。

そして、この両日で、私の中である強い意思が生まれてしまったような気がする。

今回のコストの件は、前回とはちょっと状況が違う。
今回の件で、私の心に強い炎が点火してしまった。。。かも。

塞翁が馬。

人事を尽くす、姿勢はこれまでと同じ! 晩安っ☆

*******************************************************************************************************

CIMG1429 CIMG1430
↑しんしん、でっきる~かな♪

↓買い物帰り、バイタク(3人乗り)で走っている最中に自撮りーーッッ。私&小絹だよ。
CIMG1436

木瓜

小珊(だんだんの奥さん)!木瓜食べたい、これ切ってー、帰国したら食べられないの~。
CIMG14393 CIMG14413
レモンかけて食べるとサラダみたいで、バニラアイス載せて食べると極上のデザート。。。パパイヤ大好き♪
だけど、ここにはレモンもバニラアイスもない、でも日本でこのパパイヤは食べられない、、、あーー、残念。
でも、一番好きなのは、そのまま☆(笑笑)

帰国

今空港、これから帰国。

『相手』の出方によって出方を変えるのは、疲れる。おとんも私も慣れない。
『相手』がどう出ようと、こっちの出方はもう決まった。
時代がどんな流れで、どんな風に出ようと、おとんと私が乗る船は決めた。
波に消えるなら、それも好。
例え姿を消しても、おとんと私の心の船は決して壊れることはない。
どんと来い。

茶友たちの声が届く。
お茶畑会議室で、情熱♪ぶろぐコメントで、メールで。。。言葉に乗って届く熱い心に涙が溢れる。
勇気が湧く。
そうだ、おとんと私の船には鉄の心を持つ乗組員たちがいる☆

新しい船出の準備に入ろう、乗員大募集だー!!!(笑笑)

帰国しまーすっ♪

CIMG1445 CIMG1447

Home > 旅日記 > 14春天♪中国品茶会

Search
Feeds
AD-Butterfly
sponsordlink
tools

Page Top