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07春天♪碧螺春・龍井 Archive

春です♪

炒って参ります♪
出発まで秒読みに入りましたっ!


暖冬だったのは中国大陸も同じ。
碧螺春と龍井の産地もまた同じ。

2月の中旬には、新品種(改良品種)はすでに動きが始まっていた。
同じ頃、伝統品種(在来種)は通常通りまだ動きの気配はない。

毎年行われるようになった碧螺春の通称『炒茶大会』は、3月10日に行われた。
大会で使われる原料は、早摘みできる新品種等を各方面から集めたもの。
最近始まったこの大会の頃、産地の伝統品種はまだ発芽しないので摘めない。
それにしても早い・・・早すぎる。

この大会は、私たちが飲みたい伝統品種の碧螺春の茶摘み開始予想目安にもなる。
04年、特に春が早かったこの年でも確か15日。
しかしその直後に寒波が来て茶摘みは停止状態が続いた。
05年は、非常に春が遅く27日。
3月中旬になっても気温が上がらず、お蔭で私たちは初釜を追いかける旅ができた。
発芽しないので大会も延期し、現地に入ってから地元のテレビで大会の様子を見た。
06年は、東山のおとんが幻の分前茶を製茶できた茶摘早めの年。
早めに始まり気候が理想的に進み終了も早かった。その昨年でも18日。

今春、07年は10日。
しかし、その数日前に雨が降り寒波が来て小停止状態に入った。
そのため、2月の時点では例年より特別早いと予想されたが、少し早めの予想に戻った。
それでも、農暦から読むよりは早く、このままだと昨春とほぼ変わらないだろう。

農暦を見れば、今春は昨春よりも5日ほど遅れた茶摘み開始と予想される。
しかし、暖冬は碧螺春や龍井の茶樹にも影響する。
最近の気候は、その土地に生まれ育ち何十年もその茶を作り続けている茶農家さんでも
読めないことがある。特にこの5~10年、それまでにはなかったような製茶時期の
突然の気候変動が多い。製茶開始の直前直後や数日後や途中や後半にも、
産地の方々が経験したことのないような想定外の真冬日や真夏日がくることもあるのだ。

暖冬の年は、春先になって思い出したような寒波が来ることが多い。
そうでなければ、一度茶摘に入ってから途中で寒波がやってくる。
春先の寒波で雪が降れば、すでに動き始めている新品種には凍死影響が多く出る。
遅れて発芽する伝統品種の茶摘が始まってからの寒波がくれば、
茶摘みの途中で数日間の停止状態がきて、その後一斉に発芽してしまう。


12月末。
この暖かさのまま春になってしまうことはまずないだろう、必ず春先に寒波が来る。
とは思うものの、もしかしたら温暖化の影響でこのまま春になってしまう可能性もある。
どちらにしても例年よりは早いだろうと覚悟し、芽が動き始めたら出発できるよう
1月に入ると急ピッチで仕事等を進め、春に向け準備してきた。

2月中旬、春節18日、東山のおとん。
『今年は早いぞ、暖かい冬だった。
新品種はもう芽が動き出している、雪もないし雨もない。
間もなく新品種は摘みに入るだろう、外地はすでに始まっている場所もある。
寒波が来ずにこのままの気候が進んだら、伝統品種も15日には初釜が来るな。』

伝統品種が15日ーーー?!?!
もしかして今年も清明節頃には終了してしまうのでは?
大変だ・・・かなり焦り始める。ダッシュ・ダッシュ・ダッシュ。

3月中旬、11日、東山のおとん。
『雨が降った後にここ数日は冷え込みが続いている。
発芽スピードも一時停止している。焦らなくて大丈夫だ。
とは言っても、早かった昨年と大きく変わらないくらいになるだろう。
今年も分前茶ができるだろうな。早く来れるなら早くおいで!
しかしもしも初釜に間に合わなくても焦るな、大丈夫だ、俺に任せておけ!』

上半期の展覧会用の作品を全て提出しなければ春の旅には行けない、行かない。
そう自分で決めている。
帰国直後には3年に一度の社中展、これも出発前に提出しないと間に合わない。
今年は多い。まだ仕上がらない。
しかし書いているだけでは食べてはいけない、お茶も飲めない。
仕事もある。書くことや仕事の他にも、生活の中にはたくさんすることがある。
全てやるのだ。
締め切りまであと数日。出発まであと数日。回転が速くなる。焦る。
全てやり遂げろ。


15&16日、出発目前の大きな楽しみにしてきた目標が実現できた。
smashさん上京、会えた、 小亀も一緒に3人でパジャマ品茶会ができた♪
05秋天の祥華おとんの鉄観音を全て飲んだ、 ここに来てなんというおいしさだ!
のーとみさん恵さん とも会えた♪
みんなで同じ時を過ごしいっぱい歩いていっぱいおしゃべりできた。
一緒においしいご飯ここも。 ここも。 ここも。 )も食べられた。
冗談飛ばしてつっこみ入れて他愛無い話題で爆笑しあえば、詰まった心と体にワンクッション。
友人たちから楽しい春の気が舞い込み士気は高揚、頭が切り替わり集中度が増す。
ありがとう&ありがとう。

東山のおとんに確認する。
小[女尼]子にも確認する。

今、決めました。
農暦二月初三、春分。。。公暦3月21日、出発します♪


最終締め切りは、出発日前夜。
次の日の夜には東山のおとんと会える。
今が最後のがんばりどころ。
がんばれ。がんばれ。とにかくやれ。やるのだ。
おいしいお茶が飲みたければやるしかない。やれーーーっ!!(笑笑)

初釜は分前茶

15日が初摘&初釜。

はっやーーー。バリバリの分前茶だよーーーっ!!

早摘み改良した新品種ではありません、そちら方面はもうとっくに始まっている。
東山のおとんの碧螺春が! 老品種(伝統品種)が!! です。

結局、東山のおとんが2月に予想した通りだったぁ~。
昨年と同じくらいになるかと思わせる小寒波が3月初めに来たが、
それはほんの数日の出来事で、また気温が上がり始めたそうです。

15日から連日摘んでいるそうだ。
さすがにまだ1日1鍋。 この時期に2鍋もあったら、それこそ恐ろしい異常気象だよ。
このまま行くと、私が到着する頃には2鍋になるか?
え?春分に2鍋?! ・・・早い。・・・今年は本当に早いぞ。

今日はすでに摘み終わったそうだ。
たった今電話して、果樹園から戻ったおかんから聞いたところ♪

このままの気候で進むと、今年は分前茶が???
分前茶が6日もあるーーーっ! ひえ~~~。 
こんなに早かったら相場も上がっているだろう。 うえ~~~。

このまま気候が進んだら、清明節には終わる? うっそ~~~ん。

今考えても仕方ない。
まずは出発できるように、さっさとやることやれーーーっ!!
戻ります。(笑笑)

龍井初釜目前

翁家山の龍井の老蓬(伝統品種)の初釜は、まだです。

あと数日。
3日~5日位で一番早い愛子お気に入りの高山の初摘みがくるだろう、
ただし気温が上がればね、と2日前の翁家山の歌おばちゃん。

明日か明後日くらいかな?
碧螺春とは環境が違うからな。

新蓬(新品種)は10日頃にはすでに始まっている。
しかし15~16日に雨が降ってからは、止んで降って繰り返しているので、
ちょっと摘んでは次の日休みちょっと摘んではまた次の日休み、
の繰り返しだそうだ。

一昨日の昼で10度・・・寒い。
この気温では茶芽は動かない、ほとんど生長しない。
ただし、気温が上がれば芽は一斉に生長する態勢に入っている。

龍井老蓬初釜目前!

愛子の残り物出発♪

今回は、05碧螺春&05龍井です。

小分け用にすでに包装してしまった分。
グラム分けの大ロットのほうは、2年経っているのに信じられない!うまいっ♪ ・・・のでぇ。
こちらの茶箱はまだ対象外ですぅ~、へへ。

年明けすぐに確認品茶を始めた。
今春出発する前に発送したくて、でも時間が作れなくて、とてもとても気になっていた。
一昨日の夜まではもう無理だとあきらめかけていた。
出国ぎりぎりに実現できたーーーっ!! (小亀が手伝ってくれたお蔭です。非常感謝小亀!)


詳しく文章書いている時間がない。すみません。
お手元に届いて疑問に思われた方、どうぞこちら↓をご覧くださいませ♪
http://www.chinatyparty.com/blog/archives/cat5/index.html
今回は全ガゼットに黄色シールを貼れなかったので、全体にひとつ貼りました。
どうぞご了承くださいませ。

2年前の05年。碧螺春&龍井。
ここにきてどんなに素晴らしい茶葉だったのかがよく分かります。 嬉しぃ。。。
それらの茶葉から教えてもらったこと、更に今春に活かします。
旬に品茶してくださったみなさま!
本当にどうもありがとうございました♪

ついでに私も出発します。(笑笑) ではでは、いってまいりまーす!

 

東山ただいま♪

  エンジン全開~!

      まずは食べるべし。 

老四、空港まで迎えに来てくれる。
横にいるのは? いとこ! 始めてだね。
で、どのいとこ? 東山のおかんの妹の息子! よろしく~。

さっそく屋台♪
  
いいねいいね、中国が来たっ、ファイアーーーッ。

おっとーーーん、ただいま~♪
明かりひとつない村の小道をリヤカー押しておとんが迎えに来てくれた。

おっかーーーん、ただいま~♪
布団の中から騒いでいる。はいはい、来たよ。じゃ、おやすみ~。(笑笑)

おとん早速今晩炒りたての碧螺春。
 分前茶~♪

入りました。
 → 
                                     出ました。さあどうぞ!

明日から明前茶。
碧螺春、分前茶囲んでふたりおしゃべり。延々。夜は更ける。

明前茶第一日目の毛茶

 んん~ん♪
今日は2鍋いけるね!

昼前には本日詰める茶芽は摘み終わり、おとんとおかんが山から下りてきた。
理想的な時間だ。碧螺春だからね、このまま炒茶することは出来ない。
茶摘と楝葉はほぼ同じ時間がかかるから。

午前の私は、老四に頼んで一緒にあることのために奔走していたため、茶摘は明日から。

すぐにみんなで楝葉開始~! と行きたいが、その前に選別作業、これ大事。
この作業も、他の碧螺春の作り手さんたちと比べると、おとんは不思議な存在くらいに非常丁寧。
ここだけ見ても、その作り手の性格や製茶方法がとてもよく分かる。

はーい、手伝いまーす♪

楝葉前の選別中。

進んでいます。
小芽を取り出した後、楝葉がやりやすいように芽の大きさ・摘んだ順番・果樹園の場所ごと等に分ける。
終了真近。

茶葉の選別作業をする場所。
 茶片を落としている。
そっと振り上げて、比重が軽く落下が茶芽より遅れる茶片を、茶芽と分けて下に落とす。
この時の茶片は捨てる。例え家用でもおとんは炒茶しない。
選別で取り除いた雑物が混ざっているし、下に落としたから衛生的でないからね。

 今春は老品種も凍死影響が若干ある。

選別終了!
 小芽:楝葉の必要ない部分
 小芽その2:楝葉必要、楝葉する部分が少ないので早くできる
 楝葉します(みかんメインの果樹園でおとんが摘んだ分)
 楝葉します(高山の楊梅メインの果樹園でおかんが摘んだ分)

 準備好了。
小[女尼]子!
↑が今春の茶葉専用ほうき&ちりとり。来たら間違えないようにね、よろしく~。(笑笑)

お昼ごはーーーん♪

楝葉

お茶準備して~♪
 → 昨夜の!

 東山の太陽に乾杯~♪

おかんがなんか出してきたぞ。。。
 
菱だ!  昨秋から取っておいてくれたの?   わーいわーい。食べる~♪

楝葉進む。
 → 
楝葉前                       楝葉後(左:碧螺春になる部分&右:茶片)

楝葉できたのはこっちへ入れる!
 
                             せっかく取り除いた茶片はそこに混ぜちゃダメよ~。

4人で5時間。
本日の楝葉終了ーーー。ばんざーい♪

おとんは、よく測量をする。
ここでも測量してから、前後どのくらいの割合になったかを記録。
本日の毛茶=6:4=碧螺春:茶片。
この時期の茶葉として好い成績。無駄のない茶摘み!

今日は正好の2鍋がいけるね♪

ちなみに昨夜から2鍋になった、それまでは日に1鍋、20日だけ茶芽停止で茶摘なし。
昨夜は1鍋では大きすぎたために小鍋×2にしたおとん。
一般の炒茶人なら面倒だから1鍋で炒茶してしまう量。
が、おとんは絶対にそういうことをしない。
1鍋の量が多いと製茶が雑になって好い工程になるわけがなく、
好い炒茶にならなければ好い碧螺春にならないから。
時間が倍かかってもそういう場合は2鍋に分けて丁寧に炒るおとん。

本日は正好の量で2鍋!
これも摘んだ茶葉を果樹園から下ろしてすぐに測量した段階ですでに想定済み。
楝葉後も予定通りの重量。

先摘み&後摘みに分け、調整してきっちり2等分にし、先に2鍋分に分けて炒茶準備するおとん。
ここらへんもおとんの丁寧な性格、製茶に対する意気込みが出る。。。好きーっ♪(笑笑)

一般の炒茶人? 適当に半分にするよぉ・・・。楝葉も・・・。
そうやって仕上げても本日の相場価格で引く手数多の希少な茶葉なんだもん・・・はは。

さて!
 右:2鍋 左:茶片

それ行け、柴の準備だーーー。 炒茶だ炒茶だ、きゃっほ~~~い♪

愛子専用鍋登場ー♪

じゃじゃーーーん!!
 私の身長に合わせた愛子専用鍋でーーーす♪

昨春おとんが私に言ってくれたこと、覚えている方いらっしゃるかしら!?

おとんは約束通り作って待っていてくれました。非常感動了~♪

写真撮っている間に・・・
 ぎゃー、おとんが直前洗鍋してくれている。
やりますやります!!

新しい鉄鍋だからね。まずは茶片を炒茶して、鍋おろし~♪

 殺青&強めのカーンを鍋全体でして。。。
ここで一度、起鍋&洗鍋。

 高温で熱して。。。

茶葉準備!  
             今年の私の初釜は明前茶の第一日目茶葉だ♪

そろそろいいかな~♪ 鍋の中を聞、聞してっと。
ん? ・・・あ、まだダメだ。

「おっとーん、まだ少しにおいが気になるぅ・・・。どうしよう。」
『どれ。。。ああ、ほんの少しあるな、やめておこう。もっと洗って熱してを繰り返してから、
明日もう一度茶片で洗鍋だ! ほれ、あっちの鍋準備だーーー。』
「了解!」

愛子鍋デビューは明日に延期~。
 火、入りました。
「ど~お?」  『正好。間もなく来る。軍手つけろ!』
「了解!」

今年の愛子初釜、現在開始ーーー♪

炒茶

第1鍋、最初から横でただじっと見ているおとん。

き・緊張するってばぁ~。

『最初の殺青の音でもう分かった。これは好い鍋だ。好い茶になる。ちゃんと覚えているんだな~! いいぞ!』

 第1鍋、できたーーー♪

どうよどうよ~。(笑笑)

ん。。。もう少しカーン強めでもいいな。次だ次!

 あ。またおとんが洗鍋・・・すみません。

第2鍋入りまーーーす!

 終了~。本日の手♪

 明かりの下で比較。
右:第2鍋の方がやや好い。カーン強めにして正解♪

洗鍋。。。茶片仕上げて。。。お片づけ。。。本日の炒茶終了!

晩ごはーーーん。 

品比

おとんとふたつの鍋を品茶比較しながら、本日の炒茶反省会。(笑笑)

『非常好ぁ~♪』
「ほんと?ほんとほんと?」
 う・うまい~~~あま~い♪

詳細にチェック。
 
第一鍋                            第二鍋

「やっぱり第2鍋だね。カーンが好かったんだよね?」
『そうだな。このふたつで比べるならな。でもその差は大きくない。見ろ!どちらも非常に美しい。』
「またぁ~。でも明日はもっと注意しよっと。」
『1より2の方が、鍋全体の温度も高温平均取れているからな、2鍋の方が炒茶しやすいだろ。』
「確かにそうだね。そうだ、1鍋と2鍋のカーンする場所も若干変化させた方が好いかも。」

『明日研究してみよう!』
「はーい♪」

炒茶工程話でまたまたおしゃべり延々。夜は更ける。
収穫量が少ない今のうちに少しでも寝ておかなくちゃ!
とは言いつつ話は止まらずすでに真夜中。あはは。

顔洗って、足洗って。星星みながら歯磨きして。。。寒い。

ただいまの服装。
上:雪山登山用の分厚い長袖アンダーシャツ・Tシャツ・スキー用アンダーシャツ
   ・薄手フリース・中手フリース・厚手フリース・おかんから借りた長袖上着
下:雪山登山用のタイツ・厚手のフリースアンダーパンツ・フリース裏付きのパンツ
足:五本指ソックス・おかんが準備してくれた足全体がすっぽり入る綿入りのスリッパ
こんな感じでーす。

明日は雨が降るかも。。。晩安~☆

なんてこった!

ドカーンドカーーーン、って朝からうるさい。なんだ?

用事ひとまず終了。おとんとおかんを迎えに行く。

比較的村に近い果樹園のど真ん中に、大きな路?!
話は聞いていたが、こんな近いところにーーー、なんてこったーーーっ。

  
観光客の車が入れるようにする?
茶楼や農家飯や季節の果物を売る店をずらりと作る?
旅行地として開発?
    
うぅ・・・・・・。

まるで数年前の龍井の産地を見ているようだ。
農家さんたちの苦労が減り便利になり生活が豊かになる。。。なら素晴らしい。
でも店を開くのは?果たして誰になる??
ここもいつかは梅家塢みたいになってしまうのだろうか・・・。
いや、立地的に見てそこまでにはならないだろう・・・いや、先のことは分からない。

おとんが山から下りてきた。摘んだ茶芽を近所の人に預ける。
ふたりで明日の下見、果樹園巡回。

 なんてこった!

おとんと私が最初に出会った果樹園の蜜柑の樹がーーーっ。・・・ない。ふえぇ~ん。

この場所は売った?
路の隣は汚染されるから? 
指定の場所は全員強制的か。

そうね。
この路の両隣の果樹にはすでに埃が・・・。

『さ。愛子、山に入ろうっ、明日の準備! 巡回巡回~。』
「はい♪」

巡回

高山(と呼んでいる場所)は昨日おかんが摘みながら巡回したので、
それ以外の果樹園全体を巡回。
摘み残しがないか、どの樹が明日摘み頃になるか、摘み頃が近日中なのはどの樹か、
などなど、チェックして一本一本の生長具合を頭の中(おとんのね!)に入れる。

果樹園の碧螺春は茶園の茶樹ではないので、龍井のように畑の場所ごとに摘むわけではない。
複合果樹園全体の中に共生している茶樹の、摘み頃の芽だけを摘む。
毎日果樹園のほぼ全体を移動しながらの茶摘となる。
今日はここ、明日はあそこ、ではない。
だからこそ、日によって少しずつ香りや味わいの複雑さが違い、
茶園では作れないような素晴らしい碧螺春が毎日毎日生まれる~♪

『愛子。ちょっと来てごらん。』
「はーい。」

『この樹はすごく好い老品種だ。 見ろ、この芽の形! 美しいだろ~♪』
「ほんとだー。理想的な姿している! これは摘みやすそう。」
『このまま生長しても開かないんだ。隣は味は好いが発芽後すぐに開いちゃうからな。
こいつは好いやつなんだ。味もいいぞ。食べてごらん。ほら。』
「うわ、香り好い。これ、あまいねー。」
『だろ。』

 
『この樹を今年はもう少し大きくして、枝を増やすぞ。
ここ辺りからこうやって地面に埋めて株を大きくして(中略)、そうすれば来年はもっと量が多くなるぞ。
明日くらいから少し摘めるな。』

「あれ?これは?」
『ああ、それが一番早く発芽する新品種だ。全部摘まれてから時間も経っているだろ?』
 
「ほんとだ。葉が違うね。きっと苦いんじゃない?」。。。摘み残し発見、ぷちっ、もぐもぐ。

「あれーーー、苦くないね。どっちかって言うとあまい印象の方が強い。」
『苦くないだろ。それは新品種でも最近の品種、形も味も好いからって、高かったからなぁ。』
「あははー。」

「え・・・。おとん、改良品種作るの?」
『するわけないじゃないかーーー。それも研究用に一株買ってみた。』
「よかった♪」
『心配するな。この村ではな、100%伝統品種だけで製茶している家は俺んとこ一家だけになったんだ。』

「うそおーーー?!」
『誰が嘘つくかよ。自分で見てみればわかるだろ。』
「昨年はまだ何家かいたじゃん。その人たちも?」
『そう、だんだん新品種を増やしている。老品種と半々という家が今はほとんどだ。』

「老(伝統)品種と新(改良)品種と、彼らはちゃんと分けて製茶してる?」
『するもんか。事前にそういう要求がなければその日の分は混ぜて炒るに決まっているだろ?』
「分けないの?」
『そんな面倒なことする家はないよ。碧螺春でそれをするのは現実的に難しいだろ?
それに老品種として全部売ったほうが高値がつくだろ。
100%の老品種なんて量が少なすぎる。
新品種を混ぜたほうが生産量が多くなるし、外形がきれいに見えるから売りやすい。
それにな、混ぜたって飲んでそれを分かる客なんか普通はいないぞ!』
「そうか・・・。そりゃそうだよね。あはは~。』

 これは明日だ!

『愛子~。帰ってご飯食べよー。お腹空いて死にそうだよぉ~~~。』
「好~。回家了~♪」

帰り道。村の中。
軒先で茶苗の準備している人発見。
おとんを呼んでいる。
 好い茶苗の選び方等、伝授中のおとん。

こういうとき、おとんは本当に夢中になって楽しそう~♪
お腹空いて死にそうだったんじゃないのかなぁ~?(笑笑)

どぅんどぅ~

これは昨秋収穫のみかん。
 この中に5つの品種が混ざっている!
おとんがどれがどの品種でどんな特徴なのか教えてくれる。
さあ、どれが甘いかふたりで品みかん~♪

おかん『愛子、みかん食べたらこっち手伝ってー。』
「はーい!」
お昼ごはんの準備。。。茄子切ってピーマンちぎって。。。かまどの火を起こして。。。

できましたーーー♪
 
東山おかんのどぅんどぅ~は、スープ代わりになるくらいやわらか~く、ね。
今日はお肉入り。

食べたらすぐに楝葉開始ーーー。加油!!

楝葉終了

本日の楝葉終了しました。早い!
実は近所の人に手伝ってもらったのだ。へへへ。
おかんが疲れやすくなっているから。病気になったら大変だものね。
これから日に日に忙しくなってくる。今のうちに少しでも休むように、おとんの配慮。
おかんが倒れたらおとんも大変なことになるもの。
 今日はどのくらいの割合かな~。

およ。今日は昨日より無駄がない!
昨日とは、メインで摘んだ場所の芽の状態が違うから。
昨日は高山に大きめの葉が付いた品種が多かったから、それを丁寧に取り除いた。
今日は芽が小さくぱっつり水分が中に閉じ込められている感じの状態の芽が多い。

おかんが奥から何か出してきた。
何やらちゅーちゅー吸いながら。。。今度はなんだ?
 牛乳だ~!

今日は暑かったから飲め? はーい。 ハサミでちょっと切って、ちゅ~。(←吸って飲む)
で、なんでおかんはそんなところ(袋の側面、針みたいに小さい孔)からちゅーちゅー吸っているの?
間違ってハサミで突いて孔が開いて噴出した? あはは。
服にいっぱい垂らしているよーーー。
「おとん! よだれ掛け、早く!」
『でっかい赤ちゃんだなぁーーー。わっはは~。』byおとん

白果

 その頃、白果(銀杏)の芽は?
あら。今年はまだ発芽していない。
茶摘は始まっているのに、なんで。おとん?

『そんなことはないさ、昨年と同じくらいだろ?今年は茶樹より遅い?
ああー、茶樹の方が暖冬や春の気温変動の影響を受けやすいからな。
白果の樹は大木だろ、自分の中に季節があるんだ。
少しくらいの気候の変動なら、小さい茶樹のように発芽タイミングへの影響はない。
生長のスピードも違うだろ? 茶芽は一日暖かければ一斉に生長してしまう。
しかし、大きく気候が違えば白果自身の季節だって変動するさ。

白果はある日突然、気が付かないうちに花が咲くぞ。(=発芽する。)
昔から、白果の開花を見た人は発財する、って言われているくらいその瞬間を見るのは難しい。
そのくらい、突然開花するんだ。
今日までなんともなかったのに、次の朝見ると一斉に発芽しているんだ。驚くぞ~!』

「じゃ、毎日よく見てみよっと!」
『おお、一日中そこで見張っているといい! わっはは~。』
「本当に発財するかふたりで実験してみなくっちゃ! あっはは~。」
『朝から晩まで見ているだけで発財するなら、そりゃ楽でいいな~。そうしよう!』
ふたり大笑。

「この樹、いくつ?」
『確か90~100歳くらい。俺が子供の頃にはもうこの位(両手で円作る)あったな。』
「うわ~~~。おとんの人生全てを見てきた樹だねー♪」

『愛子、開始炒茶ーーー。』
「好~♪」

愛子鍋デビュー♪

よく洗って高温で熱して。。。
まずは茶片を炒茶しながら洗鍋。
全鍋肌で強めのカーンしながら、デビューの準備。もう一度洗鍋してすすぎ、
すすいだ水の味を確認。。。もう大丈夫。いけるっ!

愛子鍋、入りまーす♪

愛子鍋、炒茶しやすいーーー!!!
非常に好い鉄鍋だ♪

第一鍋&第二鍋、炒茶完了!

 第二鍋、紙に移した後、最後にちょっとホン干。

 明かりの下で比較。
好炒~~~♪ 
愛子専用鍋、素晴らしい! 茶芽の滑り方が違う! 素晴らしい炒茶心地~!!
早く飲みたい。。。うずうず。

おかん『愛子~。ごはーーーん!』
   「はーい、洗鍋したらすぐ行くーーー。」 

 お・お腹すいたぁ~~~。いただきます!

蜜味

『すごい! 愛子、ふたつとも茶末がこれしかないぞ!』
「あ。ほんとだ。。。正好の工程だね、すごいや!」
 左:第1鍋 右:第2鍋

『うわーーー、愛子碧螺春はす~んばらしいなーーー!!』
「なに言ってんの! ほとんどふたりで一緒に炒めたじゃん!
重要な工程はおとんが手伝ってくれたからこんな仕上がりになったんでしょ。
全工程をひとりでするのは、やっぱりまだ難しいなぁ・・・。」

『もうできるさ。明日は最初から最後までひとりでやるんだ。テストだテスト。
柴準備も調整も何もかも全部自分でやるんだ、もうできる! 俺は一切手を出さない。
あっちとこっちで別々に炒って、ふたりで炒茶比賽だー!』
「よっしゃ、受けて立とう!」
ふたり大笑~♪

第1鍋                         第2鍋
 
今夜の炒茶も満意なり~♪

お片づけしたらさっそく品茶&反省会。

入りました!                        開きました。お湯を注して、どうぞ~♪
 → 
左:第1鍋 右:第2鍋                     左:第1鍋 右:第2鍋

え? 香気が違う? 湯色、濃い。

うえええーーーーーー。何じゃこりゃ!!
甘い。甘い。蜜のように甘い。う・うまい。。。滋味が濃い~。
まだ一煎目なのにーーー。信じられない。なんでなんで。どうしてどうして?

「ちょっとちょっと、おとん、飲んでみてっ、すごいよ今日の。」
『うまいか?そりゃ好かった。昨日とそんな変わらないだろ?』
「違うってば。昨日のも好いけど、好さが違う、タイプが違うよ。
今日のは蜂蜜みたいに甘い。すごく甘い。濃いよ、湯色も違う。早く早く!」

『どれ。。。確かに濃いな。。。うわ~、甘いな~。』
「でしょ?でしょ?蜂蜜というより果蜜だね、完熟した琵琶とかの。なんで?なんで?」

『カーンの強さじゃないか?』
「それも可能性あるけど、昨日の2鍋もカーンは今日と同じ位の強さだったじゃん。」

『ただ愛子が慣れてきて、昨日とは印象が違うだけじゃないか?昨日も甘かったぞ。』
「そうなんだけど、違うんだってばー。」

『となると原料か。。。ああ、今日は果樹の真下の樹がほとんどだったからな。』
「土壌だ!」
『土壌は大きいからな。そういえば昨日摘んだ場所と今日とは大部分が違うなぁ。』
「昨日のはすごく清高で澄んだ甘み、高山だ! 昨日のも好かったよー!
でも今日の甘みはすごく珍しい!年に数回あるよね、こういうのが。昨日と大きく違うのは原料だけ?」

ふたり飲み続ける。
『やっぱりカーンじゃないか?』
「違うよ、それもあるけど絶対にそれだけじゃないってば~。」

不思議がるおとん。
『昨日のと比べてみよう。』
「うん!」
『どっち?1か?』
「いや、2。カーン強めの方と比較した方が条件が近い。』
『そうだ、そうしよう。』
まだ半信半疑のおとん。

昨夜の第2鍋、急いで追加。
 やっぱり香気のタイプが違うぞーっ!

『おおー♪ ほんとに違うな~。今日の甘さは特徴あるなー!』
「でしょでしょ!なんでなんで?」

『まず気候が違うな。今日は暖かかったからな。湿度も高かった。
原料土壌の違いは大きいな。果樹の真下の土壌は甘いんだ。
昨日の原料は芽も今日より大きめの品種が多かったから、取り除いたやわらかい葉も多かった。
そこに水分も多かった。
今日は昨日と比べるとぱっつりした芽尖状態の品種が多い。芽の内水分量が多い。
それとやはり工程も大きく関係するぞ。』
「だね。」
『あと昨日と大きく違うのはなんだっけ?』

同時に 『愛子鍋ーーー♪』 
ふたり沈黙。

「愛子鍋、きっと蜜が入った鉄なんだ。」
『そうだ。絶対そうに違いない。」  
ふたり真顔。

「おかーんっ! 大変だ大変だ、大問題発生だよーーー♪」
『なに?どうした?どうしたのーーー。』
おかん布団から起き上がる。。。おとんとふたりでにやにや。

「今日のお茶が。。。今日のお茶が。。。」
『失敗した???』

「とってもとってもおいしいの~~~~~♪」

水ぶくれ第何号?

本日の手♪
 炒茶初日の昨夜から少しずつ増殖中~。

眠い!
朝は5時30分起床。先に寝る、本日分のブログ後回し。ごめんなさーい。

愛子鍋デビュー。今日の茶葉。びっくりびっくり。
誰かが完熟果物の濃厚な蜜でも混ぜたんじゃないの?!?! ひえーーー♪
なんだなんだ、なんでなんで、どうしてなのーーー♪
気候・原料(場所・土壌・品種、等)、有関係。

翁の龍井、老蓬の第一蓬、本日来た!
4箇所同時に初摘み日。雨の後、今日は21度まで上がったから。
全手工で炒る農家が一件もなくなった?どこでも青鍋は機械利用?・・・げ。
歌おじちゃん分かっている、依頼済み、私の茶葉だけ全手工で別に炒茶。感謝ーーー♪

晩安~☆

小雨の朝

5時半、起きたら小雨。
朝の準備をしながら様子を見る。
井戸水汲んで、かまどの火を起こして、お湯を沸かして、魔法瓶に移して、
同時に洗飯作って、おとんとおかんに先に食べてもらって。。。

小降りになってきた。もう少ししたら止みそうだね!
 おとん&おかん、出発です。
気温はそんなに低くないが、果樹の森を歩けば服は濡れる、濡れると寒くなる。
風邪をひいたらおしまいだ。
たくさん着込んで、かっぱ着て。。。いってらっしゃーい!

今日は摘める芽が少なめなので、午前の私は居残り家事組。
個人的にも、こういうときにしておきたいことがある、チャンス♪

でも、まずはご飯~。
 おかんが鍋の中に入れといてくれた!
 まんとう。おいしい~♪

台所の洗い物・炒茶鍋や柴の準備・各部屋のお掃除。。。終了。

さあ、すっかり雨もあがっている。やるぞーーー♪
 井戸水を汲んで運んで、汲んで運んで。
たっぷり運ぶ。
どこへ?
さっき、まんとうが入っていた大鍋に!  

次。 その大鍋の裏にまわって。。。
 
火を起こす。
湯を沸かしまーす。 
湯を沸かす時と炒茶の時では、柴の種類もかまどの火の作り方も違う。
ぐらぐら熱湯が沸いたら、またバケツで運びまーす。大きなたらいの中に。

もう分かったかな?
そう! その熱湯を井戸水で割って、体を洗うのでーす♪
昼間に頭や体を洗う、これ常識。
気温が下がる夜に頭や全身を洗うのは、この時期でもまだ自殺行為。
暖房なんてもちろんない。ドライヤーなんて聞いたこともない。
寒ければ着る、動く、寝る、暖かいものを飲む食べる、日向に出る、が常識の生活。
たらいに溜められる熱湯も限定、一度に大鍋ひとつ分+魔法瓶。
おしりまでしかお湯には浸かれない。
それでも、一度にそんなにたくさんの熱湯を使うのはとても贅沢な行為です。

風邪をひかないように急いで要領よく洗う。準備を整えたら。。。
さあ~、よーいどんっ!

入浴シーンは省略ね。(笑笑)
ついでに、そのお湯で頭も洗ってさっぱりさっぱり~。

お次は、洗濯!
おとんとおかんと私の分を、まとめて洗いまーす。
洗濯機なんてもちろんない。手で洗います。茶汁はなかなか落ちない。
ここでも井戸水が大活躍。何度もバケツで汲み上げる。
おかんは洗ったあとの大物は河に行ってすすぐことが多い。
井戸汲みも量が多ければ重労働だし、河には近所の人がいろいろなものを
洗いに集まっているので、どっちかって言うとおしゃべり目的?!あはは~。

洗濯している間に髪の毛も乾きました!

 干したら次。

お昼の準備~♪

濡れた鮮葉

おかんとおとんが帰ってきたーーー。おつかれさま~♪

夕べ夜半過ぎから早朝まで小雨が降っていたので、鮮葉の表面はしっとりと濡れている。

雨の日でも摘みます。小雨でも、大雨でも。
もしも真冬日のような気温だったら、それはまた別のお話。
しかし、そういう日はこの時期とても少ない。
気温は徐々に上がっていく。

雨の日でも茶芽は生長するので、摘まなければ間に合わなくなる。
一日摘まなければ、その年の碧螺春としての品質や収穫量に次の日から大きく影響する。

その日摘める状態になっている芽を摘まなければ、その芽は一日であっというまに生長する。
好い蕾の状態の日にその芽を摘み残せば、次の日には開いてしまうのだ。
芽が開いてしまえば、芽の一番外側は開きかけの小さな葉になってしまう。
開きかけのその小さな葉は楝葉できれいに取り除くが、炒茶できる全体量が減ることになってしまう。
結果的に芽の巻きは1枚、時には2枚少なくなり、品質全てにも影響するのである。
一日茶摘みを休めば、次の日以降どんどん間に合わなくなるのだ!

そこに高気温の日が一日でもやって来たら大変なことになる。
前日まで動きのなかった芽までが一斉に発芽するので、もっともっと間に合わなくなる!!
そうなったらもう追いつかない。大変だーーーっ。
だから、雨でも摘まねばおいしい碧螺春はできないのであ~る。

さて、ではこういう日はどうするか?

本日は、鮮葉が雨に濡れた日のお勉強~♪
 すぐに広げて。。。

大型扇風機出動ーーー!! さ・さ・寒い・・・。 
 ←天井についている扇風機、回っています。

 この状態では選別作業もできない。

ので、まずは表面の水分を乾かす!

 
茶芽を痛めないように全体をすばやく乾かす。

おかんが呼んでいる。お昼のお手伝いだ。 
はーい♪ おとん、先におかんを手伝ってくるね!

菜飯

かまどの火担当の私。
調理担当はおかん。
『愛子に菜飯を作ってあげるんだー。』と昨日から張り切っている。
実は、おかんの好物。(笑笑)

おとんは菜飯を食べない。

他になにもなければ食べる、けど、好きではない。
好き嫌いなくなんでも食べるおとんにしては珍しい。
若い頃、『あの時代』に、外地で労働した年月、毎日毎日菜飯だけだったそうだ。
今はお肉も入っているしその当時とは違いおいしいものだけれど、
やはり食べればその時代のことを思い出してしまうそうで、できれば食べたくないそうだ。
・・・納得。

ジャーーーッ。
高温で炒め物をする好い音が壁越しに聞こえてきた。
香りもまわって来た。菜飯に入れる油菜をおかんが炒めている香りだ!
鍋の裏で柴を足しながら聞く。

「火力どお?どのくらいにしておく?」
『正好。ぐぅーぱぁー(方言:おこげ)好き?』
「好きーーー♪」
『わかった!おかんが作ってあげるね~。じゃ高温にして、最後はおき火多めにしておいて!』
「おっけー。」

 
できたーーー。好香~。                ぐぅーばぁー♪

楝葉開始

鮮葉の表面水分は、菜飯を食べている間に乾きが進みすぐに標準状態になってきた。
今日は大雨ではないから早い。
水分が飛んだ鮮葉からすばやく選別をし、楝葉開始ー!
今日は老四も数時間手伝いに来てくれた♪

老眼鏡をかけて、おとんとおかんもがんばっている。
 ひと芽ひと芽、全ての茶芽をチェック。

最初の選別で別にされた芽尖(小芽)部分も、次の選別作業ができる状態まで乾いた。
 部屋の中はまだ扇風機が回っているので、外で!

雨天の炒茶

雨の影響を受けて濡れた鮮葉は、表面が乾いても晴れの日の鮮葉とは状態が違う。

柴の調整も、いつもとは変えます。
 
                           使う柴の種類も変えます。

雨の日、といってもいろいろある。
摘む前にどのくらいの時間降っていたか、どのくらいの量の雨が降ったかで
鮮葉状態は異なる。摘む前から降っていた時と、摘んだときだけ降っていたのとでも、
一見同じ状態に見えても内質が全く異なる。

鍋の温度・火の調整・柴のブレンド。。。
全ては、炒茶する日の鮮葉の状態を見て決める。

今日は、表面水分はすでにないが内水分は外側まで高め。
こういう原料の殺青は、晴天が続いたときの茶葉よりも時間がやや長めになる。
温度も時間も昨日とは変える。そのためには柴の調整が重要。
一度高温で鍋全体を熱した後は、殺青投入時の鍋温度を昨日より若干低めに設定。
少しだけ遅れて高温にくるように、その温度が昨日の殺青時よりも長く続くように、
そんな柴のブレンド&調整にする!

『テストは明日だ、柴調整が難しいから一緒に炒ろう!』
「はい。今日は雨天の炒茶の勉強、昨年の復習だーっ!」

 → 
鮮葉全体の温度が平均に上がるように。ある時を境に一斉に水蒸気が上がる。
勝負の時!

『交代!』
「はい!」
すばやく鍋に手を入れる。
すばやく柴の調整にまわるおとん。

殺青・カーン、終了。
「おとん、要起鍋ーーー。」
『ほい来た。』

一度洗鍋、柴調整、回鍋。
2人で団、始まる。。。そして。。。
 できたーーー。成功だ~♪

この調子で第2鍋、入ります!

できました~♪
 炒茶直後の手。白毛の浮きは晴天より少なめ。
白毛が見えるかな~?

 おかんがくれたちびちび蜜桔。
おとんとおかんが作ったんだよ。 この子、あんま~い♪

蜜桔で一息ついたら晩ごはーん!

洗飯の中に青[米団]が~♪
 → 
清明節の前、10日以内にこれを食べます。草もちと似ている。おいし~♪

スペシャル品比♪

本日の2鍋。成功了~♪
 左:第1鍋 右:第2鍋

第2鍋の方が若干好い。
 
第1鍋                           第2鍋

毎晩の恒例。本日の鍋品比&反省会!

「あれ?おとん場所変えた?」
『あれ?あー、見た後、逆にしちゃったな。』
 左:第2鍋 右:第1鍋

更なる炒茶を追求し、真剣に炒茶工程の意見交換した後は。。。

今日はスペシャルナイト!
今春の初釜から全日分の茶葉とご対面~。きゃーーー♪

 ←これは3月15日の茶葉
↑今春の初釜、分前碧螺春第一目の茶葉だよーーーっ! 
ピンボケだけど。へへ。

飲んでいい?飲んでいい!飲んでいいの?!
そのために出した? やったあーーー♪

ついでに第二日目の16日のもちょっと取り出して。。。(笑笑)

左:15日 右:16日
 → 
入れた。                            開いた。   

お湯注して。。。飲む。

ん?  んん?  ん?     んんんーーーっ!!  うっきーーーーーーっ♪

って、これは飲んだ人間にしか分かるまい。ふっふっふ。(笑笑)

おとんは、ご近所さんと比べても、毎年2~3日くらいは早く茶摘みに入れる。
年間通して、果樹園全体の果樹&茶樹ひとつひとつの手入れが上手だから。
共生する多種の樹それぞれの、肥料をあげるタイミングも伐採の方法も植え方も接木の方法も。。。
とにかく果樹園管理全般が非常に好いのです。これは果樹園を見れば一目瞭然。
子供の頃からどういうわけか興味があって好きなんだって!
そんなおとんが私は大好きさ~♪(笑笑)

 左から:第2鍋・第1鍋・15日・16日

分前茶は日に1鍋しかありません。ちなみに停止は20日のみ。

 
左:第2鍋 右:第1鍋                 左:15日 右:16日

10日変わると、外形に差が大きくなくても茶汁の量が全く変わる。

こっちはこっちで言うことない、うまい♪ こっちはこっちで、あ~言い表せない♪
あっちだこっちだ、こっちだあっちだ。。。
延々品茶は止まらずまた夜は更ける~。わははー!

朝が早くなってきた

今日から、おとんは5時起きです!
  
 まんとう&ちまき♪

おかんが朝市で買ってきた野菜たち。
 
一緒に行こうと思っていたけど、夜更かししたから起きた頃にはもう間に合わなかった~。
近所の朝市は、5時前には始まり6時を過ぎると好い野菜はほとんどなる。

6時におとんとおかんは茶摘に出発した。
少し家事をしてから、私は追いかける。
あ・・・どこの山に摘みに行くのか聞くの忘れた、あちゃ~。仕方ない。探すしかない。

さあ、どれから下ごしらえしよう!
豆腐皮と大肉は、後でおかんが百葉包肉を作る予定。たぁーのしみぃ~♪

河が・・・。

家事終了。
革命(!?)準備終了、行動を起こすのは明日。

少し遅れて私も茶摘に出発~♪    

え?                   あぎゃーーー。
 
ぎゃーーー。おかんお気に入りの河がーーー。
昨日まで清水だったのに・・・これじゃ黄河。

 
うわうわ、進入している。こっちももうすぐ黄河になっちゃうよぉ・・・。

工事の影響だ。
もう少し上流は?
  ←少し上流のここも 
更に上流のここも→ 

どこから始まっているのだろう・・・。しばらく河で洗濯できないよ、おかぁ~ん。

おとんとおかんはどこいるの?

さーてっと、どこの山に入るか聞くの忘れたから探さなくっちゃ。

まずは大きくふたつ。あっちの山か、こっちの山か。全く逆方面。
んんん。。。きっとあっちだ!。。。てくてく。。。お花畑まで来た。

ここからは、どのあたりの斜面にいるかで全く登る方向が違ってくるぞ。。。さて。

春のお花に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『朝早く、ここを通っていったよ!』
ありがとう。摘んでお家に飾ってあげるね!。。。てくてく。。。。分かれ道。

みかんの樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『もっと奥に歩いていったよ!』
ありがとう。蕾が開いたら香酔してあげるね!。。。てくてく。。。小道がなくなった。

 さて。どの方角に登っていったんだ?

琵琶の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『この横を登って行ったよ!』
ありがとう。間引きの時には手伝うね!。。。てくてく。。。さあ、お次はどっちかな。

楊梅の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『こっちじゃないよ、向こうの斜面を登ったよ!』
ありがとう。あとでてっぺんまで登ってあげるね!。。。てくてく。。。竹の子の山まで来た。

 さて。どっちの高山に向かって行ったのかな?

竹の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『わたしの子供を蹴ってたよ!』
ありがとう。おいしく湯がいて食べてあげるね!。。。てくてく。。。どっちの頂上方面かな。

杏の花に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『黒杏の樹の方に登っていったよ!』
ありがとう。実が生ったら太陽に晒してあげるね!。。。てくてく。。。黒杏みつけた。

 おとんとおかんはどこいるの?
『中国語、まだよくわからな~い!』
あ。プルーンだものね、ごめんなさい。新しいお友達、サンキュー!

柿の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『眠いよ~~~!』
あー起こしちゃってごめんなさい。まだ目覚めたばかりよね。眠いのにありがとう。 

松の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『茶苗たちを見ながらもっと上に登っていったよ!』
ありがとう。かまどの中で真っ赤な炎にしてあげるね!。。。てくてく。。。さあ、最後の分かれ道。

桃の樹に聞いてみよう♪
 おとんとおかんはどこいるの?
『ふふふ。どうして一番のお友達に聞かないの?』
え?
『とっても仲好しのお友達がそばにたくさんいるじゃない!』
あ!
ありがとう&ありがとう。
 とっても好い香りね♪
昨年は「く・くさい・・・。」なんて言ってごめんなさい。
夏になったら皮ごと桃子を食べてあげるね!

そうね。そうよ。すぐそばにこんなにたくさんいるじゃない。碧螺春の茶樹たちが♪
 碧螺春~♪おとんとおかんはどこいるの?
『くすくす。本当に分からない?枝とこの芽に触れてごらん!』
うん。
『心に想ってごらん。おとんとおかんはどこいるの?』

んん。。。。。。あっちだ♪
ありがとう。鍋の中でおいしい碧螺春茶に変身させてあげるね!

こっちこっち、こっちだよ。
 楊梅の樹をくぐって。。。

ほらいたーーー!! 
  「おとーん♪ おかーん♪」

『ああーーーっ、びっくりしたーーー。』
『よくここにいるのが分かったなーーー。誰かに聞いたのか?』
「うん。樹たちに聞いた!」

おとん&おかん『・・・へ?(ぽか~ん)』

 茶摘みだ茶摘み、わ~い♪

いくつもの春風に乗って、樹の葉の声が幾重にも幾重にも通りすぎていく!
『籠半分摘むまでご飯食べちゃダメだからなーーー。それまで山を降りるなよーーー。』byおとん
風が運び果樹の森にこだまする、3つの大きな大きな笑い声~♪

回家了

12時、茶摘終了。

まだ摘める芽は残っているが、これ以上帰宅が遅れれば楝葉開始時間も遅れ作業時間も長くなり、
炒茶の開始時間も終了時間も遅くなり・・・そして、眠る時間がなくなる。

おかん『愛子、回家了~。ごはんごはーん!』
おとん『愛子はまだダメだよ、籠に半分摘むまで飯抜きって言っただろおーーー。』
愛子「わかったー。じゃ、明日帰るねー。」
3人大笑い~♪

 楊梅の森を抜けて。。。

          回家了~♪   

帰宅後

帰宅して、靴を変え、茶汁で黒くなった手を洗ったら、それぞれすぐに次の仕事にかかる。

おとんは選別作業開始。
 途中まで手伝う。

今度はおかんのお手伝い。お昼の準備。

ニンニクの芽ちぎっていたら、家の中から焦げた香りが溢れてきた。
好い香りだけど、、、ちょっと行きすぎだよおーーーっ。

「おかーん。なんか焦げてるよ~。」
『あちゃーーー、急いで鍋から引き上げてー。』

 菜飯が焦げちゃった!

行きすぎちゃった部分を避ければ大丈~夫。
うまいうまいとおかんと私。
おとんはやっぱり食べない・・・ね。(笑笑)

おとん鍋と愛子鍋

『今日はどっちで炒る?一鍋ずつ鍋を変えて炒茶して、味を比較してみようか。』
「うん。そうすればあの果蜜味の原因に鍋が関係するのか、っていうのはなんとなく確認できるよね。」
『そうだそうだ、やってみよう。』

「炒茶比賽はまた延期だね~。あはは。」
『あっちとこっちで同時に炒茶するか?』
「えー、ダメだよ。技術の違いが追加されちゃうから、鍋が大きな原因かどうかの確認はできなくなるじゃん。」
『そうだな。よし、ひとつひとつ追求していこう。』

第一鍋は、年季の入ったおとん鍋で炒茶♪
 できたー。香~。

おとん鍋、最初から最後まで火力調整がどんぴしゃ! 
予定通りの柴調整、途中で調整変更なし。
理想の時間で炒りあがる。早い。素晴らしい~。ぱちぱちぱち♪

  おお、今日は白毛が多い!


第二鍋は、新しい愛子鍋で炒茶♪
柴の調整はおとん、炒茶メインは私。第一鍋も同じ。
 まずは大火で鍋底を焼きます。

温度きた!
『愛子、下(茶葉を入れる)ーーー。』
「好ーーー。』

おお~、殺青正好の好い音が茶葉から聞こえる。いいぞ愛子鍋、その調子!

「ん???」
『お???』
音が小さくなってくる。と同時におとんは動く。 

急げーーーーー。理想の火力に足りない。
松葉&柴足しするおとん。来た。来た来た。音来た。温度来た。。。
ふぅ~。数秒間だね、大丈夫かな?

「しかし、なんだ?」
『おかしいなぁ。なんで下がったんだ?鍋までの距離が高いからそれ用に調整してあるんだが。』
「昨日はそれですっごく調子よかったのにねぇ。」

殺青とりあえず終了、カーンに入る。

「あれ???」
『またか???』
「うん、おとん加火ーーー。」
温度が足りない。

急げーーーーー。理想の火力に足りない。
松葉&柴足しするおとん。来た来た。温度来た。蒸気来た。。。
ふぅ~。今夜はどうした愛子鍋?

すぐに安定した。
しかし、おとんは考えている。

「どうしたんだろうね?」
『思ったよりも多めでいいのかもしれないな。』
「でも調整は昨日と同じくらいでしょ?」
『そうだな。風の向きかな。』
「ああ~。それも関係あるか。」
『まあ、これで大体癖は分かった。明日それを計算に入れて確認してみよう!』
「はい!」

鍋の中にはよっつの手。ふたりで団を進める。もうすぐだ。
火はすっかり安定した。

「ねぇねぇ、おと~ん。」
『ん~?』
「愛子鍋さぁ~、きっとやきもち焼いたんだよ。なんで今日は最初から使ってくれないの~、って!」
『そうか、きっとそうだ。すねてたんだなー。』
「お腹空いたよー、私にも柴ちょうだいよー、ってさ!」
『わかった。明日は2鍋分の柴を食べさせてやろう!』
ふたり大笑。

『ホロホロホロ。。。』by火

「お!」
『や!』
おとんと目を合わせる。 『火笑了ーーー♪』
やっぱりやきもち焼いてすねていたんだ。(笑笑)

火が笑うの、今春初めて聞いた~♪
『明日、ふいみん来る日か?』
「いや、もう少し先。誰が来るんだろう、楽しみだね。」

  
できた~。                    うん、大きく影響していない。ほっ♪

ごはーん!
 うわ、いっぱい♪
おかん張り切って作ったねー。

本日の午後、茶摘娘がやってきたのです!!

品茶vs碧螺春イベント

茶片2日分を1鍋で炒茶して、お片づけ済んだら。。。

品茶しながら本日の反省会~♪
 左:第1鍋 右:第2鍋

 
第1鍋                            第2鍋

どうかなどうかな?
愛子鍋で炒茶した第2鍋。

『影響ないな。2鍋とも好じゃないかー!』
「うーん・・・外形は大きくは変わらないね、でもやや老だよ。それと、ちょっと色が暗い。」
『普通はそんなもんだぞ。いや標準より遥かに上だ。明日近所を見てこい。これより暗い。』
「なんで?」
『そりゃー、熱いのが嫌だからさ。低めにして後は力任せでやっちまう。それでも相場は同じだ。』
「あぁ。。。」

「でも、周りと比較してもしょうがないよ。茶摘からして違うじゃん。今はおとんの家の碧螺春が基準!」
『うはは、厳しいなー。でもそうだな。上を見なければ進歩はしないな。。。どれどれ。』

重要なのは味!!

 入れました。。。どきどき。

と、ここで老四から電話。
『愛子、こないだのイベントの再放送が今始まったところ。テレビつけてみな!』
「やったー。ありがと~。」

18日に東山で、碧螺春の大きなイベントが行われた。
その再放送、三回目くらい。

「おかーん。テレビ見せて~。」
 歌手? 
番組違うんじゃない? これコンサート?

えええーーー、これなの?
すごい人が集まって、歌手の名前書いたうちわ持ってペンライト振って。。。
楽しそうだけれど、今の私には歌はどっちでもいいよぉ・・・。
それに、これさぁ、題名も歌詞も違うけど、日本の歌・・・。

終わった。いよいよか!

また違う歌手?
えええーーー、何人歌うの? 碧螺春はどうしたの?

終わった。
お! あの工場が出たーーー。いよいよか。
 
あいや? 30秒くらいで終わっちゃった。ああ、コマーシャルか。

始まった! ええーーー、また歌手だぁ・・・もういいってばぁ~。
おとんと私、部屋を出る。(苦笑)

さ。品茶の続き♪
 
やり直しやり直し。              開いたら、そこにお湯を差して。。。

湯色:やはり第1鍋の方が濃い、この時期の茶葉として理想的な好い湯色。第2鍋やや帯黄。
香気:第1鍋非常好。第2鍋、比べると弱い+この香りは確か。。。
滋味:第1鍋好。第2鍋、うーん、こうやって並べちゃうとなぁ~。(苦笑)
葉底:第1鍋好。第2鍋緑が鮮やかでやや強め、碧螺春としては暗い。

本日の碧螺春として、どちらも合格なのは間違いない。
ただ、この2鍋を並べてしまうと第2鍋は不満意。

だが!
同じ原料の第2鍋が香気と滋味が弱く出たからこそ、発見したことがある!!
第1鍋にも共通するが、茶葉としての好い香気と滋味の方が強いから気付くのに遅れた。
第2鍋は、それが前面に出ているので最初にすぐに気が付く。

好い土壌の味がするよーーー♪
この香気と滋味は、これまでに何度か出会った。龍井にも時々でる。
特に、高山の好い地質&水の条件で、その上の肥えた土壌にある茶樹に、
この香気と滋味を含むことが多い。ヨードを感じる。

な~る~ほ~ど~♪


テレビ番組は同じ調子で4時間続いたそうだ。。。また次の再放送がくるさ。(笑笑)

革命だあ~♪

ぱんぱかぱ~~~ん♪
 ふっふっふ、ついに革命の日がきた。どうだーっ! 
拍手~~~!!

ADSL登場ーーー!!  いやっほぉ~~~い♪

碧螺春の産地東山のこの村で初めてのADSLだよーーー!!

はぁ。。。このために連日奔走していたのです。
もちろん、碧螺春の村で高速ネット回線のADSLが使えるのはおとんのこの家だけ。
そして、他に必要な人なんていないから私専用。(笑笑)
革命的でしょーーー♪

村人にはADSLなんて全く意味不明。聞いたことも見たこともない。
東山の中心部であっても「ADSL」の単語を聞いたことがある人を探すことは至難の業。
昨年までは、例え東山の中心部でも東山内である限り不可能なことでした。
まだこの地区には開通していなかったから。
ADSL以外の高速回線はまだここにはありません。

そんな環境の中でこれを実現させるまでのこの数年間、どんなに大変な道のりだったことか。
そこに加え、この方面の私の知識レベルと中国語レベルを知っている人には、
きっとわかってもらえることだろう、どんなにどんなに努力したことか・・・うぅ。
ちょっと大げさ? うふふ。 しかしこれは本当に革命的な瞬間なのだーーー!!

動画だって、リアルタイムに産直で届けることが可能になったんだよーーー♪
茶摘みや炒茶、おとんの声もおかんの声も、冗談交し合う笑い声も。
森に吹く風、鳥達の声、果樹たちの息吹、鍋の中で碧螺春に変身していく茶芽の声もその姿も!
もしかしたら、火が笑う声だって届けられるかもしれない♪
ああ。。。イメージばかり膨らんでいく。私たちが発信しなければ単なる妄想で終わるね。あはは。
動画は小[女尼]子に任せたっ!(笑笑)


中国はどんどん変わっています。
一年単位で、1ヶ月単位で、一週間単位で。。。
昨年不可能だったことも、今年は可能なこともある。
逆に、昨年可能だったことが、今年から不可能ということもたくさんある。
思い込まないこと、過信しないこと、あきらめないこと。

常に調べる、常に聞いてまわる。何度も何度も同じことを、何年も何年も。
あっちでダメならこっちに聞く。こっちがダメなら向こうで聞く。
あっちの方法がダメならこっちの方法で、こっちの方法がダメなら他の道を考え試してみる。
ひとりの意見だけ信じてはダメ、数人同じ答えならそれも参考にする。
ダメだと言われても、あきらめる前に自分で実行してみる。
まずは自分でやってみる。自分の行きたい道は自分で切り拓く~!


このブログを以前から見てくださっている方!
今春何か気が付いたことはありませんか?
そう、毎日画像の多いブログがいくつもアップできています♪
昨日までは、この革命ADSL(笑笑)利用ではありません。
また違う方法です。これもまた昨年では不可能なことでした。

昨年の春天・梅天までは、まだ固定電話回線を使うしかここではネットにつなげる方法がなく、
(ジー、ガシャーン、ザァーーー、っていうやつ!)その電話回線も小さな地区では細いので、
お茶端会議室につなげるだけでも一苦労で睡眠時間は日に日に減り、
ひとりの旅の時は体力的にも時間的にもそれが精一杯の努力でした。

さあ、碧螺春お好きなみなさーん!
楽しみにしていてくださいね~、碧螺春産直情報量が多くなるよーーー♪
なーんて。まずは発信しなくちゃ始まらない・・・よねぇ。へへへ。

作業完了。確認完了。契約完了。これで今夜から送信が少し楽になるぞ、嬉しいーっ!
 おやつのちまき食べて、茶摘みに出発だ~。

 
玄関前の本日の銀杏の芽。
緑の頭が覗いている~♪ 違う枝は発芽した!

いってきまーす。るん♪

森林浴

今日は大体のまわる場所を聞いておいたから大丈夫。(笑笑)

茶樹たちとおしゃべりしながらお散歩気分で山登り。森林浴~♪
 あらら、好芽がいっぱい発芽しているのに…。
おとんの茶樹ではありません。ので、ま、いっか~。

ここもそう。もう開いちゃってますよぉー。 
                              第一蓬、凍死影響確認できる。
 ここも。好い摘みごろなのになぁ~。
おとんとおかんなら、放ってはおかないんだけどなぁ~。

登っています。
 楊梅の樹の下は、土もふかふか。
碧螺春の樹も気持ちよさそう~♪

登っています。
 碧螺春も森林浴~! 

まだまだ登ります。
 登ってきた斜面振り返ってひと休み。
腰に手を当て、碧螺春ごくごく~♪ 

更に登ります。
 ここはおとんとおかんが茶苗を育てている場所。
土質・水質・陽光がとても好い場所。
工事している道が遥か下の方に薄茶色く見えるのですが。。。わかるかなぁ~?

 これはおとんの茶樹! このあたりにいる。
みつけたっ!

『おお愛子~、来たか。昼飯の準備したか?』
「うん。ああーーー、炊飯器のスイッチ入れるの忘れたぁ・・・うぇ。」
『日本人は米も生が好きなのか?わっはは~!』

帰るよ~

回家了~♪
 青梅のアーチを抜けて。。。 
巡回しながら帰ります。

山のふもとまで降りてきました。
 
菜花~♪                      蚕豆(ソラマメ)花~♪

 碧螺春~♪
形の好い老品種だ! しかし・・・。

「おとぉ~ん、この辺りの茶樹、密度がすごいね、これじゃ好くないよね?」
『そりゃそうさ。でもいいんだよ、人の家のだから俺には関係ない。』
ごもっともで・・・。ははは。

お腹空いたぁ・・・。

誰かさんがスイッチ入れ忘れたから、先に楝葉しながら全員待つ。
『グゥ・・・。』
『キュルキュル~~~。』
『グルグルゥーーー。』
お腹の合唱。・・・すいませぇ~ん。(苦笑)

今日の芽は昨日より小さい。きゃ~♪
 
『今日の芽は第一蓬ばかりだったからなー、見ろ、こんなに小さい。好茶になるぞ!』

ごはんが炊けたーーーっ!!
 お待たせいたしましたーっ。       

 おかんが作った百葉包肉~♪
包丁で荒く叩いたお肉が包まれています。
これ、おいしいのー!