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濡れた鮮葉

おかんとおとんが帰ってきたーーー。おつかれさま~♪

夕べ夜半過ぎから早朝まで小雨が降っていたので、鮮葉の表面はしっとりと濡れている。

雨の日でも摘みます。小雨でも、大雨でも。
もしも真冬日のような気温だったら、それはまた別のお話。
しかし、そういう日はこの時期とても少ない。
気温は徐々に上がっていく。

雨の日でも茶芽は生長するので、摘まなければ間に合わなくなる。
一日摘まなければ、その年の碧螺春としての品質や収穫量に次の日から大きく影響する。

その日摘める状態になっている芽を摘まなければ、その芽は一日であっというまに生長する。
好い蕾の状態の日にその芽を摘み残せば、次の日には開いてしまうのだ。
芽が開いてしまえば、芽の一番外側は開きかけの小さな葉になってしまう。
開きかけのその小さな葉は楝葉できれいに取り除くが、炒茶できる全体量が減ることになってしまう。
結果的に芽の巻きは1枚、時には2枚少なくなり、品質全てにも影響するのである。
一日茶摘みを休めば、次の日以降どんどん間に合わなくなるのだ!

そこに高気温の日が一日でもやって来たら大変なことになる。
前日まで動きのなかった芽までが一斉に発芽するので、もっともっと間に合わなくなる!!
そうなったらもう追いつかない。大変だーーーっ。
だから、雨でも摘まねばおいしい碧螺春はできないのであ~る。

さて、ではこういう日はどうするか?

本日は、鮮葉が雨に濡れた日のお勉強~♪
 すぐに広げて。。。

大型扇風機出動ーーー!! さ・さ・寒い・・・。 
 ←天井についている扇風機、回っています。

 この状態では選別作業もできない。

ので、まずは表面の水分を乾かす!

 
茶芽を痛めないように全体をすばやく乾かす。

おかんが呼んでいる。お昼のお手伝いだ。 
はーい♪ おとん、先におかんを手伝ってくるね!

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