- 2007-03-30 16:07
- 07春天♪碧螺春・龍井
でたーーーっ、老蓬の初釜!!
オーダー茶葉なのでもちろん全手工よ。きゃ~~~もちろん飲む~♪
おじちゃん、相変わらず丁寧!
性格がでるなぁ~♪
その茶葉の地点やその日の気温・天気などのメモも、茶葉と一緒にしてくれている。
これは最初の頃から始まったふたりの間での約束ごと。
それから毎年毎年、おじちゃんは電話連絡と同時に記録もメモも忘れずにしてくれている。
予約しているお気に入り地点の中で、今年最初にきた地点の一番摘み。
それが、この今年の老蓬の初釜茶葉!
今年は2箇所が同日に初摘み初釜タイミングがきた。
午前と午後。
午前に摘んだほうが好い芽は、午前に摘んだ。
午後に摘んだようが好い芽は、午後に摘んだ。
これは、その地点の環境やその日の気候や茶芽の様子等を見て、おばちゃんが判断する。
でたあーーー!!
うっひーーー。うっつくしぃ~♪
いやいや。おじちゃん、やるなーーーっ!
これ見ただけでバリバリ気合感じるよ。非常感謝♪
ところで、横においてある筒の中身はなんでしょ~?
へっへっへぇ~。この中には、同じ原料の機械炒りが入っているのでーす!
言うの忘れていたんだけど、言わなくても比較用の機械炒りも取っておいてくれた。
付き合い長いだけあってわかってるぅ~。一本取られたな・・・へへ。
私の希望は、原料条件と技術条件が揃うこと。
おじちゃんは、摘まれた鮮葉を見てその状態を確認してから最終判断してくれる。
いくらお気に入りの好い地点であっても、気候などの影響で予想に反することもあるから。
技術条件は、まず全ての工程が伝統法の好い手炒であること。
今年は気候の影響で、この初摘みの収穫量が例年より多かった。
電話で聞いたその全部は必要ないので、伝えた希望分だけ先に選別して手炒してくれて、
後は機械で炒茶。
全部は買えないよぉ・・・老蓬の初釜だよーーー!!
オーダーした中で一番高価な茶葉。予算というものがある。あっはっは~。
左:手工 右:機械
おじちゃんも横で興味深深。最初から一緒に観察。
→
え? ええーーー?
→
うっわぁ。。。 そして一時間後:おおお。
違う・・・。違う違う。 うわ、違う。
ええーーー、予想はしていたけれど、ここまで違うの?!?!
お湯を差してすぐに違いは出た。
すぐに、おじちゃんとおばちゃんは早口の杭州語で話しだした。
私は、どこが違うかその原因はなにか、なんてことをひとりでしゃべり出した。
おじ『ひゃー。愛子! 杭州語わかるのか?』
愛 「わかるわけないじゃん。なんで?」
おば『今同じことをおじちゃんが言った。』
愛 「ほんと?あはは、当たってた?嬉しいな~♪」
おじ『だから愛子には嘘つけないよ。ひゃひゃっひゃー。』
愛 『炒茶する人間ならきっと誰でもわかるってば~。』
観察&品茶、続ける。
おじ『味はどお?どっちが好き?』
愛 「手炒。 来年以降もよろしくね。ひっひっひ。」
『やだよ。もう来年からは頼まれてもやらな~い!』
「ほんとに?」
『もう俺は定年だー、退職だー!』
「それ毎年言ってるじゃん。あはは。」
『愛子、内質ではどこが違うかあとで紙に書いてくれる?』
「いいよ。そしたら来年も手炒してくれる?ふっふっふ。」
やっぱり手工が好きっ!
一時間経つとその違いは更にはっきりした。
しかーーーし。どちらもうまい。あはは♪
もお~~~それは間違いないねっ!
比べるには原料が好すぎるよーーー。
機械もあっぱれ、新しい機械だしね。見事なものです、ちょっと見直した♪(笑笑)
夕食の準備が始まりました。
お手伝い開始!
と思ったら、鮮葉が届いた?
おば『見ておいで。』
「うん!すぐ戻るねーーー。」
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