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朝から龍井~♪

翁家山の歌おじちゃん&おばちゃんの家でーす♪
 

朝から龍井~♪ それしかないもんね、ここには。当たり前。あはは!
 香~♪

おじちゃんが回鍋している鍋の中から抜き取ってきた。
炒り中ほこほこ。好香~!

これは、時期最後の方の新蓬=龍井43号。
当然、青鍋は機械炒り。

一般的に、市場に出すのは大部分がこの改良品種の龍井43号。
収穫時期の長いこの龍井43号でも、ここにきてほとんど終了。
おじちゃんの家では明日から順番に剪定が始まる。
まだ清明節まで一週間ほどあるので、これも明前茶といえばばっちり明前茶だが・・・。
龍井43号とはそういう品種。

『外形ひどくても味がなくてもいいから、事務所用のとにかく非常に安い茶葉が欲しい』
という知り合い用に、剪定直前の43号の茶樹を摘んで製茶。
すでに葉は大きく芽も少ないが、龍井の加工をすれば形は龍井になる。
しかし龍井43号の好い香気や滋味はもうほとんどない。でも飲めないわけではない。
炒りたての茶葉の香りはどんな茶種のどんな等級でも格別に素晴らしい。

龍井43号は歌おじちゃんの畑では3月12日に一番摘みが始まった。
気温が20度を超えたのだ。しかしその直後に気温は氷点下まで下がり、
多くの新蓬の第一蓬が凍死した。
すでに始まって20日くらい?  
老蓬に比べ、時期も長く収穫量も多い。


回鍋するおじちゃんの近くで、青鍋機がまわっている。
昨日最後に山から下りてきたこの新蓬を殺青している。
一晩置いたので涼干も済み、朝一からその炒茶に入っているのです!

「これ全部機械だよね?」
『当然だろ~。』
「おっきいしね。」
『もし新蓬が小さかったとしても、特別な予約注文がない限りもう手工で青鍋することはないよ。』
「うっそぉ~ん・・・。」

『特にこの時期の新蓬はな。そうだろ?機械があるのにこれを手工なんかしないよ。
これなんか機械で炒ってもそこにかかった労働力に相応する収入にもなりゃしない。
今日のこれくらいになると、機械使ってもやるのもいやになってくる。
工人代と電気代とかの必要経費払ったらあとはおじちゃんおばちゃんふたりの
3日分の米にもならないよ~。ま、知り合い用だからいいだけどな。へっへっへ。』

大きい葉の炒茶はとても難しい。そして、熱い。
比べると明前前半の頃の小さい茶葉はとても炒りやすい。
これは龍井でも碧螺春でも同じこと。

しかし暑くなってきた。。夏みたい。今日も30度越える?

こちらは、本日の朝一に山から下りてきた鮮葉、涼干に入ります。
 
老蓬の第三蓬!  香~~~♪

 左:新蓬 右:老蓬

老蓬がきたぞー。さあ、炒茶だ炒茶だー!!

歌おじ『愛子、何の準備しているんだ?』
愛   「青鍋~♪」

『今日は出番なしだ。へっへっへ。』
「うっそぉ~ん・・・。老蓬も?」
『愛子が飲みたいならその分だけ手工で炒るけど?』
「老蓬は老蓬でも、これって・・・あそこのでしょ?」
『へっへっへ。そうだ。止めとけ止めとけ。これは必要ない。』
「うん。」
『じゃ、全部機械だな。機械は上手だぞー。はっはっはー。』
「はぁ。」

それにしても、龍井飲めば龍井がうまい♪
碧螺春飲めば碧螺春がうまい♪  ああー、困った困った。(笑笑)

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