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雨天の炒茶

雨の影響を受けて濡れた鮮葉は、表面が乾いても晴れの日の鮮葉とは状態が違う。

柴の調整も、いつもとは変えます。
 
                           使う柴の種類も変えます。

雨の日、といってもいろいろある。
摘む前にどのくらいの時間降っていたか、どのくらいの量の雨が降ったかで
鮮葉状態は異なる。摘む前から降っていた時と、摘んだときだけ降っていたのとでも、
一見同じ状態に見えても内質が全く異なる。

鍋の温度・火の調整・柴のブレンド。。。
全ては、炒茶する日の鮮葉の状態を見て決める。

今日は、表面水分はすでにないが内水分は外側まで高め。
こういう原料の殺青は、晴天が続いたときの茶葉よりも時間がやや長めになる。
温度も時間も昨日とは変える。そのためには柴の調整が重要。
一度高温で鍋全体を熱した後は、殺青投入時の鍋温度を昨日より若干低めに設定。
少しだけ遅れて高温にくるように、その温度が昨日の殺青時よりも長く続くように、
そんな柴のブレンド&調整にする!

『テストは明日だ、柴調整が難しいから一緒に炒ろう!』
「はい。今日は雨天の炒茶の勉強、昨年の復習だーっ!」

 → 
鮮葉全体の温度が平均に上がるように。ある時を境に一斉に水蒸気が上がる。
勝負の時!

『交代!』
「はい!」
すばやく鍋に手を入れる。
すばやく柴の調整にまわるおとん。

殺青・カーン、終了。
「おとん、要起鍋ーーー。」
『ほい来た。』

一度洗鍋、柴調整、回鍋。
2人で団、始まる。。。そして。。。
 できたーーー。成功だ~♪

この調子で第2鍋、入ります!

できました~♪
 炒茶直後の手。白毛の浮きは晴天より少なめ。
白毛が見えるかな~?

 おかんがくれたちびちび蜜桔。
おとんとおかんが作ったんだよ。 この子、あんま~い♪

蜜桔で一息ついたら晩ごはーん!

洗飯の中に青[米団]が~♪
 → 
清明節の前、10日以内にこれを食べます。草もちと似ている。おいし~♪

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