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宇宙と交信できる茶園2

ただいまー、おとんお待たせーーっっ。

あれ、いない。。。食料だけ置いて、帰った?
いや、そんなことは絶対しない。
上着もある、家の近くにいる。
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『愛子~~、手伝って~~。』
いたいた、おとんの声!

小鶏たちのところだ、私もーー♪
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ひよこさんたち、『孵化が終わったようなので鶏小屋へお引っ越し』、だって♪
このままだと、野犬とかに食べられちゃう。
手伝う手伝う!
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かわいい小鶏たち見て、おとん、とっても嬉しそう♪

無事に生まれた子は7羽、鶏籠(壊れた六脚尖)へ移動。
残念ながら孵化しなかった卵は8個。
生まれるのは半分以下の確率かぁ。
卵はまだ暖かい、母鶏がつい今しがたまで一生懸命温め続けてた。
けどね、もう温めても、生まれない・・・。
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珍しい古代黒鶏の、生まれたばかりのひよちゃん、うふふ。。。好い香りがする~♪
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お引っ越し先に、ご飯(紅米)とお水を用意して、準備完了。
ここは、お母さん鶏にとっては昨年育った実家だから知っている場所だけど、
ひよちゃん達は初めての場所、籠から出てきてくれるかな?
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お母さん鶏がご飯食べに来た。。。、それを見て、一羽のひよちゃんが出てきた!
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その子に続いて、次々出てきた!!
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みんなすぐに、お母さんの真似してご飯食べ始めた!!!
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全員出てきたーー、成功~☆
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手乗りひよちゃん♪
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秋まで無事に大きく健康に育ってね☆(笑笑)
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はい、ありがとう♪(動きが多くてなかなかピントが合わない)
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こちらは、孵化しなかった卵、8個(箱の底が銀紙で反射しているので、もっと多く見えるかも)、
まだ温かい・・・、なんか切ない。
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これを食べる人もいるそうだけど、おとんは食べない、私も食べない。
遠くへ捨てに行く。

 

鮮葉が到着するまで、しばしの静寂。
気持ちの好い午後のひととき。
明るい陽光が照り、青い空が広がり、風は香り好く、気圧は高く。。。、昼寝したい。
道具たちは、晒干&通風中。。。鮮葉を迎える準備、完了。
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今のうちに、さわやかさんへ行っておく。

さわやかさんの近くで機械音、すぐそこで『茶摘み』中だ。
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そうよね。
機械化しなければ、「現代市場が要求する価格の茶葉」など作れるわけがない。
機械なら、女性ひとりで、手摘み100人分の「重量」を、一日で摘める。
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さわやかさんへ行く途中の、鉄観音の白茶樹。更にきれいな黄色になっている☆
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いつもこのあたりに出てくる。
他にも、「ハーフ&ハーフ」とか「まだらちゃん」とか「スケルトン」とか、いろんな子がいる。
観察中。。。この子は、通常、紅色になる場所が緑色、緑色になる場所が黄色。。。
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おとんが呼んでいる。
『愛子~~、手伝ってーーー、今のうちに筍採りに行こう!』
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はいはい。
でもおとん、ほどほどにね。張り切り過ぎると、また体調悪くなるから・・・。
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↓筍を探せ!(笑笑)
※以下四枚、どの画像の中にも筍が生えています。こういう場所で探しま~す。
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お天気ぽこぽこ~~♪
日陰の無い場所は、あっつい!!!
茶葉を包む綿布も、しっかり乾燥&好い香り~~♪
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キターーー!!!
12号、到着☆

さあ、始まるよーーー♪
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重量測って。。。
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うおっっ、すっっごい香り☆
でも、ん?・・・この香り、ちょっとおかしい?
わわわわわ、、、熱持っているーーー、いそいで袋から出して広げる。
笊に広げながら、熱取りながら、晒青準備。
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ふう~、収まってきた。好香~~☆
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晒青開始。
香気の変化を好く聞く&状態観察。
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変化をキャッチしたら、途中で翻。
再び晒青しながら、香気&状態の観察を継続、引き上げを見極める。
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おっけーら♪撤収!
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3笊を一つにまとめて、ひとつずつ運ぶ。ひとりでやる。
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晒青始まったら、おとんは消えた。。。、昼寝かな?
いいのよ、おとん動きすぎて体調悪くなるとまずいから、最初からあてにしていない。
秋もひとりだったしね。。。このくらいの量なら私ひとりでも大丈夫。

 

全ての茶葉を、揺青機の中へ運び終える。
開始前の今の香気、家に到着してからここまでの香気の変化と合わせて、よく確認&記憶し、
今日の茶葉の個性を見抜き、どんな方向性のお茶にするか見極める。
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すでにここまでで、秋茶とは大きな違いを見せている。
ここ数年の春茶とも違う!!!今年の春茶、なんだかとっても美味しくなりそうだーー♪
いやいや、焦るな、まだわからない。。。落ち着いて、じっくり行こう。
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第一次揺青開始。

 

第一次揺青、途中。
香気を好く聞く、ここまでのその動き、タイプ、スピード、強弱、重みの程度、等々。
開始前に予想した動きと合っているか、予想外の知らない・新しい動きは生まれていないか、
よく聞き、よく観察し、あとどのくらい進ませるか、いつ停止するか、見極める。
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ここまでは、ほぼ予想していた通りの動き。
よし。

 

第一次揺青、終了。
すぐに笊に広げ、順に静置開始。
この時の香りも、好く記憶する。ここからの変化の程度で、いつ第二揺青開始するかを判断する。
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香気は、作業している間にも、刻々と変化していく♪
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おとん、どこ行った?
せっかく採った筍放置して、どうするつもりだろう?
私、やらないからねー、忙しいのよ、手に匂い付けたくないし。。。自分で処理してね。
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静置中の茶葉。
常に香気&状態を、確認・記憶・記録する。
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変化は、香りで一番現れる。
その変化は、目にも見えてきている、画像でわかるかな?
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うーん、なるほど!やはり、「春の動き」だ~♪

 

日が沈んでいく。。。太陽さん、また明日~。
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その頃になれば、おとんの声が聞こえる。
『愛子~~。ごっはーん♪』

いたいた!ごはんの時には現れる。(笑笑)
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昨夜作った、あひるの土鍋スープ。おいしい~♪

で、ごはん食べたら速攻消えるんかい!(笑笑)
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片付けの手伝いもせず(※おとんは食事の後片付けが苦手、特に食器類の洗い物が大嫌い)、
バイク呼んで製茶所へ帰っていった。。。明らかに洗い物から逃避した。(笑笑)
どーぞ、どーぞ。
明日は忙しくなる、茶摘みも炒茶もある、今のうちに少しでも休んでおいて欲しい。おやすみ~☆

 

すっかり夜。
ここからは、私と茶葉のふたりっきりの時間☆
もう朝まで誰も家に出入りしない。。。、はあ。落ち着く~~。

さあ、やろうっ!

 

第二揺青、開始タイミングが近づいてくる。
でも、まだ。
香りの変化を、マメにチェック。

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しばらく観察。

来た。そろそろだ!
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第二揺青、開始。

 

第二揺青中。
集中を高める。
第一揺青よりも長いこの第二揺青、その程度が、この茶葉の品質を決める大きな要になる。
香気の変化を常にキャッチし続け、その様子を観察し、微妙な変化を見逃さないよう、五感に意識を集中。
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茶葉と一対一、感覚が高まる。
誰にも邪魔されない、違う次元の香りに出会える。
人工音のない空間、茶葉の声が好く聞こえる。

 

第二揺青進む。
あううう~~~♪見たこともない香りが「聞こえる」ーーーっっ☆
今でしょ!
ここで引き上げてみよう。
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第二揺青終了、静置準備中。
その間にも、刻々と香りが膨れ上がる、波のように動いている。
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ここまで来たら、もう人は手は出せない。

 

ひとりなので、一度には運べない。
一籠ずつ水篩に移し、少しずつ静置場場所へ移動。
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静置場所の電気を付ける。。。、と!
奥の道具置き場の天上に、コウモリの「フーちゃん」がいた~~♪

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フーちゃん、好い香りの茶葉に虫がつかないよう、見張り番よろしくね!!!

 

静置、完了。香りがすごい!!!
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うおおおーーー☆どんなお茶になるんだーーー♪

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後は、天(気候)に任せる。
それと、私が決める殺青のタイミング次第。
ここから明日まで、天の動きと茶葉の動き、ふたつの動きの変化を察知し、小さな合図も見逃さないように、
殺青タイミングまで気を緩めず、意識を切らさないで観察を続ける。
それまで、動かしてはいけない。。。

 

あと、私にしてあげられることは?
そうそう、忘れちゃいけない、これ↓これ↓。何か分かる?
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こう↑かなぁ。。。

いや、こっち↓の方が。。。(ひとりで、試行錯誤中)
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よし、決まり☆これ↓で行ってみよう!
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「バリアー」です☆
これ、「次から絶対やる」と、昨秋決心した。

 

「この香り」は隠せない。
この家に近づけば、必ず誰もが「この香り」に気がつく。
おとんも私も、この家に人が近づかないように工夫しているが、避けられないこともある。
この家に入ってくる人は、まず『好香~!!』と言いながらその正体を探し、必ず茶葉の側に行く。

次は、すかさず、断りもなく、『手でベタベタ触りまくる』ーーーッッッ。
必ず、何度も、躊躇なく、『あちこち掴んで嗅ぎまくる』ーーーッッ。

「素手で直接」、「静置中の茶葉を」、だ!!!
食品という意識が全くない、「やめてーッ」と言っても、間に合わない。
『見ていいですか』、『触っていいですか』、なんて聞く人など、今まで一人も見たことない。
人のものは自分のものか?!
「触らないでーッ」、と言えば言うほど、『問題ない』、と気が済むまで触り続けるーーッッ。
問題あるのはこっちなんだッ、シャアアアーーーッッッ。

とにかく私は、茶葉を触られるのが嫌だ。
他人に土足で家に上がられる以上の嫌悪感。
腹が立ってたまらない、許せない。
あなたのモノじゃないーーッッ。
近寄るなーーーッッ、(茶葉周りの大気が動く、茶葉の動きが変わる)。
触るなーーーッッ、(茶葉が汚染される、茶葉の動きが変わる)。
手も洗わない!!!
製茶過程の道理もわからない!!!
ただの興味で他人のものに勝手に手を出すんじゃない!!!
とにかく私には、知らない人間に勝手に素手で茶葉を触られることが、耐え難くてたまらないんだアアーーッッ!!!

が・・・。
これらは、この国の、現代でも、全国的な、農村部では特に、よくある文化、一般的な習慣。
人の家に勝手に上がり、自由に各部屋に入り、そこにあるものを手に取ったり、口にしたり、持って行ったり。。。
野生動物か!!!と怒鳴りたくなるが、怒鳴っても無意味、叱っても無意味、自分が疲れるだけ。
「彼ら」にとっては、そういう文化、習慣だから。
おとんや私がどんなに耐えがたくても、避けられない。

 

そうとなったら!!!
万が一、人が入ってきても、近づけないように、「バリアー」作るしかないでしょ☆
どれほど効果があるかわからないけれど、手を出されるまでの「時間稼ぎ」にはなるはず。
明日は茶摘み工人が家の中に入ってくるタイミングがあるから。。。まずは試してみるっ!

明日はおじいの初代樹を摘む、忙しくなるぞーー♪
よし、寝るっ☆

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