- 2011-04-03 18:00
- 11春天♪碧螺春
収穫、とても少ない。
こんなに寒いし、当然だよね。
小さくて詰まっている質の高い芽。好い。 雨さえ降らなかったら私たちが・・・。
言った所で仕方ない。少し前に雨は上がったから、明日に期待しよう。
今日の茶葉はドナドナ・・・。
なんとか買い手を見つけることができて、おとんおかんはもちろん、私もほっとした。
現在、洞庭碧螺春の茶農家さんが茶葉の買い手を見つけるのは、至難の業だ。
苦労して作っても買ってくれる人がいなから、炒る人がどんどん少なくなっている。
今は、予約者がいなければ普通は炒らない。
最近、村に炒茶の香りがしなくなってきた。
もしも今日買ってくれる人を、おとんとおかんが見つけられなかったら?
他の多くの村人たちと同じように、毛茶(摘んで揀茶葉した状態の鮮葉)で「例の場所」へ持っていって、売る。
自分で炒ってしまうと、売れない。
素材は歓迎されるが、その技術は必要とされていない。
碧螺春の生産者が仕上げた茶葉は、「そういう所」では買い取ってもらえないの。
だって、本当にあの『洞庭碧螺春』だから。
高い技術が要求される『洞庭碧螺春』を、その要求通り本当に作れば、どうやっても高価になる。
それを仕入れても、儲けは出ない。
でも、買う人のほとんどは「そういう所」で買う、村には入ってこない。
こういう本場の小さな農村の奥に、知り合いもいないのに自分から入ってくる人は誰もいない。
村人も、知らない人を警戒するし、でもどうしたら直接買い手を見つけられるのかも分からない。
結局隣の人と同じように、「そういう所」に素材だけ売りにいく。
村では、炒っている人が本当に少なくなってきた。
炒れる人も、炒っていない。
その最後の代が高齢化している。
次の世代には引き継がれていない。
5人分。 寒いのであったかい麺がおいしい。
→
19号~29号☆ ご自由にどうぞーーー♪
うがッ。
ワープ。
ワープ。
ワープ。
この後おとんと激しくやり合う。多分ふたりの歴史に残る。詳細は書きたくない。
あ、心配しないでね、炒茶が終わってご飯のときには普通だから。
単に、頑固な作り手同士&似たもの親子の一歩も譲らぬぶつかり合い。
本気でそれができる相手とでなければ、ここまでの碧螺春を作り続けることなんかできない。
見ててご覧、ここからもっとレベルが上がるから☆
必ずもっとすごい碧螺春になっていくよ☆
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