- 2011-11-01 16:00
- 11秋天♪鉄観音
さわやかさんの前を通って、まず山の反対側へ向かう。1時間あれば往復できる。
いたーーー♪
会いたくなればすぐ会える距離 ↓山の下の製茶所の方から、、、のろし?
家が一軒見える↓ ↓もうひとつ見える屋根は、お寺さん
アップ↓ アップ↓
どちらも、もう十年以上前から誰も住んでいない。
おとん、あそこまで行ってみよう。
おとんの家↓の上の方にある獣道まで一度戻る。
お寺さん・・・。おとんが若い頃、おじいやひいおじいたちは来ていたそうだ。
流水の音が近づいてくる。。。山の上から流れてきた山泉水♪
15年ほど前までは住んでいた様子。
もちろんこの一家とは顔見知りだったそうだ、昔から住んでいる人などほとんどいない地域だから。
今はどこに行ってしまったのだろう。野ばらが咲いている、この家の人が植えたんだろうな。
好香~。
懐かしい花!
子供の頃こうやって遊んだね。 野生化した南瓜?
でかー! あり?おとん?いない?
いた。岩の上に座って、空?山?何?を見ている?
なにを思っているんだろう。
森がかろうじて残っている↓ おとんが若い頃は見渡す限りどの山山も全部森林だったそうだ。
→アップ→
この35年ほどで、急速にどの山もつんつるてんのすってけてんのはげはげに・・・。
住む人がほとんどいない山奥に、解放後に急速に人が入り込んできて森林を伐採し始め、
山山の姿が変わり果て、動物たちや植物達がいなくなっていく様子を、
おじいは、『こんなことしてはいけない、何も残さないなんて、こんなやり方絶対いけない』と
大変嘆き、大変悲しんでいたそうだ。
おとんが小さい頃にいた野生の虎は、いつ頃絶滅してしまったのだろう・・・。
何人か犠牲になっているのを見て、子供の頃のおとんは虎がとても怖かったそうだ。
いつの頃からか、そんな心配は必要なくなった。
虎どころか、猪も鹿も、じょじょに足跡さえ消えていった。
おとんの家は、代々高山の森林に住み、天然の薬草や薬用茶(天然野生紅芽=紅芽鉄観音)を作る家系で、
製茶の時期になると医師(漢方医)たちが薬用茶を求めに毎年家まで来ていたそうだ。
分かる限りでも数百年、大自然と共生し、住む人もほぼいない高山の山奥で、薬用茶を作るのを生業にし、
その技術が伝承されてきた家系だ。
だが、解放後に急激に状況が変わる。
50年と少し前、おじいの代になって初めて茶苗を植え、茶畑を作った。
おとんが若い頃までは、このあたりでは茶畑など作る必要はなかった。
薬用になる草木はもちろん、薬用茶の原料である天然の紅芽鉄観音も、山に入ればたくさんあった。
紅芽以外の鉄観音種も、それ以外の種類の茶樹も、探すまでもなくどの山にも生えていた。
解放前、おじいはそれまで通り森林に入って天然野生の紅芽鉄観音を探しながら薬用茶を作り続け、
同時に、何か気配を感じていたのだろうか、その芽で苗を作って茶畑を作り始めた。
それを、おとんは子供の頃から手伝い、どちらの技術も受け継ぐことになる。
解放後、森林が消え始めると動物たちも急に姿を消し、茶樹たちも目に見えて少なくなっていった。
おじいが初めて茶畑を作って30年ほど後、茶葉市場は解放し、非常なるスピードで近代化し、
現在へと向かっていく。
←おととい頂上まで登った山。
んあ?子供の声???いや、違う。なんだあああーっっ、あの愉快な声は!!!ぎゃははー♪
ああ、山羊たちが山から帰ってきたのね。 見える?↓「ペーター」&「ユキちゃん」発見☆
→アップ→
毎朝、山羊使いが草を食べさせに山羊を山頂の方に連れていって、夕暮れ時になると帰ってくる。
近くの集落が見える↓山の下の製茶所がある辺り
10数年前までは何もなかったそうだ
→アップ→
おとんの家の目印、松&杉。
300多年前、時の皇帝の総理(安渓出身)が安渓で一番高い山の仏耳山を見に、
山をいくつも越えてこの場所まで来て、この場所に座って山山を眺め、
仏耳山が美しく見えるここの景色に感動し、記念に植えていったそうだ。
(仏耳山?安渓で一番標高が高い山です、みなさんは画像でいつも見ていますよ!夕日の右横☆)
松&杉、とおとん↑ もうすぐお家
到着。。。うわああーーー、リス、リス、野鶏、野鶏、むささびーーーっっ。
ちょっと留守しただけで、小動物たちが家の周りに大集合している~~~。↑分かる?
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