- 2007-06-20 08:27
- 品茶会
07春天ご紹介の碧螺春& 龍井、ご一緒に品茶してみませんか~♪
【日時】 6月23日(土)&24日(日)
※今回は日によって内容が違います。主な内容は下に記します。
・23日:品茶セット編
・24日:研究茶編
【時間】 23日:お昼頃~夜8時頃
・開始時間は、遠方よりご参加下さる方の到着時間に合わせています。
・昼食持参できない方は、一緒にお弁当買いに行きましょう!
24日:午前10時頃?~未定(ご参加者の予定に合わせます。)
・昼食持参、持参できない方は一緒に買いに行きましょう!
※終了時間は、一番先にお帰りになる方の時刻を目標にします。
当日、ご参加者全員のご予定を確認してから品茶の流れを決定します。
【会場】 東京江東区某所(ご参加予定者にメール等でお知らせします。)
【参加費】 23日 10000円
24日 10000円(23日参加者及び5月品茶会参加者は5000円)
【宿泊代】 1000円(リネン代として)
※会場への宿泊をご希望の方。要予約。
【ナビゲーター】愛子
【助手】 お茶怪獣 &小亀(小亀は24日のみ)
【お願い①お茶請け】各自持参
お茶する時に食べたくなるものをご自由にお持ちください。
ご自身がお好きなものなら何でもかまいません!
【お願い②水】 水購入&運び、ご協力をお願いします。
品茶会場の近所で売っているペットボトル、各自2リットル×2本。
(購入場所&銘柄、ご参加予定者にメール等でお知らせします。)
事前に運べる範囲で購入しておりますが、すぐに足りなくなるので
申し訳ございませんがお願いいたします。
【その他】 以前の品茶会のご案内内容等をご参照ください。
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【23日:品茶セット編】
07春天の品茶セットメインで品茶します♪
今春の緑茶は、この時期になって後半までの全種が飲み頃になり、
それぞれの特徴の違いが分かりやすくなっています。
製茶に携わった人間にとっては、やっと安心して楽しめる時期に入りました。(笑笑)
一日で全種は時間的に難しいので、状況により5~9の碧螺春セット等の一部は省略し、
1~4の碧螺春セット&10~12の龍井セットは外さないようにします。
ご参加者のリクエストに応じて分かりやすく品茶できるように工夫します。
特別な日用や普段飲み用など、どうぞお好みを探してみてください♪
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【24日:研究茶編】
品茶セットにはしない研究茶メインで品茶します♪
緑茶の研究茶をみなさまに品茶していただける機会は、プライベート予約品茶会以外は
この日だけの予定ですので、ご興味ある方はこの機会にぜひどうぞ♪
但し、会場が23日よりも狭いので参加者はより少人数になります。
品茶セットの茶葉も要所要所で登場します。
どんな茶葉を予定しているかちょっとご紹介しま~す!
☆研究茶《07龍井碧螺春&07碧螺春龍井》
・龍井原料で作った碧螺春(龍井碧螺春) vs 同日の碧螺春
・碧螺春原料で作った龍井(碧螺春龍井) vs 同日の龍井
加工技術を変えたらどんな茶葉が出来上がるのか、
変わるならどこがどう違うのか、どちらがおいしいのか、
品種と加工技術の関係を探ってみるっ!
☆研究茶《07碧螺春:3人の炒茶人》
・同原料碧螺春を3人の炒茶人が別々の単独仕上げした鍋比較
炒茶技術の違いが仕上がり茶葉にどう影響するのか、
味わいや香りは炒茶工程のどの段階で生まれるのか、
どうすればおいしい碧螺春を炒茶できるか探ってるっ!
☆研究茶《07龍井:人間と機械》
・同原料別方法青鍋:人間による伝統手炒 vs 最新の機械炒
手と機械、見かけや味わいなどどこがどう違うのか、
どちらがおいしいか探ってみるっ!
☆研究茶《07龍井:老蓬と新蓬》
・同条件別品種:伝統品種の老蓬(在来種)vs 改良した新蓬(43号)
在来種と改良種、どこに違いがあるか、それぞれどのような特徴があるか、
どちらが好みか探ってみるっ!
☆《07最後の老蓬 vs 各種龍井》
・格好悪い本地産ほんもの龍井 vs 格好好い外地産にせもの龍井
・地域別の本地産ほんもの龍井
・別品種の本地産龍井仕上げ(安吉白茶、迎霜、烏牛早、など龍井品種外)
格好(外形)が悪いとはどのような格好か、格好と品質がどう関係するか、
本地産と外地産とでは何がどう違うかどう見分けるか、
本地産の地域別(例:一級保護区と二級保護区)でどのような違いがあるか、
それぞれどのような特徴があるか、どれが好みか、どれがおいしいか、
なにがほんものなのか探ってみるっ!
☆07春天鉄観音vsビンテージ熟香型鉄観音
・07春天祥華おとん鉄観音([火考]火前)
・03~06春天祥華おとん鉄観音熟香型
好い熟香型になるタイプとはどのような仕上がりの鉄観音か、
なぜ仕上がり茶葉タイプによってそれぞれ違う[火考]火法にするのか、
熟香型が年月を経てどのように変化したか、いつ飲めば飲み頃なのか、
どの熟香型が自分の好みか探ってみるっ!
予定しているのはこんな↑感じですが、ご参加者のリクエストに応じて変化します!(笑笑)
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両日とも現在のご参加予定者はおふたりですので、
ご興味あるかたはぜひご連絡くださいませ。
お待ちいたしておりまーーーす♪
Comments:2
- 紅 三五郎 2007-06-25 (月) 15:04
-
愛子さん・皆さんありがとうございました。
いや毎度のことですが、楽しさイッパイ、美味しさイッパイ、考えさせることもイッパイあり、東京までの遠征も成果イッパイ、幸福イッパイで帰り着くことができました。今回の成果です。
1 分前碧螺春の凝縮されたパワーの凄さに、最初の4種類ですが圧倒されたこと。
最初の最初から茶酔いでノックアウト寸前に、いやモンスター碧螺春ですね。ゆっくり飲むとどんだけ煎が続くのか、お家でリターンマッチです。2 明前碧螺春(3月22日、23日あたり)で、畑の違いによる表情が特徴的だった。
好みも人によって変わるのも面白かった。畑による違いは、龍井でもはっきり分かった。
本当は全部の特徴を頭にインプットしないとも思うが、今年は渓水と3月23日を宿題にする。3 碧螺春の葉で龍井茶を仕上げたり、逆の龍井の葉で碧螺春を作ったり、夢のコラボ??
でしたが、いや本当におもしろかった。地域、伝統、必然性といろんな事が見られておどろきでした。この企画を考えた愛子さんにも脱帽ですが、協力された茶農さんには、
感謝感謝です。4 龍井の手仕上げと機械仕上げですが、いい茶葉ほど差がはっきりしたのはいい経験になりました。実際単品で見極める自信はまだないですが、一生懸命飲みます。
同じ原料で作り手を変えて仕上がった碧螺春も含めて、技術の差が・・・・
・・・・ここまで言って委員会・・・・ これ以降は、私信で本当に本当に 非常感謝!
- 愛子 2007-06-26 (火) 01:56
-
紅 三五郎さん!
お忙しい中お時間を作って遠方よりご参加くださり、
本当にどうもありがとうございました。品茶。。。お疲れ様でしたーーー♪(笑笑)
『イッパイ&イッパイ』の想いをお持ち帰りいただけたご様子が、
なによりも嬉しいです。>モンスター碧螺春
これ見て大笑いしましたが、ものすごーーーいぴったりの表現♪
こんなにしっくりくる表現は私からは出てこなかった。もらったーーーっ!!(笑笑)
東山のおとんが碧螺春の作り手として「モンスター」なのは薄々感じていたけれど、
そのおとんの「分前茶」はまさに「モンスター碧螺春」だったと私も感じています。>分前碧螺春の凝縮されたパワーの凄さ
この茶葉に秘められたものは、杯の中でお湯と出会って初めて動きはじめ。。。
そして、飲み手にだけそっとその真の姿を見せてくれる♪
まだ指もかじかむほど寒い早春に、夜明け前から夜更けまで全員が休む間もなく働いても、
一日に仕上がる総量は100gにも満たない碧螺春ですものね。
これこそゆっくりと向き合って飲みたい茶葉です。>明前碧螺春(3月22日、23日あたり)で、畑の違いによる表情が特徴的だった。
「高山単独の初摘み」&「果樹園単独の初摘み」ですね♪
一日違いで全くタイプが違うこの2種は、私にも今春の宝です!
22日は私にとって初釜(初炒茶)の茶葉でもあり、
23日は「愛子鍋デビュー」で仕上がった茶葉でもある。
個人的な思い入れの深さと同時に、明前碧螺春としてその仕上がり品質が至宝です。
なぜ碧螺春が他の中国緑茶と違う扱いがされるのか、
この2種を品茶すると非常に理解しやすかったですね!
「渓水の山」で収穫できる老蓬龍井は、なぜか毎年欠かさず私は選んでしまいます。
ここの茶葉の「響き」がとても気になる。。。好きなんです♪(笑笑)
家から遠いのに茶樹の本数はとても少ないので管理が大変な場所で、
翁家山のおじちゃん曰く、その『幽香』は龍井として非常に特別な価値があり、
仕上がり茶葉は外に出さないそうですが、生きている限りここの茶樹は大切に保護したいそうです。6月。翁のおじちゃんの家にて。
『愛子が飲みたいと言う限り、渓水の山の茶樹は全て愛子にあげる。』と。
おじちゃん、何をとち狂ったんだ!?!?と思いましたよ~。
もちろん狂ったわけではなかった、『生前財産分与』だそうです。
げえーーーーっ、えらいこっちゃえらいこっちゃ。。。
信じられないような嬉しい驚きの出来事。ご自宅で引き続き「響」かせてくださいね~♪(笑笑)
>碧螺春の葉で龍井茶を仕上げたり、逆の龍井の葉で碧螺春を作ったり、夢のコラボ??これを体験できたことは、兎にも角にも、ふたりの作り手さんに非常感謝でしたね♪
東山のおとんと翁家山のおじちゃんが電話を通じて直接話をしていたことで、より素晴らしい条件下での実現になりました。
とにかく感謝、感謝、感謝・・・あ、私は早くレポートにまとめなくちゃ。(苦笑)>龍井の手仕上げと機械仕上げですが、いい茶葉ほど差がはっきりしたのはいい経験になりました。
全っっっ然、、、違いましたねーーーっっっ。
参った参った・・・。
この時期になると、特に香りと味わいの違いが炒茶した当時よりはっきり出た。
まさかここまで差が開いてくるとは、想像を超えていた、私、びっくりしました。
やっぱりねぇ~~~、自分の中でかなりすっきりしました。
高価な龍井ほど、私、機械青鍋、要りません。
その高価なお茶代に値するおいしさが、そこには、無い。
手炒が飲めなくなったら、私、多分、龍井、飲みません。(苦笑)時期の最後の最後の茶葉になると、技術のある炒茶人であるならば
機械でも手炒と大差なく仕上げることが「可能」になる。
これも一部納得しました!>実際単品で見極める自信はまだないですが、一生懸命飲みます。
え♪ きっと必ず分かるはずですよーっ!
もしも茶葉を見ることができず、低い温度のお湯とかで茶葉少なく薄く抽出されて、
その茶湯だけ出されたら誰にだって分からない可能性は大きいですけれど、
干茶の外形で判断するだけならば紅三五郎さんだってもうはっきりと分かるはずですよ!
ぜひどこかでお試しくださいませ。(笑笑)ああ。。。お話ししたいことイッパイ。あはは♪
また飲みたいです~。こちらこそ非常非常感謝!!
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