揺青終了タイミング待ちながら、おとんとふたりでティータイム♪
昨秋、07秋の茶葉。
品質変化・保存状態、等々確認しながら。
今秋の各球、それぞれの最終仕上げ加工等、相談&計画中。
2代樹が、ここ数年でとてもシビアな状況になってきた。
開発が進み、原木の天然野生紅芽が、激減している。
白芽とかなら、元から自生樹も多くて比較的探しやすく、まだ残っているエリアもある。
市場に出る鉄観音も、好くて白芽系。
しかしおとんは、多種ある鉄観音種の中で、最高峰の「紅芽」に興味がある。
伝統的な方法で製茶した「紅芽」が、大好きなのだ。
だから、その「紅芽」の、しかも「天然種」しか育てない。
同じ鉄観音でも紅芽と白芽とでは、また同じ紅芽でも「天然」と「人工(品種改良)」とでは、
香気も滋味も、申し訳ないくらいの差がある。
その「天然紅芽」の3代4代なら、今保有する2代樹から増やせるが、
問題は、原木から芽を採取して苗を育てる2代。
昨秋から、おとんが保有する2代の好い原料は、茶摘み時から仕上げまで、
「一球入魂」で製茶している。
その後、陳年茶として何十年先まで育てられるための最終加工を施している。
数年前までは、陳年茶用の最終加工は、ここぞという球(サイトで紹介してきた茶葉)のみだった。
当時は、季節になればまた2代の好い原料で製茶できるから、おとんには長い年月取って置く
必要がなく、飲みきっていた。
しかし、ここ数年の状況が状況。
今秋は、この家で製茶する全ての球に、これまで以上の更なる陳年茶用の最終加工をする。
おとんと私、ふたりで。
今秋、おとんのこの山の家で製茶している茶葉は、陳年茶として育てることを前提にした、
特別な伝統法で製茶されている。3代の好い原料等も含め、全ての球を。。。
そこに選ばれた原料は、これまでのところ、日に1種。
値する原料がなかった日は、これまでのところ、3日。
これに完全に集中するために、今秋おとんは、他のことは全て山の下へ、
うぇいうぇい担当の空調茶製茶所行きにした。
この家を、静かでだれにも邪魔されず、集中製茶できる環境にした。
工人はひとりも住み込みさせない。
助手役工人をひとりだけ日帰りで雇い、おとんがつきっきりで目を光らせ、指導する。
原料の鮮葉の段階で、それに値しないのは、一切、この家には持ち込まない。
昨年までは、うぇいうぇい担当空調茶の、晒青・揺青・炒茶等、途中まで加工もしていた。
しかし、今年は一切ない。
この家の製茶組組長おとん、そこにくっつく若頭愛子。
ふたりは日々、好い伝統茶作りのみに、集中している。
『愛子と愛子の茶友たちが飲む鉄観音を作る』
という前提で、おとんは伝統茶の作り手として面子をかけ、日々一球入魂している。
もちろん、おとんの個人用でもあるが。。。
事実上、おとんは、私たち《心の隊員》専属作り手さん??? 。。。だ。
きゃーーーっっっ。
碧螺春の東山のおとんと、同じになっちゃってるよおおお~~~☆
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