まだまだ巡回

高山から筍の山に向かって、下りながら巡回～。 

あれ。。。おとん、この白い花が咲き終わってるの、なに？　　　『奈子』

奈子？？？なんだ、それ。。。食べたことあるかな。
今咲き終わったばっか、ってことは、食べるの梅と桃の間だよね。どんなの？

色は、黄色より蜜柑色に近いけど、蜜柑よりもっと薄い。
形状は、さくらんぼに似ているけど、もっと大きい。
大きさは、青梅ぐらい。
種は、杏子と似ているけどそれより平べったい感じ。
加工はしないで生で食べるのが主。
昔からある品種。
楊梅と同じ時期、だけどそれよりちょっとだけ早い収穫。
すごくおいしい。

奈子。。。なんだぁ～～～？

奈子のおかんは桃子の樹。おとんが接木した。　桃花は今が盛り♪ってことは、

気候。。。やっぱり昨年より数日遅いや。 　

楊梅の森に入りまーす♪　

 楊梅のメスの花の蕾。

楊梅の森。。。好き♪　

おとん、接木成功♪

楊梅の森を抜け。。。
筍の山、入りまーす！

一昨年の台風で倒れた楊梅の大樹。。。活きかえったかな。。。
 
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どお？まだ分からない？　そうなんだぁ。

隣の楊梅は、その時ボッキリやられてしまった。　横に植えてあげた白枇杷。

さあ、筍の山ーーー♪　張り切っていってみよーーー♪（笑笑）
　←この中に、１歳・２歳・３歳、の竹がいます。

それが分からなければ、おいしい筍とはそうそう出逢えないのであ～る。

竹が赤ちゃん（筍）を産める年齢は決まっている。
まだ赤ちゃん産めない竹の下をいくら探しても・・・無駄～。

お母さん竹を探せーーー♪
おとんがさっそく発見、さっすがー☆

　　←ふたつ。ひとつは見えている！

↓この中に１歳と２歳。　　　　　　　　　　　　　その足元。
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここら辺は、期待うすっ。

んー、筍もまだだね。。。

小川のある蜜柑園まで降りてきました。
 蜜柑の樹元には野菜がいっぱい。

菜花

まだまだ♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑右も菜花だけど、左とは品種が違う。
いっぱい花が咲いている左は食用、葉が大きい右は油が取れる。どっちもおいしい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

香青菜　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蚕豆

　なんで香青菜食べないの？
もう時期過ぎた？
じゃあ、この家の人は、どうしてこんないっぱい植えたんだろう。。。

はい、巡回終了。村に入ってきました。
あのおばあちゃんの家、今日作ってる、お邪魔しまーす♪

おほ♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　好いじゃない！　　　　　　　　　　
　

え・・・なんじゃこりゃ・・・。なんで取り除かなくていい部分まで、取り除いているの？
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つんつるてんのすってんてん・・・。

「完全単芽」注文があった？金持ちから？・・・へぇ～、そんな人いるんだ。
だから無理やり剥いでるんだ・・・ひぃ～、もったいないねー。

しかし、どんなわけわからんちんよ。
なるわけないじゃん、本物の碧螺春が「完全単芽」に。
これじゃ「単芽」じゃなくて「芯」じゃん。

おばあちゃんもおじちゃんもおばちゃんも、横にいるおとんも私も、
あーもったいない、あーもったいない、って、合唱しながらやっている。
こんなことするなんて、碧螺春の生産者だったらまず考えられない、常識外。

でも、注文があったから・・・・・・辛いとこだね。

　←おいしいとこ・・・。

「おじちゃん用の特別おいしい茶片ができるね♪」
『おお、それはそうだ！愛子が炒ってくれ。』

大笑いしながらおとんとふたり席を立つ、、、と。（笑笑）

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