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22号:ある雨の日

◆午前ずっと雨

かなり雨

 

◆薬香出るか?

あの薬香&薬味は、どのくらいで出るか、毎日確認。
今のところ、30~50%。
酸味好、喉甜味、強力好、yun足、爽快、余韻、透明感、雑味なし。
『飲むには水が好い、好いには好い』。。。が、そうなの、二人とも知ってしまっている。
「あの香気・あの味」を。
だから期待してしまう、どうしても探してしまう。

だってあれが毎回、いや3分の1の確率でも出れば、鉄観音としてとんでもない希少価値の茶葉。

『有一点』
いや、無いよ、そう思うからそんな感じがするだけさ。


◆うぇいうぇいの春茶、品茶

淡淡漂漂清清清。
不完全な味。

薄甘いバターのような香気あり、今の市場では『好香』と言われるだろう。
薄い酸味あり、その後喉に薄甘さ残る、今の市場では『回甘』と表現されるだろう。
薄い水、今の市場では『口感好』と喜ばれるのかも。

『有香』、そうね、、、どんな茶葉でも香りは有る。
ため息。。。byおとん


◆品4種:香気の特性授業

14、17、18、13

品茶しながら毎回、おとんに個人授業。
品茶の時は、必ず、小さな視点で、ひとつずつ、何度も何度も、繰り返す。

今のテーマ:香気の特性について。

品茶のどの段階でどの香気を見るか。
香りはひとつではない、動く、どういう段階があるか。
性質には、どういう種類があるか、どういうときにそれが出るか。
それらが、後にどういう変化を見せるか。
それらが産出した要因は、どこにあると考えられるか。

花、茶葉、植物、動物、虫、調理、気候、等々、
おとんにとって身近ないろいろなものに例え、
香りを目の前に、その香りが来たその瞬間に、
製茶時のことと、目の前で起こっていることと、これまでの経験から来るその後の可能性を、
つなげて説明。

香りは残せない、再現もできない。
目の前でその瞬間に、同時に体感することでしか、同じ香気の話はできない。


◆ミツコの子、奪われる

雨が少し小降りになった中、さわやかさんから戻るとき、山の上から「山吹のミツコ」がこっちを見ていた。
歌を唄ってみた、あの歌を。
ミツコの足元には、二匹の子犬。
今日は黙って聞いている?
しばし見つめ合う。

突然、ミツコの警戒声、
クワを持った人間が山の上から現れた、
ミツコは右へ逃げる
子犬は左へ逃げる
だめだ、それじゃやられる
人間は左の竹やぶへ向かった
まずい

竹やぶの中で子犬の悲鳴
やられた、一匹やられた、
もう一匹は?
聞こえない、逃げたか、うまく隠れたか

人間がぶら下げて行く
右手の先に
ミツコの子

一部始終を見ていた、下からずっと
なぜ、なぜ、なぜ、子犬を
わかっている、食べるため
貧しい人が、たくさんいる
この雨で、食べるもの無く山をうろついているのは、ミツコたちだけじゃない

ミツコの姿は消えている
もう一匹は?
ミツコ、どこ行ったの
悲鳴は一匹だった
きっと近くにいる

暗くなって、ミツコの姿
子供を探している、子犬が奪われた場所で
まだ横に子犬の姿はない

どうか生きて、どうか巡り会えますように。。。


◆夜また雨

よく降るな~~
振りすぎなのでは、何もそこまで降らなくても
いくらなんでも降りすぎだ

気温下がる、気圧変わる

この家の地下の大岩の、更に下に流れる小渓流。
ゴーゴーと音がする、大量に流れていく。

 

◆深夜、雨上がる

雨上がりの雲の合間からお月さまが見える、ひさしぶり。
もうあんなに丸い。
来たときはうすかったのに、
明日、早くから陽光出るかも?!

そのとき、子犬の鳴き声☆
聞こえる!ミツコの子だ!!誰かを探している!!!
ミツコどこ、早く来てーーー。

※この日の画像入りはこちら「ある雨の日の出来事」 、合わせて見てねっ♪

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