- 2014-11-09 13:51
- 14秋天♪鉄観音
茶友のみなさま&これから茶友のみなさま!
大家好ー♪
今厦門空港、これから帰国しますっ☆
はあああ~~~、素敵な秋でした。
今秋もまた、とってもとっても深い秋、生涯忘れることは無い秋です。
お茶葉?
お茶葉はねえ。。。、すみませんっっ、みんな等級高すぎ!!!等級高いのしかない、ごめんっっ!あははーーー♪
いや、自分の特徴として、自覚はないんだけれど、物事に対してちょっと『スパルタ(と、以前周囲の人たちから言われた・・・)』なところがあるようで、自分が作ったものに対して満足したことなんか一度もない。
人さまに対しては求めないけれど(自分の中では求めていない)、 おとんにも、自分に対してちょっと厳しすぎるところがあるようだ、と毎年言われ・・・。(苦笑)
考えてみれば、 書いても書いても(書)、作っても作っても(茶)、最低最悪の下手くそで、どれひとつ気に入らなくて、 何年何十年やってもちっとも実力のかけらも身につかなくて、どうしようもなくて、時に自分を葬り去りたくなる。
まあ、そんな話しはどっちでもいいや、とにかく、この秋ちょっと不思議だったのは、いつもだったらどれひとつ「好茶」に感じなくて、例え横でおとんが「すごいすごい♪」と喜んでいても自分ではそう思えなくて「えーーーい、こんなお茶山に捨ててしまえーーーッ」ってなるのが、いつものパターン。。。なのに、そうじゃなかったんだよなあ。。。この秋。
その感覚を、どっちと判断すれば好いのか、にわかには信じられなくて、何度も何度も、何度も何度も、審評した。
山でも、安渓でも、厦門でも、朝も昼も夜も夜中も。
本当に茶葉が好くなっているのか、それとも、自分に対して甘くなったのではないか。
自分が製茶した茶葉だ。
その品質評価に対しては、「鉄観音リトマス紙」のおとんがいないと、どうしても自分だけでは信じ切れない。
で、安渓では、おとんとふたり篭って審評。
最初に、おとんが審評できる状態かどうか、おとんの感覚をテスト。おとん、だんだん、私、3人で。
オッケーーーー☆できるっ。
体調万全ではない、それでもおとんは「鉄観音リトマス紙」だった!!!
本当にすごい人だ~~~☆生涯の師匠だよ♪
あーーー、ぐちゃぐちゃ喋ってたら時間なくなっちゃったーー、搭乗しなくちゃッ。
そうそう、「すごい勘違い」のこと。
ぬあんと、今ごろ気づいた!!!
おとんの初代樹は、【生態茶】だったーーー☆
あいやぁああああーーーっっ。
その3年後に植えたのが、昨年抜かれた地点の。
なので、2番めは無くなったが、「おとんの初代樹」は生き残っていたーーーっっ☆
なんで抜けていたのか、理由はあるんだけど。。。また改めて!帰国しまーす。謝々大家♪
非常感謝☆14秋。
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Comments:2
- 蝦餃(はーがう) 2014-11-11 (火) 23:54
-
愛子さん、おかえりなさい。
2014秋、どんなお茶に会えるのでしょう。
またまたとんでもない子たちの集団なのでしょうね(笑)えっと~、今更なんですが『生態茶』ってなんでしょうか?
私の認識では『生態茶』って人の手で植えられたものでなく、昔からある原生林のような茶木という認識だったのですが、
『おとんの初代樹は、【生態茶】だった』とあるので、私の認識が間違っていたことがわかりました。おとんが最初に植えた茶木だから、古来のものではないでいですよね。
私が言うところの原生林のような茶木は『老茶樹』か。
う~ん、じゃあやっぱり生態茶ってなあに(。~゜)???
ぜひいつかお時間のある時に用語解説をお願いします。
日本の中国茶の他のサイトでもあまり見慣れない専門用語がけっこうあるのよ~~~。
文章の流れから想像してわかった気になっていて、間違って思い込んでいる用語がけっこうあるかもしれません。
『挑梗』とかね~。茎を取ることかな。合ってます?あ、もし解説してくださったなら、サイトにいらっしゃる方どなたでも、いつでも調べられるようにに独立させるといいいと思います。(^^)
- 愛子 2014-11-21 (金) 06:33
-
蝦餃さん!
ただいまー。>えっと~、今更なんですが『生態茶』ってなんでしょうか?
生態茶園や生態茶については、品茶会ではもちろん、過去に何度もブログの記事の中で説明しています。
が・・・、あはは、自分でも探しだせませんね~~っ!おとんと私の概念は、
「もともとの自然環境下で育てている茶樹、で作った茶葉」です☆あるがままの自然生態系に苗を植え、人は必要最低限しか手を出さず、自然のままに育っている茶樹です。
「自然界に茶樹を預けている」、私にはそんなイメージです♪昔はほとんどがそうだったそうですが、森林が無くなった現代ではそんな茶樹はほとんど存在しないですよ~。
一般的な「茶園の茶樹」のことではありません。
ところが2000年以降、『生態園』や『生態茶』という言葉のイメージが好いためか、
ビジネス等で乱用されるようになり、この言葉を使う人によってずいぶん意味合いが変わっているのが現状です。例えば、
大開発したバリバリの茶園なのに『環境が好い』ことをアピールしたくて『うちは生態茶園』と表現していたり、
広大な茶園の中に樹木を数本植えて『茶樹の側に樹木がある』から『うちは生態茶園』と宣伝したり・・・。
意味不明がほとんど・・・。
>私の認識では『生態茶』って人の手で植えられたものでなく、昔からある原生林のような茶木という認識人が植えたものではない・原生林のような=それは野生の茶樹、「天然野生(茶)」ですね。
>私が言うところの原生林のような茶木は『老茶樹』か。「老茶樹」は読んでそのまま、「(樹齢が)古い茶樹」という意味です。
老茶樹や初代樹やその原料の野生茶等について、14春鉄の募集記事でかなり詳しく触れていますので、
ぜひ読んでみてください♪&わかりにくい表現があったら教えて下さいねー!
14春鉄観音≪品茶セット≫http://blog.chinatyparty.com/2014/10/post_3009.html
>日本の中国茶の他のサイトでもあまり見慣れない専門用語がけっこうあるのよ~~~。そうなのですか~~。品茶会等ではぜひ、そういうこともご質問くださいね♪
立場や視点や地域によって、同じ言葉が違うように使わていることもあります。
なにせ、中国は56の民族と数百の言語が存在し、茶葉に至っては数千以上の種類が作られていますから、
どれにでも共通することは少ない、のが普通です。同じ中国茶でも、茶種が変わると全く意味が変わる用語もありますので、
(以前、碧螺春のブログで、「毛茶」の説明をしたように。)
特に、中国語や製茶の経験がない日本人が解説している内容は、かなり不思議な話になっていることもあります。個人的には、人が書いた説明等が参考になったことはほとんど記憶にありません。
私の疑問に的確に応えてくれる人はどこにも存在しなかったので。。。
結局、自分で現場行って製茶して確認するはめになって~~、現在にいたるっ!!!(笑笑)
>文章の流れから想像してわかった気になっていて、間違って思い込んでいる用語がけっこうあるかもしれません。あー、そうかもしれませんね。以前、出会ったばかりの茶友と話していると、そういうシーンがよくありました。
>『挑梗』とかね~。茎を取ることかな。合ってます?
基本的には、合っていますよ♪
ただし、「茎を取る」と表現してしまうと、人によって想像する内容が大きく違ってしまいます。
「鉄観音の挑梗をしたことがない人」にとっては、どうやってもイメージできない世界なので、
あえてそう表現しないようにしています。質問あった時には、実際に品茶会で経験していただき、「この作業が、挑梗です!」という感じで。
こういう方法で理解していただくのが、一番好いと思っています。突っ込んで言うと、「鉄観音の挑梗」も、目的によって方法は一つではありません。
また、茶種が変わると、「挑梗」を単に「茎を取る」とは訳せないこともあります。そうなの、、、中国茶の用語というのは、「前提」をはっきりさせた上でないと説明できないことが多いので、
前提を理解していない人に説明したり、または前提を理解していない人が誰かに説明したりすると、
どんどん内容が変わっていったり、誤解されていったり、、、そういうことが非常に多いような気がします。
>あ、もし解説してくださったなら、サイトにいらっしゃる方どなたでも、いつでも調べられるようにに独立させるといいいと思います。(^^)そうなんですよねぇ。
実は以前、本当に何年も前ですが、用語集とか、そういうコーナーを作ったほうがいいのかな、
と話になったこともあります。
ですが、やはり現場ぶろぐの中で説明しないと、言葉だけでは説明できないことがとても多く。。。
結果、ぶろぐ記事をちゃんと読んでくれている人に向けて、画像等を出して記事の中で説明するようにしています☆確か、キーワードを入れたら、それに関する記事が検索できる機能があったような気がするのですが。。。
ちょっと調べておきますねっ☆
それから、そうですよねえ。。。
せっかく書いても、自分でも探し出せないなんて・・・ねえ。(苦笑)
これからは、力を入れて用語等説明してある記事は、単独記事にもするように意識します!!!
そうしておけば、後々、整理や検索しやすくなるかもしれませんよね♪
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