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09秋《心の隊員オプションセット》ご紹介♪

09秋《心の隊員セット》 ご紹介♪の続きです。

09秋《心の隊員オプションセット》は、3つの秋の玉手箱~☆
3種類になりました!!!

《心の隊員オプションセット》の茶葉は「特別研究対象茶葉」のため、
【6心め以降選択可能】、&《心の隊員セット》 とはセット予算が違いますので、
ご注意ください。09秋は3種とも予算が違いますので、特にご注意くださいませ、
スミマセンッ。

「特別研究対象茶葉」については、昨秋の記事で(生態茶や手工、等)詳しく触れて
いますので、まずは、08秋 《心の隊員オプションセット》ご紹介♪をご一読ください。

次に、今秋のみの注意事項もありますので、最後までよく読んでくださいね。
どうぞよろしくお願い申し上げます♪

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☆《心の隊員オプションセット》全3種。 

≪昔(いにしえ) からの贈り物≫   14200円 数量限定☆
2≪手工☆森と山の愛手王≫    13600円 数量限定☆
3≪手工☆天からの賜り物≫    25500円 数量限定☆


※3セット全て予算が違います。(送料別)

※6心め以降選択可能。その場合、6心参加より予算が増えますのでご注意!

※1と2は選べます。6心め以降、どちらでもご希望のセットをお選びください。

※3は、フルセット(8セット)ご希望くださる茶友のみの限定です☆

※3セット全て、お分けできるのはフルセットに付き1セットのみになります。

※フルセットご希望だと、「約11、7心弱分」になります。

※2と3の手工セット内の茶葉は、ほとんどが単品わけ量がありません。
 単品わけのない手工種類をお分けできる機会は、このオプションセットのみです。
 単品わけ可能の手工種類でも、産量等の関係上、ひとりの上限設けます。

※2と3の手工セットは、フルフルセット(2回り)ご希望の場合は、ひとり最多2セットまで
 ご希望は受付ます。但し、希望者が限定数に達した場合は、ひとりでも多くの茶友に
 分けることを優先するため、メール受信が早かった方でもひとり1セットにします。
 ご了承くださいませ。

※≪手工≫は、「基本手渡し」です。
 その特性上郵送困難で、取り扱いも難しく、またその希少性からも品茶の方法等
 直接ご説明が必要になるため、品茶会等で直接手渡し可能な方が対象です。
 品茶会にお越しになれない場合の受け渡し方法は、ご相談ください。    

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≪昔(いにしえ) からの贈り物≫ 2種♪計4袋 14200円

  【伝承鉄】 7g真空×2袋  論下 2代5歳 帯梗 ※同原料「手工」あり
 ★【野生茶】 7g真空×2袋 野生 野生茶樹  帯梗 ※含鉄観音外品種 ※同原料「手工」あり
                            
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2≪手工☆森と山の愛手王≫  手工3種♪計4袋(手工用特別包装)13600円 
  ◆数量限定&基本手渡し◆

 ☆【手工生態茶】7g真空or脱酸×2袋 大樹 2代14歳 帯梗
 ☆【手工20号】7g真空or脱酸×1袋 坑下 2代3歳 帯梗 ※単品なし※同原料機械揉あり
 ☆【手工13号】7g真空or脱酸×1袋 鏡尾 2代4歳 帯梗 ※単品なし※同原料機械揉あり

※09秋の生態茶は、手揉みで仕上げたこの【手工生態茶】しかありません。

※【手工13号】は、【手工13号:右】と【手工13号:左】がありますが、
  選べません。但し、2セットお分けすることになった場合は各1でお渡しします。

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3≪手工☆天からの賜り物≫  手工3種♪計4袋(手工用特別包装)25500円
  ◆数量限定&基本手渡し◆

★☆【手工野生茶】   7g真空or脱酸×2袋 野生 野生茶樹 帯梗 ※含鉄観音外品種※ 同原料機械揉あり
◎☆【手揺:手工生態茶】7g真空or脱酸×1袋 大樹 2代14歳 帯梗 ※単品なし
 ☆【手工伝承鉄】   7g真空or脱酸×1袋 論下 2代5歳 帯梗 ※単品なし※同原料機械揉あり

※【手工伝承鉄】は、【手工伝承鉄:右】と【手工伝承鉄:左】がありますが、
  選べません。但し、2セットお分けすることになった場合は各1でお渡しします。


            ◎=手揺  ☆=手工(手揉) ★=野生茶樹

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≪昔 (いにしえ)からの贈り物≫

この2種の茶葉には、とても。。。とても不思議なものを感じます。
遠い昔、この山々に生きていたおとんたちのご先祖さまたちからいただいた。。。
そんなことを感じてしまう。。。タイムスリップしたような。。。この感覚、
言葉にするのは難しい。。。とにかく不思議な。。。縁を感じる。。。

飲めば分かります!
誰も飲んだことのない世界が待っています☆


◆【野生茶】

今秋の「野生茶」には、とにかくびっっっクリです!
一瞬「ふわ~♪」、そして・・・苦いのなんのってーーーっっっ。

「うーわ♪」「苦ッ」、「うーわ♪」「苦ッ」、「うーわ♪」「苦ッ」って、忙しい。
体がよじれてじっとしていられないその感覚に笑いがとまらないーーー。

冷静になって驚くのは、これが「茶樹」だということ。
茶樹以外で作られたお茶や薬草では、こういう苦味の質があるのを飲んだことはある。
だが、「茶樹」がこんな成分を産出するとは。。。想像以上だ、驚いた。

遠い昔の人が飲んでいたお茶の味は、きっとこの味だ!
なぜ古代から『万能薬』として茶樹が大切にされてきたのか分かった!
孔子が引用した『良薬口に苦し』の『良薬』とは『茶葉』のことだった!
などと。。。世紀の大発見をした気になった。

08春の野生茶も苦かった、けれど、あれの上を行く。
製茶で失敗したときに産出してしまう嫌な苦味系ではない、あれとは苦味の質が違う。
まるで違う。
これは「本物の野生茶樹」の、「本物の薬草系」の、気持ちの好い苦味。


『人に摘まれたことのない野生茶樹は、なぜかこういう味になる、不思議だなぁ』byおとん

そう。09秋の野生茶は、バージン野生茶樹。
深い山奥で摘んだ、多分一度も人に摘まれていないだろう茶樹たち。
『少なく見ても50年以上は人に触れられていないだろう』byおとん
そしたら。。。こんな味になった。

『茶樹は人に摘まれると味が変わってしまう。一体どういうことなんだろうなぁ』byおとん

どういうこともこういうことも、とにかく一度飲んだらもう体が欲して欲して。。。
なぜか私は目が覚めると無性に飲みたくなる。茶葉は多くなくていい、だけどしっかり
抽出したたっぷりの一杯を少し冷ませて、腰に手を当てて一気に「ゴキュゴキューッ」
ってやったら、「きゅぅ~~~、にがいーーーッ もう一杯っ!」って、もう一日中
気分爽快ーーー♪

不思議なんだけど、口に入れた瞬間はそうでもない。
飲み込むまでは、香りの好い気持ち好い液体♪
問題はゴックン。。。したその後っっっ!

体が「キュウーーーッッッ」ってなって「ビシッッッ」として、「スゥゥ~~」って。
体内のツボ?にまっすぐに「ウリャッ」って入った?ような感覚。。。ん~。体の中に
ぷちぷちみたいのがあって野生茶が入った瞬間「ブチュブチュブチューッッッ」って
それが内からつぶれまくって変なもの(?)が一気に押し出されて風が抜けたように
「ビシーッッッ&スカ~~~」って、感覚。。。なんだかわからないけれど、とにかく
体が気持ちよい。
私の体は一体どういうことになっちゃっているのだろう。。。

一瞬「成分分析してみたい」とよぎった、けれどすぐに正気に戻った。
あまりにももったいない。
そして、あまりにも失礼な気がした。
昔昔、この土地に生きていた人人が残してくださったもの。
時空を超え、縁あっておとんと私たちの手に届いた。
今も大自然で生きる野生茶樹からいただいた命。
この場所も、次に摘める可能性は低い。
感じたい、感謝しつつ、最後まで飲みたい。


『野生茶作れるのはもう今回が最後かもしれない』byおとん
この状況は、変わっていません。
年々、厳しくなる一方です。
いつが最後になっても、おかしくありません。

おとんと私が飲みたい野生茶は、『数年手入れしてなくてぼーぼー』とか『しばらく
放置されて野生化しかけてる』とか、そういう荒山の茶樹で作った「野生茶風」の
茶葉ではなく(産地ではそれも野生茶と称している場合が多いが、そういうのは、
おとんもおじいも「野生茶」とは呼ばない)、人が住まない大自然の中で、少なくとも
数十年~100年近く人に触れられずに自生してきた茶樹で作る茶葉で、そういう山と
茶樹は年々減り、本当にここ数年ですっかり見かけなくなりました。

そのため、製茶日には、危険な山に入って樹を探しながら採茶する人間が尋常で無いほど
必要になっており、製茶コストは莫大にかかるようになってきて、数年前までのように
気楽におわけできるようなものではなくなってきましたが、それでも、作れるチャンスが
めぐってくる限り作って飲もうと、おとんと(特におとんが!)決めています。

おとんの管理する山々だけで、天然野生も野生茶も人件費をかけずに年に一度は摘めて、
茶友に気軽にお分けできていた数年前までが懐かしく、すでにはるか遠い昔に感じて
しまうほど、現在、いろいろな意味で、野生茶をとりまく状況は大きく変わっています。


さてさて、09秋の野生茶。
7gで淹れると「すごい体験(笑笑)」ができます。
『もったいないーーーっっっ、野生茶は3gで十分!!!』byおとん
今秋の野生茶に限っては、私は2gでもいいかと。
でも、一度は7gを蓋碗で飲んでみてほしいなぁ。。。ひひひ。


あ。そうそう!!
09秋のこの野生茶、ちょっと不思議なことがある。
私の言うこの苦味、同じように感じるのはどうも全ての人でないらしい。
これまで一緒に飲んだ人間の中で、同じタイミングで反応したのは、3人だけだった。
おとん、私、友人ひとり。

一度友人4人で飲んだ時、私は何のお茶か言わずにわざと黙って出した。
飲んでも2人はとても静かにふつ~の顔で、私はそのことにギョッとしたッッッ。
なぜだ・・・この苦味を口にしてふつ~の顔なんて・・・ありえないって~っっっ。
その場でひとりだけ、同じように反応している人がいたっ!アイコンタクトで安心した。
あとのふたりに『苦くない?』って聞いたら、『え?苦い?』『言われてみれば。』
だって・・・うっそーーー、一体どういうことなんだ???

さーて、あなたはどっちかな~♪

 

◆【伝承鉄】

『このお茶、きっと、生きて再びは作れないだろう』byおとん

このお茶を言葉で表現するには、おとんの言葉をそのまま残すのが好さそう。。。

『愛子っっっ、どうやって作った?』
『覚えているか?もう一度できるか?』

『これは、20~30年前で、すでに珍しく、とても少なく、非常に高価だった。』
『今ではもう無い、話にも聞かない、、、無い、無い、全く無い』

『前にこういうのを飲んだのがいつか、覚えていない、そのくらい長年見かけていない』
『自分も、もう20年以上作っていない』

『これは、たとえ愛子でも、生涯のうちにもう一度は、作れないかもしれない』
『ひょっとしたら、もしかしたら、作れるかも知れないけれど、可能性は非常に低い』

『決して無駄に飲んではいけない、もしももう一度作れたら、そのときに。。。』
『慎重に扱いなさい。表で出さないほうがいい、危険だ。分かる人が少なすぎる。』

『こういう鉄観音が存在することを、話に聞いたことがある人なら、少ないだろうが、
 いる可能性はある。けれど、実際に飲んだことがある人は、もう探せないはずだ、
 いたとしても、とてもとても少ない。もしかしたら、昔から山に住んでいる老人の
 中に、まだいるかもしれない。それでも数名だろう。それ以外の人間は、見た事も
 聞いたこともないはずだ。』

『並べる場所がない、その必要もない』(審評時)

『今の鉄観音ではない』

『本物の昔の、すごい伝統茶だ』


帰国後、何度もおとんから電話が来る。
気が付くとこのお茶のことを考えてしまっているそうだ。
それから、あといくつかの私が製茶した茶葉のことが頭を離れないそうだ。
製茶が終わってもおとんは毎日お茶のことばかり考えている。
考え途中でつい私の電話番号を押してしまうらしい。
声を聞けば来シーズンの製茶計画に花が咲く♪


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2≪手工☆森と山の愛手王≫
3≪手工☆天からの賜り物≫

「手工」の鉄観音については、08秋 《心の隊員オプションセット》ご紹介♪
最後の方で詳しく書いていますので、まずはそちらをご一読ください。

09秋の手工については、あまりにもドラマティックすぎて。。。か、書けない。
涙と笑いと怒りと愛の製茶エピソード。。。たくさんありすぎる。
満月が二回めぐってきても。。。きっと語り尽くせない。

どうか品茶会で直接たっぷり聞いてくださーーーいっ♪(笑笑)

手工の茶葉は、時間の流れが違います☆
丸一日お時間があるときに、ぜひごゆっくり召し上がってみてくださいね。


◆手工肘

手工について、隊員のみなさまにお話しておきたいことがあります。

手工は、これから毎シーズンもっともっとがんばって、09春以上に毎日ワシワシ
作ろうと思っていたのですが・・・そうは行かなくなってしまいました。

「手工肘」になっちゃいましたっっっ。

手工肘という病名はありません、念のため。
正確には『上腕骨外側上顆炎』。
09夏の終わりになっても痛いからさすがに不安になって病院に行って原因を聞いたら、
『使いすぎ・・・。』だって。

手工研究の、やりすぎ。

09春。あのときは、まだ気が付いていなかった。
確かに後半、箸が持てないほど痛くて、ごはん食べるの大変だった。
けれど、一時的なものだと思っていた。
まさかずっと痛みが取れないなんて、そのときは思っていなかった。
3ヶ月たっても治らなくて病院に行った、秋茶までに治さなくちゃと思って。
秋茶までどころか、今この瞬間も痛い・・・24時間痛みが消えることはない。

『やめるか。痛いのに耐えてやるか。』どっちかだって。
もっとひどくなったら注射治療か、それでも痛かったら手術。 
お茶作って手術って・・・アハハハーーー。ハッ・・・筆持てなくなったら大変だ。

ということで、悔しいのですが、今後、手工茶葉を作る量は少なくします。
手工は肉体への負担が大きく、肘を痛めると他の製茶作業と翌日以降にも影響するので、
球の数を減らします。連日も避け、日数を空け、体と茶葉と相談しながら、ここぞという
原料とタイミングに絞ります。それから、ストレッチとエルボーバンド装着も忘れない。

そうなると、茶友のみなさまに単品でお分けできる量が更に少なくなって、お分け
できるとしても、多くは今回のように限定数でのセットのみになると思われます。
手工を楽しみにしてくださっていた方には、ちょっとがっかりさせてしまうような話で、
本当に申し訳ございません。
でも私は、痛みと上手に付き合いながら、少しずつでも作り続けたいので、これからも
どうか一緒に飲んでいただけますよう、どうぞよろしくお願いいたします♪

私の手工を楽しみにしてくれている一番のファンは、おとん☆
多少残念そうだったけれど、そこは経験者。誰よりもこの痛みのつらさを知っている。
すごい心配してくれて・・・『それはいけない、そうだっ、毎日3球だけにしよう。』
毎日??? 3球だとー??? 人の話聞いてんのか、うりゃーーーーっ!!!


◆仙女と人参果

おとんが「仙女」や「人参果(1000年に一度花が咲き、3000年に一度実をつける?)」
だと表現した茶葉。。。実はこの手工セットの中にあります☆

「仙女」や「人参果」といえば、おとんの天然にはまったく腰を抜かすよー!!!
いやいや話せば長くなる、、、このお話の続きはいつか品茶会で~♪(笑笑)

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