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炭焙研究用茶葉

山の下のうぇいうぇいに頼んでおいた、炭焙研究用茶葉候補のサンプル、届く。

昨秋、11秋の茶葉。(あり?なんか画像の色がおかしい・・・)
RIMG0099 RIMG0100
いきなり貴重な伝統茶を使うわけにいかないから。。。

私は最初から自分たちの伝統茶使おうかと思っていたんだけど、おとんが猛烈に反対。
「でも、うぇいうぇいから実験用茶葉買い取るにも、自分達で作るのと変わらないくらいお金かかるし、、、」、
『それもそうだ、、、ぅぅ~む、』とおとんも頭を抱え、ふたりで考え込み・・・。

『しかし、いきなり伝統茶使って失敗したら、二度と取り戻せない。』
『伝統茶が10年20年経ったら、とんでもない茶葉になる、宝だ、しかも世の中で他には誰も持っていないんだ。』
『ダメだダメだ、伝統茶に何かあったら浪費だ、もったいなさすぎる。』byおとん

ということで、じゃあどのくらいの量にしようか。。。あーだのこーだの、でもこーだのあーだの。。。
うーん、とりあえずサンプル飲んでみよう、そのほうが話が早そうだ、ということになった。

今春の茶葉は気候の影響で全体的に品質が低く、それでいて昨秋よりコストが高い。
昨秋もご存知のとおりのコスト高だが、全体的に原料が素晴らしく品質が高く、好茶が多い。
なので、候補茶は11秋の茶葉。
山の下の製茶所はうぇいうぇいの担当だが、原料はすべておとんの茶樹、なので天然紅芽鉄観音の2代目。
実験用といえども本物の鉄観音、なので高価、なので真剣です。

さっそく審評。。。うん、なかなか、さすが『11秋茶』☆

でも、「老茶」じゃないから標準がなあ、、、いやいや、その前に体感だ。
よし、まず一回分わけてもらおう、それが終わってからまた考えよう。

炭焙研究は始まったばかり、おとんと違い、私にはまだ体感がない。
道具類とも木炭ともまだ友達になっていない、まだそれぞれの個性を知らない、まだ加減が分からない。
道具は手足のような感覚で使いこなせなければ話にならない。
体感は、繰り返し実践することでしか身に付かない。
が、そこに伝統茶を使うわけには、やっぱりいかない。
伝統茶の老茶は本当に少ない、失敗すれば二度と自分も飲むことができなくなる。

おとんにも、未知の分野がある。
40歳代までおとんは伝承の炭焙法ですべての茶葉を仕上げていた。
だが、当時と現在では、茶葉の状態に違いがある。
その違いがどう影響するのか、実験を繰り返し、考察し、ひとつひとつ詰めて、探っていくしかない。

決定!うぇいうぇい、分けてーー。

さあーて、次はいよいよ飲むぞ、むふふ。。。出るよ出るよ~~、何かな~♪

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