- 2013-05-12 01:45
- 13春天♪鉄観音
厦門~安渓間の高速道路、開通☆
年末(春節前、1月)より。
まだ全線ではない、一部分。だが、長いトンネル開通、今までより1時間も短縮!
早い、楽。道広い、まっすぐ、安全。他に車が見当たらない、高速道路独占状態。
初めて安渓に入った10数年前は、半日がかりだった厦門→安渓。今や1時間強!
しかし、バナナや田園地帯、渓流溪谷を眺めながらマンゴー路樹の山間を走ることはもうないのか。
土地を感じるその景色、好きだった、ちょっと残念。
安渓までは早くなったものの、安渓から祥華のおとんの山のあたりまでは、相変わらず、遠い。
安渓過ぎて、西坪も過ぎ、大気が変わっていく、気温が落ちていく、ぐんぐん標高が高くなっていく。
山肌に延々と続く1台分の道、ところどころ舗装が進んでいるか。
「崖っぷち度」がひどい道路の谷側に、ところどころに杭が打ってある。
そうだ、少し前から日に3本バスが通るようになったんだ、安渓~製茶所近くまで。
祥華(中心)までのバスはあったが、家からそこまで歩いて2~3時間、バス停までが遠かった。
そこから安渓までは反対周りで、この辺りは通らない。ここは祥華内でも山奥、祥華は広い、山岳地帯。
これまでは、公共交通機関が何もないから、安渓からここまでの道は片方そのまま崖っぷち、踏み外せば数百メートル下の谷底。
バイクでも車でも、ハンドル操作ちょっとでも誤れば奈落の底へ、一生さようなら。
そんな道路だった、が、あっちこっちに杭増殖中、杭、杭杭杭。
これなら、万が一の時でも引っかかって?真っ逆さまは免れる、かも。
この調子なら、いつか茶友がおとんの家まで来られるかも。その日が来るまで、お茶があればいいが。
真っ白な雲の中を何度か走り抜け、山間の小さな集落をいくつか抜け、安渓で一番標高が高い高峰エリアに入る。
集落付近、順番に外灯誕生、真っ暗だった山の中、スタジアムのような光量、いきなり明るすぎ。
おとんの家がある山の下の製茶所あたりも、舗装されている、外灯も完備、バス開通のおかげか。
そこからおとんの家までの人道も、歩いて登りやすい、だが、入口あたりだけ、すぐにいつも通り、ぬかるんだ獣道。
ご近所兄さん3人バイク待機、家まで荷物運びしてくれる、だんだんと私はいつも通り歩いて登る、手ぶらで楽チン。
おとんの家到着、だんだんすぐに山を降りる、その10分後、大雨開始。
昨日も雨、本日も3時過ぎから雨だった模様→おとん、茶葉の様子確認に登ったものの、茶摘み中止。
明日も雨、あさってまで雨残る模様、その後は晴れとの予報。
まるで雨の合間を縫ったように到着した、好運☆
それにしても、この家にいると、いつもここにいる感じがする。
おとん初日、8号。
晒青終了後、一回めの揺青開始数分後、近所に落雷、停電。結局、翌昼まで電気なし。
停電で揺青機動かず。手揺準備するも、ひとりでやり遂げるには量が多すぎて戦意喪失し、やめた模様。
懐中電灯もなし、家の中真っ暗、ロウソクもなし、明るくなるまで寝たそうだ。
翌昼、工人呼んで炒茶し、一回だけ試しに包揉、、、最低の茶葉、続ける価値なし、そのまま乾かし終了。
『まるで現代茶、まずい、なんの価値もない、地面の茶末買って商売している人たちにクズ値で売った。』
なんでサンプル取っておいてくれなかったのーーーっっっ。
ひどくまずくて必要ない?いや、そういうことじゃなくて、、、結果どうなるのかが知りたかった。
その後は雨、作っていない。
ということで、まだ今春の茶葉はなし。
眠い、眠い、書きながら寝てしまう、目覚まそう。
お湯沸かして、外で顔洗って、バケツで足を泡(浸けること)しながら夜の山を眺めて。
雨の音、カエルの声、山の匂い、、、ああ、大気に吸い込まれていく。
眠い眠い、、、ダメだ、落ちる、ひとまず寝よう。
※この日の画像入りはこちら「出国: いざおとんの家へ」、合わせて見てねっ♪
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Comments:2
- 蝦餃 2013-05-12 (日) 23:03
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祥華に着いた愛子さんの身体が、自然のサイクルに返ってゆくのが感じられます。
2013年春。見守らせていただきますよっ。
- 愛子 2013-05-15 (水) 22:04
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蝦餃さん!
おかげ様でまた来られましたー☆
はい、どうぞよろしくお願いいたしますねっ!!!
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