- 2013-05-14 06:05
- 13春天♪鉄観音
※この記事は「13号: 13春鉄始まる」とペアです!合わせて読んでねっ♪
おおー♪ 晴れた!
夜明けにはまだ霧雨だったけれど、早朝から太陽が出たそうで、茶摘決行☆
摘めるときに摘まないと、春は秋とは違い天候が不安定で雨がとても多く、
いつまた雨が来て製茶ストップするか分からない。
わああーーーいっ! 13春が始まるよおーー♪
今春はどんな茶葉と出会えるだろう☆ わーくーわーく~♪
こっちの畑↓にも茶苗がいっぱい。昨年は青菜とか生姜とか植えていた場所。
あなたはだあーれ?
ぜーんぶ「おじいの初代樹の2代目」だってー!
天然野生紅芽の「3代目」ね☆
紅芽の天然野生茶樹が絶滅状態で見つからなくなった今、もう2代目は増やせない。
現在、天然野生種を増やすには、茶園にある天然野生2代目の茶樹から増やすより方法がない。
でもそうなると、3代目。で、これがその3代目。
ところで、なんで「おじいの初代樹」から?
おとんの茶園の茶樹は、全て天然野生紅芽鉄観音の芽から育てた2代目だから、
どの茶樹でもいいのに、なんでまたおじいが56年前(多分)に植えた茶樹から採取したんだろう。
やったのはうぇいうぇいだけど、おとんに聞いてみた。
なるほど☆ 一番家から近かったから(楽だから)だって!!! あははー。
私には好都合かも、だっていつか「おじいの初代樹」の「2代目」と「3代目」の比較ができるじゃん☆
・・・それまで、おとんに製茶する元気が残っていればいいけれど・・・。
いやホンと、冗談じゃなく、ここんとこ気になるの、このままじゃまずい感じがする。
おとん、気持ちと体力の両方で生気が長持ちしない、っていうか、疲れやすく&なかなか回復しない。
年齢的なこともあるけれど、それとは別に、気持ち的な要因が大きいのがはっきりしている。
そういうとこ、おとんとても純粋で分かりやすい。
要は、おとんが作る伝統茶が分かる人、飲む人が見つからないから・・・。
国家的な栄誉ある賞をいくつもらっても、いろんな所に招かれ講演をし大勢の拍手を受けても、
そのおとんが作る伝統茶を実際に買う人がいない・・・。
『朋友(知り合い)』になりたい人は次々現れる、みんな伝統茶の話は聞きたいし一口飲んでみたい(免費で)、
でも実際に買って飲もうとする人は現れない・・・。
技術が賞賛され、多くの人がその技術や知識を聞きたがるが、その技術で作った実物は買わない、
興味はあるが必要とはしない・・・。
『伝統茶が分かる人、本当に好きで飲む人はいなくなってしまった。以前は少数でもいた。』byおとん
誰にでもあることだと思うけれど、自分が作っているものが必要とされなくなると、
自分までもう用のない人間になったように感じてしまう時がある。
気持ちがしぼみ、心が老け込んでしまう。
最近おとんは、疲れてくるとすぐに自分のことを『もう老人』『もう終わり』『もう必要ない』等々、
こういうことを言うようになった。「今は60代なんてまだ老人じゃないよー」と言っても、
『中国では違う、中国では60歳になれば老人だ、老人はもう用済みだ』の一点張り。
ただ、おとんの場合は状況が変わると、ころっと態度も言うことも変わるのよ~~~!!!
とても素直な人で、子供級に気持ちと態度がストレート。
嬉しい! → やる気まんまん♪ → 元気溌剌☆ → おとんまっしぐら!!!
会ったことのある人でないと分からない。。。本物の「天然」よ~。(笑笑)
だから、伝統茶を飲みたい人がもっといたら、間違いなく、いきなり元気になっちゃうんだろうなあ~~~。
あああーー、なんとかしたい。
とりあえずお茶。まだ自分達のがないから、うぇいうぇいの昨秋の茶葉、もちろん現代茶。。。うっす~~。
「ちーーッッ」byおとん
仕方ないのよ、これが市場の要求だから・・・。
うぇいうぇいだって好きでこういうのを作っている訳じゃないです。
もしも彼がおとんと私みたいに伝統茶作っていたら、うぇいうぇい&だんだん一家全員、路頭に迷うことになる。
だって、伝統茶買う人が取引市場にいないんだもん。
あ。そうだ!
現在鉄観音の卸市場で、主流で取引されている茶葉のサンプル購入、だんだんに頼んでおいたので、
次の品茶会で一緒に飲み比べてみましょうねーっ☆
あーー♪ 晴れたー、嬉しい~~。雲多いけど陽光あるからきっと晒青できる。
家の前の茶樹たち、まだ早い。ここはおとんにとっては茶園ではなく庭園。
お客さんが来たときにきれいだし説明するのが便利? 確かに。
離れている各山の茶樹の生長具合の目安も分かるしね。
おとん、また賞が増えてる☆ 応接コーナーに、賞状や証書のコピーや写真などを飾っている。
『記念撮影はあっちで、こっちは受賞コーナーで、大きな賞状は愛子の作品の隣にしよう!おお♪好好!』
。。。『非物質文化遺産の伝承人』と『十大茶人物』に並んじゃったーっっっ、ひょー、光栄です~。
気温上がってきている、気圧も上がってきている。うん、好好。
わあ~~、大気が好い香り~~♪
数日ぶりの陽光を受け、茶葉たちの香気も上がってきているの! この香り、届くかしら?(笑笑)
気持ち好い~~。
そうだ、『金銀花』(和名:スイカズラ)を見に行こう、今ならきっと咲いている♪
この時期、家の周りにいっぱい咲く野生の『金銀花』。
花の蕾はよく売っている中薬(漢方)、お茶みたいにして飲む。茎も葉も中薬。
この花の香り、私大好き♪
この奥↓(ここは鶏鴨の庭)にもいっぱい咲いているんだけど。。。
だめだ、鶏たちがいないから、手入れしていなくて草ぼーぼー。
好香~♪ でも今のタイミングはあまり香っていない時。
ひとつの枝に白いのと黄色い花。なので『金銀花』。
こっち↓が『金花』 こっち↓が『銀花』
白色から黄色に変化する。
おとん、なにしているの? 『石筍』だ! これ一番甘い。昨日食べたのは『花筍』。
おとんへのおみやげ、茶友からいただいた椎茸♪
戻し終わって下ごしらえしようと蓋をぱっと開けた直後、家の奥から『きゃあああーーーー♪』
と叫びながらおとんが飛んできた。『なに、なに、好香~~、しいたけ?! ぴゃあああーーー♪』
『食べたい♪食べたい♪』飛び跳ねて喜ぶおとん。まだだめだよ。
確かにとてもよい香気、あたり一面に広がっている。本当においしそう。
おとんどうやって食べたい?石筍と排骨と一緒に煮る? いいねそれ。
←さっきの石筍。
13号到着!!!やったあーー♪
はい、忙しくなります。でも今日はおとん指揮の「おとんデー」、私は助手しながら『看学デー』☆
お疲れ様ー。
おやつ♪
私は鶏血&内蔵、長く煮るとおいしくなくなるから先に食べる、お肉は夕食時に。
おとんはご飯とスープ、揺青終わるまでおとんのお腹はもたない。
片道2時間半かけて『鶏のおんじ』に持ってきてもらった金色地鶏だって!
朝の出来事だったから絞めるところは見ていない、その鳴き声は聞いていたけど。。。
うわ、この鶏、あま~い&香りが好い!!!
第一次揺青、終了。
これ、なーんだ?覚えている人いるかな!
ピンポーン☆ 手揺用。
ほら、8号。停電でクズ茶になっちゃった、あれ。
おとん、手揺しようとしたんだよ、一応。途中で戦意喪失してやめたけど、闘った形跡♪
(暗くて分かりにくいけど)↓おとんの椎茸スープ&私の鶏スープ↓
今春最初の茶葉13号! 第二揺青終了&静置開始~☆
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