- 2013-01-17 13:30
- その他
「ミッションin佐賀県茶葉試験場♪1日目スタート」 の続き。
1◆青茶(=烏龍茶)用の審評用具で審査方法を体験、審査の流れを体感。
青茶用審評用具(蓋碗、蓋、碗、杯、レンゲ等)の使用法やその各目的、審評方法の全体の流れを知る。
1◆茶葉は、11秋おとん鉄観音
【錦森王】&【虹蜜王】登場☆(←隊長心の作戦その1♪「いきなり極道」。笑笑)
あれ~? レクチャーするのはお2人、と伺っていたのになぜか大勢♪
(この後、更に人が増えていきますっ!)
この場にいらっしゃる全員が、日本茶の各分野の専門家さんです。
日本茶の審査資格がある方はもちろん、ない方でも日本茶の審査を長年経験なさっている。
でも、青茶(=烏龍茶=半醗酵)類の審査は全員初体験?
蓋碗を実際に見るのも初めて?の方がほとんど?
おおーーっ、なんて理想的☆
審評時、感覚と知識による判断は別機能、下手に知識が先にあるとそれが感覚を邪魔してしまう人は多い。
そうなると少々やっかい、いろんな意味で時間がかかる。
趣味や嗜好なら問題ないが、ここはそういう場所ではない、みなさんお仕事、本業に生かすため、真剣。
そして、分野が違っても茶葉審査の基礎は全員にある、茶の道のプロだ。必ず応用が働くはず。。。
となれば?
いきなり本物! いきなり本番! でしょ? それ一番っ♪ GOー☆
いつもと勝手の違う茶葉審査にみなさん新鮮なご様子!
日本茶の審査と基本的に大きく違う点は?
・抽出回数:日本茶は1回、『烏龍茶』は3回(時間がかかる、審査する項目が多い)。
・内質評価:日本茶は滋味メイン、『烏龍茶』は香気と滋味の比重半々(嗅覚・味覚の両器官を常に働かせる)。
等々。
途中で奥八女栗原製茶の悠次さん昭夫さん&
くれはの岡本さんが会いにきてくださって&レクチャー参加!
数年前に栗原製茶さんのお茶作りフォーラムにご招待いただいた際、大変お世話になった方々です。
それ以来の再会、きゃあ~♪ お忙しい中遠方より会いに来て下さって。。。まあまあ、一杯どうぞ。(笑笑)
進行しながら、審評ポイントまで来るとそれぞれ説明していく。すでに最終項目「葉底」まで来た。
「葉底」、『茶殻』ではない。
中国語の「葉底」は、茶葉審評時の重要な内質チェック項目。(茶種によって比重は違う)
日本語で『茶殻』と訳されちゃうと、ちょっとニュアンスが違うんだよなあ。。。
ということで、「葉底」はどう見るか?「葉底」から何がわかるか?それをどう評価するか?等々も説明。
そろそろ、『烏龍茶』の審査の「流れ」がイメージできたかしら?
では次、行ってみようっ!
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