- 2013-10-07 16:07
- 13春天☆鉄観音
13春鉄観音≪2種の品茶セット≫の続きです。
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◆≪特別セット≫ 数量限定◆ ※条件あり:品茶セット2種とも飲んでくれる茶友
《十年の時の鐘》 19300円(送料別)
2種 各7g真空×3袋=6袋:計42g(白い紙箱入り)
・【手揉初代樹】 25号 四巻 2代56歳(帯梗)愛子
・【初代樹】 25号 四巻 2代56歳(帯梗)愛子
※「手揉」の単品分けはお問い合わせください
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↑↑↑終了したら「終了~☆」と追記していきます↑↑↑
≪特別セット≫の茶葉は、おとんと私の「特別研究対象の茶葉」☆
おとん鉄観音の中でも特別な条件が揃わないと作れない茶葉のため、
その特殊性から各方面で制限があり(例:仕上がり量・包装、輸送法、等)、
対象の茶友も限定させていただいています。すみませんッッ。
限定その1:品茶セット2種類とも希望してくださる茶友
限定その2:品茶会の参加経験がある&『いつかきっと参加するっ!』茶友
※【手揉初代樹】の単品は、(可不可・形状・量、等)お問い合わせください。
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◆『おとん史上2番』
募集記事でも少し書きました。
この13春【初代樹】は、私の製茶人生上の金字塔になる☆ きっと。
伝統安渓鉄観音の伝承人であるおとんが、その50年以上の製茶&評茶人生で、
『生まれてからこれまでに飲んだ中で2番目に好き♪』と言った茶葉☆
私が本気で製茶に手を出し10年以上戦うこととなった原因、とも言える「ある巨大な目標」
を達成し、未来へと繋げることができた(希望が繋がった、間に合った!)快挙の茶葉☆
この茶葉が決定打となり、その先のいろんなことに繋がっていきます。(現在進行形)
実は、このことに関して別に書いた記事があるのですが、過去に遡ったりいろんな事に
触れるので、内容も文章もとても『ヘヴィ』(byふいみん)で、簡単には書き上がらず・・・
春に山にいたときに完成させることができないまま帰国して、未だに書きかけ状態のため、
投稿に至っていません。(仕上がったら。。。の予定)
おとんの人生で『2番』というのは、正確ではないだろう、と私は思っている。
おとん本人も、『実際は違うかもしれない』、とも言う。
なぜなら、歴代全てのお気に入り茶葉を、同条件で同時に並べるなんて、誰の人生上でも不可能だから。
が、おとんの茶葉の品質に対する感覚とその記憶(特に鉄観音の「香り・味わい」に対して)は、
名実ともに国宝級だ。こればかりは人とは違う次元、疑いようがない、一種の天才。
その代わり、他のことはすぐ忘れる(言った次の瞬間には忘れていて、時々本気で殴りたくなる)、
なぜ忘れるのか本人も理解できないらしく、『なんで自分はすぐ忘れるんだろう、ほんと嫌、馬鹿馬鹿、、、』と。
しかし、「特別上等なおいしい茶葉」のことだけは、何年何十年前のことでも、忘れていない。
茶葉だけでない。
おとんには、おいしいものだけが見事に記憶され、それ以外は見事に記憶されない。
その頭の中は一体どんな世界になっているのか、、、凡人には想像できない。
そんなおとんの記憶の中で、『人生2番』というのは確からしい。
それは歴史的快挙と言っても好いくらい、「そうとうなもの」だ。
そんなことになるとは予想だにしていなかったから、最初聞いた時、聞き間違いか或いは意味違いかと思い、
何度も聞き返して、毎日何度も飲ませてはその度に確認してしまった。
この茶葉が出来上がってからというもの、おとんは毎日毎日これしか飲もうとしなかった。
お茶飲むタイミングになって
「おとん、何飲みたい?」と聞くと
『あれ♪』
「あれ以外は?」
『思い出せない』
「げーー」
そうなの、、、おとんの心はいつも『最高のひとつ』に占領されてしまう。
そんなおとんの心を振り向かせたかったら、それを上回る『最高』を出すしかない。
◆苦節10年
私には、おとんと出会った頃(たぶん10数年前)からずーっと疑問に思っていたことがある。
おとんの中には「ある大きな間違った概念」があった。
どうしても伝えたかった、「おとん、それは違う、間違っている」と。
だが、おとんには伝わらない。
「その概念」は非常に固く、どんな言葉や知識で説明しても、決して崩れない。
(そこには納得できる「ある背景」があるのだが、、、話すと長くなるので、それはまたの機会に。)
とにかく、それを崩すのは、巨大な岩山をひとりでひっくり返すくらい途方も無い挑戦になるとは
最初は気がつかず・・・本気でやり始めて初めて、やろうとしている事の難しさに気付くことになる。
のだが、薄々気付き始めたときには、もう引き返せない状態に。。。自分が製茶にハマっていた。
途中で「動いた!」ことは数度あった、が、結局「揺らいだだけ」でひっくり返すには至らず・・・根深すぎ。
「これでもか」、「これでもか」、とやっているうちに年月が過ぎ、世の中がどんどん変わり、
もう無理なのか・・・、よもや間に合わず・・・、と思った今春の最後。
おじいの【初代樹】飲んで、 スコン 、とひっくり返った。
あーれれ~?
おとんの「その概念」、根本から引っこ抜けた? ほんとに?
ひょっとして、成功したの? 私。
たぶん。
10年?。。。あははー♪
笑っている場合じゃない。そうときたら、次の手を打たなければ!!!
知らないうちに「古株が再び根を張らないよう」、しっかり管理継続ーー、油断するなーーっっ☆
◆茶葉言語
おとんには、「言葉」は伝わらない。
動物相手に人間の言葉を話しているのと同じ、と思ったほうが好い。
(生活を共にしたことがある人間にしか、想像つかない。)
本気で何かを伝えたければ、それを体現し、「感覚」に伝わる実体(=茶葉)を作り出すことでしか、
おとんの真髄には伝わらない。
おとんとの共通言語、「茶葉ランゲージ」。
ひとつのことを伝えるために、その方法を私が身につけるまでに、紆余曲折の10年の歳月がかかっていた。
おとん、人間の姿をしていて人間ではない。。。(謎)
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13春鉄観音≪隊員御用達茶≫に続く
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