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2005年05月

春天のおみやげ♪

一緒にお届けした小さな春天のおみやげも、ちょっとご紹介~♪

☆碧螺春には、洞庭碧螺春の《SP炒青》10g。
(西山湖おじちゃんの、0417白蛇の泉 :スペシャル特級炒青のこと。ほとんど私が炒茶した!)

☆龍井には、獅峰龍井の《茶片末》15gほど。
(梅家塢紅おじちゃんの、この春の龍井茶片末。紅おじちゃんからいただいた!)

☆小さな小さな袋に入った怪しい白い物体。。。数粒の《花生牛軋》。
(《花生牛軋》=ピーナッツヌガーです。)


《SP炒青》&《茶片末》、立派に小分けされているでしょ~!!
このふたつ、奈良の茶葉合宿(!)で全ての茶葉の包装が終了した最終日の夜中、
「本当は、品茶するみんなにこれを少しずつ分けてあげたかったんだ~。」
と言った私の言葉を聞いた友人たちが、
『まだ時間があるよ!』『この勢いならできるよ!』『ぎりぎりまでやろうよ!』
と手伝ってくれた。
なんと合宿でおみやげまで小分けに出来たのよーーー♪

《SP炒青》&《茶片末》は。。。どこにも売っていないよ!

《SP炒青》は、ほとんど私が炒茶したから。。。くすくす。
候補にしている方がいらっしゃったら、先にその10gを品茶なさってみてね。
候補にしていない方は、試しに品茶なさってみてね。
きっと、お茶代と比較してびっくり満足してくださるはず。
私が炒茶したから、ではなく、原料が立派すぎるから♪うははっ
《茶片末》は、作り手さん家族自身が自宅で楽しんでいるお茶だから。
龍井を篩茶するとき篩い出した部分を集めたもの。
煎は長持ちしないけれど、とっても好い香りが出るとっておきのおいしい部分♪


《花生牛軋》は。。。いろんな場所で売っているよ!
『なにこれ?』と思われた方。ご心配なく、食べられるものです。(笑笑)
数粒ずつしか入っていませんが、ご笑納くださいませ~。

《花生牛軋》は、東山のおかんの味♪
夕食前、炒茶で両手が離せないとき、
『おなか空いたでしょ?我慢できる?もう少しだね。がんばって。はい!』
って、時々おかんがポンッとお口の中に入れてっいってくれた。
震えるほどおいしかった~~~♪
いつもタイミングよくお口へ運びに来てくれたおかん。
その一粒で、私の両手にパワーが注がれそのひと釜の碧螺春にもっと白毛が浮かんだ!
品茶してくださるみなさんのお口へも。。。おひとつポンッ♪(笑笑)

予約開始します♪

ただいま~。

夜中の2時15分頃まで作業し、速攻で撤収。
3時前に奈良を出発、夜が明けて名古屋に到着。
5時30分には自宅に荷物を運び終わりました。

3名のお茶怪獣(&小[女尼]子)、大変お疲れさまでございました。
ありがとうございました。心より非常感謝♪

やっぱりみんな怪獣だったよ。(笑笑)
品茶も茶葉の扱いも梱包作業も。。。ただものじゃない。
半端じゃなく心強い合宿メンバーでした。

途中で応援メールや応援電話くださったみなさまにも感謝♪
昼間に応援?に覗きにきてくれた5匹の猫にも感謝。
夜中に応援?に覗きにきてくれた3頭の鹿にも感謝。
ベスト空調を維持してくれたお天道様&奈良の空気にも感謝。
めっちゃ新鮮なその姿を再び見せてくれた茶葉たちに非常感謝~♪

「今回は引退の必要ないかも。」とか思ってしまうくらい
(いつかは必ず限界がくるけどね!昨年よりかなり期待できるのは確実です。)
全てがベスト状態の新鮮でおいしい茶葉&究極の(!)包装メンバーとその作業技術でした。
ひとりだったら絶対に絶対に絶対に、できなかった。

品茶セット小分け茶葉も、製茶現場でのベストの仕上がり状態から小分けの封を切るまで、
全種の茶葉が酸素に触れている時間が極限まで短くなっています。
「ここまで好い状態で日本で飲める小分けの碧螺春&龍井が存在するのか!」
そんなことを堂々と言えるくらい、全ての茶葉がベストコンディションです♪

「おいしいお茶が飲みたい!」
それだけでここまで手伝ってくれた友人たちの心意気。
同じ想いで品茶するのを心待ちにしてくださっている茶友のみなさん。
ここから先は私のがんばりどころ。
発送できるまでもう一息。がんばります。

お待たせいたしました。予約&ご相談、開始いたします♪

 

ちょっと先に、強烈に印象的だったことを!

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05黄山緑茶:ご紹介~♪

お待たせいたしました!
うふふ。この春もおいしい茶葉ばかり。
それに、今年は素晴らしい《幻》がたくさん揃っちゃいました♪


この春の緑茶各産地は、気候の影響で条件の好い上級茶葉の量が極端に少なく、
中級も少なく、全体を見ると現地で言う「等級の低い茶葉」の産量が非常に多い年となった。

その中の、極端に少ない条件の好い上級茶葉は。。。
例年以上にめちゃくちゃうんま~い! のであった♪

振り返ってみた。
05春天の旅、各産地に入るタイミングがことごとくドンピシャだった。
条件の好い高級な茶葉でありながらその特徴を生かしてここまでおいしく仕上がった茶葉から
集中攻撃を受けたのは初めてです♪
好条件を満たす日が各産地で今年はたった数日ずつしかなかった、というのも
そこにタイミングが合った私たちにとっては結果幸いした。

ここまで条件の好い畑の高級茶葉のみをずらりと揃えるのは、
例年だったら本当に難しいです。

例年だったら、そのタイミングの好条件のみに絞る、という感じ。
でも今年は、茶摘みが始まる前からその地の春茶全体の好条件のみに絞る、という感じ。
もし今年が例年と同じような気候だったら、まず予算的に私には難しいことです。
碧螺春&龍井は特に。。。

そんな茶葉ばかり、05春天はずらりと勢ぞろいしています!
こんな年もあるのね~~~♪ と、改めて思う。
今春に出会った茶葉との縁に感謝して。。。バクバク飲みますっ!!(笑笑)


おまけ。。。
碧螺春&龍井のお茶代が今年からかなり抑えられた。
そのことになんとなく気付いていた方がいらっしゃったら、素晴らしいっ!
《影の隊員賞♪》(なんじゃそりゃ!)をあげちゃうーーーっ。(笑笑)

単純なことです。
現地で機械を購入し各農家さん宅に置きました。
日本から持っていった資材も置かせいただいています。
今年から、仕上がりがベストの瞬間に現地で酸素抜きができる環境を各農家さん宅などに整えたの!
そのお蔭で、今後、碧螺春&龍井では国際宅急便を使わなくてよくなったからです♪
これは茶葉にとってもサイコー!
みなさんにとってもサイコー!
私にとってもサイコー!    ばんざーい♪(笑笑)


さてさて、黄山緑茶の品茶セットのご紹介で~す♪
4月21~22日のブログと合わせてご覧になってくださいね。
http://www.chinatyparty.com/blog/archives/2005/04/22/index.html

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夢でも会えた♪

夕方に無事提出。終わった・・・大好きなおふとんへ直行~!

ちょっとだけ。。。ちょっとだけ。。。ぬくぬく。
うふうふ。。。おふとん。。。大好き♪

東山のおとんに会った。
船に乗るところまで迎えにきてくれていた。
私。。。バックパックしょってた。
一緒に船に乗っておかんが待つ家に向かおうとしている。
満ち潮になるのをおとんと2人で待っている。
甘そうな果物を袋いっぱい採りながら。
なぜか南国の果物が生っている。
きれいな花を両手いっぱい摘みながら。
なぜかカラフルな南国風の花が咲いている。
水が引いていると、その船は出られないの。
白い波がやってきて満ち潮になっていく。
満ち潮と言っても、海じゃなくて河。
年に数回、その河が逆流すると湖が姿を現す。
そのときだけ船で湖を渡っておとんの家に行けるの。
おかんにあげようと山竹(マンゴスチン)を山ほど採る。
味見♪と思ったら目が覚めた。
くぅ~、おしい!・・・と思ってまた寝た。(笑笑)

けど、冷蔵庫にセミノールがあるのを思い出して、食べたくて起きた。
楽しい夢だった♪

明日から合宿!
東山のおとんの碧螺春、
西山の湖おじちゃんの碧螺春、
翁家山の歌おじちゃんの龍井、
梅家塢の紅おじちゃんの龍井、
全部を一斉に飲める。
みなさま、日本にて一足お先に行かせていただきます♪(笑笑)

茶葉合宿(!)メンバー5人になりました。準備しよっと。るんっ♪

05獅峰龍井:ご紹介~♪

《獅峰龍井について》 

龍井は、翁家山も梅家塢もとーぜん100%老蓬(在来種)です!
《翁家山の歌おじちゃん》家にも《梅家塢の紅おじちゃん》家にも
新蓬(新品種)はたくさんあります。
年間産量は、比較にならないほど圧倒的に新蓬の方が多いです。
私が飲みたくて畑まで行って選ぶのが「とーぜん老蓬」という意味です!

《翁家山の歌おじちゃん》家の茶園は、全て獅峰龍井の区画内です。
《梅家塢の紅おじちゃん》家の茶園は、獅峰龍井の区画外もあります。
梅家塢全体で見ると、獅峰龍井と呼べる茶園は一部です。
同じ産地でも、同じ作り手さんでも、同じ老蓬でも、
茶樹の環境や土壌が違うと茶葉の内質(香りや味わいなど)は全く違います。

獅峰の中の高山、その高山の中でも、頂上付近・斜面上・斜面下、
方角や日照時間によって発芽時期が違うため細かく分けて製茶しますので、
どこで摘んだ茶葉か覚え書きは記します。
(高山と言っても、龍井の産地での高山という意味です。)

私は、獅峰龍井の高山の老蓬が持つ香りと味わいが大好きです♪
だから、《老蓬》であるとか《高山》であるとか1種1種には記しません。
この先《新蓬》がご紹介できるときにはそう記します。
それ以外は、全て獅峰龍井の高山の老蓬だからです!

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それでは、品茶セットのご紹介で~す♪

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05洞庭碧螺春:ご紹介~♪

【洞庭碧螺春について】

碧螺春は、東山も西山もとーぜん100%老蓬(在来種)です!
《東山のお父さん》家にも《西山の湖おじさん》家にも
新蓬(新品種)は一本もありません。

《東山のお父さん》の碧螺春は、100%果樹園の中。
《西山の湖おじさん》の碧螺春は、80%が果樹園の中、
20%は高山の頂上付近に《白蛇の泉》などいくつかの山泉水が
湧き出ている斜面にある日当たりの好い茶園の中。
(高山と言っても、碧螺春の産地での高山という意味です。)

私は、この素晴らしい自然環境の老蓬の香りと味わいが大好きです♪
だから、《老蓬》であるとか《果樹園》であるとか1種1種には記しません。
山泉水が湧く茶園で摘んだ碧螺春には《白蛇の泉》と記します。
それ以外は全て果樹園の碧螺春、《白蛇の泉》も含め全てが老蓬の碧螺春だからです!

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それでは、品茶セットのご紹介で~す♪

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届きました♪その2

もうひとつ、メールに『届きました?』。 ふじたまさんだ♪

郵便受けにダーッシュ! ・・・溜まってる。
帰国後、本当に家から一歩も出ていない。郵便すら取りに行っていなかった。(苦笑)

おおっ♪ 発見ーーーっ。

ふじたまさんの本が届いていました!
【ひみつの植物】2005年5月5日発行 藤田雅矢著

http://www.d2.dion.ne.jp/~fujitam/
http://www.bk1.co.jp/product/2551737

ばんざーい。おめでとうございまーす! なになに?(←帯を見る。) 

「農学博士,ファンタジーノベル作家,本職は植物育種家!?
 こんな人が,愛とうんちくをこめて,珍品をご紹介します。」

ご紹介されちゃうーーーっ♪(笑笑)
いえーいっ! 直筆サイン入りだあ。うっしっし。ありがとうございまーす。

表紙の写真が好い~♪
美しいっ、つまんで食べたくなる!←《オブツーサ》
《ピンクのたんぽぽ》だ! 本当にピンクだ~。なごむ~。にこ~♪
植物見ると東山と西山を思い出すなぁ~、なんてパラパラ。。。ぐふふ、見やすい。
カラー写真で見たこともないような植物がいっぱいだあ!

きゃーっ♪ ふじたまさんがあっちこっちに登場している!
このキャラクタ-はふじたまさんだよね? だってそっくりじゃん♪ あははーっ!

おおーっ♪ と私が目を留めてじっくり見入った文章。
なにかおわかりでしょうか?
「4 食べられます(66頁~79頁)」のカテゴリーの中の「在来種のぜいたくな恵み(74頁~)」。(笑笑)

在来種! 《老蓬》のことだーっ。(←すぐ《茶葉》につなげる。)
お茶の在来種について書かれているわけではありません。
【ひみつの植物】では野菜の在来種についてです。。。が!


「このように昔から作られている作物や野菜は在来種と呼ばれ、
 最近の品種に比べると、病気に弱かったり、作りにくかったり、」(76頁より)

うん・うん・うん。そうなのねー!
だから自然に生き残って大切にされている《老蓬》って
やさしくて深くて力強い特別な魅力ある香りと味わいがあるのねーーー♪

「そろいが悪かったりすることがあるかもしれません。」

うん・うん・うん。そうなのねー!
だから香りや味わいより美しい外形が優先される中国緑茶の品評では、
《新蓬》のほうが点数が高いからニーズも高くて、
《老蓬》は市場にも出なくなっちゃって幻になっちゃうのねーーー♪

 「しかし、それらの在来種は、このもちトウモロコシのように昔の味を
 思い出させてくれたり、赤い軸をした甘いホウレンソウであったり、
 とろけるほどに柔らかなカブであったり、しゃきしゃきとした
 歯触りのいぼのいっぱいあるキュウリだったり、京都特有の
 鹿ヶ谷カボチャだったりと、特別の味覚をもたらしてくれます。(中略)」

うん・うん・うん。そうなのねーーー!
だから《老蓬》にも一度出会ってしまうと忘れられない「特別な味覚」があるのねーーー♪
野菜もそうなのね~。そうかっ!
だから、東山のお父さんも西山の湖おじさんも祥華のおとんも、
『《野生》のほうがうまい』って、野生(在来種)の野菜を毎日食べているのかっ!

 「それぞれの地域に適した野菜があるものだと感じたのでした。(後略)」(76頁より)

うん・うん・うん。そうなのねーーー!
だから「それぞれの地域」の、あの《環境》にある、あの《老蓬》でないと、
あの《碧螺春》にも、あの《龍井》にも、あの《鉄観音》にも、
あの《猴魁》にも、あの《毛峰》にも、絶対にならないのねーーー♪
他の品種を持ってきても、同じ味わいにはならないのは当然よねーーー!!

ふじたまさんの知らないところで・・・
勝手に茶葉に置き換えて解釈して喜んでいる今日の私でした。(笑笑)

届きました♪その1

ひとつ郵便に乗せて提出。。。ふぅ~。  次。まだでかいのがある! でもちょっと休憩~。

お湯を沸かしたところへ『ピンポーン』。。。なにか届いた?

ばんざーい。待っていたお茶葉が無事に届きました。
碧螺春の《スペシャル炒青》です♪

これで《碧螺春》&《龍井》が全部揃いました!
あとは、、、私が早く作品を仕上げて、確認品茶&梱包作業するのみ。
ととと、、、その前に、品茶セットを決定して、みなさまに早くご紹介しなくちゃね♪

品茶セット! さあ、どうしましょう~~~。
《05洞庭碧螺春22種》&《05獅峰龍井10種》。。。(笑笑)
セットすることを考えて茶葉を選んでいるわけでないので、
これがなんというか・・・。私の希望通りにすっきりと収まってくれない。ぐはっ。
茶葉は、その年のその日のその仕上がりによって価格が違うから、当たり前よね~。

無理矢理収めようとすると、え?《初釜》は2杯分?
1種を2杯ぽっち品茶したって、どんな茶葉なのか分からないうちに終わっちゃうよー。

最低でも3杯は飲みたいよなぁ~。え?3杯分?
3杯ぽっち包装したって、少なすぎて好い状態でお届けするのは難しいよー。

5杯くらいは最低でも欲しいよなぁ~。え?5杯分?
ぎゃーーー。ばか高い極品セットが登場しちゃうーーー。
これじゃ気軽に品茶ができなくなっちゃうよーーーっ。ダメダメ!

単品でのおすそ分けはグラム数まとめて好い状態にするとして・・・
品茶セットが1種1種少ないのは仕方ないかー。目をつむるかー。
繊細な極品の品茶セットは期間限定にする?

そうだ、そうだよ、興味ある人が「とりあえず品茶してみたい!」って
いろんな種類を気楽に飲めるようにしたほうが、楽しいじゃーん♪
私だったら?。。。そうしたい。はい、やり直し。(苦笑)

大丈夫です。ゴールは見えてきました! もうすぐご紹介できます♪

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