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2013年01月

書展会場

  • 2013-01-31 (木)

第45回記念 玄潮会書展 の会場です。

(26日 もうすぐ作品解説開始)
RIMG1016  集合会場はこちら、第一室へどうぞ~♪

作品解説中
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特別展示室
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↓玄潮会大賞2作品(手広げているの&指で指しているの)。
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おふたりとも大好きな大先輩の書家。お二方とも女性♪

↓文部科学大臣賞作品。とても素敵な大大先輩の書家。女性です♪
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今回は女性作家大活躍☆ 

。。。いつかこんな風に書けるようになれたら楽しいだろうなあ。。。あと30年!!!(笑笑)  

 

(27日 学生書展表彰式)
RIMG1035 日本でも中国でも書道人口は減っている。 
加油!未来の書家さんたち♪受賞おめでとうございます。

 

みなさま、来年はぜひお立ち寄りくださいませ~☆
RIMG0973 毎年同会場同日程予定です。

茶友で書展にご興味ある方いらっしゃいましたら、ぜひメールいただけませんか!
関係する書展のご招待状を私から毎回郵送させていただきたく存じます。よろしくお願いいたしますっ♪

第45回記念 玄潮会書展

  • 2013-01-25 (金)

ご興味のあるみなさまへ!
明日26日土曜日から始まる書展のご案内です。
ご高覧賜りますようどうぞよろしくお願い申し上げます。

【第45回記念 玄潮会書展】(併催:第45回全国学生書展)

  ◆会期:平成25年1月26日(土)~1月31日(木)
  ◆会場:東京都美術館 (上野公園内)
  ◆時間: 9:30~17:30 (入場は17:00まで)
   ※最終日入場は14:30まで 閉会は15:00
  ◆展示室
   2階 第2展示室
   2階 第3展示室
   2階 第4展示室
  ◆作品解説:26火(土)13時から
  ◆特別展示:玄潮会の歴史を築いた先達
  ◆観覧料: 一般300円 / 大学生200円
          高校生以下・70歳以上・障害者手帳をお持ちの方及び付添者1名まで 無料
  ◆主催:玄潮会
  ◆後援:東京都・毎日新聞社
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毎度ご案内が遅くて申し訳ございません~~。
お近くへお越しの際にはぜひお立ち寄りいただけますよう、よろしくお願い申し上げます♪
月曜(28日)以降にご予定いただける方はぜひメールくださいませ、ご招待状を郵送させていただきたく存じます!
この週末にご予定いただける方には・・・ちょっと間に合わないですよねぇ・・・すみませぇん。
東京都美術館大規模改修後の会場で開催する最初の玄潮会書展、45回目の記念展でもあります。
どうぞよろしくお願い申し上げまーす☆
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私?もちろん出品いたしております、が、今回は状況が状況だった(この辺り)ので、 なんというか。。。
本来間に合わなかったものが出品させていただけただけで本当に感謝☆ 参加することに意義ありっ!
裏方がんばりマース。(笑笑) 本日は朝から東京都美術館で陳列作業です、いってまいりま~すっ♪ 

おまけin佐賀

嬉野の大茶樹、 の続き。

佐賀といったら?

有田焼
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小城羊羹
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中林悟竹
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他にもたくさんあるそうですが、残念ながら最終の飛行機の時間です。
まさか他のところに寄る時間があるとは思っていなかったもの。
最後にご褒美いただいた感じです♪感謝。

ありがとう嬉野&うれしの茶。 多謝佐賀県茶業試験場のみなさま♪ 再見佐賀~☆

これにて「ミッションin佐賀県茶業試験場」無事終了っ! お疲れ様でしたー。(笑笑) 

このミッションの最初の記事に戻るっ♪

嬉野の大茶樹

嬉野釜いり茶モデル工場、 の続き。

日陰はまだ雪いっぱい。
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日向はもう解けてきた。↓その中に。。。見えてきたーっ♪
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国の天然記念物、嬉野の「大茶樹」。。。貫禄。
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地球に生きる最長寿の(中葉種の)巨樹ではないか?ともいわれるそうな。 
300歳超え? うわお☆  ・・・確かに中国にはなさそうだ。
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この茶樹、300年以上で、どのくらいの子(茶葉)を生んだんだろう!!!
どんな味がするんだろう。。。飲んでみたいな~、炒ってみたいな~~♪

↓柵の外からしゃがんで覗き込んでみたところ。(アップ)
CIMG0321 うおおお~~~。。。
何か棲んでいる。。。

↓大茶樹から見た景色。
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CIMG0310 またいつか会いたい。きっと♪ 

おまけin佐賀、に続く。

嬉野釜いり茶モデル工場

8◆様々な「研究茶」 を中国の審評方法で体験、審評研究。の続き

3日目です☆
今日は移動しながら打ち合わせが多いので、画像あるところだけご紹介~。
午後は、おまけ(観光)付きよ!

 

『嬉野釜いり茶モデル工場』??   おお☆ 釜炒り茶の工場だーー♪
嬉野にいる3日間、何度か思った。。。嬉野とのご縁は、ひょっとして「釜の神様のお導き」?!
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『愛子さんに製茶の時期一か月くらいここに住み込んで欲しい!!』
「きゃあ~~、そんなことできたら素敵ーー♪」 

↓ZhongShanさんのマイポットから、みんなで味見。
CIMG0289 今朝淹れた【おとんの熟香梗】☆(←鉄観音の茎のほうじ茶)
『甘いな~』 『茎とは思えない味だな~』

(※熟香梗の袋から取り出したのがちょうど焙煎強めに当たった場所だったので、ちょっと香気が気になって、
2度熱湯くぐらせて(洗って)表面の火香取ったら丁度好くなった♪あとは熱湯差して携帯しながらゆっくり抽出。
【おとんの熟香梗】を飲む場合に同じように表面の火香が気になる方は一度お試しあれ!)

嬉野の大茶樹、 に続く。

8◆様々な「研究茶」を中国の審評方法で体験、審評研究

7◆様々な「紅茶」 を中国の紅茶審評方法で体験、審評研究、の続き。

8◆様々な「研究茶」を中国の審評方法で体験、審評研究。(画像&詳細省略!)

ここまで来ると、とっぷりと日が暮れ、もう真っ暗に。。。
気がつけば、残ってレクチャー受けているのは製茶研究担当チームだけ。。。
やたら盛り上がっている。(笑笑)
時間がなくて焦る、画像撮っている余裕もない、あれもこれもやりたい、でも絞らなくちゃ、セレクト難しい。
もっとやりたいねーっ、様々な研究茶もっと審評したいよねーーーっっ。 
けれど残念、さすがに時間切れだぁ・・・。
お互いの後ろ髪引かれるこの想い、きっと再会に繋がるでしょう☆

よし、片付け&撤収!!! 

これにて2日目も、無事終了です。。。 お疲れ様でしたーーっ♪

 

終了が遅かったので、予定していたお店はもう閉まってしまった。
長崎市境のおいしい洋食店へ。このスープ!おいしい~♪いつかまたこれ食べたい☆
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3日目、嬉野釜いり茶モデル工場、 に続く。

7◆様々な「紅茶」を中国の紅茶審評方法で体験、審評研究

6◆様々な「うれしの茶」 を中国の緑茶審評方法で体験、審評研究、の続き。

7◆様々な「紅茶」を中国の紅茶審評方法で体験、審評研究。(詳細省略!)

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8◆様々な「研究茶」 を中国の審評方法で体験、審評研究。へ、続く。

6◆様々な「うれしの茶」を中国の緑茶審評方法で体験、審評研究

茶業試験場の工場、 の続き。

6◆様々な「うれしの茶」を中国の緑茶審評方法で体験、審評研究。(詳細省略!)

準備中。 うれしの釜いり茶手炒りの様子を写真でみせていただく♪
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7◆様々な「紅茶」 を中国の紅茶審評方法で体験、審評研究、へ続く。

茶業試験場の工場

茶業試験場の茶畑、 の続き。

隊長の第一印象:清潔
IMG_0087 シーズンオフのこの時期なのに。さすが日本。

(畑に続き)た、たまらん。。。           

『そうだ、あっちにもっと「愛子さん好み」のがありますよ~~~♪』
私好み?! どこどこどこーーー☆

うっひいい~~~♪                          これ使ってみたいっ!
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こ、これは。。。(夢のような機械発見)  すごい、こんなこと可能なんだ。。。すごお~~☆
これ作った人、天才かも。 だれ? 「だれ」が発明したの?これ。
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『はい。』(目の前で手を上げている「彼」)      うええええーーーっっっ☆(拍手喝采)

今春本格デビュー? おおおー♪ それって、今年の嬉野茶めちゃくちゃ楽しみね!!!

しかし、素晴らしい。本当に「茶業試験場」だ。
それから、随所に「日本らしさ」「日本人ならでは」を感じる。感心しきり。 
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なんというか、こういう方面は、中国はまだまだ遠いなぁ・・・いろいろと。

(質問が止まらない)「おおーー☆」(喜喜) 
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聞けば聞くほど、稼動しているところが見たあーーーいっっ♪(叫)

そろそろ時間、会場に戻らないと。 ああ~、でももっとここにいたい。(笑笑)

6◆様々な「うれしの茶」 を中国の緑茶審評方法で体験、審評研究。に、続く。

茶業試験場の茶畑

5◆碧螺春の時期別4等級を体験、 炒青類の手炒り中国釜炒り緑茶の特徴を体感、の続き。

午後の部、開始。
雪が解けてきたので、午後の早いうちに畑へ。やったー、お外だー♪
畑と工場を回ったら中に戻って、また審査レクチャーの続き。やったー、お茶だー♪(笑笑)

【午後前半】
 ・場内茶畑見学
 ・場内工場見学
【午後後半】
 ・6◆様々な「うれしの茶」を中国の緑茶審評方法で体験、審評研究。
 ・7◆様々な「紅茶」を中国の紅茶審評方法で体験、審評研究。
 ・8◆様々な「研究茶」を中国の適宜審評方法で体験、審評研究。

ごめんなさい・・・説明書いている時間がなくなってきたので、この先はコメント少なくなります。
想像の世界、お楽しみくださーいっ☆(笑笑) (※気になる内容は品茶会等で直接聞いてねっ♪)

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す、すげーー!!! 
いろんな品種のサンプルが整然と揃って、さまざまな実験が行われている。。。さっすが~☆
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た、堪らん。。。          
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無性に堪らなくなってきた。。。 
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こんなの見せられちゃった日には。。。     
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燃えーーーっっっ☆                      きゃああ~~~♪
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                           (↑隊長カメラ↑)

「ここにある全ての品種で、品種ごとに炒ってみたーーいっっっ!!!」(叫)

品種ごとに「手採」して、品種ごとに「手炒」したいっ☆
品種ごとに「手揺」して、品種ごとに「醗酵」させたいっ☆

いっっろーーんなパターンで、品種違い同条件で、手で作って香りを追っかけて味わいを比べてみるの!!!
碧螺春の炒り方したら、どれが一番おいしくなるんだろう~♪
鉄観音の作り方したら、どれからどんな香りが生まれるんだろう~♪
紅茶なら祁門法いけるかな、正山小種法は環境難しそうね、九曲紅梅法も合うかもしれない~♪
うぅわああ~~、楽しそう~~~っっ、どんなお茶が生まれるんだろう~~、飲んでみたーいっっ☆ 
夢だ夢。。。

え? やって? やろう??  ぜひやってほしい!?!? 

マ・マ・マジでーーーッッッ♪♪♪ (想像するだけで嬉しくておかしくなりそう)   
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見れば見るほど、発芽しているところが見たあーーーいっっ♪(叫)

時間がないから、工場へ移動?  はい。。。ああ~、もっとここにいたい。

茶業試験場の工場、 へ続く。

5◆碧螺春の時期別4等級を体験、炒青類の手炒り中国釜炒り緑茶の特徴を体感

4◆中国の緑茶用審評用具と審評方法を体験、 日本法と比較しその違いを体感、の続き。

5◆碧螺春の時期別4等級を体験、炒青類の手炒り中国釜炒り緑茶の特徴を体感。

洞庭碧螺春、中国を代表する有名な緑茶。
しかし、伝承の伝統製茶法は、前世代を最後に継承されていない。
その特徴は、茶樹の剪定も含め製茶過程に電力を一切使わず完全なる手作業で仕上げる原始的な製茶法。
原料は、茶畑の樹ではなく、数百年前から代々受け継がれてきた複合果樹園の中に果樹と共生している
実生の優良在来種で、収穫前半はその新芽のみを使う。摘んだ後、米粒大の新芽を指先でひと芽ひと芽100%、
炒茶前に精製する。気温が上がるに伴い生長する芽の状態が「洞庭碧螺春の原料要求」ではなくなると、
同茶樹同炒茶法を用いても「洞庭碧螺春」ではなくなる、その後の茶葉は「炒青」と呼ぶ。
炒茶は、数種の果樹の薪を使いわけ各薪の特性で火力調整した高温の鉄鍋の中で、少量の1鍋ずつひとりの
人間が生葉から乾燥まで素手で一気に仕上げる。繊細な原料を手炒りする巧妙無類のその技法は一度始まると
完成まで止められないため、炒茶人には息の合った焼火人のサポートが欠かせない。
等級は主に収穫時期によって分かれ、早い方が形状も内質も特殊で希少価値が高く、最高等級ともなると
仕上がり一斤(500g)の芽数は10万以上にもなる。
このような原料と技術の茶葉は地球上で他に類を見ず、生産量は日に数100グラム・収穫日数は年に20日前後、
そのため市場流通が不可能で、今世紀初めまで継承されていたことが奇跡的とも言える希少な茶葉である。
ちなみに、現行の商業用の洞庭碧螺春の製茶法は、これとは違う。

伝承の伝統洞庭碧螺春の収穫時期によって分けられた4種の別等級を中国の審評法で淹れ、
碧螺春茶樹の新芽の内質や仕上がり特徴が日々どのように変化していくのか等体験してみるのと同時に、
日本にはない「炒青類」の「手炒り釜炒り緑茶」を体感し、「日本の釜炒り緑茶」との特徴の違いを感じてみる。
「うれしの釜炒り茶」のルーツでもある中国の原始的な手炒り釜炒り緑茶の、その一例を体験することで、
更なるおいしい「うれしの茶」作りのヒントに。。。なるといいなあ。

5◆茶葉は、12《碧の宝茶箱》より 【禮茶】【貢茶】【極品】【特級】、登場☆(←隊長心の声♪「生き証人になって!」)
12 《碧の宝茶箱》、まだお分けしていますっ☆ ご興味ある方ぜひぜひ飲んでくださーい♪。。。突然広告☆)

日本茶関係のみなさま、見たこともない外形の緑茶に釘付けっっ?!?!  
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『唖然』?? 『信じられない』??     でしょでしょー♪(笑笑)   

確かに、東山おとんの碧螺春は、いつ見ても自分でも驚く。
このお茶って、正気の沙汰とは思えない、と言うか、なんと言うか。。。とにかく尋常ではない茶。

それにしても、みなさんさすが「その道」の方々だわ、やはり普通の反応ではないわ。
だって、『唖然』とするということは、「この外形」になるために「なにが行われたか」が想像できる、ということ。
それを想像して『信じられない』ってなるわけだから。。。

そんなみなさんに飲んでもらえるなら!!! この子たちもきっと本望だわーっ☆ さあ飲みましょうーー♪

あれ。。。なんかまたいつのまにか増えている~~っ!!!
また違う作り手さん?(こちらから伺う予定が雪の影響で逆にお越しくださった☆感謝)に、お役所の方?!
しかし、立場が違うこの地のお茶関係者が一緒になって、みなさん沸き合い合い。好い感じ~。
好きだなあ、こういうの♪

 

さて、洞庭碧螺春。
その審評は非常に特別である。
数ある中国緑茶の中でも特殊な特徴があるため、審評基準も他の名優緑茶類と大きく異なり、
独立した洞庭碧螺春特有の審評方法がある。また、茶葉の中で一番保存が難しいともされている。
審評には専門の知識と経験が必要だが、茶葉が希少な上に、審評基準が特殊で、更には、
好い状態で飲める人間とその機会も限定されるため、洞庭碧螺春の審評は難易度が非常に高く、
正しく審評できる人間は少ない。(・・・こういう背景も、継承されず絶滅茶になってしまう要因か・・・。)

でも、今日はそんなこといいの!!! 体感&体感~♪ 
東山おとんの碧螺春・・・昨春を最後に地球上から消えて、もう二度と飲めなくなる可能性が高いから・・・。
なので、釜炒り茶に関わるみなさんにも、最後の「生き証人」になってもらえたら、嬉しい。(心の声)
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みなさまそんなこととは露知らず。。。(笑笑)

「味」に驚いているの?  『味わいがすごい』? 
え?おいしい? ほんとに?? うわあ~~♪ やったーー☆ 

↓青茶用の審査蓋碗の蓋の上で、水に漂わせた碧螺春の「葉底」。(※蓋の直径:約7.3cm)
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摘んだ時&炒る前の芽は米粒状、こんな風に扇状に開いてはいない。
RIMG0932 (←ピンセットの先&碧螺春の葉底) 
碧螺春は、飲む人の湯の中で初めて開く♪

「葉底」、目で見て、手で感じて。。。「うれしの釜炒り茶」の作り手さんと「葉底」談義中~♪
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↓「葉底」を見る「漂盤」を持ってこなかったので、碗で代用。
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気がつくと助手役がいろいろやってくれている~~~。本日もZhongShanさん大活躍!感謝☆

これにて2日目午前の部、無事終了&一時解散。

 

わーお、お昼~♪
CIMG0169  なに飲みますか、って? 当然。
嬉野茶くださ~いっ♪

午後の部、茶業試験場の茶畑、 に続く。

4◆中国の緑茶用審評用具と審評方法を体験、日本法と比較しその違いを体感

ミッションin佐賀県茶業試験場♪2日目スタート、 の続き。

4◆中国の緑茶用審評用具と審評方法を体験、日本法と比較しその違いを体感。

中国の緑茶用審評用具の使用法や各目的を確認しながら、審評方法全体の流れを体験する。
同時進行で、日本の現行審査用具とその方法で同じ茶葉を淹れ、審査用具の違いが審査結果に影響するか
確認し、違いがあるとすればそれぞれの特徴や優劣点がどこなのか、同時比較で体感してみる。

4◆茶葉は、2種の『うれしの茶』、蒸し茶(蒸青類緑茶)&釜炒り茶(焙青類緑茶)☆ 
(隊長心の声♪「うれしの茶飲みたいっ!」笑笑)

これよ、これ。。。さっき準備していたのは。  この比較、やってみたかったー♪
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だって、日本茶の審査方法で日本茶を飲んだことがなかったから。
それと、いつも習慣になっている方法(中国の審評法)で「うれしの茶」を飲んでみたかった。

もちろん「彼」(製茶研究担当責任者さん)も『やってみたいっ!』に大乗り一票♪
他のみなさんも興味津津?!  そりゃー、当然よね~~♪

結果。これはこれは。。。非常におもしろい。予想以上の発見、いろいろ☆ 
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2日目、1限目から大盛り上がり~♪ 

この結果?
参加者のみぞ知る。
(ヒィー、スミマセーン・・・残念ながら書いている時間がなくなってきたのですぅ・・・。)
いつかまた!

あ。一言だけ☆
「彼」曰く、『日本茶の審査にも、中国の審査方法をぜひ取り入た方が好い。』(←というような意味のこと。)

というわけで、時間の都合上2日目&3日目、ダッシュで行きます。
はい次っ! 

5◆碧螺春の時期別4等級を体験、 炒青類の手炒り中国釜炒り緑茶の特徴を体感、に続く。

ミッションin佐賀県茶業試験場♪2日目スタート

白銀の朝 (隊長カメラ)、の続き。(ここから助手役カメラ)

昨日レクチャー終了頃から降り始めた雪は闇の中を降り続け、一晩でこの地でも珍しい大雪となった。
明けて今朝は一転し、朝日燦燦と降り注ぐ中、嬉野の地は白銀に輝いています~~☆

いざ出発♪
CIMG0090  ←嬉野川にかかる橋。お宿の前。
橋のたもとにおっきな有田焼!

予定では、本日午前は私を各生産家さん達宅やその製茶場や茶畑へ案内してくださる段取りだった、
とのことですが、茶畑は雪景色&各地への道路は凍結???。。。あら大変。
ということで、予定変更。
中で審査レクチャーの続きをしながら雪が解けるのを待って、午後は先に試験場内の畑と工場見学へ?
了解。やったあー♪
実は、もちろん生産家さん達の現場や畑も行ってみたいけれど、試験場内の畑と工場はぜひ拝見したいし、
昨日審評しながら話が進展して、審評してみたい内容やアイディアが次々に生まれていて、
製茶研究担当のみなさんともっといろんな茶葉を審査しながら、もっともっと茶葉について話し合いたかったのーっ♪ 
大雪に感謝?!(笑笑)

佐賀県茶業試験場、到着。本日もよろしくお願いいたします!  周りの茶畑は雪化粧☆
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なかなか見られない「白い茶樹」。  茶葉が綿帽子かぶっている☆  かわいい~♪
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2日目、準備開始っ!

なんと、本日は予定外の紅茶(全醗酵茶)や緑茶(特に釜炒り)の審査レクチャーへと進展していくことに!!!
私は好くてよ。 なんでも来い~~~♪(笑笑)

だってね、「嬉野」と言えば?
そうっ! 日本の「釜炒り緑茶」発祥の地☆
中国から釜炒り緑茶が最初に伝わった日本の地が、ここ嬉野!?
(でも来るまで知らなかった・・・というか記憶の彼方に・・・すみませぇん。)

そして私が鉄観音以外に大好きな茶葉と言えば?
そうっ! 中国の「釜炒り緑茶」の宝、「(洞庭)碧螺春」~♪
東山おとんの碧螺春は、 現存する最後の「全工程を素手で仕上げる原始的な釜炒り緑茶」☆
(でも昨日、緑茶の話題になるまで先方も私が釜炒り緑茶を作っているとは知らなかった様子?あはは!) 

 

『うれしの釜炒り茶』&「(洞庭)碧螺春」。
このふたつの緑茶、同じように「釜炒り茶」と表現しても間違いではないのだが、加工法が大きく違う。
となれば当然、同じ緑茶でも審査標準は違う。

緑茶(無醗酵茶)は、加工法により更に5つに大きく分類されるのですが、
日本の『釜炒り茶』は、緑茶の中の「焙青類」に分類、製茶工程の一部に「金属製や土製の釜類」を使う緑茶類。
中国の「碧螺春」は、緑茶の中の「炒青類」に分類、生葉から仕上がりまで全ての工程を「鉄鍋」内で行う緑茶類。

あ、ちなみに『釜炒り茶=緑茶』、ではありません!!!
『うれしの釜炒り茶』と言えば緑茶に限定されますが、日本語で『釜炒り茶』と表現できる茶葉の範囲はとても広い。
言ってみれば、青茶(=烏龍茶)類も『釜炒り茶』です。(※製茶工程の一部に「金属製の釜類」を使う茶葉)

 

さて、『うれしの釜炒り茶』&「(洞庭)碧螺春」。
方や「焙青類・機械炒」、方や「炒青類・手炒」。
加工方法は違いますが、どちらも『釜炒り緑茶』です!!
要するに?
製茶研究担当責任者さんも私も、「釜炒り緑茶大好き♪」ってことだったのよーっ☆
それがお互いの「十八番」だと知っちゃった日には??
お互いの茶葉に興味が無いはずが、、、ないじゃないかーーーっっ♪(笑笑)

 

「うれしの釜炒り茶」を現役で手炒りしていらっしゃる作り手さんも、昨日に引き続きお越しくださいました。
当初はこちらから伺う予定でしたが(ご自宅に現役の鉄鍋があるとのことで☆)、雪で移動が不便なので
お越しくださったのです。ありがとうございますっ!
CIMG0107 ←手炒している者同士、手炒り話に花が咲く。
楽しい~、また後でお話聞かせてください♪

 

ふたり打ち合わせ中。
「うれしの茶」のいろいろな種類(蒸、炒、新、熟、等々)のサンプルを広げながら。
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各茶の説明をしていただき、どういうラインで進めたら審評が効果的か、何を優先するか、等々。

よし、流れは決まった。   みなさま、本日もどうぞよろしくお願いいたしますっ♪
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あれれ、今日も新しいメンバーが加わっている!? 
農業改良普及センターで日本茶審査もされている方々? 手炒りなさる作り手さんも加わって!
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まずはお昼まで、次の2限目標で、行ってみよう!
 ・4◆中国の緑茶用審評用具と審評方法を体験、日本法と比較しその違いを体感。
 ・5◆碧螺春の時期別4等級を体験、炒青類の手炒り中国釜炒り緑茶の特徴を体感。

それでは、ミッション2日目開始っ☆

4◆中国の緑茶用審評用具と審評方法を体験、 日本法と比較しその違いを体感。に続く。

白銀の朝

3◆鉄観音(=青茶類) の「老茶」を「新茶」と同時に比較体験、双方の優点を体感、の続き。

こちらは隊長カメラです!
いざ始まると私は撮っている場合じゃないからね、今のうち今のうち。。。

嬉野の地で初めて目覚める朝は、眩いばかりの白銀の世界~☆ (なんと!昨夜珍しい大雪が降った)
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(部屋から撮った景色↑)
嬉野温泉街の小さな旅館泊、ビジネスホテルは無いの、でもビジネスホテルより安いわ、素敵。
障子を開ければ広い窓、目の前は朝日降り注ぐ嬉野川、まばゆい光の中に嬉野の街、
窓辺から一望できる遠くの山山、澄んだ空気まで白銀に輝いている~~っ☆
おまけに夜明け前から嬉野温泉!大浴場よー!! 最~高~~♪ 
「これはお茶の神様からのご褒美だわ」。。。ということにしておく。(笑笑)
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朝ごはん食べたらすぐ出発。今日もがんばるっ♪

 

佐賀県茶業試験場、 到着。

場内の茶樹たち。いろんな品種で研究がされている。もっと見たいけど今は時間がない。
雪でよく見えないし、解けてからまた来たい。朝日が当たってすでに雪化粧は解け始めている!
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こちらはアッサム種↓、立派。              その葉っぱ↓、さすがに大っきー♪ 
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会場到着。

さて、まず一杯。(笑笑)  
↓これが飲みたかった♪ 昨日の3◆4種、 まさかあの4種を捨てるはずがない☆
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↑土瓶に漬けておいたの♪
審評終わった茶葉を、蓋碗から土瓶に放り込んで、熱湯注いで会場に放置。
昨夜は大雪になるくらい気温低かったしね。 
日本茶関係のみなさま、この一晩漬けた茶葉、『宵越しのお茶』にどんな感想をもたれるかしら! 
うふふ☆

打ち合わせして、さっそく準備。

2日目の本日は、まずこれ↓ これをやってみたいっ!
RIMG0928 ←この結果、個人的に非常に興味がある☆
さて、なにが始まるのでしょう~♪ 

ミッションin佐賀県茶業試験場♪2日目スタート、 に続く。

3◆鉄観音(=青茶類)の「老茶」を「新茶」と同時に比較体験、双方の優点を体感

2◆青茶(=烏龍茶) の4大分類を体験、半醗酵茶の特徴範囲の広さを体感」の続き。

3◆鉄観音(=青茶類)の「老茶」を「新茶」と同時に比較体験、双方の優点を体感。

安渓鉄観音、「min(門構えの中に虫)南烏龍茶」を代表する有名な青茶(=烏龍茶=半醗酵茶)。
薬用茶として伝承されてきた伝統法の安渓鉄観音は、「老茶」になると大きな付加価値が生まれる。
製茶時から適切な状態で継続保存した伝統製茶法によるビンテージ茶葉(製茶時に一定等級以上に
仕上がった成功茶葉)は、年月をかけて内質を転化させていく段階で、およそ1000日ごとに特別な香気や滋味が
生まれ、古来より効能の高い薬用茶として珍重されてきた「老茶」と呼ばれる特殊な内質の茶葉に変化していく。
その内質は、現代の商業用製茶法で仕上げた商品茶の安渓鉄観音では決して生まれない。天地の恵みと
人の努力、大自然と歳月の流れ、そういった先に出会えるもので、理屈や理論では説明できない魅力が存在する。
逆にその「新茶」には、新茶でしか味わえない期間限定とも言える「老茶」になると消えてしまう内質が存在する。
双方を同時比較することで、それぞれの好さの違いとその魅力を感じてみる。
同時に、製茶時の採茶法が違う同年茶葉が、老茶になるとどのような方向性の違いがあるかも感じてみる。

3◆茶葉は、11秋【伝承桂花王】& 【銀河王】vs08秋【1号】【4号】 登場☆(※【4号】のみ、ほぼ一葉摘み)
(↑隊長心の作戦その3♪「開けた扉は二度と閉められない」。笑笑)

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実はこのレーンの結果、個人的にとっても興味がある。

それは。。。

「おとん鉄観音の老茶」を初めて体験する人たちは、「この香気やこの味わい」を一体どう感じるのか?!
烏龍茶を飲み慣れていなくて、でも日本茶は飲み慣れている専門家の方たちは、おいしいと感じるのか?!
それとも、おいしくないと感じるのか?!
どっちだ?!

「おとんの老茶」に情報も先入観も基準もない人たちが飲んでどう思うのか、が、私は知りたい。
なので、わざと価格も言わず茶葉の細かい説明もせず、審査中は自分はなるべく表情を出さないように
がんばった(すごいと体が勝手に反応しちゃうので)。烏龍茶に対して固定概念がまだない方々が、
審査とかなんとかではなく、ただ口に入れる液体として、初めてのこの「老茶」の世界をどう感じるのか!!!
そこが知りたいっ☆

ということで、実はこっそり実験&検証中なのです。。。おほほほほ♪

結果。

わ、分かるんだっ!!!   やっぱり感じるんだっっ!!!  
おいしい?ええー、本当においしい??  うわ、本当だ。。。  みんな驚いているーーっっ!!! 
摩訶不思議で理解不能のおいしい顔している~~~。(笑笑)   
すげーーー♪♪♪ すげーーー♪♪♪
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はぁ、、、安心した、、、泣きそう~~。(感激中)

だってね、飲んでくれる人(茶友)は増えないし、茶友は増えるどころか減っていて、
自分が心からおいしいと感じるこういう茶葉たちは、次々に作れなくなって・・・この世から消えていく。
碧螺春も昨春が最後・・・残るはこの鉄観音だけ。
そんな現実の中で、ときどき考えてしまうことがあるの。

「おいしい」「特別だ」と感じるこの感覚は、ひょっとしたら自分が関わっているからそこから来る単なる
思い込みなのかとしれないとか、茶友はみんなやさしくて茶葉の情報もぶろぐで見て知ってくれているから
おいしいと言ってくれてるのは思いやりからかもしれないとか、本当は世の中の多くの人はおいしいと
感じないのかもしれない、だって本当においしいと感じる人がいるならもっと飲んでくれる人がいても
よさそうなのにとか、やっぱり自己満足に過ぎないのかとか・・・本当に考えちゃうときが、あるのよぉ~~。

でも!!!
ここにいらっしゃるみなさんのこの素晴らしいご反応はーー☆  嘘じゃないわあああーーー♪♪♪
(翌日、一晩漬けっぱなしにしておいた茶湯を更に多くの方が味見することになり、もっと感激することになる☆)

ありがとうございます&ありがとうございます。。。私、今年もまた立ち上がれそう。。。(感涙)
実験成功&検証結果最高了~♪ アハハ☆ 

 

これにて1日目、無事終了。

やったあーー、温泉っ、温泉っ、嬉野温泉~~~♪(笑笑)  

2日目、白銀の朝、 に続く。   

2◆青茶(=烏龍茶)の4大分類を体験、半醗酵茶の特徴範囲の広さを体感

1◆青茶(=烏龍茶) 用の審評用具で審査方法を体験、審査の流れを体感」の続き。

2◆青茶(=烏龍茶)の4大分類を体験、半醗酵茶の特徴範囲の広さを体感。

『烏龍茶』は多種多様で広範囲、エリアによって大きく4分類され、更に品種や加工法等で枝分かれしていく。
それぞれ特徴が違うため、茶種によって審査用蓋碗の使い方(抽出時間等)も変わる。
半醗酵茶の特徴の幅は、緑茶に比較すると非常に大きく、一言で『烏龍茶の特徴』などとまとめられない
複雑な世界であることを、まずはイメージで体感していただく。
半醗酵茶の範囲の広さを感じ、その中で佐賀で目指す&可能なおいしい『烏龍茶』はどのような方向なのか、
考えるヒントに。。。なるといいなあ。(隊長心の作戦その2♪「敵を知って己を悟る」。笑笑)

2◆茶葉は、本当は8種(4大分類から2種ずつ)用いたかったのだが、状況から6種に絞る。
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6種とも、外形に始まり、香気・滋味・湯色・葉底、すべての審査項目に方向性の違う個性的な特徴がある。
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みなさん何かを掴み取ろうと真剣。製茶研究担当責任者さん↑も、考えては質問されまた深く考え込まれたり。
今回の私のメインターゲット(笑笑)は彼☆、なのでこの方に満足していただかないと私がここにいる意味はない、
私も一生懸命お応えする。

おお、なんか燃えてきたー♪
だって、一般的じゃない、着眼点普通じゃない、反応違う、話が早い、彼。。。で、できる☆(←笑笑)

な、なんだ?。。。似ているのか。。。誰かに。。。
なんかね、会話がね、かゆいところに手が届く感じ!?
細かい説明をしなくても「キーワード」を言うとわかる部分が多いのね。説明と同時に頭の中では
原料や畑や製茶時の葉の状態やそれぞれの具体的なシーンが浮かんでいるの。だから審査しながら
製茶時の話になっていく。審査の本来の目的はこれだ。それを受けて次の製茶にどう生かすか。
でもこういう会話になる人にまず出会ったことがない。ああ、唯一祥華のおとんがいる、烏龍茶以外は
専門外だけど。それでも作ったことのある人間でないと展開していかない会話の方向というのがある。
それも、ただ作っているだけではこうはならない。分かって作って、考えて作って、成功と失敗、
実験と検証、孤独な闘い、多分そういうことを繰り返している者同士にしか成立しない会話だ。
そうだ、本当においしいお茶を作るための製茶を研究しているっ!その会話ができるっ!!
俄然楽しくなってきたーっっ♪  

ちょっと余談。。。
私、こういう人。。。中国でも、日本でも、初めて出会ったかも?!
茶葉の品質審査できる人の多くは、例えるなら『理論ベース』か『実践ベース』、そのどちらかに偏ることが多い。
(※『商売ベース』の審査は、品質とはまた違う視点があるので、ここでは考えない。)
それぞれの分野では経験も知識も豊富だが、もう一方への経験と理解が少ないのと、置かれた立場や立ち位置
によって重視点も違うので、一緒に審評するとかみ合わないことが多い。審査時の茶葉と製茶時の茶葉が
審査人の中で連動していないせいか、審査の結果が審査された茶葉それぞれの次の製茶に生かされることは、
実際はほとんどみかけない。茶王賽(コンテスト)などで審評する際の目的は、優劣結果の決定が主になるが、
製茶する人間にとっての審評の目的は、優劣結果を次に生かすこと、優劣の各原因を探り問題点を発見し
改善策を考え成功は更に生かして次に「もっとおいしいお茶を作ること」が主だ。

そうか、そういう審評が一緒に出来る人、おとん以外に私、まだ出会ったことがなかったかも。
いた、ここに。。。 

燃えーーーっ♪(喜喜)  

脱線した・・・スミマセン。はい、次っ。
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青茶(=烏龍茶)の4大分類をイメージ体感したところで、1◆の「おとん鉄観音」 2種を振り返ってみる。
「おとん鉄観音」は、『烏龍茶』全体の中でどう見えるか、どう感じるか?!
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みなさん、それぞれの感覚と頭の中で整理中~。

↓私の製茶ノートに挟んであったおとん鉄観音(天然野生種の紅芽鉄観音)の押し葉↓
資料として差し上げた♪
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・【後学メモ】これ↑あるといろいろ説明しやすい、次はもっといろんなパターンで採っておこうっ!    

助手役のZhongShanさんが、私が話している内容の要点を黒板に板書してくれているー♪
CIMG0061 レクチャー中、中国語の審評専門用語が混ざる。
中国茶は日本茶よりも範囲が広いので、審評専門用語には日本語に無いものが非常に多く、それぞれの意味の
説明はできるが、勝手に日本語に訳すことはできない。そのため、ある程度の専門知識があって中国語が
聞き取れないと板書はできない。。。私は淹れながら書けないし。。。助かります~♪

さあ、『烏龍茶』の範囲の広さ、なんとな~くイメージできたところで。。。
いよいよ大詰め、なんと初日からおとん鉄観音「老茶」の扉を開けてしまいますーっっ、きゃあーーーっっ☆

本日のラスト、3限目、行ってみようっ!

3◆鉄観音(=青茶類) の「老茶」を「新茶」と同時に比較体験、双方の優点を体感」へ続く。

1◆青茶(=烏龍茶)用の審評用具で審査方法を体験、審査の流れを体感

ミッションin佐賀県茶葉試験場♪1日目スタート」 の続き。

1◆青茶(=烏龍茶)用の審評用具で審査方法を体験、審査の流れを体感。

青茶用審評用具(蓋碗、蓋、碗、杯、レンゲ等)の使用法やその各目的、審評方法の全体の流れを知る。
1◆茶葉は、11秋おとん鉄観音 【錦森王】&【虹蜜王】登場☆(←隊長心の作戦その1♪「いきなり極道」。笑笑)
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あれ~? レクチャーするのはお2人、と伺っていたのになぜか大勢♪
(この後、更に人が増えていきますっ!)

この場にいらっしゃる全員が、日本茶の各分野の専門家さんです。
日本茶の審査資格がある方はもちろん、ない方でも日本茶の審査を長年経験なさっている。
でも、青茶(=烏龍茶=半醗酵)類の審査は全員初体験?
蓋碗を実際に見るのも初めて?の方がほとんど?

おおーーっ、なんて理想的☆
審評時、感覚と知識による判断は別機能、下手に知識が先にあるとそれが感覚を邪魔してしまう人は多い。
そうなると少々やっかい、いろんな意味で時間がかかる。
趣味や嗜好なら問題ないが、ここはそういう場所ではない、みなさんお仕事、本業に生かすため、真剣。
そして、分野が違っても茶葉審査の基礎は全員にある、茶の道のプロだ。必ず応用が働くはず。。。
となれば?
いきなり本物! いきなり本番! でしょ? それ一番っ♪ GOー☆

 

いつもと勝手の違う茶葉審査にみなさん新鮮なご様子!
日本茶の審査と基本的に大きく違う点は?
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・抽出回数:日本茶は1回、『烏龍茶』は3回(時間がかかる、審査する項目が多い)。
・内質評価:日本茶は滋味メイン、『烏龍茶』は香気と滋味の比重半々(嗅覚・味覚の両器官を常に働かせる)。
等々。

途中で奥八女栗原製茶の悠次さん昭夫さん& くれはの岡本さんが会いにきてくださって&レクチャー参加!
数年前に栗原製茶さんのお茶作りフォーラムにご招待いただいた際、大変お世話になった方々です。
それ以来の再会、きゃあ~♪ お忙しい中遠方より会いに来て下さって。。。まあまあ、一杯どうぞ。(笑笑)

進行しながら、審評ポイントまで来るとそれぞれ説明していく。すでに最終項目「葉底」まで来た。
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「葉底」、『茶殻』ではない。
中国語の「葉底」は、茶葉審評時の重要な内質チェック項目。(茶種によって比重は違う)
日本語で『茶殻』と訳されちゃうと、ちょっとニュアンスが違うんだよなあ。。。
ということで、「葉底」はどう見るか?「葉底」から何がわかるか?それをどう評価するか?等々も説明。

そろそろ、『烏龍茶』の審査の「流れ」がイメージできたかしら?

では次、行ってみようっ!

2◆青茶(=烏龍茶) の4大分類を体験、半醗酵茶の特徴範囲の広さを体感」へ続く。

ミッションin佐賀県茶葉試験場♪1日目スタート

審評レクチャーin佐賀県茶業試験場♪プロローグ」 の続き。

◆今回隊長に与えられたミッション!(笑笑)

佐賀県茶業試験場の製茶研究担当責任者さんに烏龍茶の官能審査 (感官審評)をレクチャーするっ♪】

佐賀県茶業試験場 (日本で唯一の独立の茶業試験場だそうです!)では、緑茶(無醗酵茶)以外にも
青茶(=烏龍茶=半醗酵茶)や紅茶(全醗酵茶)等の醗酵茶の研究も進めているそうですっ☆
その繋がりで、烏龍茶の本場中国において私がその伝統法茶葉を10年以上継続して研究製茶していることと、
中国国家級茶葉の感官審評の経験とその国家資格(高級技師、高級評茶師)もあること等からご縁が結ばれ、
嬉野にある佐賀県茶業試験場からご依頼いただき、製茶研究担当責任者さん及びそのチームのみなさまに
烏龍茶(主に鉄観音)の官能審査(中国では「感官審評」)のレクチャーをさせていただくことになりました~♪

(目的は烏龍茶でしたが、なぜか流れから緑茶類や紅茶類のレクチャーへと大進展しちゃいますよお~~☆)

 

(寄り道中)空港から試験場への途中、少し高台から嬉野を見下ろす。
おお~。茶畑、きっれ~~、庭園みたいっ! 
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中国にはない景色。タイムスリップして違う時代に来ちゃった感じ? 整然としてる、さすが日本。

(更に寄り道中、だってそこに鉄鍋があったから☆)
きゃあーー、鉄鍋ーっ♪ エアー炒茶中。(炒りたい、炒りたい、炒りたい。)←呪文。
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鍋3つの使い方が違う? どうやって作っているのですか? 
ああ、なるほど。「青鍋・回鍋・復鍋」ってところね。効率的だわ、さすが日本人。

 

茶業試験場に到着☆

「ミッションin佐賀県茶葉試験場」、始まり始まり~~♪(笑笑)
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        茶業試験場場長さん&製茶研究担当責任者さん達と。ご挨拶後すぐにミーティーング。


さっそく会場へ移動っ! 

まずは会場準備、開始。       
CIMG0020 ←彼が今回の私のミッションターゲット☆(笑笑) 
製茶研究担当の責任者さんです♪

ビデオ?どうぞどうぞー。
CIMG0021 で、編集したらぜひ私にもくださーい♪(笑笑)

◆私のミッション最終目標!(※数年先の目標。個人差あり。)

【製茶研究担当責任者さんに、中国国家の非物質文化遺産伝承人の伝統製法安渓鉄観音である
「おとん鉄観音」(12秋《心の隊員》 まだまだ大募集中~~♪ぜひ飲んでくださーい☆。。。突然広告。)の
基本的な感覚審査ができるようになっていただきたいっ!】

しかし、これは3日間では不可能です。
伝統安渓鉄観音の審評は、中国茶の中でも一番難易度が高いとされており、経験年数が必要になります。
今回はその年月のスタートですっ☆
まずは2日間の実践で、国家標準の「審評の流れを体験」&「伝統鉄観音の香気滋味を体感」、
これが出来るようになっていただきたいっ!   隊長がんばりまーすっ♪

あれ。もしかして?
中国の職業資格が日本で直接役立つの初めてかも?。。。おお、国家試験受けておいて好かったーっ☆(笑笑)

 

会場準備終了。
さすが茶業試験場、共通して使える道具がたくさんあります。
・【持参メモ】青茶用「審評蓋碗&碗、レンゲ、小杯」、緑茶紅茶等用「審評杯」、追い炊き可能細口ポット×2。
・【後学メモ】杯用碗は要持参。逆に蓋碗用碗はなくてもOK。追い炊き用ポット×2は必需品。

本日は昼からなので半日しか時間がない、なんとか次の3限行けるかな、行きたいな、がんばってみようっ!!!
   1◆青茶(=烏龍茶)用の審評用具で審査方法を体験、審査の流れを体感。
   2◆青茶(=烏龍茶)の4大分類を体験、半醗酵茶の特徴範囲の広さを体感。
   3◆鉄観音(=青茶類)の「老茶」を「新茶」と同時に比較体験、双方の優点を体感。

それでは、ミッション開始っ☆

1◆青茶(=烏龍茶) 用の審評用具で審査方法を体験、審査の流れを体感」に続く

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★質問【なぜ私が写った画像がたくさんあるのでしょう?】

なんと!助手役を買って出てくれた九州の茶友がいるのです!3日間同行してくださることにー♪
特に九州地方で積極的にお茶の文化活動をされていらっしゃいます、ZhongShanさん!
本日からの3日間の画像の多くは、彼女が撮影してくださったものです~☆

現場での助手役の存在は、非常に大きいです。
ひとりで炒りながらそれを撮ることはできず、淹れながらそれを撮ることもできず、話しながら撮ることもできない。
製茶でも、品茶会でも、講演会でも、助手役を担当してくれる人がいないと自分では振り返って見ることができないの。
そもそも私は、日本のお茶現場で活動することは想定になかったのですが、不思議なご縁でご依頼が届いて
お引き受けすることになり、そのきっかけになった茶友でもあり、かれこれ10年以上(数えてびっくり)
思えばサイト立ち上げ当初から「同じ釜の茶葉を分け合った仲間」☆。。。すっかり「老茶友」ね。(笑笑)

撮影係、板書係、備品係、秘書係。。。なにからなにまでお世話になります、感謝、感謝。
ZhongShanさん!本日から3日間、よろしくお願いいたしまーすっ♪

審評レクチャーin佐賀県茶業試験場♪プロローグ

ご縁あって佐賀県の茶業試験場から烏龍茶の感官審評(官能審査)のレクチャーを依頼され、 九州は佐賀に来ていまーすっ♪
本日は3日間滞在の1日目☆

朝焼けの羽田空港↓を出発し、
RIMG0902  約2時間で佐賀空港到着。

目的地の茶業試験場は目の前、でもちょこっと寄り道中。。。だってそこに鉄鍋があったんだもんっ!!!
CIMG0008 ←エアー炒茶中。(笑笑)
きゃああー♪ 炒りたい~~~。(心の声) 

到着。さっそく始まっています。
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詳細はまた。とりいそぎ「佐賀にいますご報告」でしたー!

本編「ミッションin佐賀県茶葉試験場♪1日目スタート」 へ続く。

伝統鉄観音老茶♪新年品茶会成功了

なんと、全員が集まった頃からざっくざくと本格的な雪が降り始め、世俗を忘れる真っ白な一日に!!!
大気も茶葉も心身も、外から内から生まれ変わったように全員に「特別なもの」が流れ、まるで「禊の品茶会」☆
新年にふさわしい、とっても心に残るスペシャル~~な一日になりました♪

ご参加くださった6名の茶友のみなさま!
お蔭さまで好い感覚で2013年がスタートできますっ♪
大変お世話になりました、本当にどうもありがとうございました。またやりましょうねーー。(笑笑)

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ひいーっっ、自分のカメラ、茶友が持ってきてくれたお菓子しか撮っていないデスゥ~~!!!
しかも、ビジュアルで訴えてきた2種類だけーーっっ。
肝心な茶葉はどこだあ~~~、おーい。。。

ということで、ここからは唯一撮影していた茶友のたけりょんさんから画像を拝借しまーす。
でも彼女も「ほとんど撮っていなかった」と。。。だってみんな飲むのに夢中だもの、当たり前よね♪
普段ひとりでは飲めない「ビンテージ尽くし」!!!撮影なんかしている場合じゃないわよ、ねーっっ☆(笑笑)

振り返ってみれば、とにかく「大変な茶葉」が並んでいましたっっ☆
画像がほとんど残っていないので、最後に簡単な茶譜記録しておきますが、詳細はお茶端会議室にて。
普段の品茶会ではこんな内容ないです。できないっ、できないっ、期待しないでね。(←念のため言っておく!)
私の個人的スイッチが入っちゃって、みんなを付き合わせた。。。ということで。。。あははーー♪

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茶譜

●泡茶の方法
 蓋碗100cc、茶葉7g。第1煎2分、第2煎3分、第3煎5分、第4煎7分、
 第5煎10分。 以降、茶葉に応じて適宜。

 今回は全て蓋碗シングル


 《第1レーン》
  1  【赤い袋の内緒(謎)のお茶】

 《第2レーン》 08秋《心の隊員セット》 にてご紹介茶葉:当時の記事はこちら
  2 【08秋 13号】 
  3 【08秋 14号】

 《第3レーン》 08秋《心の隊員セット》 にてご紹介茶葉:当時の記事はこちら
  4 【08秋 一葉王(5号)】
  5 【08秋 8号】

  昼ご飯  【12秋 W熟香型】 参考茶葉:12秋うぇいうぇい&だんだん製茶、市場用の商品茶。

 《第4レーン》  08秋《外伝茶》 としてご紹介茶葉:当時の記事はこちら
  6 【08秋 小蜜】

 《第5レーン》  07秋《心の隊員セット》 にてご紹介茶葉:当時の記事はこちら
  7 【07秋 秋王】
  8 【07秋 茶王】

 《第6レーン》  09秋《心の隊員セット》 にてご紹介茶葉:当時の記事はこちら
  9 【09秋 5号】
 10 【09秋 21号】

 《第7レーン》 
 11 【03秋 天然野生2代目】 
 12 【03秋 天然野生】 03秋《品茶セット》のおまけでお分けした茶葉:私の鉄観音の原点、永遠の北極星☆

 《第8レーン》 
 13 【09秋 老茶樹】 09秋《心の隊員セット》 にてご紹介茶葉:当時の記事はこちら
 14 【09秋 野生茶】  09秋 《心の隊員オプションセット》にてご紹介茶葉:当時の記事はこちら

新年品茶会♪おとん鉄観音老茶の会

2013年最初の品茶会は、おとん鉄観音の老茶、ビンテージ茶葉の会ですっ☆
12秋おとん鉄観音の《心の隊員》対象に、クリスマス前にメールでご案内&募集しておりました。
日帰りで一日のみの開催ですが、参加ご希望者が6名集まってくださり、今年も開催できます!!!
いよいよ本日ですーっ♪


参加予定のみなさまへ!
新年最初の品茶会は、おとん鉄観音の老茶ですーーっっ♪

人が作り出すことができない、大地と時の流れが生み出す奇跡の世界☆
歴史上誰も知り得なかったその先にある神秘のおいしさ、無二の世界☆

普段ひとりではなかなか手が出せないビンテージ茶葉、今や財産となったおとんの老茶を、飲んじゃいますよ~~!!
一日で景気好くがっつり飲んでその奇跡のパワーをおもいっきり体に蓄え、2013年をスタートしちゃいましょうーー♪

おとんの老茶は、今や価格がつけられない程の価値になっていますが、毎年この会は茶葉代考えずに私と参加者が飲みたいのを飲みます。
私はただ感じたい、心を定めたい、2013年に向けて。
飲めば感じます、自分の心が、行きたい方向が見えてきます。
茶葉と茶友がもたらしてくれる光の方向に進みたい。
今年も茶友とともに笑顔でスタートできたら、それが今年の私のパワーの源ですっ♪
どうぞよろしくお願い申しあげます!

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◆品茶会に決まりごとはありません、同席の方に迷惑さえかけなければ自由です♪
 縁あって集まった参加者みんなで、心に残る素敵な日をつくっちゃいましょう~☆

【日時】  1月14日(月)

【会場】  東京某所(有楽町線沿線) ※詳細は参加ご予定者へメールでお知らせします

【対象】  12秋鉄観音《心の隊員》 ※クリスマス頃までに参加希望連絡くださった隊員

【内容】  おとん鉄観音の老茶:ナビゲーターと参加者が飲みたい茶葉を自由にセレクト☆
 
【ナビゲーター】 愛子
 
【時間】  10時頃~18時頃?(遠方の方の帰宅時間に合わせましょう、全員集まったところで相談)

【参加費】 10,000円(会場費&茶葉代の一部として) 

【昼食】  各自実費(お弁当注文します)
 
【お願いその1:お茶請け】各自持参

      ご自身がお茶するときに食べたくなるものを、ご自由にお持ちください♪
      お持ちいただく数の目安は人数分(メールでお知らせします)。
      老茶がたっぷりと遠慮なく連続しますので、体調調整の目的も兼ねます。
      ※たくさんの量を飲めない方は、無理して全て飲み込む必要はありません。
       品茶用の吐き出し容器はおひとりにおひとつご用意あります、ご安心を☆
    
【お願いその2:水】 水購入&運び、今回は開始時間が早いため会場でお分けします。

【お願いその3:服】 楽な服装の準備

      かしこまった会ではありませんので♪会場はフローリングの床に座布団です。
      足を崩したりごろごろできるよう、長時間くつろげる服装でおいでください。     
      テーブル囲んでただお茶飲むだけですので☆(笑笑)。会場でお着替えもできます。

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他、連絡事項があれば直前メールにて。以上。


茶友のみなさまへ!
この品茶会は、内容が特殊なので、直前の秋におとん鉄観音の《心の隊員》になってくださった茶友に限って
メールでご案内&募集しており、サイトで公募はしていないのですが、将来的にはこういう内容の品茶会を
もっともっと多くの茶友たちとやれるようになりたいなあ♪という個人的な夢があるのと、また、今回ご都合が
合わずに参加できなかった12秋《心の隊員》のためにも、またサイトの活動記録も兼ねて記事にしておきます。

これから《心の隊員》になってくださるみなさま!
次回はお早めに《心の隊員》にご参加いただき(笑笑)、ぜひぜひこの新年老茶の会にもお越し下さいませねっ♪
《心の隊員》はまだまだ大募集中です、どうぞご連絡ください、お願いいたしまーす☆
12秋鉄観音《心の隊員》 おとんの家から大募集ーーー♪

2013年、変わるわよっ♪

茶友のみなさま&これから茶友のみなさま!
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます♪

12月中旬から大晦日まで合宿状態で、正月からはひとりこもって、ぶっ通しで茶葉作業していましたーー!!!
クリスマス前の21日から27日までは「小亀&子亀」が、27日から大晦日までは「ほたかげさん」が、
来てくれたのです~~~☆友人たちの大きな好意のチャンスを生かさねば!!!と頑張っていました。
まだ完全とは言えませんが気になって仕方なかったことが大分進み、お蔭さまで清々しく2013年スタートですっ♪

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まず、小亀とは1週間集中しての大型作業(ここは画像なし)。
サイトの表からは見えない裏方仕事ですが、絶対に欠かせない重要な作業で、イメージとしては「棚卸」、かしら。
ただ、相手は「特別な茶葉♪」なので、寒い部屋に長時間こもって重い木箱をいくつも慎重に動かし続ける
という肉体労働である上に、木箱の中身はどれもこれも一見形状の似たもので、それらを絶対に間違えないように
整理しながら別の茶箱に入れ替えつつ、ひとつひとつ保存状態チェック&怪しいのは抜き出して適切に処理、
という繊細かつ経験力と集中力のいる作業。

この作業、ひとりでやるとものすっっっごく大変なのぉ~~。
日程を分けると効率が悪いので一気にやる必要があって、ひとりで集中作業すると3日目には手首が痛くて
動かなくなる(腱鞘炎)。上方の木箱を動かすときはまるで重量上げ状態で、年々筋肉は衰えてきているので
最近はこれを連続するのがちょっと危険になってきた。確か2年前、時間的に余裕がなくて急いでいた時、
木箱が手から滑って足に・・・サヨォォーナラァァァ~~・・・。腱鞘炎で筆は握れないは、足先は負傷するは、
高価な茶葉はダメージ食らうは、で、踏んだり蹴ったりだったのヨォ。(苦笑)

ここ2年程は、みなさまもご存知のとおり、中国の状況も大きく変化し続けて、その中で継続するために
差し迫った優先事項をつなぐだけで精一杯の時が過ぎていった。その蔭で、優先順位から外れて後回しにしてきた
表には見えない裏方作業が溜まり、いい加減収集つかなくなっていたの。このままでは先々の作業効率も悪くなり、
自分を苦しめることになってしまうので、どこかでまとめてやりたい、と気になって仕方なかった。


更に言うと、実は昨夏あたりから、作業メンバーが私ひとりになっています。
このサイトで募集してお分けする茶葉の全ての手作業が、私ひとりで完成させなければならない、という状況。

近年、率先して作業を支えてくれていたmireやkimiが、それぞれの仕事や生活の状況が変化し、以前のように
集合するのが難しくなり、その状況がこの先も続きそうなのです。もちろんこれまでのようにネットを使って
遠隔作業できるものは今現在も多忙の中手伝ってくれています。また、昨秋出発前はお兄ちゃん@管理人や
他の友人が緊急に手伝いにも来てくれました。しかしこの先、実際の手作業は、基本私ひとりの体制と覚悟し、
ひとりで全て完成させる心構えが必要になっています。

これから先は、ひとりでできる方法を考え、ひとりで作業完了できる内容のみに絞らなければ、この活動は
継続できない状況ですが、これまでいろんなピンチに友人達が手を貸してくれて、おかげさまでその過程で
みんなで一緒に考えて工夫して作りあげてきた土台がいくつもあるので、それらを基にし、同時に各方面を
よく見直し、絞れるところは絞り、変えられるところは変え、等々、もっともっと工夫できると思います。

茶友のみなさまにも、ご相談したり、更にご理解ご協力いただいたりすることがきっとあるでしょう。
その時はどうぞよろしくお願いいたしますね♪

そんな状況でもあるので、なおさら後回しにして溜まっている裏方作業を整理したくて・・・気になっていた。


そんなときに救いの手が~~~☆
「小亀」が子亀連れて、手伝いがてら伊勢から遊びに来てくれるっって!!!きゃああーー、亀様神様~~♪(感涙)

余談ですが、彼女は西安留学時代の後輩で、寮の部屋は斜向かい、私が調査の旅で大学を留守にしている期間、
よく「ぷーしん」の面倒を見てくれていた(小亀と私とぷーしんは西安での寮仲間なのよ♪)、私の性格も状況も
好く理解してくれていて、本当に助かる。根性があって信頼できてすごく頼りになる、妹同然の存在。
ということで、この機を逃してはなるものかと、ふたりで集中作業を優先して頑張りました。
4歳半になった子亀も、朝から夜まで気合入れて(!)ひとり遊びでがんばって、協力してくれましたっ♪
子亀へのご褒美?クリスマスイブに鶏の丸焼き、親子で一羽☆(笑笑)


27日には、小亀とバトンタッチするように「ほたかげさん」が来てくれました~~☆
大晦日の31日の日が暮れるまで、毎年恒例の秋鉄観音の70~80天審査♪&いろいろとミーティング!
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年末年始の貴重な休暇&帰省の機会にいつも時間を割いてくれるので、このチャンスも最優先。
ほたかげさんとは一年で一回、このときくらいしかゆっくり会えないからお互いに話したいことたーくさん♪
今回は、審評はもちろんだけど、昨今の茶葉をとりまく中国の状況や環境の激変等、情報や意見交換しつつ、
その現状を受けてこれからについて考えていること等相談に乗ってもらったり、いろいろ真剣に話し合った。

そういった状況を把握した者同士で改めておとんの鉄観音を審評すると、大きな変化がわかる。
おとんの茶葉の存在位置が、以前とは大きく変わっているのだ。

例えて言うなら、おとんの茶葉は深みこそ増しているものの時代的には大きく変わらない。しかし、世の中が
大きく変わりすぎて、おとんの茶葉の位置がまるで違う場所に存在しているのが逆にはっきりしているのだ。
タイムスリップしたかのように、同じ「鉄観音」という枠内でも全く違う時代に存在する茶葉のようだ。

その差は、私たちがこのサイトを始めた当初からこの10数年の流れの中では、今の状態と比較するならば、
比較的近いところにあったり部分的に交わったりしていて、もしかしたらわかりづらかったかもしれない。
しかし、ここまで大きく離れてしまうと、それはそれはあっけないほどくっきりと出る。

変わりつつあるではない、すでに時代は変わったのだ。

ともなれば、私たちも変えなければ、ということを自ずと感じた。
茶葉を変えるいうのではなく、その伝え方を。

存在位置が変わったと感じるならば、その茶葉の伝え方をこれまでとは変えていかないとピンボケになって、
伝えたいことが知りたい人に伝わらないような気がするのです。今初めてそう感じたわけではないのですが、
昨年の流れはそれを決定付ける激動の変化と言えるかもしれない。その変化を受けて、昨年福州で開催した
品茶会の経験、あの日々で得た感覚も大いに生きている。あの時、一緒にお茶した多くの中国の茶人たちから
時代の激変がビシバシ伝わってきたのです。

状況が変わった。。。そうだよっ☆ 私たちも変わらなくっちゃ! うん、変えようっ!!

決めましたーーっ☆
さっそく、現在大募集中の12秋おとん鉄観音《心の隊員》から、変えますっっ!!!
そうと決めたら楽しくなってきたぞーっ♪ 内容きちんとまとめなくちゃですね。どうぞお楽しみにーーー☆ 


ということで、2013年、変わるわよっ♪(笑笑) みなさま本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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