2011年11月
夢のような歓喜と血の気が引く苦悩
- 2011-11-30 (水)
- 11秋鉄観音《心の隊員》
11秋鉄《心の隊員》のみなさま、すみません、しばらくご報告なしでした。
お蔭様で無事に帰国し、体調崩すこともなく不在中に溜めたあれやこれやを先に片付けていました。
書きたいことがたくさんあるのですが、山から下りた後と帰国後は、ちょっと書けなかった。
時間的な問題もあるけれどそれはいつものことで、そんなことよりもこの秋は、
歓喜と苦悩が両極端すぎて、そのギャップが大きすぎて・・・。
気持ち的に、なのかな、、、言葉が出てこなくて、ここまで書けなかった。
いざ書こうとすると、茶葉に関してはそれこそどれもが興奮する仕上がりで
嬉しくて伝えたいことが爆発的にたくさんあって全部書きたくて気持ちが逸る、
けれど、製茶が終わって最期に突きつけられた現実的な問題がちょっと、かなり深刻で、、、。
喜びの内容のところを書こうとしても、深刻な苦悩がよぎって気持ちに陰りが出て、
その気持ちのまま書こうとしても無理で、書きたい内容に本気で没頭できなくて、
手放しで高揚感に入っていけなくて、本当に感じている喜びから離れてしまう。
感覚と精神がばらばらな感じになってしまっていて、何をどこからどう書きたいのか、、、。
ひとつひとつ書いていくしかない、言わなければ誰にも伝わらない、
黙っていてもみんなには分からない、そう分かっていても、私の心は未熟で、
書こうとしても考えてしまい、、、書けなかった。
《心の隊員》への返信も、どう言ったら好いのかなかなか言葉が進まなくて、
みなさまに待ってもらっている状態です。
初めての方以外、誰にもお返事していません、すみません。
単品ご希望の茶友も、お返事待っていただいています、すみません。
でも、お待たせいたしました!
今週中には順番にみなさまへお返事してまいります!!!
ありがとうございます、今少しお待ちくださいませ、お願いいたしますっ☆
まだ、どうしたらよいのかよく分からない。
けれど、まずは事実を伝えることから。
この秋は、「夢のような歓喜」と「血の気が引く苦悩」、そんなふたつの現実と直面しています。
多分これは、この先もこの活動を続けるなら、続くと思われる。
「夢のような歓喜」とは、今秋の茶葉。その仕上がり品質。
思うだけで体の底から高揚してくる。
おとんの製茶人生で初めてだそうだ、ほぼ全部がここまでの極品で揃ったシーズンは。
天候に恵まれたのは幸運だった。しかし、どんなに気候が好くても、一般的には全体の
60%が好茶に成功したらシーズンとして上出来だそうだが、今秋はほぼパーフェクト。
極品だらけだったために最初はひとつも極品がないと勘違いして落ち込みかけたくらいだ。
『ありえない、どうして今秋はこれまでとは違いこういう結果になったんだ』、と、
おとんは全く理解できない様子だった。
が、私には分かる。
だって、狙ってそうしたからだ。
やっとそれができるところに来れたからだ。
製茶前、私はおとんに「今秋から目的が違う、ここまでの3年とは違うよ。」と言った。
だが、そのときはまだ、おとんはその言葉の意味をまるで理解していなかった。
最期には分かることになるが。
今秋私は「毎日その日に作れる最高のおいしいお茶」を狙って作った。
これまでの3年間6シーズンの目的は、強いていうなれば「おいしいお茶を作るために」。
今秋の、今秋からの目的は、「おいしいお茶を作る」。
やっと、やっとここに来れた。。。そう、今秋やっと始まったのだ☆
この話は、これだけではきっと誰にも理解できない、単独製茶で4年目、長い話になる。。。いずれまた!
「血の気が引く苦悩」とは、製茶コスト。その急騰ぶり。
思うだけで今ももう倒れそうだ。
毎シーズン製茶後に、前シーズンからそこまでの茶園管理にかかった数ヶ月間の工人費用や
製茶時期の工人費用等の全て、つまり製茶コストをおとんと一緒に整理して最終算出するのだが、
今シーズンの茶葉にかかったコストは、昨秋の1.9倍・・・約2倍だ。
顔が引き攣った。
人件費と物価の急騰で、100g作るコストが昨秋の約2倍になったのだ。
隊員のみんなに分かりやすく言うと、昨秋に比べ《隊員セット》の茶葉が「約半量」になる、
昨秋と同じ量にするには1心を倍額にしないと入らない、2心分で昨秋の1心しか飲めない、
一番等級が低い茶葉でも最低でも倍額する、というイメージだ。
私個人は、この秋だけで3シーズン分の予算が一気に消えてしまい、来年の春と秋の分まで
使ってしまったことになり、本当に血の気が引いた。人件費も物価も上がり続けているため、
製茶コストの急騰はこれからも続くだろうし、日本で私がどんなに休み無くどんなに仕事を
詰め込んでどんなにがんばっても追いつくような範囲ではなく、来年が絶望的に感じられて、
どうしてよいのかわからず、安渓に下りてから体は疲れていたのに心が休めなかったのか、
2晩眠れず何度も金縛りにあった、辛かった。
伝承の手作りの製茶には、必ず労働力が必要になる。その人件費とそれに付属する物価
(食事交通費等)の上昇は、全国的に深刻で、特に昨秋から今年にかけての上昇率は
本当に恐ろしい。現在、各産地で茶葉は工業化され労働力に頼らずとも製造でき、製造工程も
大幅に省略短縮され、ローコスト大量生産の様々な工夫がされているが、非常に理解できる。
そうしなければ市場に茶葉など流通しない。国内の需要に供給が追いついていないし、
市場では廉価で現代的でブランドイメージのある黄色いパックの紅茶をお手本にしたような品質が
多く求められており、そういう時代の要求に合った茶葉を作らないと、生産者側は生き残れない。
茶葉に限らず、労働力と職人の技術が必要かつ生産性の低い手作り品は、全国各地から消えていっている。
伝承の伝統鉄観音を1球作るためには、一日に何十人もの労働力が必要になり、おとんも私も
できる限り工夫したり節約したりしているが、もうそんな程度でカバーできる状況ではない。
この秋は、茶葉だけ見れば手放しで喜んでいたふたりだが、この一年の物価と人件費の
上昇率はそんな湧き上がる喜びをストップさせてしまうほど深刻で、ちょっと笑えない。
例え失敗茶葉に仕上がっても、製茶する以上はそれだけの費用が必ずかかるのだ。
だからこそ、作る以上は真剣にもなるし最高に価値ある好い物を目指している。
もう数年前からそんな状況が続いていたし、今秋も日々工人と交渉して雇っているので
ある程度になることはふたりとも覚悟していたが、最終的な数字を見て、この秋私は、
本当に全身の血の流れが止まってしまったかのような感覚になった。
この先、一体どうなるのか。
このインフレは、普通に想像できるような範囲ではない。
何もお茶に限ったことでなく、今年は春節前と五一節前に国内で大きな値上げが2回あって、
全ての物価が急騰した。現在も、大げさでなく一週間単位でいろんな物の値段が上がっていて、
何もかもがあがる一方で、全ての人が先が見えず不安を抱えている。
この活動を続けるなら、私たちもこの状態は続く、というかますます深刻になると思われる。
来年以降どれだけ人件費が上がるか分らないが、下がることが無いことだけは分かる。
製茶中は、作ることに没頭しているし茶葉の結果に喜びで躍るように言葉が出てくるのですが、
いざ製茶も審評も終了するとそれを落ち込ませるほどの深刻な製茶コストの高騰に直面する。
このギャップ・・・。
まるで天国から地獄に突き落とされたようで・・・心が裂けそう。
これまでにも何度もこういう問題に直面してきたけれど、これまでとはちょっと違う気がする。
どうしたいかと自分に問えば、私は作れればいい、おいしいお茶を作るのが好きだ。
製茶量をもっと減らし、少しになってもいいから、本物の価値を感じる本当においしいお茶を作り続けたい。
そうして出来たお茶に、作った分だけでいいから、同じように価値を感じて一緒に飲んでくれる茶友と出会いたい。
多くは必要ない、製茶コストを払えるだけの予算が集まる仲間でいい。
各地のおとんたちも、そうやって計算してくれている。
だから私も、そうやって茶友に分けられている。
しかし、それでも茶友は減っていて、平行してコストは製茶量を減らす分以上に上がるから、
まったくバランスが取れていなくて、このままではもたない。それをカバーするために
これまでのように私個人が多少工夫したり日本で休まずに懸命に稼いだり、もうそんな程度で
どうにかなるような問題ではなくなった。
手作りのものには、どうやっても人権費が絡んでくる。
労働力を必要とするものは、これまでのような予算では作れない。
今月は、考えて考えて、これまで以上にものすごく考えていた。
何をやっていても頭から離れることは無く、ずっと考えていた。
考えてどうにかなる問題と、考えてもどうにもならない問題があるけれど、
この先も作りたいのなら、今考えなければ、今こそ根本的に考えなければ。。。どうしたらいいんだろう。
うん、ここまで言えた。
なんかちょっとすっきりした。
みんなに話せて、雲の層が少し薄くなった感じ、かな。
遅くなりましたが、とりあえず状況のご報告でした!
《心の隊員》のみなさま&その他の茶葉ご希望の茶友のみなさま!
今週順番にお返事と発送準備進めていきますので、待っててくださいね。お願いしますっ♪
本日帰国!
- 2011-11-13 (日)
- 11秋天♪鉄観音
山を下りてからはいつもどおり安渓で製茶後の整理作業、あっと言う間の1週間。
離れようとしない小絹&怪獣2匹(!!)、子供たちの成長&茶樹の生長、平行。
山でいくら製茶が大変でもその疲れは全く苦にならないが、小さな町でも街に滞在はとても疲れる。
部屋の前でばったり茶葉関係の大きな活動(製茶機械の博覧会)に呼ばれて出張で来た
杭州でお世話になっている理化学の老師兼老朋友と出会ってお互い大感激、深夜までおしゃべり、
まず今秋の私が製茶したお茶について大説明会、安渓の茶葉関係全体の問題や状況、
これからの方向について、等々。
昨日西坪に行った、これまた偶然帰国前日友人の子供の満月(満30日)、お祝い席に呼ばれる。
あああー、書きたいことがたまりに溜まってもおおおおー大変、、、まいど。(笑笑)
まだ下書き段階、書き途中段階のもの、ちょっとメモしておく。
忘れたくない記録、書くぞ書くぞ!!
隊員たちに報告したいお茶の話しいっぱい、品茶会したい、できるときにしておきたい。
・恐怖、物価人件費上昇率、再び活動継続の危機、大直面中
・コスト昨秋の1.9倍、凍りつく、冷や汗、2晩眠れず金縛り
・おじい初植え50才樹、おとん初植30才樹、来年この手できっと
・目的の違い、今秋から&この3年間、やっと来られたスタート地点
・おとん製茶人生初99%極品茶、天地の恵み&人の努力
・愛心(ハートマーク)攻撃に受けて立つ
・初めて出会う香気、ふたり動揺隠せず
・11秋最高のお茶と最大の後悔
・茶王を超えるお茶、特王現る
・振り返ればそこに茶王がいた
・80~90年代の茶王、茶葉市場解放前の茶王出現、おとん大興奮
・一番評価の低い茶葉、単独で飲むと極品、おとんきょとん
・審評1週間、白熱の大接近戦
等々
ここまでに隊員参加してくれたみなさん、本当にどうもありがとうございました。
隊員が増えない状況下、今の中国の状況下、とても心細く不安で、
メールがひとつ届くとなんか涙が浮かんできた、心強かったです。
おひとりおひとりからいただいた《心の隊員》参加メールは宝です、非常感謝。
これからひとりでも増えてくれるよう一緒に祈っていてください。
よし、、、帰るぞっ!
11秋鉄観音《心の隊員》おとんの家から大募集ーーー♪
- 2011-11-06 (日)
- 11秋鉄観音《心の隊員》
(※しばらくこの記事が最初の方にくるよう調整します。次の記事も見てみてね。)
ご縁あってこの記事を見てくださったみなさま!
どうか《心の隊員》に一心参加していただけませんか☆お願い致します♪
茶友のみなさま&これから茶友になるみなさま!
到着した途端、願ってもない秋の大晴天気候に突入し、すごいのが続々と生まれてます~~っっ☆
今秋も、ひとりの100心より1心の100人に集まって欲しい、という願いは変わりません。
そうでなければ、本当の意味で伝統茶は残らないと思うから。
でも、例えおひとりでも、飲んでくださる方のことを心に思いながら、日々全力で製茶します。
茶葉の前で、みなさまからのご連絡を毎日楽しみにお待ちしております。
おとんの家から大募集ーーーっっ、どうぞよろしくお願いいたしまーすっ♪
【投稿日時2011年10月22日04:56】
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※必ず最後まで読んで、内容を理解し、ご了承くださった上でご参加ください。
※参加連絡くださった方は、内容を全てご理解ご了承の上、と受け止めます。
★《心の隊員》とは?
現場での製茶には参加できないけれど、ともに《心》で製茶参加してくれる、茶友のことです♪
・伝統茶製茶の挑戦を楽しむ《心》
・収穫成果を分け合う喜びの《心》
・仕上がり茶葉を実際に飲む《心》
一心でどんなお茶がどのくらい飲めるのか、それは製茶最後まで誰にも予想がつかないので、
別名《心中覚悟の隊員》とも言いますッ☆(笑笑)
トップページからの
「心の隊員」も合わせてご覧くださいませ。
★順番にご説明します、それぞれよくご確認いただけますようお願いいたします。
☆1.募集期間
☆2.募集内容
☆3.参加条件
☆4.お茶代
☆5.送料
☆6.郵送方法
☆7.お届け時期
☆8.お届け内容
☆9.参加方法
☆10.《心の隊員》限定特典
☆11.意気込み
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☆1.募集期間
「《心の隊員セット》の内容詳細を情熱♪ぶろぐで紹介するまで」
※今秋もすでにおとんの山の家で製茶に入っています。
《心の隊員》がひとり増えるたびに、現場の士気が高まりますっ☆
どうか「今すぐっ!」参加してくださーい。(笑笑)
※《心の隊員セット》の内容をぶろぐで紹介した時点で、《心の隊員》募集は終了します。
本当は、その後もひとりでも多くの方に飲んで欲しいです。シェアする仲間が多いほど、
参加する全員に条件がよくなるので、茶友はひとりでも多く増えて欲しいのが本音です。
しかし、結果どうなるかわからない段階から参加してくれる茶友が《心の隊員》なので、
内容を知ってから参加を決めるのは《心の隊員》の趣旨と違ってしまいます。
そのため、《心の隊員セット》内容発表と同時に募集は終了します。
もしも、隊員が少なすぎて活動継続が難しそうだったら・・・そのときまた考えますっ!
※すでに《心の隊員》が、セット内容みてから《心の追加》するのは大歓迎です~~~♪
状況見ながらどんどん増やしてくださいねっ☆(笑笑)
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☆2.募集内容
・一心8000円(送料別)
※参加してくださった心数分の、おとんと私が厳選した11秋祥華おとんの伝統鉄観音を、
《心の隊員セット》としてお分けします。セット内のどのひとつを取っても、現在国内で
『欲しくても手に入らない、普通は飲めない、一度でいいから飲んでみたい』と評価されている
おとん手作りの非常に貴重な伝承の伝統鉄観音です。(詳しくは品茶会で☆)
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☆3.参加条件
「隊員として情熱♪ぶろぐで継続して状況を追う(11秋天♪鉄観音)&
次の過去記事を必ず読む」
工人問題
(20091109)
おとんの家はおとんと愛子の伝統鉄観音研究所?
!(20081110)
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☆4.お茶代
「茶葉が届いてから」
※参加してくださった心分のお茶代は、茶葉をお届けできる日まで各隊員自己管理ですっ☆
※無事に《隊員セット》がお手元に届くまで、《心の隊員》として管理をお願いいたします。
。。。他のことに使っちゃわないでね。。。(笑笑)
※理由は、もしも無事に仕上がったとしても、その茶葉そして私自身が何らかの事情で
日本に届かない可能性もあるからです。(冗談で言っているわけではありません。)
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☆5.送料
「宛名ラベルで各自確認」
※茶葉が到着したら、その宛名ラベルで各隊員自己確認してください、ご協力お願いします。
※その送料をお茶代に足してください。。。足し算もよろしく。(笑笑)
※送料は距離や重量によって異なります。発送時に郵便やさんと一緒に確認しながら、
宛名ラベルにおひとりおひとり手書きしています。
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☆6・郵送方法
「レターパックかゆうパック」
※基本、レターパックに入る場合はレターパック、入らない場合はゆうパック
(一斉発送だと特別割引対象になります)にします。
※その他ご希望がある場合は、参加時にメールでご連絡ください。
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☆7.お届け時期
「春節頃(来年1月23日)目標」
※年内は無理です。(年末年始に鉄観音ご希望の方は11春天☆鉄観音の品茶セットがお勧めで~す♪)
春節(2012年1月23日)までを目標にしますが、茶葉が好い安定状態に入ってから
お届けしたいのと、お届けできるまでには、作業を手伝ってくれる友人たちや、
私個人の仕事等の状況も関係するため、春節に間に合わない可能性もあります。
ご了承くださいませ。
※ちなみに、おとんの伝統鉄観音茶葉がとってもおいしくなり始めるのは製茶後100日程
経過した正月(春節)頃から。その先は何年も何十年も長く楽しめますっ♪
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☆8.お届け内容
「未定」
※参加してくださった心分の茶葉を、《心の隊員セット》としてお分けします。
※その内容は「今秋の収穫次第」なので「シーズン終了するまで全くわからない」
という前提での募集です。
【ご参考】10秋《心の隊員セット》
ご紹介♪
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☆9.参加方法
【すでに茶友】と【これから茶友】、整理の都合上、参加連絡方法を分けます。
みなさま、どうかご協力をお願いいたします!
※【これから茶友】とは?
「初めて連絡」くださる「初めまして」の茶友のこと♪
※【すでに茶友】とは?
過去に「初めましてメール」に対する「お返事」をいただき、私たちが
おわけしている茶葉の「品茶経験」が一度でもある茶友のこと♪
◆【これから茶友】のみなさまの参加方法◆
心の隊員に参加する♪ から、
ご連絡をお願いいたします。
初めての茶友、大大大歓迎ですーーー♪
茶友になれる第一歩☆どうぞ勇気を出してご連絡ください、お願いしますっ!
初めての方がご連絡くださることを、おとんの家で製茶しながら、帰国後は作業しながら、
本当~~~にっっっ、毎日毎日楽しみにお待ちいたしておりますっ♪
【注意1】心の隊員に参加する♪を送信しただけでは茶葉は届きません。
その後、私からの「初めましてメール」へご返信ください。
【注意2】記入漏れや記入ミスには、くれぐれもご注意くださいませ。
私からの返信が届きません。
【注意3】私から返信が届くまで、迷惑フォルダのご確認をお願いします。
記入ミスがなければ、私からの返信「初めましてメール」が届きます。
しかし、迷惑フォルダに入ってしまう可能性がありますので、
継続してご確認をお願いします。
【注意4】「初めましてメール」の送信には時間がかかります。
おひとりおひとり手作業でお返事しています。今回はすでに現地入り
しているため、ご返信できるのは帰国後の11月中旬以降になる可能性があります。
心の隊員に参加する♪が正しく送信されると
「送信しました」の画面が出ます。
その段階で、《心の隊員》としてカウントはいたしますので、私からの
返事がすぐになくてもご安心ください、私の心の中ではもう隊員です☆(笑笑)
【注意5】心の隊員に参加する♪送信後は、 情熱♪ぶろぐを継続してご覧ください。
【流れ】 1.心の隊員に参加する♪送信 =
《心の隊員》候補
↓
2.隊員として情熱♪ぶろぐで状況を追う!
↓
3.私から最初の返事が届いた!(11月中旬以降の予定)
↓
4.内容確認。オッケーなら私へ返信!
↓
5.私から2度目の返事が届いた! =《心の隊員》確定☆
初めてご連絡くださった方には、3までが長いのできっとご不安なことと存じます。
しかし、情熱♪ぶろぐで状況報告していきますので、
どうか1の後は2を抜かないように!
【これから茶友】のみなさま、ご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます♪
◆【すでに茶友】のみなさまの参加方法◆
どうぞ私に直接「メール」で、ご参加の連絡をください♪(お茶端会議室のメッセージはNG。)
その際ご協力いただきたいことがあります!
1.メールの件名を、【鉄1】の形で統一してください。
※例:1心の場合は【鉄1】、3心の場合は【鉄3】
2.ご返信遅れます&簡単な内容になります・・・いつもすみません&謝々☆
3.単品のご予約等、別件はメールを分けてください。
4.メール内容は、この下をコピーしてご利用ください。
・【 心】
・氏名
・郵便番号(前回から変更ない茶友は省略可)
・住所 ( 〃 )
・電話番号( 〃 )
・現場リクエスト(ある場合のみ)※
・応援メーセージ( 〃 )
※現場へのリクエスト
おとんの家にいる私へ、なにかリクエスト(質問でも)をいただけませんか~♪
「現場だからこそ」の方法で、ぶろぐの中でお応えしていきたいと思います☆
製茶しながら、みなさんから寄せられたリクエスト内容にお応えするのに、
ちょうど好いタイミングがあったら、その日のぶろぐ(時差あり)で触れるの!
うふふ、いいですね~、繋がりますね~~、わーい楽しそう~~~っ♪
素朴な疑問、見たい画像、茶樹のこと、製茶のこと、実験してもらいたいこと、
今さら誰にも聞けない初心者的なことも、誰に聞いても明確にならない専門的なことも、
もちろんお名前は(ハンドルネームも)出しませんので安心して書いて下さい。
お茶とまったく関係なくてもおっけーですよ~、例えばさつまいものこと、
山での生活のこと等々、現場(おとんの家)と繋がることならなんでもどうぞ~。
出せる範囲でしかお応えしませんので、どうぞお気遣いなく。(笑笑)
あ。例え今秋話題にならなくても、次回に持ち越しますのでがっかりしないでくださいね♪
【すでに茶友】のみなさま、以上ご協力をよろしくお願いします♪
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☆10.《心の隊員》限定特典
・『祥華おとんの伝統鉄観音が、お徳に飲める♪』
※《心の隊員》へは、特別お徳な価格でお分けしています。
・『希望の単品を、産地の老茶専用茶庫で専門家に保管&養育してもらいながら
将来飲みたいときまでキープできる♪』
※製茶初年度の一番お徳な価格で、将来高価になる老茶をキープできる。
※大切にお預かりし、何年先までもおとんと私の分と一緒に育てます。
・『《心の隊員セット》に入れられない特別研究対象の茶葉も飲めるチャンス♪』
※例えば、収穫や仕上がりが特別に少ない茶葉や、特別な研究をして成功した茶葉等、
心数とは別に《心の隊員》限定でご紹介&募集します。
【ご参考例】10秋
《心の隊員オプションセット》
・『普段用のおいしいお茶も飲めるチャンス♪』
※《心の隊員》限定で、心数とは別にお分けする予定です。
【ご参考例】10秋《隊員御用達茶》
・『お茶端会議室で
「同じ釜の茶葉を分け合った仲間たち」の様子を覗き見&交流できる♪』
※お茶端会議室に生息しているのは、《心の隊員》 参加経験者だけです。
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☆11.意気込み
今秋はこれまでとはちょ~~っと違います☆
目標も「次の段階」に入っちゃった感じ!!!です♪
仕上がりの茶葉にそれがはっきり現れる、、、はずっ。
とにかくおいしいお茶目指して思いっきりがんばりたい。
今秋も気合い入れていきます。実は今秋の全仕上がり、自分でも非常に興味があるのです。
みなさま、ぶろぐ観戦
(11秋天♪鉄観音)&《心の隊員》参加、どうぞよろしくお願い申し上げまーーすっ!
2011秋天:おとんの鉄観音《心の隊員》募集、現在開始ーーー♪
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【全体参考】
※昨秋の《心の隊員》募集から《心の隊員セット》お届けまでの流れ
10秋鉄観音
《心の隊員》 カテゴリー
※昨秋の《心の隊員》募集記事
10秋鉄観音《心の隊員》
おとんの家から大募集ーーー♪
※昨秋の《心の隊員セット》ご紹介記事
《心の隊員セット》
ご紹介♪
《心の隊員オプションセット》ご紹介♪
《心の隊員》求む♪
- 2011-11-02 (水)
- 11秋鉄観音《心の隊員》
《心の隊員》の参加連絡くださった方、本当に嬉しいですっ!!!
うわーん、どうもありがとうございます~~~♪
メイン製茶が終わるまでに(生態茶&老茶樹はこれから!)参加連絡くださったのは、8名でした☆
ちょっと今秋早かったですものね、、、でも末広がりの八だ!
この8名の隊員を、私は「心の先発隊」と呼んでいます。(笑笑)
8名全員のお名前、発酵中の茶葉に声に出して伝えました♪
その後、数名増えてくださって10名超えました!本当に感謝~☆
んん・・・でもこのままじゃまずいですね・・・はは、どうしたらいいんだろう。
とにかく、まだまだ《心の隊員》
大募集中ですーーー☆
ここをみてくださったみなさま、どうか飲んでみていただけませんか~~♪
ご予約どうぞよろしくお願いいたしまーす!
晩秋山便り
- 2011-11-02 (水)
- 11秋天♪鉄観音
茶友のみなさま&これから茶友になるみなさま、こんばんは~☆
がんばって画像アップしていますっ!
ぶろぐのトップページに反映されていないのが多いので、ぜひ前の方も見てみてね。
11秋天♪鉄観音で、
今秋の全体が最初から見られまーす♪
画像を先に投稿して(←これがまずほんっっっとに大変なのよぉ~~~、もぉー泣けてくる)、
追い追い小分け整理しながら画像にコメント入れていきます!
17日と18日は、
最初は画像だけ投稿しましたが、すでに文章コメント追加してあります。
気付いた方、いらっしゃったかしら?こんな感じで進めていく予定です♪
まだ画像コメント入れる前なので、どの日も同じように見えるかもしれませんが、
実は、その一枚一枚にこれから何十年先まで飲むことになる茶葉たちそれぞれの
情報やらエピソードやらがたーーーっくさん詰まっているのです☆
画像があれば(&製茶ノート)、後からいくらでも私はそれを見て説明できますので、
まずは引き続き想像でお楽しみくださいませ~~♪(笑笑)
あー、しかし今秋の製茶は、あっと言う間に終わりました。
収穫期が一気に来て、短期間に集中して作った、という感じ。
その間の気候が非常に好くて、摘み終わったその翌日に霧雨。
『愛子が来たら晴れて、終わったら雨が降った、ふわああ~~、すごいなあ~~。』
って、おとん喜んでいたけれど、だーかーらー、それは偶然だってば、ねぇ。(笑笑)
ラストにおとんはちょっと風邪っぽくなった(ちょっと理由がある)。
けど、すぐに注射打って無理をしないでよく休んで軽く畑仕事とかしてきちんと食べて、
そうしたら3日ほどで完全に治り、連日絶好調で山登り(茶園見に)と審評を続けています♪
例年したくてできなかったこと(各地点の茶樹見に行くとか、畑仕事手伝うとか)も色々しながら、
審評を進めながら期待はせずに「あるもの」を待ってみたのですが。。。ついに来ましたっ!
明日でーす☆
生態茶&老茶樹、作りま~~すっ、るんるんるんっ♪
この生長を待っていました、だって今秋、全然生えないなんだものーーーっ。
とりあえずやることやりながら待ってはみたけれど、今秋は、本当に少ないよお~~~。
作れるだけ摘めるかなぁ。
手揺&手揉コースかも。
でもこれ以上待つと気候が変わってしまうので、ここで作ってみようっ!
この5日ほど、ずうーーーっとおとんが採茶工人を探していたけれど見つからなくて、
それが夕方になってやっと数名見つかったことだし。
多分、明日は摘める、はず、きっと。
今秋のお茶?
今秋は、はっきり言って、すごい。
終わって振り返ったら、すごかった。
拍子抜けするくらいすごくて、びっくりした。
おとんが山登りしながら連日大声で歌を歌っている!!!
おとんの歌、初めて聞いたよおー、あはは。。。かなり「来ている」様子♪
おとんがとっても嬉しそうで、私はとっても嬉しい。
今秋の茶葉の話は、多分、話しだしたら興奮して眠れなくなる。。。もうちょっと待っててね。
今秋の本当のラスト、生態茶&老茶樹のために、、、寝るーっ☆
星田の茶樹たちと
- 2011-11-01 (火)
- 11秋天♪鉄観音
さわやかさんの前を通って、まず山の反対側へ向かう。1時間あれば往復できる。
いたーーー♪
会いたくなればすぐ会える距離 ↓山の下の製茶所の方から、、、のろし?
家が一軒見える↓ ↓もうひとつ見える屋根は、お寺さん
アップ↓ アップ↓
どちらも、もう十年以上前から誰も住んでいない。
おとん、あそこまで行ってみよう。
おとんの家↓の上の方にある獣道まで一度戻る。
お寺さん・・・。おとんが若い頃、おじいやひいおじいたちは来ていたそうだ。
流水の音が近づいてくる。。。山の上から流れてきた山泉水♪
15年ほど前までは住んでいた様子。
もちろんこの一家とは顔見知りだったそうだ、昔から住んでいる人などほとんどいない地域だから。
今はどこに行ってしまったのだろう。野ばらが咲いている、この家の人が植えたんだろうな。
好香~。
懐かしい花!
子供の頃こうやって遊んだね。 野生化した南瓜?
でかー! あり?おとん?いない?
いた。岩の上に座って、空?山?何?を見ている?
なにを思っているんだろう。
森がかろうじて残っている↓ おとんが若い頃は見渡す限りどの山山も全部森林だったそうだ。
→アップ→
この35年ほどで、急速にどの山もつんつるてんのすってけてんのはげはげに・・・。
住む人がほとんどいない山奥に、解放後に急速に人が入り込んできて森林を伐採し始め、
山山の姿が変わり果て、動物たちや植物達がいなくなっていく様子を、
おじいは、『こんなことしてはいけない、何も残さないなんて、こんなやり方絶対いけない』と
大変嘆き、大変悲しんでいたそうだ。
おとんが小さい頃にいた野生の虎は、いつ頃絶滅してしまったのだろう・・・。
何人か犠牲になっているのを見て、子供の頃のおとんは虎がとても怖かったそうだ。
いつの頃からか、そんな心配は必要なくなった。
虎どころか、猪も鹿も、じょじょに足跡さえ消えていった。
おとんの家は、代々高山の森林に住み、天然の薬草や薬用茶(天然野生紅芽=紅芽鉄観音)を作る家系で、
製茶の時期になると医師(漢方医)たちが薬用茶を求めに毎年家まで来ていたそうだ。
分かる限りでも数百年、大自然と共生し、住む人もほぼいない高山の山奥で、薬用茶を作るのを生業にし、
その技術が伝承されてきた家系だ。
だが、解放後に急激に状況が変わる。
50年と少し前、おじいの代になって初めて茶苗を植え、茶畑を作った。
おとんが若い頃までは、このあたりでは茶畑など作る必要はなかった。
薬用になる草木はもちろん、薬用茶の原料である天然の紅芽鉄観音も、山に入ればたくさんあった。
紅芽以外の鉄観音種も、それ以外の種類の茶樹も、探すまでもなくどの山にも生えていた。
解放前、おじいはそれまで通り森林に入って天然野生の紅芽鉄観音を探しながら薬用茶を作り続け、
同時に、何か気配を感じていたのだろうか、その芽で苗を作って茶畑を作り始めた。
それを、おとんは子供の頃から手伝い、どちらの技術も受け継ぐことになる。
解放後、森林が消え始めると動物たちも急に姿を消し、茶樹たちも目に見えて少なくなっていった。
おじいが初めて茶畑を作って30年ほど後、茶葉市場は解放し、非常なるスピードで近代化し、
現在へと向かっていく。
←おととい頂上まで登った山。
んあ?子供の声???いや、違う。なんだあああーっっ、あの愉快な声は!!!ぎゃははー♪
ああ、山羊たちが山から帰ってきたのね。 見える?↓「ペーター」&「ユキちゃん」発見☆
→アップ→
毎朝、山羊使いが草を食べさせに山羊を山頂の方に連れていって、夕暮れ時になると帰ってくる。
近くの集落が見える↓山の下の製茶所がある辺り
10数年前までは何もなかったそうだ
→アップ→
おとんの家の目印、松&杉。
300多年前、時の皇帝の総理(安渓出身)が安渓で一番高い山の仏耳山を見に、
山をいくつも越えてこの場所まで来て、この場所に座って山山を眺め、
仏耳山が美しく見えるここの景色に感動し、記念に植えていったそうだ。
(仏耳山?安渓で一番標高が高い山です、みなさんは画像でいつも見ていますよ!夕日の右横☆)
松&杉、とおとん↑ もうすぐお家
到着。。。うわああーーー、リス、リス、野鶏、野鶏、むささびーーーっっ。
ちょっと留守しただけで、小動物たちが家の周りに大集合している~~~。↑分かる?