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2010年03月

ただいま東山

停工

昨日夕方、大気圧変化。
本日昼から雨、産量もないし、翁おじちゃん家は停工。

午前にあの審評を終えた先生と午後勉強会、 のあと食事、しながらまた飲む~。
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                                       麺geda!

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翁土第一蓬

昨日買った筍干と鶏の湯。わたしの好物~♪
(日本での茶葉合宿の定番まかない料理でもある。)
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先にご飯済ませたおじちゃんが、もう始めてた。
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2種類め、感覚かなり来たらしい、おじちゃん乗ってる!!!

日が落ちたから、色はあまり参考にならないけど。
ああ~全然違う~♪  やっぱりわたしは手工が好き♪
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初釜中

これ、な~んだ♪ 。。。んふ~♪
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んーーー♪ やっぱり素敵だ~♪
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老蓬の手工、今年の龍井産地でまだこのひと鍋しか存在しないでしょう。
(右下:その中によく市場で見かける龍井茶(外地産烏牛早、機械炒)を置いて品比外形)

向かいのおじちゃんがやってきた。
取引所に炒りあがった茶葉をもって行く途中、ここで手工しているのを見かけて入ってきた。

みせてみせてー、袋の中身見せてもらう。  43号、3回目くらいかな。お~、なかなか。
RIMG1635 RIMG1636 RIMG1638 くれた!すぐ飲む!

どれどれ。。。

品比。淹れはじめの時間が違うので、色は参考にならない。
どちらも43号、機械炒。

左:歌おじちゃんの、下午の         右:今いただいたの
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 やっぱり、歌おじちゃん、すごい♪

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船おばちゃんと採茶工12名、帰宅。

でたーーー!!! ふっふっふ♪
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  歌おば「愛子ー、自分で精製してー。」

はーい♪

目立つこういうのを、取り除く。今年はこういう凍死部分が多少残っていても仕方ない。
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逆に言うと、今年の第一蓬とかにこういう部分が少しもなかったら、それはおかしい。
見るべきところは、この部分をつきやぶって中から出てきた芽の部分の質。
そこが、香りや味わいになる、茶湯になる。 

歌おじ『ひゃー、こーげちゃった~』

愛「はあ。。。どれどれ。。。ほんとだー。でも問題不大だね。かえってこのくらいのが
一鍋あったほうが香気が好くなるよ。あははー。」
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RIMG1659 あら!お母さんになったのね♪

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茶葉を迎えに

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?。。。これって!!!
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近所の人の畑、東南側。
く、くらい・・・春なのに、まるで剪定後の色合い。
RIMG1603 今春、収穫なし・・・。 
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おじちゃんも一緒、だって家にはもう炒る茶葉がない。さっきので終了。
RIMG1611  例年と比べものにならなくくらい少ない。
それでも、村の中ではまだ救われたほう。

通り道、歌おばちゃんの末の弟(松おじちゃん)の家によって、集まっていた村人たちとおしゃべり。
『愛子、これいらないよね?弟に売るよ。』
「うん、いらない、いいよ。」
RIMG1616 こっち(おばちゃんが持ってた籠)を売ってあげる。

松おじちゃんとこの畑は東南側が多くて、烏牛早や43号が多くて、老蓬は何年も前に
ほとんど抜いちゃって最新の43号にしたから、80%はやられちゃって・・・炒る茶葉がない。
昨日、わたしの顔みたとたんに半べそで30分以上こぼしてた、雪が来る前に急いで
かぶせたけど、新しい苗も全部やられちゃったって・・・。
だから、老蓬を残さないと、ってあれほど毎年言い続けてきたのに。。。

あら、梅のおじちゃんの家の近所のおじちゃんも来ている。
向こうはこっちよりもやられているから、お客さんが来ても売る茶葉がなくて、
こっちに様子見&仕入れにきた、けどこっちだってそんなにない。

いきなり腕を引っ張られた。なに?籠離してよ、ちょっと。

『愛子、これ(わたしが持っていた籠の中身)俺に売ってーーー。』
「だめ」
『なんでー』
「わたしのじゃないもん、おじちゃんとおばちゃんのだもん」
『愛子からおじちゃんとおばちゃんに頼んでー』
「やだ」
『なんでー』
「おじちゃんとこも茶葉ないもん」

。。。本当はそれだけではない。。。

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ご近所

お。おじちゃん、炒ってる!
RIMG1602 回鍋中~。 
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第一天? やった、がんばってね! え、もうないの?・・・ありゃ。 

あとは炒っている人・・・見かけない。

お掃除中~。                           お昼寝中~。
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下午

RIMG1582 できたっ♪

おじちゃん、嫁に機械炒指導中~。RIMG1583

おばちゃん、炒肉中~。
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わたし、2地点の外形、品品中~。 
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左:痩 第2  右:cizhuang 第1           

うん、おじちゃん、分けよう。

篩って。。。
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できたー、炒好了~。すぐに取引所にもっていく。

さっきの大肉に黄酒・醤油・砂糖が入って、煮肉中~。
RIMG1589 香~♪

船おじちゃん帰ってきた。選手交代~。
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買出し中

43号

研究中

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RIMG1542 昨年の茶片~、だって飲める今年の茶葉がまだないんだもん。

機械炒り、研究中~。
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梅家塢3月28号

巡回、出発~。

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茶摘の時期なのに、茶園に誰もいない・・・収穫できる芽がないから・・・。

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あっちはどうだろう。

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向こうはどうだろう。
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43号ほとんどダメだ・・・。 老蓬の高山はほとんど問題ない様子、だがまだ早い。

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麻雀大会

梅家塢。

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梅家塢の大通りでは、観光バスや車が大渋滞、茶館は龍井茶を購入した客で大賑わいだった。

同時刻、村の中ではほとんど人を見かけない、炒茶の香りも漂ってこない。

代わりに、あっちこっちの茶農家でジャラジャラ言っている。。。

紅おばちゃん、近所で発見。
「おじちゃんは?」
『あっちの家。(で、麻雀中)』

どこの茶農家さんも、まだ収穫が始まっていない、収穫できる茶葉がない。
梅家塢は翁家山よりも深刻、凍死、大不作。

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誰もいない家。
RIMG1469 留守番していた歓歓が歓迎してくれる。

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手工炒茶マラソン大会

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杭州の中国茶葉博物館の広場にて。手工炒茶マラソン大会。
明日がラスト。25日から5日間。

手工訓練を受け証書をもらった二級保護区(西湖龍井)各村の代表者、毎日16人鍋。
43号。

5日間で炒った全体(約100斤)をブレンド、大会終了後の翌日、30日午前に審評。
お世話になっている先生がその評委、一緒に審評しようと呼ばれている。
けど今春は時間が。。。どうしよう。。。

審査の時には炒茶は終わっているから、とりあえず様子見に。
梅家塢のおじちゃんに会いに行く途中、寄り道。

杭州のお父さんお母さんと同村の隊長発見、おしゃべり。
1鍋炒ってくれと頼まれる。

「これいくらだって?」
『一斤(500g)10000元(約15万円)だって。』
「【西湖龍井(二級保護区)】の【平地】の【43号】の【ブレンド】で?」
『1号(※)の【手工】だから、だって。』(※この場合は『出始め』の意)

翁のおじちゃんに毎年作ってもらっている私たちの龍井、
もしも市場に出したら今年どういうことになるんだろう?
【獅峰龍井(一級保護区)】の【高山】の【無農薬】の【老蓬】の【第一蓬】の【単独】の【手工】。


それにしても、【手工】の龍井、もはや博物館級?
全員、事前に手工訓練とは・・・普段だれもしていないから当然か。

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桜吹雪~♪

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筍干

炒る茶葉がもうない。。。暇。。。さっき買った筍干の小分け作業!

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炒茶中

翁家山3月28号

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第一天

 

今朝4時、12名の採茶工、杭州に到着、本日より本格的に開始。

歌おばちゃん&船おばちゃんふたりで、昨日27日少し摘む。
それまで収穫なし。

3月7&8日下雪、氷点下5~6度。
早品種の烏牛早、凍死で全滅。
43号、東南ほぼ全滅、西南生き残るが外形影響残る。
老蓬、あと1週間前後だろう、早発芽の数本だけ気候次第であと数日。

98年以来、12年に一度の大不作。
『あの年も虎年だった。』by翁おじ

産量がない、工人費アップ、炒茶工雇わない。
本年はおじちゃんひとりで間に合う。

採茶工到着して本年第一日目、の第一便。43号。
外質凍死影響あり、内質ほぼ影響なし。

外形影響で例年なら価格落ち、しかし品薄の本年、同日昨年比2倍以上。

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早飯

炒ってまいりますっ!

《心の隊員》の募集はできないけれど、炒ります。

東山おとんも翁家山おじちゃんも『愛子の要求を満たす茶葉を製茶するための茶樹管理』を
一年かけて他とは分けて特別にしてくれている。
それを収穫期になって「いらない」なんて、言えるわけがない。
そんなこと、人の道に外れる。

まずは、東山おとんと翁家山おじちゃんに、状況の説明をきちんとしたい。
話すのはつらいけど、だからこそきちんと会って話す。
だから、来ています。

ということで、《心の隊員》の募集はしないけれど、茶葉はある。
けれど、今年は私個人でできる範囲で収めます。
そこに《心の隊員》を道連れにはできないよ。
だって考えているその内容。。。ああ言えない「隊長買い」。
まあいいや、その話は後、後。。。


とにかく自分ひとりで収まる範囲で精一杯やってみて、その後、何ができるか考えよう。
うん、そうしよう、そうしよう。

おとんとおじちゃんにきちんと伝えるべきことを伝えたら、後は炒りながら考えよう!
うん、そうだ、そうだ。

そしたらきっと手の中の茶葉たちが進むべき道を教えてくれるさっ!(笑笑)
うん、うん。

茶友のみんなにも言うだけ言った。
よぉ~~~し、じゃあ、とにかく炒ってみようっ☆

それではみなさま!
炒ってまいりまーーーすっっっ♪

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10碧螺春&龍井《心の隊員》募集しません

【10碧螺春&龍井の《心の隊員》は、募集しません。】

ぁぁ、、、言ってしまえばなんて簡単な、、、。
長い月日考えてきたのに、たった一行で終わるのね、、、。

募集しない理由は、「できないから」。
今年は碧&龍の《心の隊員セット》を、作って届けることができない。
すみません・・・とにかく今年は、私にその時間がない。
もしも時間があったとしても、難しいだろう。
来年以降も・・・。

できない原因は、4つ。
多方面でいろいろ説明したいけれど、行き着くところはこの4つのどれかに
当てはまるような気がする。
  ◆身が持たない
  ◆資金が追いつかない
  ◆幻になってしまった
  ◆優先したいことが他にある

特に05年以降、経済開放後の急激な変化の中で、私たちも多くの壁にぶつかってきた。
そのたびに、《心の隊員》として参加してくれた茶友たちと共に乗り越えてこられた。
しかし、もう追いつかなくなっている。
この5年の変化は、個人的にも特に深刻に感じている。
  ・国家標準と現行とのギャップ
  ・産地の環境、状況の変化
  ・物価の異常な上昇
  ・製茶技術の変化(龍井)
  ・国家標準の改定(龍井)
  ・生産地&消費者の意識変化
  ・市場取引価格への疑問(龍井)
  ・コストパフォーマンスの不満足感(明後龍井)
  ・好い状態で小分けする技術的な難しさ
  ・茶葉の貴重度が上がるに比例し長期化する製茶後作業、その時間確保の難しさ
  ・製茶後作業の長期化に比例し個人的な未収入期間が増え、私生活及び体調への影響
  ・他にもっと力を入れたいことがある
あげだしたら延々と出てきそうだ。
そんな感じで来年以降も《心の隊員》募集は難しいと感じている。


碧螺春&龍井《心の隊員セット》を届けるには、製茶後に膨大な時間が必要だ。
収灰(炒茶後の伝統工程)・最終審評・最終精製・小分け・脱酸包装、等々。
高級炒青類緑茶である伝統法の碧螺春&龍井には、製茶後のそれらひとつひとつの
精密な工程や作業が、その高価な品質に対して欠かせない非常に重要なキーワードになる。
その途中のどこかで少しでも手を抜いた瞬間、その高価に値しない内質に変化する。
そうなったら、元がどうであろうと関係ない、その茶葉はすでに終わっている。
しかし、それは一般的には分からないから、その状態で市場に出ることがほとんどだ。
でも私は、茶友に分ける以上、たとえ少量であっても絶対にそれらを欠かしたくない。
それができないくらいなら、やりたくない。

《心の隊員セット》には、その後、梱包・発送準備等々の作業も待っている。
飲み手の体に影響もなく、高値に値する内容まで丁寧な工程を施し、
その好い状態を壊さない小分け包装をし、無事にみんなに届けられるまで、
最低でも数ヶ月が必要になる。

そうやっても飲みたいほど、東山おとんの碧螺春も翁家山おじちゃんの龍井も、
私たちにとって魅力ある茶葉であることは今も変わりはない。
しかし今年は、どうやってもそれに割く時間を私が作り出すことができない。
個人的に夏までにやり遂げたい大きなことがある。


もしも今年私にそれがなかったとしても、難しかった。
形を変えれば可能かもしれない。
例えば、10心分くらいの小分けしない山分けの《小隊長セット?》とかなら可能かもしれない。
しかし、茶葉は更に究極のものだけに絞ることになるだろうし、小分けしない以上は
各自で酸素抜きできる環境を作る必要性があるから、グループであったとしても
対象となる茶友はかなり絞られ、とんでもない碧螺春好き&龍井好き向けとかになってしまう。
とにかく、小分けの必要がある《心の隊員セット》は難しい、それが現実だ。

形を変えれば道は見つかるかもしれないが、今はまだ分からない。
だから、約束はできない。

とにかく今までのままでは私たちの活動は続かない。
続けるために。。。
全滅になる前に。。。

かけがえのない何かを残すために、かけがえのない何かを切る必要がある。
そういう時が来ていることだけは、はっきり感じている。

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いつもサイトを見てくれて《心の隊員》として一緒に飲んでくれている茶友には、
ここ数年の変化でなんとなく感じるところがあったのではないかと存じます。
今年も碧螺春&龍井の《心の隊員セット》を楽しみにしてくれていた茶友には、
本当に申し訳ないです。
でも、できない。
悔しいけれど、続かない。
本当に申し訳ございません。
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杭州より

杭州です。
暗くなる前に着いた。
とにかく出発できて、とにかく到着した。

2晩寝ていない。
すでに3晩目。
まだ眠くならない。
いや横になればそのまま落ちるだろう。
でも碧&龍について茶友のみんなにも伝えたいことがある。
それをまだ書いていない。
まだ伝えていない。
それが非常に気になっている。

どこからどう書いたらよいのかわからない。
いっぱいあって、ありすぎて、ちょっとの時間なんかじゃ書けなくて、
そのまま今日まで来てしまった。

もう杭州に来てしまった。
明朝には翁家山に行く。

結論から先に。

【10碧螺春&龍井の《心の隊員》は、募集しません。】

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到了

飛了

春が来た

突然、わたしに春が来た。
びっくりするくらい突然、心に春が来た。

10春天、どうしたら好いのか、ずっと考えていた。
でももう考える必要はなかった。

それが10日ほど前。
そうとなったらダッシュ。
考えている猶予はなかった。

碧螺春&龍井、どうしたら好いのか、何か道はないか、何か方法はないか、
自分はどうしたいのか、そのために何ができるのか、本当に長い月日、真剣に考えていた。
考えながら、問いかけながら、心が導かれるのをずっと待っていた。
でも、答えはみつからなかった。
まだ見つからない。
でも、ひとつだけ分かっていることはある。

まずそれを伝えなければ。
後のことはその後考えれば好い。
心の声に従ってひとつひとつ真剣に動けばいつも自然と導かれていく。
心が一度こういう状態になったらもう考える必要はわたしにはない。

とにかく行く。
東山おとんと翁家山おじちゃんに会いに行く。
伝えるために会いに行く。

あとのことはそれからだ。

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秋が終わった

世の中が春になった頃、やっと私の秋が終わった。

09秋鉄観音。
心を鬼にして闘い続けた秋だった。
製茶ぶろぐはまだ途中で止まったままだが、 あのあと激しい展開となる。

毎日朝から晩まで恐ろしいほど大声で腹の底から怒鳴り続けた。
あまりにもきつい言葉と態度が出せる自分への嫌悪感とストレスで
途中で何度もどうにかなってしまいそうだった。
怒鳴るのが本当につらくて涙を流しながらそれでも怒鳴り続けた。
しかしそれでも足りず「ぷち家出」「3日間ハンスト」。。。etc

どうしても乗り越えたいことがあった。
とてつもなく巨大なそれを越えないと実現できない未来があった。
その信念のために心を鬼にして最後まで闘い続けた秋だった。

最後の茶葉の製茶を終えた瞬間、胃痛が始まった。
もう怒鳴る必要も厳しい態度もとる必要もきつい言葉を言う必要もなくなって、
その極度のストレスから開放され安堵したせいだろうか。
それとも製茶中継続していた極度の緊張状態から開放され気が抜けたせいだろうか。
丸2日、激しい胃痛で動けなかった。


そんな09秋に生まれた茶葉たち。
日に日に要求は高まるから中に入っている時は分からなかった。
常に最高の状態を求め少しの見逃しも許さない極度の緊張状態が寝ているときも継続する。
ダメだしダメだしダメだし。。。もっともっともっと。。。
どうしても自分が作ったものには厳しくなっていってしまう。
だから作っているおとんと私には分からなかった。

製茶が全て終わって山の下から他の作り手の伝統茶の成功サンプルが届いた。
自分たちの今秋の茶葉の中で一番評価が下にきた茶葉と、評比した。
初めて現実を知った。
他と比べる必要などないが、比べて初めて現実を知った。

まるで憑き物が落ちたかのようにふたりぽかんとしてしまった。
一体自分たちはどこまで昇ろうとしているのだろう。
もうなにも言うことはなかった。
09秋天。。。大満意。


その《心の隊員セット》を全ての《心の隊員》に無事に届けることができて、
やっと自分も心置きなくみんなと一緒に味わうことができて、
品茶会も2週末連続で3回開催することができて、
目の前の茶葉をただ感じることができる全ブラインドが2日間組では実現できて、
(※答え合わせ(?)したい人は全種の感想を添えたメールでその旨お知らせください!)
そうやって茶友たちの反応を直に感じることができて、
そこまで来たときやっと感じた想いが声にも出ていた。
「あぁ。。。好い秋だったぁ。。。」

品茶会後はすぐに、品茶会が終わるまで待ってくれていた茶友たちの、
心の追加分や単品希望分の茶葉作業にかかり、それらも届けることができた。

「もう誰も待たせていない。」
そう気付いた瞬間、わたしの09秋天が終わった。


すると突然、わたしに春一番が吹いた。

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≪昔(いにしえ)からの贈り物≫

伝承鉄のコピー 野生茶のコピー

≪昔(いにしえ) からの贈り物≫ 2種♪計4袋 14200円

      【伝承鉄】 7g真空×2袋  論下 2代5歳 帯梗   ※同原料「手工」あり
 ★【野生茶】 7g真空×2袋 野生 野生茶樹  帯梗   ※含鉄観音外品種 ※同原料「手工」 あり

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≪第5の心≫

4号のコピー 5号のコピー

≪第5の心≫  2種♪計4袋

  【 4 号】  7g真空×2袋  粗外 2代4歳   帯梗     
  【 5 号】  7g真空×2袋  粗外 2代4歳   帯梗

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≪第4の心≫

11号のコピー13号のコピー
21号のコピー

≪第4の心≫  3種♪計5袋
 
  【11号】  7g真空×1袋    山腰 2代4歳   帯梗
  【13号】  7g真空×2袋    鏡尾 2代4歳   帯梗 ※同原料「手工」 あり
  【21号】  7g真空×2袋   坑下 2代3歳   帯梗

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≪第3の心≫

老茶樹のコピー22号のコピー
7号のコピー
20号のコピー
3号のコピー

≪第3の心≫  5種♪計7袋

  【老茶樹】  7g真空×1袋    南山 2代40歳弱  帯梗 ※ 紅芽外鉄観音種混合
  【22号】  7g真空×2袋   坑下 2代3歳   帯梗
  【 7 号】  7g真空×2袋   坑山 2代4歳   帯梗
  【20号】  7g真空×1袋   坑下 2代3歳   帯梗 ※同原料「手工」あり
  【 3 号】  7g真空×1袋   粗園 2代3歳   帯梗

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≪第2の心≫

1号のコピー6号先のコピー
8号のコピー
10号のコピー
12号のコピー

≪第2の心≫  5種♪計7袋

  【 1 号】  7g真空×1袋   論下 2代5歳   帯梗
  【6号先】  7g真空×1袋    色山 2代5歳  帯梗
  【 8 号】  7g真空×1袋  坑山 2代5歳  帯梗
  【10号】  7g真空×2袋   鏡尾 2代5歳  帯梗
  【12号】  7g真空×2袋   鏡尾 2代4歳  帯梗

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≪第1の心≫

2号のコピー18号のコピー
9号のコピー
6号后のコピー
15号のコピー
 

≪第1の心≫  5種♪計8袋

  【 2 号】  7g真空×2袋  粗園 2代3歳   帯梗       
  【18号】  7g真空×2袋  星田 2代7歳   帯梗
  【 9 号】  7g真空×1袋  坑山 2代5歳   帯梗
  【6号后】  7g真空×1袋  色山 2代5歳   帯梗
  【15号】  7g真空×2袋  鏡尾 2代4歳   帯梗

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《2種の熟香型》

09春鉄5&6中央熟香型のコピー

《2種の熟香型》 

・【伝統熟 中火】2代5歳(帯梗) 50g 3500円(送料別)
・【伝統熟 深火】2代5歳(帯梗) 50g 3500円(送料別)

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《おとんセット》

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《おとんセット》  9000円(送料別)      7種各7g×2=14袋  計98g (白い紙箱入り)

・【31号】 2代5歳(帯梗)
・【9号】  2代4歳(帯梗)
・【11号】 2代4歳(帯梗)
・【6号】  2代4歳(帯梗)
・【4号】  2代4歳(帯梗)
・【30号】 2代5歳(帯梗)
・【29号】 2代8歳(帯梗)

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《極セット》

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09春鉄61のコピー
 09春鉄5のコピー

《極セット》  9300円(送料別)      4種各7g×2=8袋  計56g (白い紙箱入り)

・【62号】 2代5歳(帯梗)
・【10号】 2代4歳(帯梗)
・【61号】 2代5歳(帯梗)
・【5号】  2代4歳(帯梗)

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《幻セット》

09春鉄7のコピー 09春鉄8のコピー
09春鉄12のコピー
 09春鉄2のコピー

 《幻セット》   19100円(送料別)      4種各7g×2=8袋  計56g (白い紙箱入り)

・【金の一葉王】  (090507号)  2代3歳(単叶)
・【銀の一葉王】  (090508号)  2代3歳(単叶)
・【春の研究王】  (090502号)  2代3歳(帯梗)
・【生態茶】      (090512号)  2代14歳(大部分挑梗)

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09秋《心の隊員》通信♪

09秋おとん鉄観音《心の隊員》のみなさまへ!

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☆お茶端会議室へのご招待

 09秋の隊員から新しい茶友になってくださったみなさまへ!

 今週末までに、ご連絡いただいているメールアドレスにお届けする予定です。
 そこでお願い。
 サイトからのご案内で、私の個人のメールアドレスから届くわけではありませんので、
 無事に届くまでは【迷惑フォルダの確認】もお願いいたします。
 万が一ご招待状を見失った場合、再送可能ですが非常に時間がかかります。
 どうかご注意くださいませ。よろしくお願いいたしまーす♪

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☆《心の隊員セット》 追加希望:受付中~♪

 ◆お届け目標:3月中旬~下旬

 心の追加メールくださった隊員のみなさま!
 ありがとうございますーーーっ、嬉嬉しい~~~♪
 すぐにメールお返事できなくて毎度ごめんなさい。
 ここまでにメールくださった分は、みんなおっけーですっ!
 すぐにお届けしたいところですが、スミマセン、少しお待ちください~~~っ。
 平日はずっと仕事モリモリで、週末は2週連続品茶会で、作業できる週末が早くても
 その次になりそう・・・という状況で、スミマセンッッッ、よろしくお願いいたします。
 もしもご変更等ありましたら、またメール入れておいてくださいねー。

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☆【心の隊員茶(《心の隊員セット》内の茶葉)】単品希望:受付中~♪ 

 ◆お届け目標:3月中旬~下旬。但し、種類によっては時期未定。

  ※全種類、《心の隊員セット》に必要分+αしか日本へ連れて来ていないため、
   万が一希望者が集中した種類は、向こうで茶質になっている子を呼びますので、
   その場合は多少時間がかかります。

 ◆単品ルールその1:参加したセット内の種類に限定

  ※参加されていないセットの中から興味ある種類だけを選んで、それを単品でお分け
   できるようにするのは、《心の隊員》の趣旨からも外れ、公平でもなくなるため。
   例:1心参加隊員の場合、《第2の心》以降のセット内からは選べません。

 ◆単品ルールその2:実際に品茶された種類に限定

  ※参加されたセット内の茶葉であっても、まだ品茶なさっていない場合は、
   お分けしません。実際にご自身で召し上がってみて、本当にお好みでしたら
   その時にご連絡ください。
   例:まだお届けしていないセット内種類の単品希望は、受け付けません。

 ◆単品ルールその3:単位は50g倍数

  ※50g分=7g真空×7袋(7g真空には必ず+α入れています)

 ◆後から「ひとり上限」設ける可能性あり

  ※万が一産量の少ない種類に希望者が集中した場合等、ひとりでも多くの茶友と
   分け合うことを優先したいので、ご希望者全体の状況を見てからおひとりの上限を
   設ける可能性もあります。たくさんご希望くださっても、ご希望通りにお分けできない
   可能性がありますこと、ご了承ください。

 ◆お届け希望時期をメールにご記入ください。

  ※ご希望に添えるか約束はできませんが、まずはご希望を教えてください。
  例:【できるだけ早く】【いつでもOK】【5月以降いつでも】【10月までキープ予約】等等

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☆【特別研究茶(《心の隊員オプションセット》内の茶葉】単品希望:受付中~♪
 
  ◆お問い合わせください

  オプションセット内の茶葉は、どれもが特別研究対象の茶葉のため、お分けできる
  量には限りがあります。ひとりでも多くの茶友と分け合うことを優先したいので、
  全体のご希望状況を見て調整します。まずはご希望の量を教えてください。

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09春おとん鉄観音の品茶希望: 同時受付中~♪ 大歓迎ですっ☆
 (新しい隊員からご希望のお問い合わせが重なったので、一応ここにも書いておきます。)

 ◆お届け目標:3月中旬~下旬。 

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以上、とりいそぎご連絡でしたー♪

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Home > Archives > 2010年03月

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