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2012年04月

炒ってまいりましたっ♪

茶友のみなさま&これから茶友になるみなさま!
ただいまただいまただいま~♪無事に帰国しています。

日曜日の晩遅くに無事帰国したのですが、東京の自宅でネットが繋がらなくて・・・。
昨夜突然つながったの、なんだったんだろう???
それと、向こうに行ってから電源が赤やオレンジにピカピカ光ってカラータイマー状態で、
いつ突然落ちるか分からなくてどきどきしながらぶろぐの記事を投稿していた古い子、
日本では緑で安定している。向こうの電源の電圧が不安定だから、、、だったのかな。
とにかく好かった、まだ使えそう、この子使えないと今ぶろぐ投稿できないから、助かった。

さて、最後の2日くらいは駆け足、炒茶しながら帰国準備しながら紅茶作り、でパタパタ。
おとんの家を出発するぎりぎりまで、紅茶のホン干していました♪
碧螺春?はい、もちろん最後の晩まで炒りました☆
でも、私たちの茶葉は、今年は12日でストップ。
13日摘んだ原料の状態見て、それとその頃の取引価格見て、必要ないと判断。

ぶろぐの方は、結構書いている文章があるのですが、最後の数日は回線状態も悪く、
せめて画像だけでもと思ってがんばっていたのですが、連日送信エラー続き・・・がっくり。
日本だったら行くかな、これから差し込んでいきますね♪

今回は考えることも多く、また考えるときに来ていることも現場を見て&市場を見て感じたし、
お茶作りながら・考えながら・これからを考え・これまでを整理し・ふいみんと相談し・自分と相談し、
という感じでした。

漠然と感じるのは、「次」に進むときが来ている、ということ。
これまでの10年と、ここからの10年は、違う。なんとなく。
そんなことを少し前から感じはじめ、昨年の秋が終わってから決定的に感じ始めた。
かの国も大きく変わってきていて、私達も変わるのが自然なんだろうなあ、と感じる。
「次」がなにかは分からないけど、考えて整理したい。

お茶の現場には「標準」がない。
価格も「時価」で、シーズンが始まってみないと相場が分からない。
シーズン中は毎日取引相場が動くから、シーズンが終わってみないとはっきりした総費用が出ない。
工人の日当も、毎日動く。
その状況も、産地によってバラバラ。

以前は、どの産地でも、もう少し状況が違った。
それらに前例を参考とする目安はあった、だからある程度の予算が組めた。
しかし最近は、始まってから終了するまでの高騰の幅が、それまでの常識を超えることが多く、
終わってみたら破産(赤字)・・・というパターンが、資金力と販売力のない個人生産者側では増えている。
しかし、市場では需要が増えているから、相場は益々強気で、高騰気配が続いている。
どこの産地も、採算が取れる大掛かりな製造方法に力を入れ、工業化が進み、量産化・商品化に勢いが増している。

予算が組めないのは、はっきり言うと、怖い。
《心の隊員》だから、結果どうなるか分からない、というのが前提で参加してくれてはいる。
それはそうなのだが、そこにも限度というか、なんというか・・・。
自分が悪いことしているわけではないとわかっていても、この状況をどうしても申し訳なく感じてしまう。
昨年は、あまりのコスト高騰に「いくらなんでもこれはないだろう・・・」と激しいショックを受けたのだが、
結果的には自分が受けたそのショックを《心の隊員》にもさせてしまうことになる・・・。
そう思うと、それが一番ショックで、長期間落ち込んだ。

「仲間が集まれば作れる」という時は過ぎ、「仲間が集まってもどうにもならない」時に入ってきている。
もちろん、そういう状況の中でも、「仲間がいるからこそ作れる」お茶がある。
10年以上かけて、その環境を作ってきた。
今振り返れば、本当にぎりぎりのところで間に合っている。
もしもスタートがあと1~2年遅かったら、無理だったろう。
どんどん少なくなって、条件も限られ、仲間も減っている。
でも、確かにある。
それを大事にしたい。

そんなこともあり、この春の《心の隊員》募集は、ちょっと考えてストップしています。
今年の《碧の宝茶箱》は、《品茶セット》のように内容がわかってから募集しようかな、と思って☆
そのほうが自分のストレスが少ないから(笑笑)。。。みなさまどうぞよろしくね♪

まずは、無事に帰国&引き続きよろしくお願いします、のご報告でした~☆

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碧螺春で紅茶

碧螺春炒茶しながら紅茶作り。だって同時進行の方法思いついちゃったんだもん。。。おほほほほほほ♪

紅茶って言ったって、茶片でね!
近所はみんな捨てている、炒茶するの疲れるし、
茶片炒るのも1鍋分と同じ位の時間はかかるし、
でもおとんが疲れていて少しでも早く寝たいし、
とりあえず茶片もう結構溜まってきて十分だし、
それよりここ数日の茶片ほとんど柔らかい若葉で適していて、
炒茶工程に便乗し邪魔にならないところを合理的に利用して、
簡単で手間かからず同時に終わったら最高ねー。

ひさびさの「愛螺春」?それとも「紅螺春」?
いやいや、茶片だから「紅螺片」~☆(笑笑)

あ~~、今ふいみんがいたらなあ、3人で一緒に作りたかったなあー。
喜んだだろうなあ、やりたいだろうなあ、楽しいだろうなあ、張り切って撮影してくれるだろうなあ。
と、2人で『紅茶用カーン(編み出した!でも撮影する人がいないから画像記録なし)』しながら話していた。

ここ数日の茶片、高山の晩種の第1蓬等、の茶片。好材料☆
なぜ昨日思いつかなかったっっ。
いや、昨日は6鍋(半分以上外に売った)+1鍋炒ったから無理だったか。
明日もやるぞ、各点改良、3日実験、遊びだからとっても気楽。
目指せ成功、おいしい家庭用紅茶「紅螺片」~♪

萎凋して揉捻したら太陽浴びた若いハミ瓜の皮のようなフレッシュで強い果物香!!
炒茶している私の横でおとんに焼火しながら揉捻してもらう、起鍋ごとに確認。
途中で「鍋内ボール内カーン」、老四帰宅して揉捻仕上げ参加、
最後の鍋炒っている横ですでに酵素動き出す、香気色澤変化酸味出来、
熾火利用で審査中に発酵、途中で中心温度確認、
あちちち、酵素が死んでしまうっ、救出、明日は文火のみにしよう。
部屋一面に甘酸香、まだ活きているかこのまま朝まで様子見。
一部取り出し、鍋の中で団しながらホン、最後の熾火鍋に放置。
明日比べてみよう。どっちがより適しているか。うううーーーー、楽しみーーー♪

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晩種の第1蓬始まる

10日
今日の原料、全部『晩種』の第1蓬ー☆ わおー♪
「風の高山」頂上付近、明日も明後日も、全部芽尖付き!
『晩種』発芽し始めた、非常に健康骨太、香気爽やか華やか、回甘めちゃくちゃ強い!好東西♪

昨日の後半から開始、「花の横山」摘み終わって高山に移動。
芽吹きだしている、今日明日でもっと動き出すだろう。

暑い暑い、今日は暑かった。
昨日夕刻小雨、本日夕立小雨&夜半過ぎ短時間大雨。
この頂上付近摘み終わるのに、たぶん今日から3日間。

7・8&9日
「花の横山」他果樹園、柔らかいふんわりやさしい、保湿状態良好、香気水果、特別甘香!
これぞ伝承の果樹下の碧螺春☆ 素敵~♪


果樹下&高山、炒っているときの「手感」がまったく違う!!!おもしろいーーー♪

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碧螺春便り

茶友のみなさま&これから茶友になるみなさま!早上好~♪

◆ふいみん香港へ帰る

ぶろぐでは突然現れ突然帰っていった感じ?(笑笑)
ということで更新のスピードが落ちますが、引き続きよろしくお願いいたします!


◆ぶろぐ記事は前の方にも差し込まれる

ふいみんが帰る当日の夜明けも、ほとんど寝ずに記事作ってがんばって投稿作業していました。
前の方に『根性の碧螺春のこだわりシリーズ』が、いっぱい差し込まれています!
ぜひカテゴリーで開いて、つなげて見てみてねー♪
12春天♪碧螺春


◆動画の投稿、成功☆

碧螺春のいる楊梅の森」 の動画が投稿された模様!!!
見た?見た?見たーー?(笑笑)

ここから直接出すのは無理なので、ふいみん→お兄ちゃん@管理人、の道を経て、
途中何度かのエラーを乗り越え、かなり時間がかかった様子。

ここでは見ることができないので私は確認できないのですが、茶樹たちの横を歩く私たちの足音が、
風にざわめく楊梅の樹たちの声が、木漏れ日に揺れる光線が、届いていたら嬉しいなあ~♪
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◆隊長パソ投稿困難

古い子から耳鳴りが始まったので新しい子を購入し、念のため2台とも連れてきたのですが・・・。

新しい子「7」は新しすぎて、現在完全にぶろぐ投稿できない状態。
最初の数日間はなんとか投稿できたものの毎日エラーが発生し、連日mireにメールで指南してもらいながら
なんとか道を探していたのですが、3日後に大きなエラーが発生し、完全に投稿できなくなった。

古い子「X」で投稿できています、今はこの子が頼みの綱です。
最初の数日エラーだったのですが、危機を察したかのように、その後なぜか復活、さすが6年の相棒♪
非常~~~に時間はかかるものの、この子のおかげでなんとか投稿できている状態。
画像の整理や、記事の編集や、コメント差し込みまでは追いつかないが、今のところ音信不通ではないので「好」。
しかし、こっちに来てから突然「キュン」と言って暗闇に落ちたり、電源が赤やオレンジに光ってカラータイマー状態、
かなり危険・・・。もう少し、がんばって。

新しい子でメール等の確認や画像の取り込み等はできるので、2台で分担作業。
外付けのハードデスクが両者の間を行ったり来たり。

私の投稿方法が古くて新しい子「7」と合わないのね。
次回までには新しい方法で投稿できる道を準備すればいいのですが、そこで難しいのは、
この国ではどんな方法でも投稿できるわけではないので、どれができるかは現地でしか確認ができない。
日本でぶろぐ投稿するのとは違い、「そこに理屈は通用しない」、のが難しい。

とりあえず使える道を使いながら新しい道を探したいのですが、それまで古い子がもつか。
今回は、年末から頼んでおいた新しい子がやっと届いたのが出国間際だったため、そこまでの準備ができなかった。
でも、出国に間に合って現地テストができただけでも次回の準備の参考になったので好しとしよう。

ふいみん&ふいみんマシンが来てくれて、今回本当に助かった。
ふいみんのは「V」で、本当はその投稿方法では無理なはずなんだけど、以前かなり苦労して探し出した道が
そのまま使えたので、どんな形で理屈はどうであれ「投稿できたっ!」、のでそのままGO☆した。


◆回線不安定

突然すごいスピードで行ったと思ったら、だめなときは数日間何をやってもぜんぜんダメ・・・。
本当に理屈じゃないから考えても仕方なくて、「できるときにできることをする」、のみ。
昼間はエラーが多くて、深夜から明け方にかけてが比較的安定。

でも、最初の頃や数年前に比べれば、素晴らしいです☆
ふいみんとふたり、電話回線で奮闘していた頃を、懐かしみました。(笑笑)


◆お知らせいろいろ、また改めて

出国前から後回しにしている報告やらお知らせやらあるのですが・・・。
すみません、また改めます。眠い、寝る。朝だけど。

今ね、夜が明けはじめ野鳥たちが一斉にさえずりはじめています♪
昨日昼過ぎから明け方にかけ時折小雨が降り、ひんやりしっとり春の森の朝の野鳥たち、素晴らしい♪
おとんとおかんたちは茶摘みに出かける時間。でも私は数時間寝るよ、体がもたない。10時に起きて山に登る。
野鳥たちの声を子守唄に、あはは。。。晩安~☆

あ。お茶ね!連日素晴らしくて幸せで言うの忘れてた♪(笑笑)

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9号

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ふいみん回香港

ふいみん副隊長、タイムリミット、香港へ帰る。。。きゃー、さみしー。

毎日楽しかったね、会えて嬉しかった、お疲れさまでした、またね☆
次はどこのおとんの家で会えるかな♪(笑笑)
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蘇州の空港行きバス停まで約1時間、安全運転よろしく!

ガソリン代がまた上がった・・・。

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碧螺春の蜂花粉

ふいみん、明日香港に帰る。
荷造りお手伝い中~。

質問:これはなんでしょう?           夜の室内なのでちょっと色が悪くて分かりにくい。
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答え:碧螺春の「茶花」の蜂花粉で~す♪

あの枇杷の蜂蜜を作った中蜂さんたちが、 枇杷の花が咲く一か月ほど前に咲く碧螺春の花から、
せっせと集めて作った茶花の「蜂花粉」!

茶花は花粉が多いからか、蓋を開けただけで「茶花香」がするのー♪
そのまま食べてもおっけー、粉粉していて甘い。
一般的な食べ方は、そのまま食べるか、蜂蜜と一緒にコップに適量入れてお湯で溶かして飲む。

茶花の蜂花粉は、蜂花粉の中でも最高級品☆
他の花の蜂花粉と食べ比べて見るとすぐ分かる。
菜の花などの他の春の花とか草系の花とかではこんな香りはないし、味的にもそのまま食べるのはなかなかつらい。
色でも分かる、ここまで濃い花の花粉はめったにない。
値段も違うけど。

茶花の花粉はすごいのよ!
花の中央から、ずぼーっ、ばふばふ、っていっぱい出ている♪
季節になると山の空気が茶花の香りに染まる、美しくとても高貴な香り、大好き。
うっとり心が空に吸い込まれていくような、ふんわりやさしく澄んだ心持ちになる。
で、その香りは花なの?花粉なの?どっちなの?ってくらい、茶花の花粉は大量です☆


実は、これも中蜂さんたちに頼んでおいたの~。(笑笑)
品茶会でぜひ茶友のみんなに食べさせてあげたくてーーー♪

だって、好い鉄観音の香りや味わいの表現で、おとんや私は『花粉』と表現することがある。
それは茶花の香りから来る表現で、味はふんわり甘くて粉っぽく(砂糖の入った黄な粉とか小豆粉みたいな)、
香りは厚みがあるのに清らかで高く、とっても珍しい等級の高い茶葉に対する好い表現なのです。

でも、日本人にとって茶花はあまり身近ではないし、「花粉」と聞くと『花粉症』が最初に来て、
あまりイメージはよろしくない、というかピンと来ない、というか「花粉」ときいて『わあ♪おいしそう』となる人が、
品茶会でほとんどいなかったーーーっ。

そこで、蜂さんたちに頼んでおいたのです♪
茶花の香りは保存できないけれど、その一部である花粉は蜂さんたちが保存できるので☆(笑笑)


蜂花粉と言えば、前からちょっと思っていることがあって。。。
花粉症の人がこれ毎日少し食べていたら楽になるんじゃないかな。。。と私個人が思うだけです、念のため!!!

というのも、怪我したり弱っているところがあるときは他の動物のその部分を食べて補う、というのが習慣にあって、
祥華のおとんの家でも、以前私が骨折した年、豚のその部分を食べなさいと何度も出された。
他にも、たくさん労働したりして疲れた後は野生動物を食べて補う、とか、他にも植物とか菌 (きのことか)とかでも、いろいろ。
ふいみん曰く、香港でも昔からあるそうだ。
たとえば、頭の悪い子に豚の脳みそを食べさせる、とか。

花粉を食べて花粉に免疫、つくかなぁ。。。そうだ!家族で人体実験してみよう。(笑笑)
花粉症に効果なくても、これ天然の健康食品だから体に害ないし。あは♪

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7号

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6号

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5号

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4月4号:清明節

昨夜の茶片。
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炒って熾火になった鍋の中に放置していた。撤収。おとん用。
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昨年、茶片で作った紅茶。おかん用。
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本日の鮮葉、届きたて。                    ↓毛茶
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篩ってすでに外れている茶片を取り除く。         ↓茶片
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すごく好きな野花♪和名:『馬の足形』、『金鳳花』
RIMG0874 RIMG0876  RIMG0879 かわいい♪
漢方薬として使われるそう、でも毒があるので素人は手を出さない。

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今年は菜の花もこれから。食べられる。
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白いかわいい子、咲き始めた♪食べられる。和名:種浸花
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「すみれの道」と呼んでいる場所。いっぱい咲いている。食べられる。
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楊梅の樹&その枝の支えたち(※まっすぐに見えるのは支えたちの支柱、楊梅の株はその左後ろ)
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楊梅の枝はたわみやすく風や雪や人(収穫時)の重さがかかると折れやすい。

満山紅♪山ツツジ、先日蕾だったのに一斉に咲いた。
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ふいみん&おかん3人?
RIMG0915 2人は『茶摘おばちゃん♪』 

『ふたりは先に茶葉持って帰っててね、私たちは野菜採って帰るから』byおかん

上からやっとこ下りてくるふいみん。      ぐんぐん先に下りて行くおかん。  
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「枇杷の里」、おかんが植えた青菜、これおいしい♪
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一度帰宅中。朝買った野菜。wuo筍。[豆工]豆(手前)、にんにくの芽(奥)。
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ご飯食べて、違う方向の山へ。

「桃花の園」へ、ふいみんを連れて行ってあげたい♪
今年はまだ早いはず、あとどのくらいか下見下見。

伸びてますよ~。この家の人は今年は摘まないのかなぁ。
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ここにもいる、いつ見ても好き♪
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あ、この花!昨春「風の高山」で『花花』と一緒に写真撮った、のと同じ種類♪
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今年はどちらも姿がない・・・。花も『花花』も、どこに行っちゃったんだろう・・・。

さるぼぼ!
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満開♪
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「桃花の園」、到着♪
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それよりも、大ショック・・・。
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「桃花の園」が・・・。
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茶樹の根・・・老蓬・・・。
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ずらり・・・。                          まるで墓場のようだ。

ふいみんが立っている場所も、すぐに左側の斜面のようになっていく。すでに苗が。
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ふいみんが立っている場所の向こうに、わずかに「桃花の園」の名残がある。
しかし、来春はそこもなくなっているだろう。

まるで「碧螺春の老蓬の墓場」・・・。
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    ↓今春↓                           ↓昨春↓
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僅かにのこる「桃花の園」の中へ!

ちんみり咲き♪
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『緊密度』高!(※緊密度:蜂蜜の等級基準で使う言葉、ふたりの間で流行中~)
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李花♪
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蚕豆、咲き始めた!
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この村の人はみんなここの豚肉を食べる。食べたいときは要予約。絞めたて新鮮♪
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見張りのわんこ、吠えたの最初だけ。話しかけたらリラックスした。お仕事しなくていいの?
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薪の講習会中~。どれが何の樹でしょう?それぞれの火の特徴は?
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「桃花の園」の桃樹かなぁ・・・。              すごい☆柴から「ど根性桃花」発見!
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こちらは妹の家。(おとんとおかんの長女の嫁ぎ先)
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中庭の『pin果李』の花。黄色くてちょっと灰色がかった実がなるそうだ。
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妹『愛子、それ何の花か知ってる?それ桜だよ。日本のじゃなくて、中国の桜。ほんとほんと!』
愛「ほお~~、中国の桜ねえ。なるほどなるほど。」

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八朔♪
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ふいみん、頭になにか乗っかってるよー。   『え?』。。。本人は気付いていません、くすくす。    
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投稿できない・・・。
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私のパソは、2台ともダメダメ・・・。
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あーもー、どうしよう・・・。

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3号:明日は清明節

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根性の碧螺春のこだわり:保存篇その2

② 第2次精製:篩を掛けてさらに茶末を取り出し、同じ日の鍋の茶葉を調合する

RIMG0944 まずは①の審査

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審査OK → 篩に掛ける               さらに茶末や白毛を取り除く

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これで約2鍋分。茶葉の状態や炒茶の状況によって多かったり少なかったりする。

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そして調合して、収灰という炒茶後に必要不可欠な伝統工程しながら保管。

ふいみん

根性の碧螺春のこだわり:保存篇その1

釜炒りが終わっても、まだ完成ではない

① 審査

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その日の茶葉の状態、天候、炒茶、焼火の状況を総合して判断し、問題点を抽出して確認する。

違う鍋を調合してもよいかをまずここで判断する。

ふいみん

根性の碧螺春のこだわり:釜炒り篇その4

第1次精製。茶末と茶葉を分ける

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起鍋。まず茶葉を取りだす

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おとんお手製、紙製の「ちりとり型小道具」で残りの茶葉や茶末をザルに入れる。篩って茶末と茶葉を分ける

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完成。重量が減るので一般的にこういうことはしない  ↑茶末。だが好い芽もたくさん含まれている

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完全な形の茶葉

ふいみん

根性の碧螺春のこだわり:釜炒り篇その3

きちんと適切な水分量になるまで乾燥させる

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一鍋の釜炒りは、起鍋・洗鍋して鍋に茶葉を戻したあとの、回鍋のほうが時間が長い
起鍋して翻した冷めた茶葉をゆっくり温めたら、熱を加えながら少しずつ力を入れて団していく

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きちんと揀茶葉するが、やはり手作業なので茶片や花の蕾などが残ることがある
炒茶中見つかったらその都度取り出す

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慌てずきちんと乾燥状態を確認

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紙に含まれている水分を余熱で乾かす

ふいみん 

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根性の碧螺春のこだわり:釜炒り篇その2

途中で起鍋、洗鍋する

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RIMG1061a RIMG1062a 起鍋した茶葉はすぐに翻する

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水を入れると、「キュー」という音がする

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2回洗鍋して、鍋をきれいにする

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その間、火の調整

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火の調整ができたら、すぐ茶葉を戻す

なんで起鍋・洗鍋するかって?

それは、おいしい碧螺春を作るのに必要な工程。
たとえばおいしい野菜肉炒めを作ろうと思ったら、まず肉を炒めて、一度お皿に取り出す。
そして鍋を洗って、それから野菜を炒めて、火が通った肉を戻して仕上げるみたいなイメージかな?
私もよくわからないので詳しい話は隊長にお願いする。

ふいみん

根性の碧螺春のこだわり:釜炒り篇その1

茶葉に合わせて火力を調整する。

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めらめら 殺青前に鍋と釜を十分に熱し、同時に底火を作る

RIMG0188  底火ができたら柴を追加、殺青用に火の状態を調整、鍋をきれいにして準備OK

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火が適切になったら、下鍋、殺青

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殺青が終わったら徐々にカーンを始める

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カーンの力を強くしていく

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起鍋

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洗鍋したらまた火を起こし、適切なところで回鍋

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回鍋したら火が強すぎないように、徐々に茶葉を温める
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茶葉に熱を加えながら団を始める

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白毛が現れ始めたら火を少し強める   団の力を強くしてまた徐々に弱める

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起鍋直前 → 起鍋                                      

碧螺春は炒茶師と焼火師の息が合わないとおいしくできない。
ガスや電気を使うようになって、薪を自在に操れる焼火師がどんどん減る。

ふいみん 

0403第1鍋

RIMG0380 火を確認

今だ!下鍋、殺青
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徐々にカーン 

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途中で一度起鍋、洗鍋、戻して、徐々に団していく

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後半高温で白毛を出した後、また徐々に火を小さくして、乾燥させていき、起鍋

この日は快晴、茶葉は芽が多く水分少なめという条件で、以上の釜炒りが約45分

ふいみん

質と量

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愛子はここができてから毎年来ているらしく、すでにここで働いている炒茶職人たちと長い付き合い。
早速情報交換。

愛『昨日は何鍋炒った?』
おじ「昨日ねえ、、、22鍋かな。」

22鍋??1鍋に1時間近くかかるからまさか。。。
愛『ここの人たちは1鍋いくらの出来高給だからいかに速く炒茶できるかが勝負で、15分とか20分ほどで1鍋炒っているよ。形になればいいんだ。』
ふ「えー?15分20分?じゃ、カーンや団はどうやって、、あと水分もきちんと飛ばせないのでは、、あ、乾燥機か。」

おじ『愛子、今年はどんくらい茶葉持って帰るのかい。』
愛『私はそんなに要らないんだ。おとんとおかんのは純血の果樹園の老蓬だから量はない、それでも飲む人が見つからなくてさ、 今年は毎日一部は鮮葉で外に売っている、本当にもったいない話だよね、でも私もどうしようもなくてさ。中国は物価がどんどん高くなって、 でも品質がどんどん落ちる。今は早く大量に作る方がお金になって好いもの作っても売れないから、貴重な好い質のものがどんどんなくなっている。』
おじ『そうだな。愛子の国では質が重要なんだよな。ここ中国では老?がたくさん売れれば儲かるからとにかく量が大事だ、 質よりも量作ることを要求されるし上手に炒ったって工賃変わらないし誰も質なんか見ないよ。』

RIMG0317 1日に20鍋以上炒るという職人たちの手。『愛子、俺の手今年はましだろ。 前のような火傷はもうできないぞ。』

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焼火担当は洗鍋もするみたい      ほえーー、こげこげ&すごい匂い

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ピンボケだが、刷毛が溶けて焦げている。。。うわーー、洗鍋の茶汁が真黒!なんてこった。

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おじさん『どうだ。これとこれとこれがおれが炒ったんだよ。どこをどうすればもっとよくなる?
      愛子、おれを弟子にしてくれー。そうだ!1鍋愛子が炒って「実地表演」してくれよー。』

愛子はここに来ては皆さんに炒茶のアドバイスしたり、実演?したりしているようなのですっかり「師匠」として親しまれている。

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これがここのお茶?どういう品種だろう。。。      毛茶の状態

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揀茶後の状態、まるで針茶のような感じ        別の棟、煙突がいっぱい

ふいみん

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「碧螺春」の製茶工場

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到着。意外と工場っぽくない。              この中?

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入口に受付。ここで毛茶や鮮葉を買い取る。     入っていいの?

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受付の裏                   これはもしかして炒茶一鍋分?多いなあ

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「鮮葉攤放区」

RIMG0320 揀茶区

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入って左には炒茶区              炒茶区の奥から

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釜の裏に焼火区。一人2釜の火を見るんだって。暑そう。

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一丁あがり!えっ?これまだ乾いていないの?あとでさらに乾燥機に掛ける?ほえ~
紙には炒茶した人の名前が書かれている

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揀茶葉のパートさんたち。        ここは基本的に出来高制。こういうカードで管理

RIMG0372 重さで給与が計算される
揀茶葉も炒茶も出来高制なので、できるだけ速く、多くやれるとその分工賃がたくさんもらえる。
品質をチェックする体制は特にないようだ。形になればOK。

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焼火も特に指導はなく?火が燃えていれば(できるだけ高温→速くできるから)OK。

つづく

ふいみん

村の中

家に帰って、お昼を食べた後、村にある製茶工場へ。

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民家。まだ古い家が残っている。

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きゃ~~♪ もふもふ よちよち 

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古民家             新しい分譲住宅兼店舗?どっかの茶産地の家をそのままコピーして作ったような感じ

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ミツバチの巣箱が山積み・・・まだ使うのかな?それとも放置?↑の長方形のフレームは巣箱の中に入れて、 ミツバチに巣を作ってもらう

ふいみん

おとぎの国への小道

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愛『下の道は結構コンクリートで固めてあるけれど、この道は土のままなんだよね。わからなくはないけれどね、 下は前はリヤカー1台ぎりぎり通れるくらいだったし、デコボコでせっかくの収穫物が落ちたりするし、合理的といえば合理的。 ここはやっと人がすれ違えるくらい。やっぱりこういう感じが好きだなあ』
ここが残ってくれてよかった!
木のトンネルを通り抜けると、どこかおとぎの国へ行けそうな、妖精や精霊に出会えそうな、わくわくする気持ちにさせてくれる、大好きな小道。

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タンポポ発見!                    

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新緑が光っているよ ☆

ふいみん 

碧螺春のいる楊梅の森

碧螺春が住んでいる楊梅の森の声が、聞こえますか?

風の威力

山を下りると、
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大きい木が倒れている。楊梅の木だ。いつ倒れたんだろう。

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愛子、匂いで確認中。倒れたばかりなの?
枝や葉っぱは枯れていない。芯もしっかり水分を含んでいる。
昨夜は強い風が吹いていて、夜中に近所の窓ガラスか何か割れた音が何度も聞こえた。
もしかして昨夜?
愛子が楊梅と一緒になぎ倒された茶樹を確認。芽の方向が枝と同じなのでこれは昨夜だという。
なるほど~、やはり昨夜か。

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すごい太い幹。かわいそうに。
愛『この家の人、知ったらショックだろうな。』

ふいみん

現代茶園

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現代茶園の景色って、、、角度を変えて見ても・・・一緒

RIMG0202a RIMG0207a ←種がたくさん落ちている
太陽ががんがん当たる。夏は暑いだろうな。
ここにあった茶樹たちも子孫を残そうと必死だったんだね。

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今日は風が強い。。。周りに楊梅などの果樹がないので、常に日光や風や雨に晒される。
昔からある茶樹にとってあまり気持ちのいい環境とは言えない。
少し木を植えた(あるいは残した)からって、『生態茶園』とか『生態茶』とか言われてはたまらない。

ふいみん  

お花見2

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♪(ペリーヌのOPより) るんるんっ るるる るんるん♪

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るんるんっ るるる るんるん♪

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♪ 春の風がやさしく、やさしく頬をなでる・・・ ♪  あーー、花びらが。
今日の風はあまりやさしくないみたいよ?

RIMG0188a お花泥棒?!

ふいみん               

前へ習え!

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気持ちいい森の上の方に明るい場所が出現・・・

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現代茶園だ・・・眩しい。みんなびしっとお行儀よく並んでいるねえ。
まるで軍隊の検閲のような感じ。「前へ習え!!隊長!敬礼!」

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これ結構大きいけれど何歳くらいかな。前回来たときはなかったから新しいはず。
葉っぱの形や全体の形から見ると碧螺春の老蓬じゃないな。何だろう。。。

RIMG0177 愛『ほら、下に見えるのが筍のところよ』
向こうの山に比べると、手前の竹林や周りはまだ木がたくさん残っているけれど、
次来た時はどうなるんだろう。

ふいみん

これが碧螺春!

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懐かしい場所・・・ ここはほとんど変わっていないとのこと。
筍の森の斜面の反対へ登る

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楊梅の大木・・・御神木級だ
愛『木漏れ日の中は気持ちがいいよね・・・そうだよ、そうなんだよ!』
ふ「?」(これまでのパターンだとまた情熱的に力説する予感・・・)
愛『碧螺春は楊梅と一緒でないと、何十年も何百年も一緒なんだから。これが本来の碧螺春なんだよー。
  雨風雪から守られ木漏れ日の中でゆっくり育つ、優しくて甘い。本来ちょうど今頃から発芽し始めるんだよ。
  早く収穫したくて発芽させるために果樹から引き離して無理やり日光に晒すものじゃない。
  (中略)あんなの(中略)、光合成の味しかしないよ。』

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なるほどー。玉露と同じ原理?
ここは楊梅が天然の日光調整傘の役割を果たしているわけだね。

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本当に気持ちいいね          人も、植物も

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あ!この子(株)、全然摘まれていないじゃん。忘れられたのかな。   ↑(隊長の霊が!)心霊写真?(笑笑)

ふいみん

Let's go

朝ごはんを食べて、洗濯物を干して、さあ、お出かけ お出かけ
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愛子が会いたかった子がこの子?やっと会えたね    こんにちは~茶摘お疲れ様♪

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途中茶摘中のおとんに相遇。おとん、何説明してるの?  筍の山へGO!

ふいみん

2号

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test

4月1号

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帰り道

おかんたち見当たらないね。高山摘み終わってどっか移動したみたい?帰ったかも?
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枇杷の間引きをしているおじさんはぱっと見ただけでは見つからない。愛子に言われるまで気がつかなかった。

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大分前にできた広い道路。もともとみかんやイチョウや梅などの果樹園で好きだったけどなあ。
これじゃ全く陰がなくて暑い。
村の細い道に入るとほっとする。

RIMG0124 この九官鳥、少ししゃべれるんだよ。
前お兄ちゃん@管理人がそれを動画に収めようとしたけれどできなかったそうな。
愛子が会いたかった犬はお出かけらしい。

ふいみん 

碧螺春の下で

こっちにも ↓                     あっちにも↓
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現代茶園が増殖中・・・そのうち西山、じゃなくて究極の鉄観音産地のような茶山になりそう

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考え込む愛子・・・                 

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『お天道様気持ちいい~♪』 そう?じゃあ、私も。 ほほーー、この角度から見た碧螺春は初めて

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へえーー、空がこんなふうに見えるんだ。下の枝に付いている芽になった気分

ふいみん

種拾い

山を少し下ったところ、、、わっ、茶樹が!
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え?これがおとんの「嫁接」した茶樹?えーーそこまで徹底的に全ての枝にしなくても。。。

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何やってんの?種?拾う?本当だー。いっぱい落ちている

RIMG0074 RIMG0079 ← これ、なんかUFOみたい
もしかして、この樹たちは、こうなることがわかって、いっぱい種を残したのかも(by愛子)

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栗もある。中身はないが             おお!たくさん拾ったね

茶摘もしないで何やってんだ、って突っ込まれそう(笑)。

ふいみん               

お花見

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木陰は気持ちいい 茶樹たちも        あっちへ行くの?

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今年のすみれは遅い               楊梅♪

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地元では「naizi」と呼ばれているかわいらしい花

 

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しばらく見ない間に山が茶園になっていく      野ばら 蜜蜂がブンブン

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例年ならもう散ってしまった花が満開を迎えようとしている。

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今度はどこ?                   碧螺春の花♪鉄観音のより小さくてかわいらしい

例のあれ、の、仕掛け

いいお天気♪ 日向ぼっこに最高 ちょっと畑を見て来る。
その間におとんがちゃんと安静してくれるといいけれど。
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玄関のイチョウの葉の赤ちゃん             仔犬♪

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ぶ~らぶら                      ん?あれは?

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おお!これが蜂蜜の巣箱。話は少し聞いたけれど、どんなミツバチなんだろう。

今採っているのは春の蜜で、冬のと大分違うんだって。
そんなにおいしい?

ふいみん

値銭のモノ

朝、明るくて目が覚めた。鳥の声やどこかから少しテレビの音。
それ以外の音はなく、静か。こんな環境は久しぶり。

顔を洗い、朝ごはんを食べ終わったとき、おとんが帰ってきた。
先日から体調が悪くて病院へ行ってきた。2日ほど前は高熱で体中痛くて辛かったらしい。
今日は昨晩より少しよくなっているようだ。昨夜のおとんはかなりぼーとしていた。

愛子が出掛け用の靴を履き、山へ行くとおとんに言うと、

おとん『愛子、昨日山で接ぎ木の樹を見たか』

愛『うん、見たよ。なんであんなことしたの?』

おとん『あそこの樹は発芽が遅かったから、専門の人を呼んで早く発芽するものを接ぎ木したんだ』

愛『なにもあそこまでしなくても、遅いのなくしたらみんな早生になっちゃうじゃん、それにあれじゃ・・・。伝統的な碧螺春はおとんやおかんが種から育てたりする昔からの増やし方で果樹下で育った茶樹で、 芽のひとつひとつが大きかったり小さかったり個性豊かで、香りや味わいに想像できないようないろいろな表情を見せてくれる、それが特徴で魅力なのに。 現代的な方法で増やしたのはどれも同じような味で、単一で全然興味わかないよ。』

おとん『そりゃ昔は野生種の碧螺春はその品種自体貴重なので「値銭」になったけれど、今はとにかく時期の早いものが「値銭」だから。』

このままだと伝統碧螺春もいずれ消える運命か。

ふいみん

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